忍者ブログ
RECENT COMMENT
[06/01 tour guides in St.Petersburg]
[04/19 раскрутка сайтов оптимизация]
[04/09 raskrutka-saytov-prodvizhenie]
[10/18 body building exercise]
[11/15 DSLR-A850]
RECENT ENTRY

陽・紫空雲舎/ラシクウシャ

ラシクウシャとは、あなたらしく、わたしらしくそんな自然体の人たちの集う場所という意味です。 周りの情報や環境に流されることなく、大人も子供も自分のもともと持っている感覚を信じ、それぞれが安心して自分らしく生きられる、そんな場所を作りたいと思っています。
04 2024/05 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 31 06
BG CHANGE
CLICK HERE!

05.02.00:58

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 05/02/00:58

03.18.22:26

効果がないどころか超有害! ワクチンの罠

効果がないどころか超有害! ワクチンの罠
船瀬俊介さん


PR

11.07.16:29

スライヴ (THRIVE Japanese)



持っていたDVDが友達に貸して行方不明なのですが
ユーチューブで観れることが解ったので、ご紹介しますね。
THRIVEは必見です。

04.04.04:20

ドイツ ZDF フクシマのうそ


ドイツZDF フクシマのうそ 投稿者 sievert311

我々は放射能から身を守り、警察から外人と見破られないよう
防護服を着こんだ。
汚染され、破壊した原発が立っているのは立ち入り禁止区域だ。
そこに連れて行ってくれることになっている男性と落ち合った。
なにが本当にそこで起きているか、彼に見せてもらうためだ。
ナカ・ユキテル氏は原子力分野のエンジニア会社の社長で
もう何十年間も原発サイトに出向いて働いてきた。
フクシマでも、だ。
私たちは見破られず、無事チェックポイントを通過した。
作業員たちが作業を終え、原発から戻ってきたところだった。
3月11日に起こったことは、これから日本が遭遇するかもしれぬことの
前兆に過ぎないのかもしれないことが次第にわかってきた。
そしてその危険を理解するには、過去を理解することが必要だ。
(タイトル) フクシマの嘘
(監督) ヨハネス・ハノ
私たちは立ち入り禁止区域の中、事故の起きた原発から約7キロ離れたところにいる。
ナカ氏はここで生活をし
福島第一とフクシマノ第二の間を股にかけて仕事をしてきた。
ナカ氏と彼の部下は、何年も前から原発の安全性における重大な欠陥について注意を喚起してきた。
しかし、誰も耳を貸そうとしなかった。

(ナカ氏)
私の話を聞いてくれた人はほんのわずかな有識者だけで
その人たちの言うことなど誰も本気にしません。
日本ではその影響力の強いグループを呼ぶ名前があります。
原子力ムラ、というのです。
彼らの哲学は、経済性優先です。
この原子力ムラは東電、政府、そして
大学の学者たちでできています。
彼らが重要な決定をすべて下すのです。

私たちは東京で菅直人と独占インタビューした。
彼は事故当時首相で、第二次世界大戦以来
初の危機に遭遇した日本をリードしなければならなかった。
彼は唖然とするような内容を次々に語った、たとえば
首相の彼にさえ事実を知らせなかったネットワークが存在することを。
マスメディアでは彼に対する嘘がばらまかれ
彼は辞任に追い込まれた。
彼が原子力ムラに対抗しようとしたからである。

(菅前首相)
最大の問題点は、3月11日が起こるずっと前にしておかなければ
いけないものがあったのに、何もしなかったことです。
原発事故を起こした引き金は津波だったかもしれないが
当然しておくべき対策をしなかったことが問題なのです。
この過失は責任者にあります。
つまり、必要であったことをしなかった、という責任です。

では原発事故の原因は地震と津波ではなかったのか?
原子力ムラの足跡を辿っていくと、
嘘、仲間意識と犯罪的エネルギーの網の目に遭遇する。
調査は2つの大陸にまたがった。
まずカリフォルニアに飛んだ。
目的地はサン・フランシスコである。
私たちはある男性と話を聞く約束をしていた。
彼は長年原子炉のメンテナンスの仕事で
フクシマにも何度も来ており
かなり深刻なミスや事故を東電が隠蔽するのに遭遇した。
フクシマの第1号原子炉は70年代初めに
アメリカのジェネラルエレクトリック社が建設し
それ以来アメリカのエンジニアが点検を行ってきた。
そしてフクシマでは何度も問題があった。

(ハーノ記者)
東電は、点検後、なにをあなたに求めたのですか?

(スガオカ氏)
亀裂を発見した後、彼らが私に言いたかったことは簡単です。
つまり、黙れ、ですよ。
何も話すな、黙ってろ、というわけです。

問題があるなど許されない
日本の原発に問題など想定されていない
アメリカのエンジニア、ケイ・スガオカ氏も
それを変えようとすることは許されなかった。

(スガオカ氏)
1989年のことです、蒸気乾燥機でビデオ点検をしていて
そこで今まで見たこともないほど大きい亀裂を発見しました。

スガオカ氏と同僚が発見したのは、それだけではない。

(スガオカ氏)
原子炉を点検している同僚の目がみるみる大きくなったと思うと
彼がこう言いました
蒸気乾燥機の向きが反対に取り付けられているぞ、と。
もともとこの原発の中心部材には重大な欠陥があったのだ。
スガオカ氏は点検の主任だったので
正しく点検を行い処理をする責任があったのだが
彼の報告は、東電の気に入らなかった。
私たちは点検で亀裂を発見しましたが、東電は
私たちにビデオでその部分を消すよう注文しました。
報告書も書くな、と言うのです。
私はサインしかさせてもらえませんでした。
私が報告書を書けば、180度反対に付けられている蒸気乾燥機のことも
報告するに決まっていると知っていたからです。

(ハーノ記者)
では、嘘の文書を書くよう求めたわけですか?

(スガオカ氏)
そうです、彼らは我々に文書の改ざんを要求しました。

スガオカ氏は仕事を失うのを怖れて、10年間黙秘した。
GE社に解雇されて初めて彼は沈黙を破り
日本の担当官庁に告発した。
ところが不思議なことに、告発後何年間もなにも起こらなかった。
日本の原発監督官庁はそれをもみ消そうとしたのだ。
2001年になってやっと、スガオカ氏は「同士」を見つけた。
それも日本のフクシマで、である。
18年間福島県知事を務めた佐藤栄佐久氏は
当時の日本の与党、保守的な自民党所属だ。
佐藤氏は古典的政治家で
皇太子夫妻の旅に随行したこともある。
始めは彼も、原発は住民になんの危険ももたらさないと確信していた。
それから、その信頼をどんどん失っていった。

(佐藤前知事)
福島県の原発で働く情報提供者から約20通ファックスが届き
その中にはスガオカ氏の告発も入っていました。
経産省は、その内部告発の内容を確かめずに
これら密告者の名を東電に明かしました。
それからわかったことは、私も初めは信じられませんでした。
東電は、報告書を改ざんしていたというのです。
それで私は新聞に記事を書きました。
そんなことをしていると、この先必ず大事故が起きる、と。

それでやっと官僚たちもなにもしないわけにはいかなくなり
17基の原発が一時停止に追い込まれた。
調査委員会は、東電が何十年も前から重大な事故を隠蔽し
安全点検報告でデータを改ざんしてきたことを明らかにした。
それどころか、フクシマでは30年も臨界事故を隠してきたという。
社長・幹部は辞任に追い込まれ、社員は懲戒を受けたが
皆新しいポストをもらい、誰も起訴されなかった。
一番の責任者であった勝俣恒久氏は代表取締役に任命された。
彼らは佐藤氏に報告書の改ざんに対し謝罪したが
佐藤氏は安心できず、原発がどんどん建設されることを懸念した。
そこで佐藤氏は日本の原発政策という
「暗黙のルール」に違反してしまった。
2004年に復讐が始まった。

