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10.05.23:08
八瀬 赦免地踊り
八瀬赦免地踊(やせしゃめんちおどり)
日時:10月7日 日曜日
場所:秋元神社(八瀬天満宮の摂社)京都市左京区八瀬秋元町
洛北の奇祭
別称:灯籠踊(とうろうおどり)
京都市登録無形民俗文化財
保存団体:社団法人八瀬童子会
赦免地踊りは秋元喬知を祭神とする(八瀬天満宮末社)秋元神社の奉納行事です。
南北朝の延元元年(一三三六)正月、後醍醐天皇が比叡山に御潜幸の折、八瀬の村人が駕輿丁を承り、或いは、弓矢を持って道中を警護し申したと云う。此れに感動した後醍醐天皇から「年貢諸役一切免除」と云う御綸旨を八瀬の地は賜ったのです。
然し、時は降り宝永四年(一七〇七)、八瀬と比叡山の間に土地の訴訟が起こり、翌年の沙汰で八瀬は特権を喪いました。憤懣やるせない八瀬の村人は御綸旨を奉載して江戸幕府に上訴した処、時の老中・秋元但馬守喬知公の裁決で八瀬赦免地の特権が護られたのです。
八瀬の村人は喜び勇んで御礼に参上しましたが、公は既にこの世の人ではありませんでした。嘆き哀しんだ八瀬の村人は八瀬天満宮の境内に公を祀り、秋元神社と称したのです。
そして、毎年十月上旬に此の赦免地踊りを以って公の霊を慰めるのです。
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