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陽・紫空雲舎/ラシクウシャ

ラシクウシャとは、あなたらしく、わたしらしくそんな自然体の人たちの集う場所という意味です。 周りの情報や環境に流されることなく、大人も子供も自分のもともと持っている感覚を信じ、それぞれが安心して自分らしく生きられる、そんな場所を作りたいと思っています。
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  • 05/02/04:47

05.25.10:53

僕が生まれてきた理由~ホクトの胎内記憶~



このごろ
中1になったみおが反抗期みたいです。
お父さんが少しでも威圧的な言い方や行為をしようものなら
反発が半端じゃない。
昨日も激しいひと悶着ありました。
主人はそれを「自分の存在を上手に使わないお母さんの子育てが失敗しているのだ」と言う。
「意識の在り方がブレルようならこども達にまで容赦なく
辛辣に攻め立てるやり方を何とかして欲しい」
これが今までもこれからも私が彼に伝えたいこと。
今、家の中は平和とは程遠い状態…

そんな今この動画に出逢い心が救われる気がしました。
こども達はもともと尊い存在。
どうして出来て居ないところばかりを見て
口うるさく言う様な悪循環になってしまっているのか…

私に出来ることは私達の在り方をこども達に見てもらう事だと感じています。
意識を向ける先がぶれないように
自分のことをしっかりやります。

ホクトくんメッセージ本当にありがとう!
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10.13.22:55

澪と、ぴすとちゃん


澪と、ぴすとちゃん

澪は小学3年生ぐらいから視力が下がり、
今年小5になった澪に、
視力検査の結果が保険室からこのあいだ届き、
眼鏡をかけなくてはいけない視力になっていますとのことで
私は大変ショックを受けているところです…

私も中学になって目がどんどん悪くなりド近眼になってしまいました。
眼鏡をかけてしまったら、もうどんどん悪くなる一方なので
眼鏡をかけなくてはならなくなる前に
なんとか視力を取り戻せないかと
今までずっと
 「暗いところで本を読んだらあかん。
(澪は本が大好きで暇さえあれば本を読んでいるのです)
 遠いところを見いな。
 目の体操とマッサージしてや。」
と口うるさいぐらい言って来たのです。
でも今まで全く効果がなしでした。

10日ほど前に担任の先生から
「前の席でも画数の多い字になると見えていないのでは?」とのお話があり、
”私もちゃんと澪と関わって、なんとかせねば”と、真剣に思いました。
その日から、ただ言うだけでなく澪と向かい合って
朝晩一緒に目の体操をするようにしました。
血行がよくなるように肩や首のマッサージをしてあげると、
やっぱりとても凝っています。
「毎日重いランドセル背負っているもんな~」「うん」

今日寝る前、子ども達におやすみの挨拶をしに行った時
澪が目の体操をしていないことに気が付いて、寝ている澪の
肩をマッサージしながら「体操、体操!」と声をかけました。

目の体操をはじめた澪に
「目のレンズをひっぱったりゆるめたりしている筋肉があんまりちゃんと仕事してくれてへんねん。
もうちょっと頑張ってくれへんかな?目の筋肉に頑張ってって言ってみて。」
と言うと、
澪は「ん。(うん)」と内観しはじめました。

「どうしてほしいか聞いてみて。」
  「ん。…」
「何か言ってる?」
  「…今聞いてる。」
「名前はある?」
  「ぴすと…」
「ぴすと…ぴすとちゃん?」
  「ん。」
「ぴすとちゃんはなんか言ってる?」
  「…」
  「私もがんばるから、澪もがんばれって。」

「(笑)そうか、澪はどう頑張ったらいいの?」
  「緑を見てって。」
「緑って木の葉っぱの事?」
  「そう。きれいな緑を見てって。」
「比叡山の山を見るのは?」
  「いいね~って。」
「1日にどのくらい見たらいい?」
  「10分ぐらい。」
「そう1日に10分ね。」

「あと何かある?」
  「本を読んだらだめって」
「え~!!ぴすとちゃん、それは困るよ。」
  「澪も困る。学校の読書の時間に本が読めへん。」
「少しぐらい本を読んでいいやろ。ぴすとちゃん。」
  「だめって。たいがくんも読んでないやんって。」
「え~!!なにそれ?」

「他には何か言ってる?」
  「映像も良くないって。」
「映像って、テレビとか?」
  「そう。算数の時の時のスライドとも良くないって。」
「そうなん?どうしよう。それも困ったね。」

「DS(ゲーム)はいいの?」
  「いや いや いや いや…」
「なにそれ嫌ってこと?」
  「いや いや いや いや…」
「やっぱりよくないか」
  「3日に1回3分ならいいって。」
「そうなん?」
  「そう」

「あと勉強机の蛍光灯はどう?」
  「まぶしすぎるって」
「そうか。買い換えた方がいい?」
  「眩しくないように、紙を貼ったらいいって」
「なるほど。和紙を貼ろう。それでいい?」
  「いいって」

「あとは?」
  「早く寝た方がいいって。」
「それはそうや。ゆっくり休めるようにカーテン閉めるな。」
「おやすみ、みおちゃんとぴすとちゃん。」
  「おやすみなさい」
  
  「おかあさんの目の筋肉の名前は?」
「あ~。えれんちゃん!」
  「おかあさん、えれんちゃんおやすみなさい。」
「おやすみ」

今日の澪とのおやすみ前の会話でした。
明日から、ぴすとちゃんに頑張ってもらえるように、澪も頑張ることでしょう。
絶対良くなるという信念のもと私も澪とぴすとちゃんをサポートするぞ!お~っ!

05.23.15:59

京都市 震災ごみ受け入れ

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110512000014

京都市、舞鶴市、亀岡市など 震災ごみ受け入れ意向

大震災の発生から2カ月、依然として大量のがれきが放置されている仙台市若林区荒浜の被災地=11日午前5時18分+ 環境省が京都府内の市町村に東日本大震災の災害ごみ処理を打診したところ、京都市、舞鶴市、亀岡市、伊根町、船井郡衛生管理組合(南丹市)が受け入れる意向を示していることが11日、分かった。年間計5万3500トンを地元焼却施設で処理する方針だ。ただ、放射能の風評被害を懸念し決めかねている自治体も目立つ。

 環境省によると、岩手、宮城、福島の3県で倒壊家屋などの災害ごみは2490万トンで阪神大震災の1・7倍。現地の処理場も被災したため、同省は4月8日、被災地を除いた全国の自治体に協力を要請した。

 これに対し、京都市は最大の年間5万トンの生ごみ、がれきを受け入れる意向で、市内の焼却施設で処理する。市は「被災地を積極支援する。地元住民にも理解を求めていく」という。舞鶴市は家具などを同120トン受け入れ、「台風23号被害のとき、ごみを他市で処分してもらった。恩返ししたい」。亀岡市は家具など同2100トン、伊根町は大型ごみなど同100トン、南丹市と京丹波町の船井郡衛生管理組合はがれきなど同1200トンを受け入れる方針。

 一方で、慎重な自治体も多い。府内では8市5組合の計13団体が焼却処理を行うが、受け入れ意向を示したのは5団体だ。施設の能力不足に加え、受け入れを表明した愛知県や川崎市では放射能汚染を懸念する住民から苦情が殺到したことも影響する。

 向日市、長岡京市、大山崎町の乙訓環境衛生組合は「心情的には受け入れたいが、風評被害を心配する声も想定される。住民合意が不可欠」とし、京丹後市も「市だけでは決められない。地元との協議する時間がいる」と保留している。

 環境省は宮城県の災害ごみから依頼する方針で、福島第1原発のある福島県内のごみの放射線測定を始めた。しかし、先月下旬の中間集計で受け入れると回答した団体は約300団体にとどまり、同省は「安全が確認できたごみしか処理を依頼しない。早期復興のため、多くの自治体に協力を求めたい」としている。