(佐藤前知事)
12月に不正な土地取引の疑いがあるという記事が新聞に載りました。
この記事を書いたのは本来は原発政策担当の記者でした。
この疑惑は、完全にでっち上げでした。
弟が逮捕され
首相官邸担当の検察官が一時的に福島に送られて検事を務めていた。
彼の名はノリモトという名で
遅かれ早かれ、お前の兄の知事を抹殺してやる、と弟に言ったそうです。
事態は更に進み、県庁で働く200人の職員に
圧力がかかり始めました。
少し私の悪口を言うだけでいいから、と。
中には2、3人、圧力に耐え切れずに
自殺をする者さえ出ました。
私の下で働いていたある部長は、いまだ意識不明のままです。

それで、同僚や友人を守るため、佐藤氏は辞任した。
裁判で彼の無罪は確定されるが
しかし沈黙を破ろうとした「邪魔者」はこうして消された。
これが、日本の社会を牛耳る大きなグループの復讐だった。
そしてこれこそ、日本で原子力ムラと呼ばれるグループである。

(菅前首相)
ここ10~20年の間、ことに原子力の危険を訴える人間に対する
あらゆる形での圧力が非常に増えています。
大学の研究者が原発には危険が伴うなどとでも言おうものなら
出世のチャンスは絶対に回ってきません。
政治家はあらゆる援助を電力会社などから受けています。
しかし、彼らが原発の危険性などを問題にすれば、
そうした援助はすぐに受けられなくなります。
反対に、原発を推進すれば、多額の献金が入り込みます。
それは文化に関しても同じで
スポーツやマスコミも含みます。
このように網の目が細かく張りめぐらされて
原発に対する批判がまったくなされない環境が作り上げられてしまいました。
ですから原子力ムラというのは決して小さい領域ではなくて
国全体にはびこる問題なのです。
誰もが、この原子力ムラに閉じ込められているのです。

東電から献金を受け取っている
100人以上の議員に菅首相は立ち向かった。
その中には前の首相もいる。やはり彼と同じ政党所属だ。
ネットワークは思う以上に大きい。
多くの官僚は定年退職すると、電事業関連の会社に再就職する。
1962年以来東電の副社長のポストは
原発の監査を行うエネルギー庁のトップ官僚の指定席だ。
これを日本では天下り、と呼んでいる。
しかし反対の例もある。
東電副社長だった加納時男氏は当時与党だった自民党に入党し
12年間、日本のエネルギー政策を担当し
それからまた東電に戻った。
このネットワークについて衆議院議員の河野太郎氏と話した。
河野氏の家族は代々政治家で
彼の父も外相を務めた。
彼は、第二次世界大戦後日本を約60年間に渡り
支配した自民党に所属している。
原発をあれだけ政策として推進してきたのは自民党である。

(河野議員)
誰も、日本で原発事故など起こるはずがない、と言い続けてきました。
だから、万が一のことがあったらどうすべきか、という準備も
一切してこなかったのです。
それだけでなく、原発を立地する地方の行政にも
危険に対する情報をなにひとつ与えてこなかった。
いつでも、お前たちはなにも心配しなくていい
万が一のことなど起こるはずがないのだから、と。
彼らはずっとこの幻想をばらまき事実を歪曲してきた
そして今やっと、すべて嘘だったことを認めざるを得なくなったのです。

この雰囲気が2011年3月11日に壊れた。
日本がこれまでに遭遇したことのない大事故が起きてからだ。
14時46分に日本をこれまで最大規模の地震が襲った。
マグニチュード9だった。
しかし、地震は太平洋沖で始まったその後の
ホラーの引き金に過ぎなかった。
時速数百キロという激しい波が津波となって
日本の東部沿岸を襲った。
津波は場所によっては30メートルの高さがあり
町や村をのみこみ消滅させてしまった。
約2万人の人がこの津波で命を失った。
そして福島第一にも津波が押し寄せた。
ここの防波堤は6メートルしかなかった。
津波の警告を本気にせず
処置を取らなかった東電や原発を監査する当局は
警告を無視しただけでなく、立地場所すら変更していたのだ。

(菅前首相)
もともとは、原発は35mの高さに建てられる予定でした。
しかし標高10mの位置で掘削整地し
そこに原発を建設したのです、低いところの方が
冷却に必要な海水をくみ上げやすいという理由で。
東電がはっきり、この方が経済的に効率が高いと書いています。

巨大な津波が、地震で損傷を受けた福島第一を完全ノックアウトした。
まず電源が切れ、それから
非常用発電機が津波で流されてしまった。
あまりに低い場所に置いてあったからである。
電気がなければ原子炉冷却はできない。

(菅前首相)
法律ではどの原発もオフサイトサンターを用意することが義務付けられています。
福島第一ではその電源センターが原発から5キロ離れたところにあります。
これは津波の後、1分と機能しなかった。
それは職員が地震があったために、そこにすぐたどりつけなかったからです。
それで電源は失われたままでした。
こうして送電に必要な器具はすべて作動しませんでした。
つまりオフサイトサンターは、本当の非常時になんの機能も果たさなかったということです。
法律では原発事故と地震が同時に起こるということすら想定していなかったのです。

菅直人はこの時、原発で起こりつつある
非常事態について、ほとんど情報を得ていなかった。
首相である彼は、テレビの報道で初めて、
福島第一で爆発があったことを知ることになる。

(菅前首相)
東電からは、その事故の報道があって1時間以上経っても
なにが原因でどういう爆発があったのかという説明が一切なかった。
あの状況では確かに詳しく究明することは難しかったのかもしれないが
それでも東電は状況を判断し、それを説明しなければいけなかったはずです。
しかし、それを彼らは充分に努力しませんでした。

2011年3月15日、災害から4日経ってもまだ
東電と保安院は事故の危険を過小評価し続けていた。
しかし東電は菅首相に内密で会い、
職員を福島第一から撤退させてもいいか打診した。
今撤退させなければ、全員死ぬことになる、というのだ。

(菅前首相)
それで私はまず東電の社長に来てもらい
撤退はぜったい認められない、と伝えた。
誰もいなくなればメルトダウンが起き
そうすれば莫大な量の放射能が大気に出ることになってしまう。
そうなってしまえば広大な土地が住めない状態になってしまいます。

菅は初めから東電を信用できず
自分の目で確かめるためヘリコプターで視察した。
しかし首相である彼にも当時伝えられていなかったことは
フクシマの3つの原子炉ですでにメルトダウンが起きていたということだ。
それも災害の起きた3月11日の夜にすでに。

(菅前首相)
東電の報告にも、東電を監査していた保安院の報告にも
燃料棒が損傷しているとか
メルトダウンに至ったなどということは一言も書かれていなかった。
3月15日には、そのような状況にはまだ至っていないという報告が私に上がっていました。

事故からほぼ1年が経った東京。
世界中であらゆる専門家が予想していたメルトダウンの事実を
東電が認めるまでなぜ2ヶ月も要したのか、私たちは聞こうと思った。
自然災害が起きてからすぐにこの原発の大事故は起きていたのである。

(ハーノ記者)
「原子炉1号機、2号機そして3号機でメルトダウンになったことを、東電はいつ知ったのですか」

(東電・松本氏)
「私どもは目で見るわけにはいきませんが
上がってきましたデータをもとに自体を推定し
燃料棒が溶けおそらく圧力容器の底に溜まっているだろう
という認識に達したのは5月の初めでした。」