安全の基準について市長と府知事に問い合わせのメールをしようと思います。


04.12.21:14

生き方は星空が教えてくれる/木内鶴彦さんのおはなし

以前読んでとても良かった本があります。
木内鶴彦さんの「生き方は星空が教えてくれる」です。


【木内 鶴彦(きうち つるひこ)さんのプロフィール】
1954年6月4日、長野県南佐久郡小海町に生まれる。彗星探索家。
小学5年生の時、池谷・関彗星を初めて見て以来、彗星に興味を持つ。
空、宇宙への憧れから猛勉強して自衛隊に入隊(1974年)し、航空自衛隊にて運航管理者(ディスパッチャー)として勤務したが、22 歳の時(1976年)、上腸間膜動脈性十二指腸閉塞(俗称:ポックリ病)という珍しい病気にかかり、世界で例のない30 分もの呼吸・脳波・心臓停止の死亡状態から奇跡的に生還。
自衛隊を退官し、以後、長野県にて天体観測を続け、数年間に4つの彗星(1990年3月チェルニス・木内・中村彗星・1990年7月土屋・木内彗星・1991年1月メトカーフ・ブリューイントン彗星・1992年9月スイフト・タットル彗星)を発見した。
1992年、“見つけたらノーベル賞級”と言われたスウィフト・タットル彗星をたった11 桁の電卓を使い、独自の軌道計算により出現ポイントを予測し、大型双眼鏡での眼視で発見。世界を驚かせた。
さらにその軌道から、2126 年に地球への衝突を示唆し、映画「ディープインパクト」や「アルマゲドン」のモデルとなった。
死亡体験で得た地球再生への具体的な方法は世界中から注目されている。
地球誕生の時の水をイメージして作った生体活性水「太古の水」を開発。
2003年に出願していた太陽光を利用したエネルギーシステムの国際特許を2008年取得。
地球生態を取り戻す産業構造と経済システムの研究・実験を行っている。
太陽光エネルギーを活用しゴミの資源化と新エネルギーを作るシステムも発明し、宮古島で実証炉となる「炭素化炉システム」が2011年の5月に完成予定。
その利益は地球再生「ゴミを緑へ」の循環を目指す。
2009年7月、皆既日食観測のため訪れた中国・杭州近くにて、胃からの大量出血による吐血と下血のために倒れた。
その後、中国政府の援助もあり、約1カ月の入院ののち、日本への帰還を可能にした。その間、再びの臨死体験をした。
2010年になって活動を再開、現在、全国で講演会・観望会を行い、天文や環境問題を説いて回っている。
特に光害と、そこから派生する自然環境破壊を強く訴えている。
NGO GREEN GAIA 代表。 株式会社F.E.D代表取締役。



今日、田中さんの講演会のお知らせをさてもらった方が、木内さんの応援をされているというのを聞きました。
木内さんが今何をお話されているのか気になり調べていると、以下のHPに出会いました。



http://ameblo.jp/spiritual-way/entry-10855717733.html
みんな宇宙とトモダチより



○そもそもなぜ放射能物質がいけないのか。


放射能は怖い・・・とインプットされています。ヨウ素・セシウムがDNAを破壊していく、などはわかっていますが、それがそもそもなぜなのか、天文学者でもいらっしゃる木内さん、目から鱗の説明をしてくれました。


地球をはじめ、太陽系にある惑星はすべて、もともとは塵。それが太陽エネルギーを受けながら次第に冷やされ今の姿の星になっていくのですが、太古の地球、今の自然があるもっともっと前の地球はこの放射能物質ばかりで構成されたような塊だったわけです。それが雨と共に凝固して時間をかけ地中深くに覆われていきました。


そして最初の生物である藻が誕生~、そこから様々な生命が誕生していき、今の自然を作っていきます。その進化の最後にある存在が私たち人間。私たちが生きていく環境はこうやって長い年月をかけて整っていったからこそ、人間は地球で生きていくことができます。


しかし、人間はその思考能力を自然の管理人という役割でなく、自然を支配することでエゴを肥大化させていくようになりました。つまり、自然を壊す産業構造を作ってしまったのです。自然によって生かされた私たちが、その自然を壊せば当然、自分たちの生存を自らの手で壊していることになります。


では、話を戻します。


原子炉の中で核分裂を繰り返すウランなどの原料は、人間がまだ生まれていなかった時代の産物です。それが地表にあったときは人は生きていくことができないもの。それを掘り起こして燃やす・・・とは???


私はここで“は!!!”としました。


その空気吸って健康に影響しないわけない。。。ですよね。

○太陽エネルギーについて


木内さんが長年研究している太陽エネルギー。

ここでもはっとする解説です。


危険な原子力発電を使わないで済む方法・・・火力発電?風力発電?その他いろいろある力をエネルギーに変える方法はありますが、いまのところ原子力に勝るものはない・・・と政府は主張します。


ところが、あります。それは太陽エネルギー。

石油と違って、太陽と地球がこのままの関係である限りは枯渇することはありません。材料費もゼロ。しかも、なんていったって、


この地球を作った張本人!!親です。


思い浮かぶにはソーラーパネルですが、あれはパネルを作るまでに大量のCO2を出すのだそうです。

○木内さんの臨死体験から作られたもの


23歳の時に臨死体験をした木内さんが見た世界、それは破壊的な地球の様子でした。ところがもうひとつ、0.001%の確率で、まったく今と違う産業構造の中で素晴らしい社会生活を営んでいる人々と緑豊な地球を見ました。(詳しくは木内さんの著作「生き方は星空が教えてくれる」へ)

その素晴らしい地球で使われていたエネルギーは太陽エネルギーと太古の水だったそうです。

“へぇ~こんなすばらしい世界があるかもしれないんだ。いつか発明されるんだろうな。。。”


と思うこと数十年。誰もこの世界にあったエネルギー技術を作る気配がありません。ある日、木内さんは「もしかしてオレが作るのか?!」と気づき、臨死体験で観た技術を再現していくのです。


現在は、


月が地球の衛星になる前(木内さん説)の非常に活性化された水の再現に成功し、さまざま場所で成果を上げています。そしてこの水が火力発電所のコストと原料を1/4に押さえることができるそうです。


そして宮古島で実験を開始するのが、太陽光を利用した炭素化炉システムですが、去年北軽井沢でのイベントでも詳しく紹介してもらいました。


「炭素化炉は、巨大な反射鏡により太陽光を集光し、真空透明容器に入れられた廃棄物等に照射することで処理を行う。通常の物質は炭素・水素・ナフサなどに分解し、二酸化炭素や有害ガス等は発生しない。ダイオキシンや化学兵器、爆薬なども安全に処理することができ、理論上は核廃棄物も処理可能であるという。by wik」

これが実際に使われていけば、家庭ごみも資源ゴミもあらゆるゴミが、、、また新たな炭素=資源となって循環していくのです。


また、その炭素は、半永久的に使える太陽電池にも使うことが可能です。(現在、石油の枯渇に対して危機感を持っている中東が木内さんに協力依頼を申し出ているそうです。とても現実的ですよね。)


木内さんは「原発をなくせと言っても、様々は事情でなくならないでしょう(その理由も話してくれましたが割愛)、だから、こちらが“必要ない”という状態にすればいいんです。そのためにこういった新しいエネルギーを使っていく必要があります」

○今回の災害は人類の岐路


木内さんは一昨年、皆既日食観測のため訪れた中国で2度の臨死体験をしました(again againです)。その時、近い内に資本主義経済が崩壊する様子を見ましたが、それとともに今回のような災害も観たようです。


太陽が2004年くらいから活動期に入り、それは2012、13年まで続くとか。太陽が活動期に入ると黒点が増えることは知られていますし、NASAも太陽黒点から出る強烈の電磁波が、自然災害を生むだろうとは予測していました。


ひとつは地球のサイクル。


もうしひとつはエゴの崩壊を意味しているとか。


私たちは少なくとも、この星住人です。もしかするとエゴというのは、地球エネルギーとも連動しているのかもしれませんね。


これからこの震災が起点となって変化が起こっていくそうですが、それは私たちが本当に愛と調和に満ちた「ひとつの世界」に向かって実現していけるかどうかの岐路なのだそうです。とても大きなチャンスなのだとか。。。それは誰もが奥深くで感じていることのような気もします。



さて、木内さん。ここで話を止めません。


ひとつの世界に向かうべく、具体的な対策や被災地への提案、精神的な解決、また実際に始まっているモデル地域の紹介もしてくれました。



○木内さんからの提案



木内さんは被災地の今後についてある提案を話してくれました。被災地の皆さんは本当に辛く苦しい想いをしている。だからこそ、宮城・福島をまったく新しいこれからのモデル社会にするというアイデアでした。具体的には、まず、国が全てを補償し、被災地の人々を雇用して自分たちの町を復興していくこと。誰もが、自分の町は自分の手で取り戻したいと思うからです。


さらに政府は20年に渡って、宮城・福島を新しい平和都市としてモデル地区とすること。被災地の方々には「この社会実験(新しい社会モデルとしての都市実験)に参加していただくという形で、住んでもらう。そして20年後に政府が県に譲るという仕組みです。この間に前回書いたような太陽エネルギーを使った都市を形成し、世界一のエコ都市として世界中の人が観光に来るようにすればいい、それが何よりも亡くなった方々への本当の供養になるはずです、という提案でした。


広島だって、今では平和都市として成功していますよね!