膨大なデータに身を隠そうとする態度は今日も変わらない。
東電は、毎日行う記者会見でこれらのデータを見せながら、事態はコントロール下にあると言い続けている。
しかしこれらのデータの中には、本当に責任者たちは
なにをしているのかわかっているか、疑いたくなるような情報がある。
たとえばスポークスマンはついでのことのように
放射能で汚染された冷却水が「消えてしまった」と説明した。 
理由は、原発施設ではびこる雑草でホースが穴だらけになっているという。

(ハーノ記者)
「放射能で汚染された水を運ぶホースが
雑草で穴が開くような材料でできているというのですか?」

(東電・松本氏)
「草地に配管するのは私たちも初めてのことですが
穴があくなどのことについては知見が不十分だったと思っています。」

しかし原発の廃墟をさらに危険にしているのは
雑草だけではない。
私たちは富岡町に向かった。
ゴーストタウンだ。
原発廃墟の福島第一から7キロのところにある。
私たちはナカ氏に便乗した。
彼のような住民は、個人的なものをとりに行くためだけに
短時間だけ帰ることが許されている。
彼は、地震に見舞われた状態のまま放り出された会社を見せてくれた。
今では放射能のため、ここに暮らすことはできない。

(ナカ氏)
この木造の建物はとても快適でした。
とても静かで、夏は涼しく、冬は暖かかった。
私たちは皆ここで幸せに暮らしていました。

80人の原発専門のエンジニアが彼のもとで働いており
原発事故後も、事故をできるだけ早く収束しようと努力している。
ナカ氏と彼の社員は、原発廃墟で今本当になにが起きているのか知っている。

(ナカ氏)
私たちの最大の不安は、近い将来、
廃墟の原発で働いてくれる専門家がいなくなってしまうことです。
あそこで働く者は誰でも、大量の放射能を浴びています。
どこから充分な数の専門家を集めればいいか、わかりません。

しかし、まだ被爆していない原発の専門家を集めなければ
事故を収束するのは不可能だ。
例えこれから40年間、充分な専門家を集められたとしても
日本も世界も変えてしまうことになるかもしれない一つの問題が残る

(ハーノ記者)
今原発は安全なのですか?

(ナカ氏)
そう東電と政府は言っていますが
働いている職員はそんなことは思っていません。とても危険な状態です。
私が一番心配しているのは4号機です。
この建物は地震でかなり損傷しているだけでなく
この4階にある使用済み燃料プールには
約1300の使用済み燃料が冷却されています。
その上の階には新しい燃料棒が保管されていて
非常に重い機械類が置いてあります。
なにもかもとても重いのです。もう一度大地震が来れば
建物は崩壊してしまうはずです。
そういうことになれば、また新たな臨界が起こるでしょう。

このような臨界が青空の下で起これば
日本にとって致命的なものとなるだろう。
放射能はすぐに致死量に達し、原発サイトで働くことは不可能となる。
そうすれば高い確率で
第1、2、3、 5、 6号機もすべてが抑制できなくなり
まさにこの世の終わりとなってしまうだろう。
東京で著名な地震学者の島村英紀氏に会った。
2月に東大地震研が地震予知を発表したが
それによれば75%の確率で4年以内に
首都を直下型地震が襲うと予測されている。

03.25.02:05

ワクチン神話から目を冷ませ!:ワクチン接種は百害あって一利なし!

サラシャンティ清水さんからの情報

ワクチン神話から目を冷ませ!:ワクチン接種は百害あって一利なし!
http://quasimoto.exblog.jp/14359297/

私は子どもを授かってから、図書館で本を借りたりしていろいろ予防接種ワクチンのことを調べました。

皆が疑問を持たないようなところも直感でおかしいと思ったら、私は納得いくまで検証して、どうするか決めて行こうと思っています。

○安全性や効果が証明されていないこと
○ホルムアルデヒド、アルミ二ウム、水銀など毒となる物質が含まれていること
○人のがん細胞(波動療法からしたら?の材料ですよね)や猿、犬などの細胞から培養されていること
○深刻な副作用があって被害者が沢山いること
○医者は自分は子どもには受けさせないという話

以上のような事を知って、母子手帳にチケットのうなものがついていたり、保険所で指導される一切の予防接種を「納得いかないものは子どもに受けさせない」と決めました。
じっくり話したら伸ちゃんも同意してくれました。

今でこそインターネットで情報がひらえるし、仲間もすぐに見つかるけれど、12年程前は伸ちゃん以外に周り(母親仲間、祖父、祖母、保険所、助産師さん)に理解者はいなかったです。

子どもが学校に入って学校医からは非難ごうごう。
何度も呼び出されました。
お宅はいいかもしないけど、お宅の子どもさんが病原体になったらどうするとすごまれました。
それでうつるなら、予防接種を打っている意味は?
予防接種の効果のグラフでは、衛生や栄養状態が良くなった年代とも重なってる。病気そのものが減ったのでは?
こちらもいろいろ調べて応戦しました。
そしていくらいろいろ言われても私の考えが変わる事はないと言いました。
結核にかかっていなか調べる為にレントゲンをうけろと保健所が言ってきましたが、健康で問題のないのに、わざわざ被曝のリスクのあるレントゲンを受けたくないと断りました。
以降、学校には同じ考えの母親仲間の子どもたちがどんどん入学してきたせいか、今は学校医はもう何も言わなくなりました。やった!
母親仲間は、子どもが打ってしまった予防接種についてはホメオパシーなどで毒だししたりしています。
家のこどもたちは今年もインフルエンザにもかからず(そういえば一度もかかった事ないかも…)にいてくれて、央飛人は2年生の間、一度も休まず皆勤賞でした。
こうした状況からも、今は、あの時決断して本当に良かったと思えています。

でも身近な私の妹たちは子どもたちに今年もインフルエンザの予防接種を受けさせていると母に聞きました。
しかも予防接種を打っているのにインフルエンザにかかっているそう。

今まで何度か予防接種は必要ないと言ってきた気がするのに…
真実は求めるものにしか与えられないのかな…
妹たちだけではなく、今の現実や常識を信じている周りの皆に本当のことを伝えても何も伝わらないもどかしさと、きゅっーとした胸の痛みを感じます…
でも何か伝わるいい方法が無いか、私に出来る事をさがして行きたいと思います…
エゴや自我からではなく自分の中心にある愛の気持ちからそうしていきたいです…

03.12.22:03

汚染瓦礫をどう考えるか?


どうして瓦礫を受け入れてはいけないのか?

「放射能を拡散してはいけないから。」
とてもシンプルな答えが自分の中にはあります。

でも、身近な人の昨日のメールを読んで瓦礫処理に対する意見に唖然としました。
「未曾有の災害の後の、世界中からの物的精神的応援に、胸が熱くなります。
そんな中、残土イコール放射能みたいに、残土処理を反対する、被災地以外の住民のエゴに腹が立ちます。
自分が被害者でないと、自分の事しか考えられない愚かな連中が、なんと多いんだろう。
明日首都直下地震が起きて、自分たちが同じ目に遭った時に、何も求めないで我慢できるのか…
海外の熱い気持ちと、国内の冷たい仕打ちの差に、唖然とします。」

マスコミが煽るのが原因の一つだと思う。
もしかしてこういう考えを持つ人がやっぱり多いのかな?