だからこそ一刻も早い原発の解決が必要になるんですね。



○新しい社会とは・・・



今までの社会で一番大事なもの・・・それは「お金」貨幣でした。元来は物々交換、それが金になり、金が無くなるからと紙幣に変わり、現在はすでに数字だけの世界もあります。


これって何かおかしいですよね?必要なものを手に入れるために必要だったお金。次第にお金を得るために働くようになってしました。今回の震災は私たち一人ひとりがこの部分を根本的に見直すきっかけにもなります。家も失い、財産も失い、すべてを失った私たちに残されたものは人との繋がりです。


人間同士が本当の自分を生きてこそ、私たちは繋がることができる。さらに本当の自分を生きれば循環が見えてくる。


木内さんのこの考えに賛同した長野県の某温泉町が町を上げてモデル地区になる!との声をかけ、そのプロジェクトがすでに始まっているのだそうです。


町の目標は、温泉と病院施設を一体化したような町作りで、食が薬になるという考えのもと、食で健康を管理し、その食を町の企業や住民が一緒に作る。地産地消を目指し、お年寄りは薬に頼らず、住民の連携によりみんなで支え合い生活する、ということ。いち早く取り入れた町長さん、えらい!!

○私たちの役割とは・・・



では私たちひとり一人の役割とはなんでしょうか?

木内さんによると・・・、「ひとり一人が自分の好きなことをやって表現していけばいいんです。」


大根を育てる人、お米を育てる人、木を切る人、木枠を組む人、歌を歌う人、教える人・・・など本当に自分が楽しいと思えることをしていくのです。それが十分社会に対しても自分にたいしても役目となります。あいつより上手くなりたい、あの人に勝ちたい、その気持ちが差を生み出します。差を重ねた結果がエゴの肥大化です。自分が幸せだと感じる、その分を表現していけば、必ずそれは人を繋げ幸せにしていきます。


愛と思いやりの社会への実現です。


上記のような社会が日本全国に出来始めたら、それは必ず世界に通じます。世界中が自分たちの社会に取り入れたとき、きっと世界はひとつになっていく・・・これがアセンションではないでしょうか。


木内さんの強い想いが伝わりました。




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




太陽の活動期、地球のサイクル、エゴによる産業構造、





新しい意識を持った人間社会、自然との共生への分かれ道。



私たちが本気でこちら側を選択するために、先見の目を持ったさまざまな分野のメッセンジャーたちが、それぞれの方法で、しかも同じビジョンを目指しています。


そのビジョンの確率はゼロではありません。 (実際2度目の臨死体験で0.001%だった素晴らしい世界が30%にまで上がっていたとか) 




どう選択していくかは、本当に私たち次第。今までのようにゆっくりと選んでいる時間はないのかもしれません。まずは意識レベルを上げ、自分に正直になり、行動していきましょう。人によってはこの行動が外側に出る人もいるでしょうし、内側で出る人もいることでしょう。でもそれでもいいんです。それぞれに葛藤が無くなることが、知らない誰かのエネルギーになるのかもしれません。

だから、とことん自分に向き合っていきたいと、思いました。


木内鶴彦さんの動画をご紹介します。
太陽光を使ったごみ処理の技術が実現すれば素晴らしいと思います。

04.07.23:48

今の日本 これを見ずして何を見る~っ!


仲のいい友達がメールをくれました!
彼女は田中優さんの講演会を京都で主催したことがあります。

80人以上の友達や知人にこのメールを送ったそう!
「宇宙が動く」そう思います!




今の日本
これを見ずして何を見る~っ!

ご存知の方も多いでしょうが、
「いや、知らん。」
と言う方に、是非ともお勧めの映像

「地震、原発、体内被曝、どう気を付ける?」
から始まって、

原発なしでも電気生活~
送電線を自由化
被災者支援
日本復興

と、超・前向きな田中優さんの講演

3年前に京都でお話してもらいましたが、とても明る~いパワフルな方。

この4月になってからの最新版、是非とも見てほしい~。

日本中の人が見たら、日本は完全に変わると思うわーっ

USTREAM
「田中優 東京緊急講演」
http://www.ustream.tv/recorded/13723581


今回の震災を
ターニング・ポイントにして、
もう二度と同じことを繰り返さないように。

素晴らしい国「日本」という未来を選択できます。

あなたが見て「良かった」と思えば、
一人でも多くの人に、
この情報を届けて下さい




「配信した後は、宇宙まかせ

宇宙とのチェス

相手の出方?で、また閃くでしょう~」



03.18.10:18

被災者の皆様に   柴田トヨさん


現在一人暮らしで 今年6月26日に満100歳を迎える
詩人 柴田トヨさん

2003年から月1回のペースで 産経新聞1面の投稿欄 「朝の詩」 に掲載されていた詩に投稿された以外のもののいくつか追加して、2009年10月に息子さんの勧めで 「くじけないで」 という本を自費出版され、ベストセラーになっています。

      私ね 人から優しさを貰ったら心に貯金しておくの
      寂しくなった時は それを引き出して元気になる
      あなたも 今から積み立てておきなさい
      年金よりいいわよ


柴田トヨさんが被災者の方々に詩を書かれています。
ご紹介させていただきます。




被災者の皆様に

柴田トヨ


 あぁ なんという

 ことでしょう

 テレビを見ながら

 唯(ただ) 手をあわすばかりです

 

 皆様の心の中は

 今も余震がきて

 傷痕(きずあと)がさらに

 深くなっていると思います

 その傷痕に

 薬を塗ってあげたい

 人間誰しもの気持ちです

 私もできることは

 ないだろうか? 考えます

 もうすぐ百歳になる私

 天国に行く日も

 近いでしょう

 その時は 日射(ひざ)しとなり

 そよ風になって

 皆様を応援します

 

 これから 辛い日々が

 続くでしょうが

 朝はかならず やってきます

 くじけないで!

03.17.21:02

不思議な力をもった子どもさんからのメッセージ


ご縁があって素敵なブログに出会いました。
その中でも「不思議な力を持つ子どもさん」
の記事に私の魂が響きました。
子どもたちは新しい未来からやってきた使者だと感じます。
ご紹介させて下さい。

http://hk0810.blog26.fc2.com/



ヒロシさま(ブログの管理人の方のお名前)

子どもからの情報をお伝えします。

・今、ママがしなくてはいけないのは、心を平静に保つこと。
 それができればできるほど、ママの世界は平和に向かう。

・祈りはどんなものでも届く。
 喜三郎さんの念じることでも、ホ・オポノポノでもいい。
 ディクシャでも良いし、ただ被災地の幸せを願ってもいい。
 原発や被災地を抱きしめるイメージを持ってもいい。

・原発もプルトニウムも意識を持っている。
 アクセスしてみると崇高な意識を持っているのがわかる。
 プルトニウムは地下に眠っていた時から自分のさだめを知っていた。
 そしてずっと働いている。
 
 この仕事をなるべく人的被害の少ない形で終焉させようと
 今も懸命に働いている。

・そしてそれを、日本中と世界、地球と宇宙からのたくさんの
 祈りや救援活動の善意のエネルギーがバックアップしている。

・そのバックアップを得てこの悲しみの後にたくさんの奇跡が
 起きる。

・今も奇跡は起こり続けている。
 やがてそれは人々にわかる形で表面に出てくる。

ここ数日話していたことです。

゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜

全国の原発さんはこれまでよく働いてくれました。

本当によく働いてくれてありがとう。と、
ねぎらいの言葉をかけてゆっくり休んでもらいましょう。

「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」

03.17.19:17

祈り 日本は大丈夫

地震の被害を受けておられる方、原発の近くにお住まいの方たちの現状と気持ちを思うと胸が締め付けられます。
それに対する政府の対応を見ると憤りを感じて怒りを覚えます。
でも悲観したり、誰かを攻めたりしていても何も変わらない。
では私たちは心の向きをどうすればいいの?


尊敬するメンタルコーチ、関野直行先生のブログをご紹介します。
http://blog.livedoor.jp/sekinooffice/



2011年03月13日

東日本巨大地震

自宅近くを車で入っていて橋で停車した時、ちょっと揺れている感じがした。橋だからと思い、進むと信号が消えていた。前のトラックが大きく揺れている。自分の車も揺れている。ここで初めて地震だと気が付いた。

家に帰っても停電だったので、何が起きているか分からず、大したことはないだろうと思っていた。夜になってラジオに電池を入れて聞いてみて、初めて何が起きているかが分かった。テレビで映像を見たのは、次の朝電気が通じてからのこと。

メンタルコーチの卒業生がひとり仙台にいたので気がかりだったのが、今日、連絡がついた。ライフラインは切れているが、元気に病院で活動しているとのこと。一安心。

地球が2012年に向けて激しい膿出しをしているようだ。
でも、全ては僕たちの意識の反映だということを忘れない様に。
地球規模の出来事は、人々の集合意識の反映だと言える。

こういう時こそ、今まで学んだことを使う時。
ただ、起きていることを外にみてあわてても何も変わらない。
今回の地震は、津波に寄る被害も大きいけれど、「水」は意識のシンボルとしては「感情」。

溜めていた感情を手放し、統合する良いチャンス(もちろん、目先の必要なことはやりながら)。

また、まだ連絡のつかない知人がいたら、「心配」より「信頼」をしながらやるべき事をやろう。
イメージはつながっている。あなたやお友達が信頼のエネルギーを送る時、潜在意識のどこかでそれを感じるでしょう。
どうせ送るなら「心配」より「信頼」のエネルギー。
イメージの中でたくさんの光を送りましょう。

自分を癒し、地球を癒す。そしてひとつになって前進する。
地球はそんなことを今回の地震を通してささやいているのかも知れません。
今回、犠牲になった人達にたくさんの光を送ります。

03.13.21:01

私たちに何ができるか

一人でも多くの方が助かりますように。
大変な中ですが、みんなで出来ることを考え、力を出し合い、祈りたいと思います。
人と人がつながり、少しでも愛と希望が広がることを願います。


友人5人から以下のようなメールを頂きました。


「関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、
18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、
中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。

一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が
充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が
医療機器を使えるようになり救われます!

こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、
祈る以外の行動として出来ないです!

このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!」


家もこまめに明かりを消したり、エレベーターに乗らないようにしたり、できるだけ節電をこころがけます。今日も早めに寝るようにしようと思います。

以上のメールが後からチェーンメールでしたと友人からまた連絡がきたのですが、
節電は続けようと思います。


10.15.12:48

みつあみ

みおが昨晩「お母さん、みつあみして。」と言ってきました。
パーマをあてたみたいにふわふわにしたいのかな?と思い
「いいよ。」と髪を4つのブロックに分けてキュッとみつあみをしてあげました。

パーマをあてたい気持ちもあるけど、あてるとなると高いし髪も傷むだろうしと
思っていたところだったので、ふっと思い立って
「わたしもみつあみしてくれる?」と聞くとすぐに「うん、いいよ!」とみお。

「できるの?」「できる!」
みおは私がしたのと同じように4つに分けて
胸まで届く私の長い髪を、根元はちょっとゆるかったけど
ちゃんとみつあみをしてくれました。

今朝、みつあみをほどくと、どちらも
ゆるゆるに髪が波打っていました。
でもすぐにとれてしまいそう…
二人で「今度はスプレーで髪を湿らしてからやってみよう!」
ということになりました。

娘にみつあみをしてもらう日が来るなんて…
と感慨深く、
なにげないこんなやりとりに幸せをしみじみ感じます…

05.10.00:21

母の日

5月9日は母の日。
今年の母の日は感慨深い日になりました…

パンの仕込みが終わって一息ついていた後、
今日の夕ご飯を作っている最中に「お母さんへ」と子どもたちがくれた
ものを見て、胸が熱くなって涙が出て来ました…
今までもらったどんなものより感動しました。
こんな気持ちはじめてです…

ひろひとは小学校へ行き始めてひらがなが書けるようになって
A4の紙を二つに折って手造りしたお手紙をくれました。
ちゃんと表にわたしの名前が書いてあります。
ひろひとがこの間、頂戴と言って持っていった、きらきらのリボンが
このお手紙を飾っていました。
開けてみると、保育園で撮ってもらったひろひとの写真が貼ってあって
お花が1輪と笑っている人のいる家が書いてあります。
おかあさんの絵なのでしょう…
ひろひとの想いを感じて胸があつくなりました。

みおのくれた、かわいいよつばのクローバーの袋にはピンクの文字で
「いつもありがとう これからもよろしくおねがいします!!」
と書いてあってかわいいハートのシールや、みおの大好きなキャラクターのシールを惜しげもなく貼って、飾ってくれています。
開けてみると、ハートのお抹茶クッキーが6つも入っていました。
これは母の日に贈りたいとのみおからのリクエストで、前日から生地を
仕込んでいたものを、みおが今朝焼いたものです。
 このあいだ野菜の苗を買いにいった時には、お花を買いたいとねだる ので何かと思ったら、母の日にお母さんにあげたいと思ってくれていたそうなのです。
お花はいいよと断ったら、そしたら飾ったクッキーをあげたいということになったのです。
そんな、みおの気持ちを思ったらまた感動の涙が…

こどもたちの純粋な気持ちは本当に素適です。
何ものにも勝ります。

このごろ、伸ちゃんが出張で居なくて、日常のことを回していくだけで
いっぱいで、段取りどうりに進まないと子どもたちのことを叱り、怒ることが多くなっていた自分の姿をみさされます。

子どもたちがこころの奥で望んでいることを感じます。
 彼らをもっと信じていいことを…
 声にもっと耳を傾けることを…
 彼らに温かいまなざしを送ることを…

私の役目は”彼らが自分一人の力で歩いていける人に成長するその日”まで子どもたちが心から安心して自分を解放し真に成長できる環境をつくること…

明日からまたこころを引き締めて、子どもたちと向き合います。

















 

04.28.17:40

とっとちゃんのお話し

今朝、遠足のお弁当を作っているとき、早起きしたみおは私の横に来て
「本当にあったとっとちゃん」のお話をしてくれました。
担任の先生が好きな本、「窓際のとっとちゃん」を読んでくれたんだそうです。

とっとちゃんが1年生なのに学校を卒業したこと
新しい学校の校長先生が話したい事を話してごらんと
とっとちゃんのお話を聞いてくれてとっとちゃんはとても嬉しくて
4時間以上もお話をし続けたこと…
いきいきと話す、みお。何かに感動したのだと思います。

日常の忙しさ、子どもたちに早寝してもらう為に宿題や支度をするように
追いたてるように叱る毎日。

みおが何か話そうそしていても、「後でね。」「宿題が終わってからね。」「やることはもうやった?」と、この頃ちゃんとみおのお話を聞いていなかったな。

用事をしていても出来る時は手を止めて、向き合ってこども達のお話に耳を傾けよう。みおからとっとちゃんのお話は私を聞いた時、そんな気持ちになりました。

04.28.16:16

「9歳の危機」突入ですか?

昨日みおと同級生の男の子を持つ仲のいいお友達が教えてくれた、「9歳の危機」。
シュタイナー教育で言われている「9歳の危機」とはお母さんと一体だった幼児期に別れをつげて、母親は自分とは別の人と自覚し、孤独や寂しさに襲われながら別の世界に入っていくという大切な時期なのだそうです。

仲正雄先生が仰っている言葉を引用すると…
「幼児期の子どもは、母親を背中に感じていました。
9歳前後の子どもたちは、母親を隣に感じるようになるのです。」

「背中に感じていた」というのは、どういうことでしょうか。
母親に包み込まれている、母親と一体化している・・・そんな感じです。

「隣に感じるようになる」というのは、もう、母親の体に子どもは包まれていないのです。
子どもは、母親のひざから立ち上がり、母親の隣に座ったのです。

母親のひざから降りた9歳の子どもたちは、自分の周りにいる人たちが、
自分とは別の人であることを実感するようになります。

そのとき<死>の恐怖を味わい、孤独感や寂しさにおそわれます。
9歳は、幼児期に別れをつげ、別の世界に入っていく子どもにとっては一番大事な時期なのです。

 
みおはこの4月に9歳になりました。まさにこの頃のみおにあてはまります。

みおの昨日の夜のエピソード、また後でアップします。

04.23.01:09

子どもとゲームについて話す

子どもが3年生にもなると、大抵DSなどのゲームを持っている。
私は絶対に買わないと決めて子どもたちにもそう伝えている。

みおの同級生の友達が一人、二人とDSを買ってもらい始め、持っていないのは考えの良く似た私のお友達のところと家だけになってしまった。

家にはお父さんが作ったドームがあり、展望台があり、橋があり、ハンモックがあり、段ボールハウスがある…「お家の遊園地」と呼ぶ子ども達のスペースはみんな大好きで、みおが1年生のころから家によく友達が集まって、お家ごっこや動物ごっこ、みんな考えたおんぶおばけごっこなどをして遊んでいるのを、こども達っていろんな発想が面白いなと家の用事をしながらほほえましく見ていた。

春休みも誘いあって何人も家にみおの友達が遊びに来た。
その中の2人がDSを持ってきた。
「ごめん。家ではゲームはなしなの。せっかくみんなが集まったのだから家でしかできない遊びをしてもらいたいの。」と伝えるとがっかりしたようにゲームをしまう。
家でやっていた続きが早速したかったのだと思う。
気持ちはとてもわかるのだけど、”それが家のルールよ”みたいな態度できっぱり言った。
中には「ゲームは面白くないからもうやめた。」と宣言する子もいたりして
へー!と驚いた。その子は冬でも半そでで元気に走り回って遊んでいる。アクティブなのが性に合っているのだと思う。素適!