もっと自分の中で認識を深めておく必要を感じて、

「どうして瓦礫を受け入れてはいけないのか?」

で検索すると以下のHPに出会いました。
とても分かり易くまとめて下さっているので転載させて頂きたいと思います。

http://blog.goo.ne.jp/glowingfacegirl/e/730a080caadc48a72f930519b6c26b3b

なぜ被災地の瓦礫を受け入れてはいけないのか


放射能瓦礫問題がニュースに上がる今日この頃ですが、マスゴミの言説に洗脳されないように、皆さん気をつけてください。

マスゴミ・政府関連の言い分はこうです。

「被災地は瓦礫を片付けないと復興しない」(→うそ。理由はこのあとの引用記事を参照)

「他の県も受け入れてみんなで痛み分けを」(→被爆に痛み分けも何もない。助け合いでもなんでもない。放射能汚染がほとんどされていない土地まで放射能のくっついた瓦礫を持っていって住民を被曝させる必要はまったくない)

「瓦礫の受け入れ反対派は利己主義者」(→問題をすりかえているし、瓦礫焼却問題の根本を分かっていない)

「低汚染瓦礫なら受け入れるべき」(→低汚染であっても何トンも燃やせば大変な放射能になる。さらに焼却灰は放射能濃度が甚大に増える。)

「瓦礫焼却してもバグフィルターで放射性物質の飛散を防げる」(→全部は防げない。気化温度の低いセシウムは焼却時に気体になって飛散、住民に被曝をさせる)

瓦礫を受け入れたい自治体はカネが入るからやりたいわけです。利権がらみです。それなのに「被災地の復興」と言って日本人の情緒に訴えるのは汚いやり方です。瓦礫を他県でも引き受けるべき、と言っている人たちは、被災地を思うやさしい心からそう言っていることがあるのですが、どんな被曝の問題をうむことになるか、まったく理解していない場合がほとんどです。密かにカネもうけをしている業者、利権がらみの政治家の言いなりになってはいけません。

それでは、なぜ瓦礫を受け入れてはいけないのか。なぜ瓦礫を拡散させたらいけないのか、について、大変分かりやすく説明してある、ジャーナリスト木下黄太氏のブログ記事をご覧ください。問題の本質が書かれています。

----------------------------

放射能瓦礫を、汚染度の少ない場所で処理することがなぜ問題なのか?

元記事はこちら→放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ

理由①
ガレキの放射性物質はミルフィーユ状になっていて、正確に経放射性物質の量は計測できません。NAIシンチレーションを使う計測会社とも何回も話していますが「本当は無理」 とのこと。遮蔽した状態で、一部のガレキを持ち込んで計測することはできます。しかし、現地で、日立アロカの機械で線量を計っても、そのガレキがどの程 度、放射性物質を含んでいるのかわかりません。一メートルも離れれば、数百Bq以上の汚染があっても、線量的な変化はほとんど出ないものなのです。ごまか しているだけです。外部線量と放射性物質の計測については、何度も書いているとおりです。

理由②
クリアランスレベル以下の汚染でも、もともと少量の放射性物質をやむなく燃やす想定でしかありません。その場合は極く少量の放射性物質が出るだけです。しかし、同程度の汚染であっても、数万トン、数百万トン焼却 すると、環境中に放出される放射性物質の量は桁違いになります。こうした放射性物質大量焼却の法的な枠組みはそもそもありません。仮に、十万トンのガレキ が、セシウム合算で100Bq/kgの汚染と仮定して、100億Bqの放射性物質になります。万が一、フィルタで、九十九パーセントとりきれても、一パー セントの1億Bqはセシウムが環境下にでていきます。

理由③
当然ですが、関東以西のエリアは、圧倒的に土壌汚染が低く、岩手とも比較になりません。低い汚染の場所でより高い汚染のものを燃やすことは、放射性物質を 拡散させないようにするという、ソ連でも遵守した、ごく基本的ルールを無視しています。関西はNDも多く、ありえません。静岡・島田市でも、 20Bq/kg前後の汚染しかありません。岩手でもそこよりは汚染されている場所が多いです。高い汚染場所のものを、低い場所に移すことからだめですし、 焼却は論外です。

理由④
バグフィルタの実証実験を環境省はおこなっておらず、放射性物質が99パーセントとりきれるのは、ほぼ虚偽と判明しています。

理由⑤
現地の経済的に、本来現地で処理できるものを処理させたほうが、現地の経済は潤います。焼却施設を建設するもよし、既存の施設を改修してやるもよし、その ほうがいろんな形で現地にお金を回せます。産業廃棄物の処理はある意味、ビジネス利権の構図にありますから、現地でやらせたほうが、現地に利得が大きくな ります。今回は、そうした現地利権を、他の人々が奪い取る構図にもなり始めています。現地支援という虚偽のお題目で違う人々が潤う構図が「東北を支える」 と考えている人々はあまりにも認識が足りません。

理由⑥
ガレキ受け入れについて嘘の説明を自治体がしています。秋田の自治体は「親が死んだ小学生が泣きながらガレキの横を通学」と住民に説明 していました。受け入れるガレキがあるという岩手の自治体に電話確認すると「親が死んだ小学生は、うちの町にはいない。ガレキの大半は撤去済みで、日常の 通学路周辺には存在しない」ということでした。宮城、岩手の現地の居住可能エリアに、ガレキは現在ありません。ほとんど別の場所に動かしていて、実は処理 を急ぐ現実的な必要は、ほぼありません。民主党のある代議士は「マスコミにせかされるからやっているだけ。本当は急ぐ必要もないし、やり方に問題があるこ とも認識している」と話しています。

理由⑦
東北・関東の汚染は、ひどいことは土壌調査であきらかです。僕のブログ記事の情報を参照してください。土壌汚染がひどくないエリアを守ることは、安全な食 物の供給の維持とリンクします。東京よりも、宮城、さらに岩手のお子さんの尿検査の数値が高いです。現地の食材の問題が大きいと思います。極力安全な食材 を、岩手や宮城に供給するためにも、汚染が低いエリアを守ることは不可欠です。真の東北支援は人を守ることであって、感傷的になって、ガレキの処理を広域 化させるということは、東北の人々を結果的に追いつめることになります。

理由⑧
仙台方式のように、その場所で処理を進めるやり方が、もっとものぞましいです。それができない場合、汚染されたエリアの中で、ガレキをまとめておく方法が あります。高濃度に汚染されている地域で、人が居住していない場所に固めておく方法も考察すべきです。最後は、高濃度に汚染されている別のエリアで処理す る方法が、消極的選択肢としてはあります。これが限界と思います。つまり、東京での焼却をどう考えるのかということです。東京が、汚染が厳しい現実を考え ると、消極的選択肢としてはあります。もちろん、作業員や周辺住民リスクはあがります。しかし、現況の焼却でも大きな問題があるため、新たに発生するリス クは大きくはないのです。言い換えれば、既にリスクは大きいのです。

理由⑨
「人を受け入れる。ガレキは受け入れない。」  むしろ避難支援活動を西日本や北海道で活発化し、支えるべきという認識をしています。

福島、南東北、関東首都圏の大半のエリアは居住は無理です。

特に、妊婦、こども、未成年男女、妊娠可能な女性は、これらの被曝エリアから、放射能汚染の程度が圧倒的に低いエリア(例えば愛知県から西の西日本など)ま で、退避すべきと思います。極力早く退避してください。事故からまもなく一年。あなたの体は慢性被曝で蝕まれます。間に合いません。一年はリミットです。

02.21.22:22

小出裕章さん講演会

01.07.23:07

武田邦彦  「速報 福島中心にセシウム急増」 / 飯山一郎 「 なんの! これしき!」


中部大学の武田邦彦教授のHPで速報が出ていました。
今、神奈川の伸ちゃんの実家に子ども達と伸ちゃんが帰省しているので、遅い時間だけどこの記事を読んだ10時ごろ電話をして、外出するときには花粉用のきっちりしたマスクをするように伝えました。
原発にこれ以上何か無いように祈るしかありません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

速報 福島中心にセシウム急増  マスク必要!!

文部科学省が1月6日に発表した福島県、並びに他県のデータを見ると、福島県および関東一円のセシウム降下量は、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達しています。原因は不明ですが、とりあえず、マスクをする必要があります。


今、緊急に調べています。結果がでたらすぐブログに上げます。念のための措置ですが、お子さんをお持ちの方はあまり外に出ないように。データの信頼性もチェック中です。

データは危険なレベルです。マスコミが報道していないのは不思議ですが、1平方キロメートルあたり100メガベクレルを超えていて、かなり危険です。逃げる必要はありませんが、マスクをして外出は避けてください。

しばらく後に葉物野菜が汚染されます。(データが正しければ)

(平成24年1月6日)





緊急速報 急なセシウムの増加はどのぐらい危険か?



2011年暮れから新年にかけて福島を中心として比較的広い範囲(おおよそ関東)にわたってセシウムの増加が見られました。数値はこのブログの下に示しましたが、これがどの程度、危険なのかについて、昨夜から少し検討をしています。


結論としては、「普通の生活をしていても大丈夫だが、マスクをかけた方が安全」というもので、期間は「ここ数日」と思われます。また、原因は「福島原発かまたは二次飛散」と考えられます。


もっとも大きな問題は、これほど急激に増えているのに、政府も報道もなにも言わないことです。簡単でも良いから、たとえば「セシウムの濃度があがっているが、この原因は***と考えられ、生活は***に注意すれば大丈夫」ぐらいは説明して欲しいものです。何のための報道でしょうか?


・・・・・・データと簡単な説明・・・・・・・・・

概要はそんなものなのですが、具体的に検討してみます。まず、新しいデータを示します。このデータは従来から福島県が文科省に報告し、文科省で整理して発表していたものと考えていますので、福島県と言ってもよいし文科省と言ってもよいと思います。


つまらないことですが、今までの経緯を見ると、福島の担当者と文科省の間では必ずしもデータのやりとりでうまくいっていなかったようです。ときどき、福島のデータが届いていないということが文科省に乗っていたり、文科省の計算間違いを福島県が指摘したりしているからです。






これがその表ですが、10月、11月とこの「定時降下物」は、福島はほとんど「検出せず・・・2ぐらい以下」で、ときどき5から20ぐらいの値(すべて1日で1平方キロメートルあたりメガベクレル、これからは単にメガと言います。)がでています。毎日の報告を一応、私の調べられる範囲で全部調べてみました。それから言うと、極端に高い値が暮れから正月にかけて出ています。



また、法律ではすべてを足すことになっていますが、ここでは数値を説明するのでセシウム137で話をします。



一度だけ、7月に数100メガというデータがありますが、一日だけであること、そのデータは最初は数10メガで報告されていたのですが、「間違っていた」と文科省が訂正した曰く付きのものです(最終的には700メガ)。



また、月平均での1日の降下量は4月の高いときが3000メガ、7月は150メガですから、暮れから正月にかけて一気に7月まで戻ったということになります。



また土壌汚染が危険になるのはアルファ線がでていないものについての核種の合計で1平方メートルあたり4万ベクレルですから、1月2日の状態が80日になると危険になるというレベルであることが判ります。



・・・・・・・・・対応・・・・・・・・・



1月5日のデータが少し下がりましたので、今後の状態によりますが、



1) 生活に注意が必要ですが、まずはここ1週間


2) このまま減ってこれば、普段の生活に戻って良い


3) 逃げる必要はない


4) 学校は少し開校を遅らすか、あるいは良く測定して子供を守る


5) 学校が開校したら、仕方が無いので子供に2,3日は注意させる


6) 食材や水に行くかどうかは今後のこと

http://takedanet.com/2012/01/post_d320.html
(平成24年1月7日)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関連記事
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/yucasee-20120105-10032/1.htm

福島市で放射性セシウムが異常な上昇

2012年1月5日(木)16時40分配信 ゆかしメディア

 文部科学省が発表した福島市内の「定時降下物環境放射能測定結果」によると、同市内で検出されたセシウム134、137の値が異常に上昇していることがわかった。

 1月4日午後2時時点の測定結果によると、福島市内で1月2日午前9時~1月3日午前9時までは、セシウム134が180MB(メガベクレル)/平方キロ、セシウム137が252MB/平方キロとなった。

 その前日の1月1日午前9時~1月2日午前9時までは、134、137ともに、ND(検出限界値未満)だった。また、それ以前と比べても、2日~3日の値は軽く10倍以上となっている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

http://grnba.com/iiyama/index.html

たたかう老人 飯山一郎のはったりなしの口演会場より
2012/01/06(菌) 
なんの! これしき!

いま、ネットでは次の情報による騒ぎがひろがっている。
「文部科学省が1月6日に発表した福島県、並びに他県のデータは、福島県
および関東一円のセシウム降下量が、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに
達している…」
この原因は…、
強い西風だったが、南々東からの一時的な突風で巻風になり、F1の死の灰が
海から内陸へと巻き込んだからだ。
ちょうどその時、F1が死の灰を平日よりも多量に吹き上げ、また、内陸各地に
積もっていた放射性物質を含む土埃(つちぼこり)も舞い上がったというワケ。

げぇーーー! あちゃーーー!!

しかし!
これしきで恐がっているよーでは、放射能ニッポンの猛者(モサ)にはなれない!
まだまだ大したことない! …真の勇者は、こう思わなければ駄目だ。
3月には、もっともっと凄い放射能風が吹くのだから…。

モサは…、
そんな時でも、風呂場にこもっていればE!
風呂入って、温まりながら、豆乳ヨーグルト食って、
鼻歌でも歌っていれば、マクロファージとNK細胞が
激増して、癌なんか恐くない体質になる!
とにかく、平常心でいよう!
こんなことが、この日本列島では、あと何百年も続くのだから…


09.02.17:16

ドイツTV 福島原発、その後

09.02.16:43

瓦礫焼却を行うのは福島原発事故を再度起こすのと同じ



前回のビデオの後で、いくつか新たな情報がありましたので、それを皆さんにご報告したく思います。
まず、最初は、「ロシア・トゥデイ」でコメントが放送され、いくつかのブログでも話題になった話で、福島第一原発の敷地に亀裂ができてそこから煙や蒸気が出ている可能性についてです。その原因として、原子炉の核燃料がメルトスルーして格納容器から出て、地下水に接触したからではないかといわれています。
私は「ロシア・トゥデイ」からこの件のコメントを求められましたが断りました。それを肯定するにせよ否定するにせよ、信頼できる技術的なデータが不十分であり、その様な状況になっている可能性はありますが、結論をだせるだけの技術的なデータがまだないと思いました。
ただ興味深いのは、地面から水蒸気が噴き出すという衝撃的な話の陰に、もっと更に重要な問題が隠れてしまったことです。その問題のほうは裏づけを取ろうと思えばできるでしょう。

まずひとつ目は、先週カリフォルニアから届いた別の報告です。研究者グループが大気中で放射性硫黄35を検出しました。
報道は硫黄35が、カリフォルニアで検出されたことに重点を置きましたが、この報告書には、報道がニュースにしなかったはるかに重要なことが含まれています。
それは【硫黄35がどの様に生まれたか?】なのです。