おやつに抹茶ういろうを作っていると何をしてるの?と子どもたちは興味しんしん…「やってみる?」「うん!」競い合って手伝ってくれる子どもたち。
何か新しいことにチャレンジする子どもたちの目は輝いている。
私はそんな子ども達の姿が好き。
こうやってものを生み出す豊かな時間を共有するのがとても好き。

新学期が始まって、ゲームが大好きなお友達の家によく遊びに行くみお。
私はお友達の家でゲームをさせてもらうことまでは禁じていない。
けれど私がゲームをすることを良く思っていないことを知っているみおは
少し後ろめたそうな感じで、前みたいに何をして遊んだか多くを話してくれなくなった。

ゲームはね、なんでお母さんがキライなのか言おうか?
子ども達に話しかける。
「うん聴きたい。」
二人のこどもたちが耳を傾けてくれる。

それはね…
子どもたちの中には想像の世界が広がっているいるでしょ。
もえぎちゃんもいつもいろんなお話をいっぱいつくっているでしょ。
想像の世界はどこまでも広がっていけるよね。
深い海の底だって、高い山の上だって、宇宙にだって広がって行けちゃうでしょ。
お母さんは子どもには大人にないすごい力があるって思ってるの。
ゲームやテレビは子どもたちの自由な世界をどんどん食べて減らしてしまうの。
ゲームは大人も子どもも面白く感じるように作られているけど、大人が考えた小さな世界なの。その中に閉じ込められて、いつもピコピコピーって頭の中でおとが鳴る感じになって、その世界から離れられなくなるの。
子どもたちにはそれぞれ自分らしいすごい力があるの。
でもゲームをいっぱいすると、頭の中のどこかがみんな一緒になってきてしまうの。
子どもにしかないすごい力が減ってしまってもいい?
「いや!」
子どもたちは真剣な面持ちで聞いてくれて即座にそう答えてくれる。
「ほんとかどうかは別にしてこれはお母さんが思っていること。」と付け加える。

もしゲームがしたかったら、大人になって仕事をしてお給料もらったら買って、いくらでもゲームをしたらいいよ。
ゲームをしていたら会社で嫌なことがあっても忘れることができるものね。
でもゲームをしないでどうやったら嫌な思いをしなくてすむか考えることもできる。
ゲームや何かで嫌なことを忘れるとまた同じことを繰り返して嫌な思いをする。
また忘れるためにゲームや何かをする…
ちゃんと考えて嫌な事が無くなる様にしていくのがいいか、ゲームや何かをして、嫌なこと忘れて、また同じことを繰り返すのがいいか、どっちがいいかな?
「考えるほう」
と二人は答える。

今、娯楽とされるものの大抵のしくみはそうだと思う。
自分らしい感覚を麻痺させ、楽なような楽しいような錯覚を味わう為のもの。
お金をどんどん落す仕組み。

自分で物を生み出すこと、人と心が触れ合う事、自分らしい好きなことをすること、自然の美しさにうっとりすること…
日々のささやかな感動の連続の日常がゲームよりもっと味わい豊かだよ。

自分らしい人生を歩むことは、ゲームの中のどんな冒険より面白いよ!
勇気をもって自分の感覚に忠実に生きると、ワンダフル!ビックリするような奇跡がいっぱい起こるのだよ!

これがゲームにハマる子どもたちへ、私が日々感じている事とささやかなメッセージです!




04.22.10:47

みおの家出

小学校3年生になるみお。
昨日の学校の後、友達の家に遊びに行ったみおが5時半時にそのお友達の家から電話してきた。
「お母さん、あと10分遊んでいい?」

前の日に5時半には帰るようにしようねって約束していたから、
電話してきたのはいいのだけどここで崩したら意味が無い
「だめだよ。昨日約束したやろ?」
「わかった。」
すぐにみおは帰ってきた。

ところが1年生になったひろひとの友達が家に遊びに来ていて、
幾ら言ってもおもちゃをなかなか片づけなくてまだ遊んでいた。
鉛筆のキャップを笛にして、帰って来たみおに向って二人で
「ぴ~!」「ぴ~~~~い!」

みおはあまりの騒がしさに
「ひろひとなんて大っきらい!」
「もうこんな家はいや!!」
って靴下のまま家を出てしまった。

ひろひとのお友達とひとひとは出て行ったみおを
探しに行こうか?と聞いてくる
「家に帰って落ち着きたいのに騒がしい二人が嫌だったみたいやから、
二人が行ったらまた逃げるよ。それより片づけよう。」
自分はまだ遊びたいのに我慢して帰ってきたのに、
二人がまだ遊んでいたのがしゃくにさわったのもあったのだと思う。

やっと何とかおもちゃが片付いて友達は帰って、
ひろひとと夕飯を準備しているところに
みおがインターフォンを鳴らして「開けて」
「早く帰っておいで」
玄関先でひろひとと出迎えると
ひろひとを見ただけで
「ひろがいる家はいやや!」
とまた靴を履いて出て行ってしまう。

しばらく待っても帰って来ない。

ひろひとに
「どうしたらいいと思う?」
「…」
「迎えにいったらいい。」
「その間ひろはどうする?」
「るすばんする。」
「じゃあ行って来るね。」

前にも玄関先の道の家の影になるとこころに隠れていたから、
そこを目指して行ってみる。
でも居ない…

みおが歩いて20分以上かかる学校の近くの友達の家のところまで行くとに言っていたのを思い出す。

もう暗くなるのに、もしかしてそんなところまでひとりでとぼとぼ歩いて行ったの??
駆け足で行けども行けどもみおの姿は見えない。

途中ひろひとの同級生の女の子とお姉ちゃんが家の前で遊んでいた。
「みおをみた?」
「この前を歩いて行った。」
と教えてくれる。

家に続く道と学校へ向う分かれ道まで来る。
どちらに行こうか迷う。

家に向う道に行っているなら、そう心配もいらない。
でも遠い友達の家のところまでこんな時間に一人でとぼとぼ行っているなら
寂しい場所もあるし大変…

私は走って行ってみる。
どこまで行ってもみおは居ない。

とうとう友達の家までついてしまう。
もし家に上がり込んで家に電話してもらっていたら
いけないなって思い、玄関チャイムを鳴らしてみる

お友達とその妹とおばあちゃんが出て来てくれる。
みおは来ていなかった。

3人も心配して行き違いになっていたらいけないからと別の道を一緒に探してくれる。
ところが合流地点でいくら待っても3人の姿は見えないので
待ち切れず家の方に戻ることにする。

薄暗い道を走って走って…まだ500mぐらい先の通学路への分かれ道のところで
みおらしい子どもの人影を見る。
でもその人影はその道に降りていってしまう。

私も急いで走ってその道に降りて行く。
普段は見晴らしが利く道なのに暗くて人影が見えない。

向こうから来る小さなダンプカーのライトに照らされて、直ぐによける事無く
ふらふら歩いている小さな子どもの姿を見つける。

ぼんやり子どもが一人で暗い夜道を歩いているその横をゆっくり進む
ダンプカーこんな子どもがさらわれてしまうようなシチュエーションにぞっとする。
みおを探している間、こどもが居なくなり一生その子を探し続ける「チェンジ」という映画がずっと頭をよぎっていたのだ


「みお!!!」

「おかあさんごめんなさい…」
「心配で心配でしかたなかったよ!!こんなことは二度としないで!」
半泣きで叱る

「二度としません」と約束したみお
繋いだ手は冷たかった…

みおは私が追い掛けてくるのを待っていたのだ。
でもそんなことで愛情確認するのはやめてほしい。

「ずっと待っているひろくんにあやまったげてな。」
みおは素直にうなずいた。

家に帰ると鍵が掛かってチェーンまでしてあった。
ひろひとが長い間一人ぼっちで家で待っていたのだ。

涙目のひろひとにみおが小さく「ごめん」と謝った。

「長い時間一人にしてごめんね。」
ひろひとは寂しさとおねえちゃんに嫌われたショックで打ちひしがれている…
でもひろひとにも原因がある…

厳しいのだけれど、わかって欲しいなと思ってあえて言葉にする。

「ひろひとがしたことが自分に帰ってきたのだよ。
ひろひとがちゃんとできていたら、嫌われたり寂しい思い
をすることはなかったのだよ。」
 
実は前日の眠る前、寝転んで手足をバタバタしていたひろひとの足がみおの手の指にぶつかって、骨が折れるように痛かったらしく、それでも「ごめんなさい」を言えないひろひとに「大っきらい!!」と大喧嘩していたのだ。
「ぶつかったりしたときも、直ぐに謝らない。いい事をしてあげてもありがとうって言わない。怒ったら物を投げつける…みんなひろのこと嫌いって言ってる!大嫌い!」そう言ってみおは泣きながら眠った。
そうした普段のひろひとの行動ががまんならなくて、みおの中でひろひとに対する嫌な思いがたまってしまっていたのだ。

ひろひとも繊細なところがあって、強く人におこられると固まってしまうのだ。
身動きがとれなくなってしまう感じ…そして自分を守るための虚勢…
良くないパターンにはまっている…どうすれば彼はそこから抜け出せるのか??


「みおはひろひとが嫌いとかいやなのではなくて、ひろひとのしていることが嫌なだけなの。
 みおの友達の○○ちゃんが、もしありがとうもごめんなさいも言えない子やったら、
 みおはその子のこと嫌いになるで。
 その子が嫌いなのではなくて、その子のしていることが嫌いなの。
 ひろひとがちゃんとできたら、ひろひとのこと嫌いでなくなるよ。
 ありがとうとごめんなさいは人と仲良くなれる魔法の言葉やで。
 それが言えるようになったらいいんやで。」

これを言ったからって、ひろひとがすぐに納得したり、出来るようになるとは
思っていない。けれど伝えたいから何度でも言う…
何か他にいい方法があったら何でもやってみようと思う

感情や言いたい事を出し切る家の子たち…
でも自分の強い感情と付き合えるようになるまで
もっとたくさんの時間が必要なのだと思う

私自身の中にもくせがあって理論で自分の感情を言い負かしていることに気が付く時がある。
人は自分自身にしていることしか人にしてあげられない…
つい子ども達に理屈攻めをしてしまっている自分がいる。
まず私が自分自身の気持ちに寄り添い感じてみる。
こうした時間が私にも必要なのだ。

そうしてはじめて子ども達にもっと寄り添い
二人の気持ちを感じて抱き締めることができるようになる。

そんな母親の在るべき姿に私もなりたいです。
日々学びです…!





















03.07.18:23

サドベリーバレースクール

少し前になるのですが、情熱大陸で「よみたん自然学校」の日々の風景や創設者の方の理念に感動しました。
その方が影響を受けたというサドベリーバレースクールのことを調べて、「超学校」という本を取り寄せました。
その本を手にしただけで、その本の持つ波動に涙があふれました。
読み進むと、やはりこれぞ求めていた一つの答えという実感!
つづく…




01.09.15:14

お茶会 

今日は、公民館で地元の女性会の皆さんによるお茶会に、
こども達と参加しました。
 

 
床の間のお飾りです。
お茶の先生は昆布など足らないものもあると言っておられました。
「結柳」が生けられ、お餅ではなく炭が飾ってあって、
そしてかわいい椿の花…
それぞれ、いわれがあるんだろうなって思います。
何より、おもてなしの心に感銘を受けます。



初釜のお菓子は、めでたい竹の絵のおまんじゅうです。
とても上品な美味しさにほっこり。



女性会の会長さんが、お茶をたてて下さいました。
美しいしぐさに見取れます。


仲のいい同級生と隣同士。
お菓子が美味しくて、嬉しそうに笑い合う。

 

お茶を頂くタイミングまでぴったりの、息の合う2人。

畳16目に座ることを、前に参加したこども達から教わりました。

こども達も私たち大人もちゃんとした礼儀作法を覚える、いい機会です。

招いて下さる皆さんがくつろいだ雰囲気を作って下さり、
終始リラックスして、楽しませて頂きました。

本当にお世話になりました!


12.04.14:43

いちにち商店街 

「かよちゃんがやりたいことはこんな感じではない?」と友達のすみちゃんが素敵な所へ連れて行ってくれました。
そこは「下鴨亭」という民家を天然素材を使って素敵に改装したスペースで、毎月1日に行われる「いちにち商店街」です。
http://blog.livedoor.jp/factory0523/archives/cat_50035157.html



主催されている方の親ごさんが育てられた立派な野菜が、
何とどれも100円!
自家製酵母で焼かれたベーグル、米粉のみのパン、落雁、ピンクいろのハート形の石けんなど買ってみました。みなさんの手造りの品々に、驚きと発見があり、とってもいい刺激になりました。
創作意欲が湧いてきます!
早速2月1日(私の誕生日なのです)の「いちにち商店街」へすみちゃんと出店を申し込みました。

寒い季節なので、ベジメニューのダルスープ、石焼きピザをラジエントヒーター持参でやってみます。あんパンなどのおやつパン少々&マルセイユ石けん、米油石けん、あとは今からお箸入れを作って出したいなと思ってます。

クンダリーニヨガの先生をしているお友達ごまちゃんも、子ども達、大人向けのヨガのミニワークショップや個人レッスン、ヨギティーというハーブティも出す予定です。

ゆったり、まったりしたいい雰囲気のスペースの中、来ている人達とじっくり話せていい出会いがおこりそう!今からワクワクとても楽しみです。

すみちゃん本当にありがとう!

10.26.01:52

ハロウインクッキー



昨日の夕方、北山ハロウインに行ってきました。
家に帰るとすぐに、「明日はハロウインクッキーを焼きたい!」と子ども達が言い出しました。
「いいよ。そのかわり朝早く起きなあかんで」
「わかった!」

言葉通り子どもたちは早く起きて私を起こします。
「お母さんクッキー作る!」
「わかったよ。」どんなレシピにしようか練ります。
お料理検索のクックパッドはこういう時にとても役に立ちます。

「ハロウイン クッキー」と検索するとたくさんのレシピが出てきます。
子どもたちはキャーキャーいいながら一つひとつページを見て行きます。
どんなクッキーを作るか二人はスケッチを始めました。
私はその間にクッキーの生地作り。
レシピはよく作るメイプルビスケットをアレンジしました。

薄力粉 160g
オーガニック全粒粉 30g
アーモンドプードル 30g
メイプルシロップ 140g
菜種油 10g
ギ―(ヨーグルトを発酵させて作るインドのバター)30g

もう一種類は
薄力粉30gをブラックココアに変えて同じように作ります。

2種類の生地ができて冷蔵庫で30分寝かせる準備が整って子ども達のスケッチを見に行くと…

かぼちゃおばけ、ドラキュラ、ミイラ男、おばけちゃん、コウモリなどいっぱい書いてます。
こんなに複雑なものできるのかな??

澪は時間をかけて丁寧に仕上げます。
ひろひとはささっと直ぐに出来てしまいました。

その間に私は家の用事…
まだ澪は細かく作っています。

「お母さんできた!」
見に行ってみて、ビックリ。
本当に絵のようにかぼちゃおばけ、ドラキュラ、ミイラ男、おばけちゃん、コウモリが出来上がっているのです。




後は180℃のオーブンで15分ほど焼けば出来上がり。
香ばしいメイプルの香りが漂ってきます。

食べてしまうのがもったいないぐらいのおばけクッキー。
でも家族全員で3時に美味しくいただきました。




澪の将来の夢はお菓子屋さんになることだそう。
ひろひとも一緒にお店をやるそう。
二人とも素質は十分。
これからもお母さんとお菓子作り楽しもうね!
そしていつか一緒にお店を出そうね!