福島原発事故に話を戻しましょう。海水に中性子がぶつかると硫黄ができます。海水中のナトリウム原子核に中性子がぶつかると、別の原子”硫黄”に変わります。これが硫黄がつくられるメカニズムです。
しかし、報告書によれば、カリフォルニアで検出された量の硫黄をつくるには、1平方メートル当り/4,000億個の中性子が必要です。これは膨大な数の中性子です。誰もその中性子はどこから来たのか聞きませんでした。
このカリフォルニアの報告書は、私が4月3日にビデオ報告した内容を立証するものだと思います。そこには福島の原子炉が完全には停止していないと思わせる証拠が十分にありました。思い出してください。津波が襲ったとき、原子炉は1時間で停止しました。制御棒が原子炉に挿入され、あらゆる臨界反応を停止させたのです。
しかしながら、その後再臨界が起きたようです。カルフォルニアの新データが、私の4月のビデオ報告を立証していると思います。原子炉停止の後で、再臨界が継続していたのです。

次に、重要な出来事が2週間ほど前にありました。米国原子力規制委員会の会議が開かれ、NRCスタッフが理事たちに福島の状況を説明しました。その議事録へのリンクをこのビデオのページに出しました。
NRCスタッフが語る最初の60ページでは、福島第一原発燃料プールにあまり問題がないとされています。その会議には電話での参加者があり、とても重要な質問をしました。これからそれを読み上げます。

質問者はシャディス氏、ニューイングランド・コアリション(原発の安全性を研究する米国NPO)の方です。こう発言しました。

「保管プールの核燃料が損傷していないという発言を聞き驚いています。報道によれば、1cmを超える核燃料破片が保管プールから1マイル(約1.6km)以上離れたところで見つかっています。これが最初の質問です。この食い違いを説明してもらえますか?」by Mr.Shadis

シャディス氏が示しているのは、核燃料保管プールが無傷なら、プルトニウムが1、2マイル(約1.6~3.2km)離れたところから見つかったのはどの様にして起ったのか?なのです。 原子力規制委員会のこの回答は、控えめに言っても気がかりなものでした。

グローブ氏の発言として、議事録の61ページこうあります。

「発見データが報じられている破片のほとんどは、複数の原子炉から来たものです。」 by Mr.Grove

2ページ後の63ページで、ホラハン氏がこう発言しています。

「敷地内のさまざまな形状で散乱している放射性物質がどこから来たかは、複数の燃料保管プールよりも複数の原子炉から発生していると思われます。」  by Mr.Hoahan

私の考えでは、保管プール核燃料がプルトニウムを放出したとする仮説よりも、これはより問題が大きいのです。
私の4月26日のビデオ報告を思い出してください。3号機の保管プール核燃料が「即発臨界」を起こしたのではないか、とお話ししました。それを裏づけるデータもたくさんあります。
原発建屋側面に炎が発生、爆発による噴煙が高く立ち上ったこと。この爆発により原発から1、2マイル離れた敷地外にプルトニウムが飛散したと私は仮定しました。
原子力規制委員会が考えているのはそれより深刻な状況です。原子炉が壊れ、格納容器も壊れ、そこからプルトニウムが敷地外に放出されたというのです。
私にはこの解釈が理解できませんし、率直に言って正しいとは思えません。やはり私は核燃料保管プールが、プルトニウム飛散の原因だと信じております。しかしながら、もし私が間違っていて、核燃料保管プールからでないならば、原子力規制委員会の解釈では、実際ははるかに恐ろしい事態だったのです。
もし原子炉が壊れ、格納容器も壊れてプルトニウムが放出されたのなら、私たちはアメリカの原子炉の設計を真剣に見直す必要があります。

次に手短にお話ししたいのは、1号機にかぶせる鉄骨製テントがほぼ完成したことです。このテントにより多くの問題が解決するわけではありませんが、2つの問題を解決します。
テントの目的は、原発建屋内の線量を下げることです。テント内の放射性物質はどこかに逃がさないと行けません。でなければ濃度が高まって、致命的なレベルになります。ですから、放射性物質は排気塔で排気しなければなりませんこれは作業員にとっては良いことで、放射性物質をもっと高い位置で空中に放出できるからです。周辺地域にとっても良いことです。
しかし、福島原発の放射性物質放出の問題解決にはなりません。1号機に鉄骨製テントが覆っても問題は解決しません。セシウム降下を敷地から遠ざけるだけです。作業員にとってセシウム量は重要ですが、地球規模で私たちが浴びるセシウム量が減るのではありません。

この事が最後の指摘事項に繋がります。東北日本のセシウム降下は大量です。日本政府は、放射能汚染瓦礫を焼却許可しようとしています。キロ当たりの放射線濃度が8,000ベクレル以下ならです
これは1kg当たり原子核崩壊数が毎秒8,000個です。日本政府はその焼却許可をしようとしています。アメリカであれば、放射性廃棄物として処分して何千年も地中に埋めなければなりません。ところが、日本政府は8,000ベクレル以下なら焼却許可を与えるというのです。
それだけではなく、もっと当惑させることがあります。放射能汚染瓦礫を他の瓦礫と混ぜる許可をしようとしています。たとえば1つのサンプルが24,000ベクレルで他の2つが未汚染ならば、全部足して3で割ると平均8,000ベクレルになり、焼却許可されます。

これを行なえば、深刻な問題が生じます。まずひとつは、福島原発が放出し既に地面に落ちた放射性物質を再び空気中に拡散させることになります。故意に!福島の周辺市町村の除染が済んだ学校周辺や校庭に、瓦礫の焼却で再びセシウムが降ってきます。
別の地域の放射能の雲が、日本に災いをもたらし、瓦礫を燃やす地域は、今は汚染がない状態または少ない状態でも再汚染され線量が高くなるでしょう。
その放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではなく、もちろん太平洋を越えて太平洋北西部にも届きます。汚染瓦礫の焼却許可は、まるで福島原発事故の再現です。地面に落ちた汚染物質をもう一度空気中に舞い上げることです。

また、地面に落ちた放射性物質が川に入り、海に流れているという福島から比較的離れた地域のデータもあります。福島原発そのものに注目が集まっている間に、実際に今は、遠くはなれた川が汚染され、海が汚染されているのです。

日本は問題を抱えています。厳しい問題です。その厳しい問題を解決する為には、まず厳しい問題があることを認識しなければいけません。日本政府が大きな問題を無視し続けるなら、実際は問題を長引かせ、結果、最初からきちんと対処するより費用が多くかかるでしょう。まず、日本人は問題を認める必要があります。それは深刻であると。
問題解決には、多額の費用がかかることも認めなければいけません。しかし、問題は解決可能です。もし、解決すべき深刻な問題があるとの認識から始めれば!

ありがとうございました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

問題を問題として正しく認識して、費用がかかってもベストと思われる対策を実行するリーダーシップを政治家の方たちにお願いしたいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
瓦礫問題について2011年9月1日(木)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」でおっしゃった見解です。
http://youtu.be/pp4pMb921sw

千葉「そしたら次はですね、汚染された瓦礫の問題なんですけれども、環境省は、瓦礫を燃やしたあとも、8000ベクレルから10万ベクレル の放射線量の灰について。正式に一般廃棄物最終処分場での埋立処理を認めたということなんです。で灰をセメントで固めて、えー、雨水の侵入を防ぐ処置をした処分場で、処分してくれということなんですが。これである程度の安全性は保たれるんでしょうか。」

小出「えー、放射能に関する限り安全性という言葉を使うべきではないと思います。どこまで危険を我慢するかということでしかないはずで。これまでは、原子力発電所を解体するという時期がいつか来ると言っていたわけですね。機械ですので廃炉にしなければいけないと。そういう時には1つの原子力発電所を、廃炉にすると、約60万立方メートルのゴミが出てくると。えーそのすべてを放射能で汚れたゴミとしてお守りをしようとすると大変お金がかかってしま うので。あるレベル以下の汚染度のゴミは、もう放射能として扱わなくていいという法律を日本はすでにつくっています。それを私たち、クリアランスと呼んでいるんですけれども。」

千葉「クリアランス」

小出「はい。その法律によると、1キログラムあたり100ベクレル以下、セシウムの場合ですけれども。そういうものに関してはもう放射能の規制は要らないので、普通の産業廃棄物処分場に捨ててもいいし、どうしてもどのように使ってもいいという規制だったんですね。今回もうそんなことはいってられるような事態ではないということで、8000ベクレルという、もう、約100倍も強いというそういうものもそこらに埋めてしまうしかないと言い出している、 わけですね。ですから、私からみると、まあ途方も無いことを言い出したなと、思いますし。そこまでもう事態が悪くなっていて、それ、その程度の危険なら受け入れるしかないというところに来てしまっているということ、なわけです。で、今私は1つの原子力発電所を廃炉にすると60万立方メートルと言いました。 それ自身も気の遠くなるほどの大量のゴミですけども。今福島県内、あるいは岩手県宮城県で生じてる瓦礫というのは、そんなものはもう比較にならないほどの 膨大の瓦礫があって。それが放射能で汚れているわけですし。まあもっと言えば、下水の汚泥等もそうですね。東京の下水の汚泥もそうなってるわけですし。も う、それを、どうやってこれからやっていけるのかと、いうこと。これまでとは、もう法律が、もう全く対処できない事態が生じてるわけですので、えー新たなやり方というのを考えて。やはりある程度のことは我慢をするしかもう、生きられないというそういう世界になったと思います」

千葉「あの、この汚染された瓦礫に関してはですね。菅総理大臣が退任間際になって、福島県知事と会談をして、福島県内に汚染された土や瓦礫を保管する中間貯蔵施設をつくるように要請したということなんですけれども。えー、地元福島県の富岡町の町長さんは、中間貯蔵は数十年になる。事実上の最終処分と 変わらないじゃないかと言ってるんですが。これについては、小出先生はどう思われますか?」

小出「そうです。この問題は大変悩ましいと、思います。今、瓦礫にしてもそうですけれども。避難地域の大地もそうなんですけれども。放射能で汚され てしまっているのですね。でも今私が放射能を、でと言った。それはもともと、放射性物質というものですけれども。それは本来は東京電力の福島第一原子力発電所の原子炉の中にあるべき、ものだったわけですし。東京電力の所有物であったものです。それが、事故によって吹き出してきて、言わばまあ世 界中に汚染を広げている、わけですけれども。1番私がいい解決法は、それを東京電力に返すことだと、思います。まあ、あの、本当に理想的にできるのであれ ば福島第一原子力発電所の原子炉の中に戻せればいい、わけですけれども。今やもうそんなことは全くできなくなっているのですね。ですから、出来ることでい うなら、福島第一原子力発電所の敷地の中にせめて戻すと、いうことがまず原則だと思いますし。私の夢をもし言わせて頂けるのであれば、今回の責任のある東 京電力の本社に持ってくというのがいいと思います」

千葉「出した責任をとれということですね」

小出「でもまあ、それはあまりにも現実的じゃないでしょうから。まずは東京電力の福島第一原子力発電所の敷地の中に、もってくと。でもそれだけでは 足りないということはやはり、もうこうなってしまうとあると思いますので。その時に、これは私はたいへん言いにくいけれども。福島原子力発電所の敷地の周 辺で、二度と人が住めない場所が必ずあります。」

千葉「はい」

小出「えー…、そこの場所を核のゴミの処分場にすると。いうことが 実質的な解決方法として選択せざるをえないだろうと私は思います。ただしその場 合に私は、念を押しておきたいのですけれども。だからといって、その場所を日本中の原子力発電所の核のゴミの墓場にしてはならないと思います。えー、今回 の事故に限ってそれはもうしょうがないということで、私は今、発言をさせていただいたつもりです。」

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65761445.html
以上のHPから転載させていただきました。

08.17.16:49

池田整治さん講演会 本当のことを知れば生き方が変わる



本当のことを知れば生き方が変わる 原発のない日本へ! Consciousness311

知ろう!目覚めよう!動き出そう!
原発のない日本へ! Consciousness311

http://consciousness311.blogspot.com/

未来への選択

食、歌、智恵、情報、情熱
わたしを通じて
あなたを通じて
未来は変わって行く

提案2 本当のことを知れば生き方が変わる

池田整治
http://ikedaseiji.info/

元幹部自衛官(40年間勤務)
(財)全日本空手道連盟理事、作家

07.27.22:38

チェルノブイリ・シンドローム/その後の史上最悪の原発事故















86年4月26日に起きたチェルノブイリでの原発事故で被災した人々の放射能との戦いを描くドキュメンタリー。
監督・脚本はロラン・セルギェンコ、共同脚本はウラジミール­・シネリニコフ、撮影はイワン・ドゥヴェイニコフとコンスタンチン・ドゥルノフ、ウラジーミル・フロレンコが担当。
作品は86年の5月から9月にかけて現地でとらえた遺族­、住民、専門家の証言とショッキングな映像により見えざる敵と戦う人々や、土地を捨てざるを得なくなった農民たちの姿を通して放射能汚染の実態を浮き彫りにしてゆく。

監督 : ロラン・セルギエンコ
原題: The Bell of Chernobyl КОЛОКОЛ ЧЕРНОБЫЛЯ
製作国: ソ連
製作年: 1988
スタッフ
監督: Rollan Serghienko ロラン・セルギェンコ
脚本: Rollan Serghienko ロラン・セルギェンコ
Vladimir Sinelnikov ウラジミール・シネリニコフ
撮影: K. Durnov コンスタンチン・ドゥルノフ
I. Dvoinokhov イワン・ドゥヴェイニコフ
V. Frolenko ウラジーミル・フロレンコ
字幕: 小玉真稀 コダママキ

07.01.15:24

その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~



毎日放送のドキュメンタリー制作者津村健夫ディレクターは2008 年「なぜ警告を続けるのか、京大原子炉実験所異端の科学者たち」(映像08)を制作しました。また311 後も取材を続け2011 年6 月26 日に映像11 の枠で「その日の後で、フクシマとチェルノブイリの今」を放送するため、ベラルーシ、ウクライナへの取材も敢行しました。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~津村健夫さんのような人がいて下さってありがたいです。
私達が望むメディアの在り方を示して下しました。
本当にありがとうございます。

小出先生と今中先生のこれまでの取り組みと心情を思うと涙か出ます。
事故の影響で様々な病に苦しむチェルノブイリの子ども達が日本に祈りの言葉をかけてくれるその純真な心にも打たれました。

観終わった後、胸の奥にずっと響くものが残ります。
沢山の人たちに観てもらいたいです。

06.30.21:32

電力は足りています。全然心配ありません。by 川内博史民主党衆議院議員

http://iwakamiyasumi.com/archives/10509
岩上安身オフィシャルサイトより転載

2011年6月24日に行った、岩上安身による民主党衆議院議員・川内博史氏のインタビューです。

110624川内博史インタビュー from iwakamiyasumi on Vimeo.