10.25.02:18

「町かどの藝能」

今日は友人家族と家の子ども達と、京都相国寺の「町かどの藝能」に行ってきました。

「町かどの藝能」ってどんなかというと…
江戸時代中期(享保10年)の京の都の町かどには、芸を以てお客様を楽しませた後に商いをする芸商人たちが活き活きと活躍していました。その芸商人の生活と心情(こころ)のありかた、さらに、素晴らしい芸術を立体的に再現したのが、観客完全参加の「町かどの藝能」です。
(おさだ塾HPより
http://www.osada-jyuku.com

  
 
 


江戸の京の町へタイムスリップしたかと思うほど、役者さんたちが役に成りきっておられて、京の昔のたわやかな言葉づかいや雰囲気、やり取りを子ども達もとても楽しんでいました。

粟餅の餅つきが始まるとみんな集まってきて、子ども達もかぶりつきで見物しました。
掛け声や表情などが楽しく、とても盛り上がります。
そうしてつきあがったお餅が300文(300円)でふるまわれます。
会場みんなの分があるわけでないので、子どもたちが買えなくて残念がっていると、後ろに座っておられたお兄さんがお皿をさしだして
「一緒にどうぞ。みんなで味わうのが美味しいんだから、どうぞ。」と言ってくれました。
お気持ちに感謝して、2こ頂いてそれを半分こして、4人の子どもたちは喜んで食べました。
「残り福がございますー!」の言葉に子ども達の目が光り、素早く手を挙げてお友達のそうくんがやっと1皿買う事ができました。
そうくんは澪と同じ2年生。彼は律義にもお餅を分けてくれたお兄さんに「自分たちも買えたから」とお餅を2つ返しに行きました。
残った3このお餅をどうするかと思ったら、半分にして私にもくれて、そうくんのお母さんの分を残して、子ども達も同じように半分づつ仲良く分けました。
口にいれると、ふわっときな粉がほんのり甘くて、とてもやさしい味、そしてどこかなつかしい香りがしました。
このお餅の味と、人とのふれあいとやさしさがひとつになって、とても幸せな気持ちになりました。
きっと、子ども達にも忘れられない思い出の一つになるんだろうと思います。

 
 
 
 

最後の出し物の「あやつり人形」、本当に素晴らしかった!
表情も人形のごとく変わらずに、糸が見えないのは私だけかと思うほど、糸に操られているとしか思えない動きです!
会場のみんなが喜び、笑いがおこります。
もっとみんなに見てもらいたい。世界に出ても恥ずかしくない、素晴らしい日本の芸能です!
何か奥に流れている清らかなものを感じます。

澪の日本舞踊の師匠、若柳金弥先生が入門されていた事もあると聞きます。
金弥先生が「日本舞踊のお稽古を通して伝えて下さっていた事」と通じるものを感じます。

私達が「失くしかけているもの」を思い出させてくれる「町かどの藝能」にまた来年も行きたいと思います。




09.15.01:26

満たされた心


今朝9時ごろ「買い物に行くけど、どうする?」
ブロックで遊んでいるヒロヒトに聞くと
「いく!」元気に答えます。
「公園にも行く?」「やったー!こうえんいく!」大喜びです。

酵素玄米のおにぎりを自分で握って、かばんを用意して
ちゃんと靴下もはいて準備完了!
「お母さん、まだ?」
出かける時の支度はヒロヒトがいつも一番です。

自転車に乗り、ヒロヒトがヘルメットをかぶったのを確認して
「さあシュッパツするよ!」「いいよー!」
ヒロヒトのニコニコ嬉しそうな様子にわたしも幸せな気分になります。

公園は貸し切り状態。ヒロヒト一番のお気に入り、サッカーボール型のジャングルジムに真っ先に登ります。
そばに寄り、下からヒロヒトを見上げると秋の澄んだ空をバックに
満面の笑みです。
踏切の音がする度に、公園の電車が一番よく見えるところに
走って行くヒロヒト。
一緒にブランコに乗ったり鉄棒をしたり、
ヒロヒトが運転する宇宙船に乗ったりして
この時間をゆったり楽しみます。

…あー、こういう何気ないけれど豊かな時間、
このごろ持っていなかったな…
木陰で涼しくなった風に心地よさを感じながらしみじみと思います。

ひとしきり遊んだヒロヒトは満足した顔でやってきて
「こうえんはもういい。」と言います。「じゃあ次に行こうか。」

買い物に向かう途中、この間、定休で買えなかったお肉屋さんのコロッケを思い出して
「コロッケ欲しい?」「ほしい、ほしい!」
お店に入ったヒロヒトはすかさず「このボウのついたのがいい!」
「えーフランクフルトやん。」たまにはいいかと思って「いいよ。」
というと「やったー!いってみるもんや。」と大喜び。

2人で商店街のベンチに腰掛けてヒロヒトは満足そうにフランクとコロッケをおかずにしておにぎりを食べます。
「お母さんとデートやな。」ヒロヒトか言います。「そうやね。」顔を見合わせて微笑み合います。

その後、洗濯石鹸を買いに行ったドラックストアで、
何とかレンジャーのポケットティッシュが目に入ってヒロヒトに
「いる?」と聞くと「いる!」目を輝かせて嬉しそうに答えます。
レジを通りシールを貼ってもらったティッシュを「自分で持つ!」
ヒロヒトは何度も出しては眺めて大切そうにまた仕舞います。

普段は喧嘩ばかりなのに「みおちゃんのおみやげも買ってあげて」
何度も私に訴えるヒロヒト。いいとこあるね。

家に帰るとお父さんに今日の事を、さっそく嬉しそうに報告するヒロヒト。
こんなささやかなことで、こんなに喜べるなんて子どもの素直さ、
純粋さを感じます。

夜、いつもは抱っこして一緒に寝てほしいとせがんだり、
「ねむれない」とずっとガサゴソしているのに、
気が付いたらコトンと寝ていました。
すやすやと満足そうな寝顔です。

ヒロヒトの心に今日の日はどんな風に残るのかな?
お母さんの心に余裕があると、あなたはこんなにも満たされるのね。
そう思うと、子どもたちが切なくなるほど愛おしいー

明日も一緒にいい1日にしようね。
いい夢見てね。おやすみなさい…

07.28.02:28

大原の川の生き物調査

       
 大原里づくり協会の和田野さんにお誘いいただいて、大原学院の子どもたちに交じって、家族で大原の川に住む生き物調査に行ってきました。

京大の竹門先生という環境保全に取り組む素敵な生き物博士のご指導のもと、太田ゆね、宮川、高野川に住む生物を手分けして採取しました。
私たちは低学年の子どもたちと一緒に高野川に行きました。
このところ雨が多く、川が増水していたので子どもたちは川に入れず、大原学院の校長先生をはじめとする先生方、和田野さん、地元の方、しんちゃんがDの形をした生き物採取専用の網で様々な生き物をすくって廻ります。
その後学校に戻り、それぞれの場所で採取した生き物の名前を調べたり、顕微鏡で観察したりしました。

大原では毎年この調査をされていて、今回は大きな変化があったようです。
太田ゆねの造成工事で田んぼを区画整理し、用水路をコンクリートで固めたそうで、その影響が強く出たと先生はおっしゃっていました。

冷たい水を好む上の写真の深山茜(ミヤマアカネ)がずい分減ってしまったとのこと。その代りにフィリピンから帰化して九州地方にはいたが、大原にはいなかったウスバキトンボのやごが今回の調査でたくさん確認されたということです。
前にはいたどじょうも見つからず、生き物にとって住みにくい環境になってしまったことを残念がっておられました。

     

 京都市の区画整理の担当の方も来られ、こうした調査の結果を受け、自分たちも生き物の住める環境にやさしい工事をと思うが、そうすると手間がかかる。最終的にどのような造成にするかは管理をされる地元の人達が決めることになります。というお話をされました。

竹門先生も環境にやさしいという意味について、「コンクリートで固めると草も生えず手入れも楽になる。石組などは草も生え、手間がかかる。そうした手間を惜しまないのがやさしい人ということになります。」とおっしゃっていました。

”大原の素晴らしい環境を保とうという意識ある人”に子どもたちが育つようにという願いが感じられたとてもいい会でした。

和田野さんが今度は是非大原学院と八瀬小も合同でと言ってくれていました。そんな機会があることを楽しみにします。

02.11.11:42

ゆうごくんの手袋

昨日の朝、澪が学校に持って行く水筒の支度が間に合わなくて、
朝の集合場所に持って行きました。
澪に無事に水筒を渡した後、
誰かが来てマンションのオートロックの扉が開くのを待っていました。

子どもたちといろいろ話しながら待っていると、
急に「あ、手袋が片っぽ無い!」ポケットを探る2年生のゆうごくん。
「どうしよう…」

「お母さんに聞いてみたらいいやん。」
子ども達が口々に言います。
インターフォンの所に行って子どもたちに囲まれながら
お部屋番号を押してゆうごくんはお母さんと話します。

「お母さん、手袋が片っぽ無い。」
「お部屋に落ちてたよ。」
「持って来て…」
「今日は忙しいから行けないの。今日は無しで行ってね。」

電話を切った後、振り返り片方の手袋を持って立ちすくむゆうごくん。
その様子を見ていて、澪やそうくんが
「家まで取りに行ってあげる!」と走り出しました。

私はあわてて「今から行くと時間が間に合わなくなるから。」
と子どもたちを止めます。

「ゆうごくん、今日はお母さんの言うようにしようね。
その片方の手袋お母さんのところに持って行こうか?」
「……」
ふと、ゆうごくんの表情を見ると涙ぐんでいます。
「手袋がどうしてもあったほうがいいの?」
うなずくゆうごくん。

そうか、手袋がないことはゆうごくんにとってはそんなにショックなことなんだ…
手袋のことで行く道沈んだ気持ちのままではかわいそうかな?と思い、
「じゃあ私が取りに行って来るから」
と走ってゆうごくんの家に向かいます。
手袋を預かって戻った時にはまだ全員集まっていなくて
なんとか時間に間に合いました。

ゆうごくんに手袋を渡しながら、
「元気で、行ってらっしゃーい!」と言うと
「ありがとう。」ゆうごくんは笑顔になっていました。
ふと澪やそうくんの顔を見ると自分の事のように嬉しそうな満面の笑顔でした。

子どもは子どもどうし、お互いの気持ちがよくわかって、
お友達のことが自分のことのように感じられるのだなと
ほのぼのした嬉しい気持になりました。

家への帰り道、
子鳥と子どもは存在そのものがとても似ているなと感じました。
どちらも平和の象徴そのもの…
でも子鳥のさえずりのように、そこに意識を向けないとその声は聞こえない…
いつもその声にならないような声を聞いて
こどもたちが心から望むささやかなこと
叶える事ができたら嬉しいな…
静かに自分のそんな気持ちを感じていました。















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01.30.09:32

澪の前髪

今朝、学校へ行く支度をしている時の話です。

澪の髪を結ぼうと洗面で髪を梳かしていると、別の櫛で前髪をとかしていた澪が

「お母さん、こうすると前髪が目に入るから切って。」と言います。

いつもより少し時間に余裕があったので「いいよ」とお風呂場に移ってもらいます。

普段はお風呂に入っている時に切るので、切った髪の毛のことをあまり気にしないでいいのですが

今日は服を着ているので髪の毛がつかないように、椅子に腰かけて屈んだ姿勢になってもらいました。

加減が分かりにくかったせいもありちょっと切りすぎたなとは思ったけれど

「出来たよ。ちょっと短くなったよ。」

 

鏡を見た澪の顔色が変って

「いやや。短すぎる。」

と座り込んでがっくり項垂れて泣き出してしまいました。

「澪ちゃんごめんね。2週間もしたら伸びるから」

「いやや」

「澪ちゃんもお姉ちゃんになったね。短いのがそんなに気になるんや…」

「お母さんは澪の眉毛が大好きやから、短いのもいいと思うよ」

「いやや」

慰めは効果なし…

 

ずっと澪の気持がおさまらなくて

とうとう布団のところまで行って、うつぶせになってしくしく泣き出しました。

時計を見るとあと5分ぐらいで出る時間です。

 

このままじゃ収拾がつかないどうしよう…

 

「澪ちゃん、ごめんね。でも謝ってもだめだよね。」

………

「学校はどうする?前髪が短くて嫌やから行かない?」

「学校は行きたい!でも行きたくない」

こういうやり取りを何度か繰り返しました。

 

私が何か発想を変えないと…

 

澪は前髪が丁度いい長さになるのが望みなのです。

それは現実には叶えられません。

もしも魔法があったら…

はっといいことを思いつきました。

 

「澪ちゃん、髪の毛が伸びるいい方法があるよ」

すくっと起き上がって、私をしかと見つめる澪。

「どんな?」

「あのね、ワカメを食べるの。ワカメを食べて、前髪さん早く伸びてねってお願いするの。」

「お母さんワカメちょうだい!」

「晩御飯に出すからね。」

「今すぐちょうだい。」

「今すぐ?」

「そう!今すぐ!」

 

時間はぎりぎりだけど、澪の気持ちが収まるならと

「わかった。」

冷蔵庫から出したワカメを塩抜きして刻む作業をずっと澪は見つめます。

カップに入れてだすと直ぐにもぐもぐむしゃむしゃ…

あっという間に口の中に入れて無くなります。

洗面に行ってもまだもぐもぐしている澪に

「飲み込める?もう!口の中に入れすぎ!」

もう目が笑っている澪に、こちらも笑いがでます。

「お水持ってくるよ。」

お水を飲みながら何とか全部飲みこむと、今度はワカメのお歯黒状態…

「鏡見て!」

また二人で笑い合います。

 

歯磨きして、鏡で前髪を見た澪が

「お母さん、まだ伸びてないよ」

「今、澪の中に入ったワカメが髪の毛の栄養になるには半日ぐらいかかるかな?」

「半日って1日の半分のこと?えーー」

「ワカメの栄養が来たら、頑張るよって前髪さんも言ってるよ。」

「わかった。」

歌をうたいながらやっと着替えをして、何とか朝の集まりの時間に間に合いました。

ふー。よかった。よかった。

11.15.21:50

六ヶ所村ラプソディ

京都造形大学のこども芸術大学内で、六ヶ所村ラプソディを観ました。

青森県の六ヶ所村に核処理廃棄工場が建設され、来年2月に稼動予定です。
この工場についてそれぞれの立場の人にインタビューし、ドキュメンタリーとしてまとめられた映画です。

私自身が映画を観て心に残ったのは東北の貧困や就職難などの背景でした。
核廃棄物処理工場が建設されるのをベストとは思っていないけれど、住民の人達は生活していくために、そこでの新しい仕事が生まれることを期待して合意しているのを見て取りました。
幸せを求めて青い鳥を探しているんだけど、核は青い鳥になりえない。
無くしていくもの、失うものがあまりにもおおきすぎて、胸がしめつけられる想いがします。
核を推進して利権を貪る一部の人達は刹那的な捉え方をし、自分の感覚を麻痺させているように感じます。
このまま行けば、地球が汚れて生命の相続が危うくなるのは目に見えています。
自分達のこども、孫、後世の事を考えれば、どうすればいいかの答えはみんなそれぞれの中にちゃんとあると思います。
私も自分のこととして核について、また今常識とされていることについても見直し、見極め、真実を知り、一つ一つをどうしていくかの道を勇気を持って選択し、意識的に生きていきたいと思います。
それぞれが、操作された情報による不安や幻想から目覚めて、現状を明らかにし、これからどのようにしていきたいのか自分自身に問い、その方向を持って意識を向ければ、答えはすぐ目の前にあるように感じます。
核に変わる安全なエネルギーはもう既に用意されていると思います。
私達の意識が高まるのをじっと待っているように感じます。
それぞれが、それぞれの立場で考え、具体的に何らかの行動を起こそうという原動力を与えてくれる映画だと思います。
たくさんの人に見てもらいたいと思います。

以下は核廃棄物処理工場とはどういうものか、六ヶ所村ラプソディで語られているものを友人がまとめたものです。
参考にされてくださいね。

1)稼動中は毎日毎日、汚染物質を空気と海に流して汚染しつづける、 しつづける~。
・「原発」の1年分を「再処理工場」は1日で出すー!
・会社(原燃)側は、空気中で海水で薄まる(!?)から大丈夫だと 言ってますー。
・「生協」レベルで言うと、東北(多分、東日本)の農・海産物はもう 食べられないー!

2)万が一、事故が起きて汚染物質が流出した場合。・ヨウ素に関しては、「原発」から出るものは半減期が8日で「再処理 工場」から出るものは半減期が1600万年以上ー!永久汚染。

3)六ヶ所村では、既に事故で内部の人が亡くなっている!(正規に公表した?)

4)先輩のイギリスの再処理工場付近では、病気(癌や白血病)が増加、土地は汚染され、汚染物質は遠く北極でも検出されている。
(この(事故じゃなくて普段の)汚染の範囲は、日本を覆い尽くすだけの範囲なの!!!)
そして、内部の放射能漏れにより今後イギリスは完全撤退する。

5)そして、「中立」とは黙って見ていて、すべてを容認して
いる「賛成」であること。