至る所でお目に掛かり合っている二人というが、会うのはご無沙汰、ということ。
本当に、電力供給は政府の発表通り足りないのか?
多くの人が持つこの疑問に、川内さんは、一貫して足りている、と主張している。

今回のインタビューは、
「電力安定供給」&「混乱期にある政局」
この二つの焦点に軸を置き、話をうかがった。
川内「震災直後の計画停電。街はどこも暗く、世の中の人は、『これは大変なことが起きていると思った』だろう。そこに、危機感を感じた」。
日本経済が元気でなければ、復旧、復興も叶わない。
経済のライフラインとも言える電車すらも止まり、川内さんは国交省鉄道局の人に、電車を止める必要性を問い正した。
そこでわかったことは、鉄道に供給している電力は、せいぜい2~3%であること。電車は加速時のみ電力を使い、ブレーキ時のエネルギーはむしろ、発電出来る仕組みであるという優秀な車両もある。

大停電に数々の疑問が浮かぶ。
川内さんは東電等に、各発電機ごとの発電量データを出させた。
電力が足りていないことを示すデータの根拠には、揚水発電の欄が0となっていたからだという。

もともと揚水発電は、原発の熱を利用したエネルギー。
揚水発電とは、水力発電所を挟んで上貯水池と下貯水池を作り、夜間などの余剰電力を利用し、ポンプで水を汲み上げ(この作業を「揚水」と呼ぶ)、昼間の電力使用ピークの時間帯に水を流下させて発電する仕組み。
しかし、コストは高くなるが、火力発電でもそれは代用出来る。
そこを指摘し、行動に移させ、発電量データに揚水発電の600万Kwが上乗せされた。
さらに、津波で動かないと言われた広野火力発電所380万Kwも、現地に直接乗り込み、所長が「7月までには動かす」と約束したという。

「原発安全神話」のウソがバレ、今度は「電力ないない神話」で原発をキープしようとしている。しかし、こちらの神話も、「埋蔵電力」を根拠とし、ウソであると主張。
原発なくとも、火力・水力フル稼働で6000万Kwあり、「ガスコンバインドサイクル」という、原発の倍の熱効率の、優秀な発電機がある。
先月末、猪瀬直樹副知事が視察に行った川崎天然ガス発電所は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた、このコンバインドサイクル方式により、火力発電所の発電効率40%を大きく上回る59%で発電。二基で八十五万Kwと、原発一基相当の出力を誇っている。立地は六万平方メートルと小さく、排熱回収ボイラー内の装置で窒素酸化物(NOx)を水と窒素に分解し、環境への負荷も少ないといわれている。代替エネルギーとして石原都知事も注目している。

さらに、電力の自由化が起こってから、電力供給可能な個人事業者がIPP、PPSなどによる発電が可能、電力会社が用意した発電機以外にも電力供給源はある。
これを埋蔵電力という。
川内さん曰く、「節電も必要ない。避難所へもクーラーを。ジャブジャブ使い、経済を活性化させねば。電力会社には、法律で電力を安定的に供給する義務がある。国はそれを監督する。それを『電気を使うな!』など、法律違反」。
さらに、「地方には高齢者も多く、お年寄りほど真面目だから、この夏お年寄りの熱中症が多発するのではないかが心配。安定した電力を供給し、安心させることが政府、電力会社の役目」と語った。

※【IPP】
Independent Power Producerの略。独立系発電事業のことをいい、「卸電力事業」とも呼ばれる。
1995年の電気事業法改正で、一般事業者が電力会社へ電力の卸供給を行うことが認められ、石油・鉄鋼・化学などの業界各社が、IPP事業を新たなビジネスチャンスとし、参入。卸売業者は入札によって決定されるが、特に石油会社は燃料を安く調達でき、製油所における自家発電のノウハウを持っている点で有利な立場にあり、数々の落札実績を挙げている。
IPPには、余剰電力取引きの活発化効果が期待されいる。

※【PPS】
Power Producer and Supplierの略。特定規模電気事業者。 高圧・高圧受電による契約電力50kW以上の大口需要家へ、一般電気事業者が管理する送電線を通じて小売りを行う事業者。一般電気事業者も同様の条件にて、供給区域外への電力供給が可能。

【IWJ  動画:古田晃司 / 記事:原佑介】

※ガスコンバインドサイクルは
「原発は全廃できる!切り札は新火力発電」の記事でブログで紹介させていただきました。
http://rashikuushya.blog.shinobi.jp/Entry/266/

06.30.13:47

絶対、取っておいて下さい!!

http://ameblo.jp/sunandfun/entry-10908448652.html 
ブログより転載 

   何年後かに、もし自分や家族が福島原発事故の放射能により病気になった時の証拠作り。

   髪には経口摂取もしくは吸引などによって摂取した元素が反映しやすい。よって毛髪の保存は有効かと思われます。

   髪の毛は1ヶ月に約1cm程伸びるので、根元から約3cmで過去2~3ヶ月の体内元素情報と考えてよろしいかと思われます。
長さ20cmの髪の毛先を測れば約20ヶ月前の情報となります。

   つまり、今抜いておけば丁度福島原発事故前後の被曝量の少ない自分の遺伝子が保存できます。
検体として使用されるので10本あればいいかと思われます。
アルミホイルに包んで、ジップロックにいれて、袋に日付を記載しておきましょう。これを、出来れば1月毎に。

    ドイツの毛髪検査機関ではストロンチウムも検査項目に入ります。
但し一般の毛髪検査では各元素が放射性かどうかの判断は難しいと思います。

   摂取・吸引した元素が現れる順番として、
血液→尿→ヒゲ→毛髪→爪と考えられ、毛髪に摂取した元素が現れ始めるのは1ヶ月後と言われます。

<土について>
   庭の土も後々重要な証拠になります。

   庭の表土(削ってない所)を500g搾取して、袋に密封して下さい。
こちらも、袋に日付を記載しておきましょう。
そして、必ず写真を撮って保管しておいて下さい。

   日本政府は補償をしたくないから、1年間20mSvという人殺し政策をしています。 
それは、今後病気が多発しても、水俣病や薬害エイズと同じくして、国は後でほんの少し補償するだけです。
  
   チェルノブイリでも子供の甲状腺ガンしか認めていません。
病気になってしまったら、気力も衰えていきます。
闘う力が湧くでしょうか。
 
勿論、そんな事になる前にしっかり予防・対策しなければなりません。
 
しかし、万が一の病にかかっても証拠があると、ないとでは大違いで す。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
福島やホットスポットに住んでおられる方たちの不安は大変なものだと思います。
チェルノブイリのかけ橋の野呂さんのお話しに出てくる予防や対策法をしっかりしたとして、でも、もし万が一、何年かのちに何かの病にかかってしまった場合、以上のものを保管して証拠とすることが出来るなら、泣き寝入りすることなく、強く訴えることができます。
いろいろ対策をとっておくに越したことはありません。

06.25.19:17

放射能汚染ここが「ホットスポット」だ

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9510
現代ビジネス「経済の死角」転載

土壌と水のセシウム値はどこまで深刻なのか
東北6県と300km圏内を徹底調査
東京・千葉・埼玉・神奈川・・・全17都県




脱水汚泥から放射性セシウムを検出した「東部スラッジプラント」(東京)〔PHOTO〕香川貴宏

〈セシウム137・1000ベクレル検出〉
〈セシウム134・960ベクレル検出〉

 これは、東京・江戸川区の下水処理施設「葛西水再生センター」(臨海町)の脱水汚泥1kgに含まれていた放射性物質の測定結果である。東京都下水道局が5月18・19日に同センターの汚泥から採取し、結果を6月3日に発表したものだ。福島第一原発から200km以上離れた東京で検出された高い数値は、衝撃的である。

 下水処理施設には雨水が流れ込む。検出された放射性物質の数値が高いということは、その周辺地域の放射能汚染の濃度がより高いことを示す。次ページの表を見ると分かるように、東京では足立区、江東区など東部の施設が軒並み高い数値を記録している。こうした地域のように、周囲と比べ相対的に放射線量が高い場所を「ホットスポット」と呼ぶ。

「空気中に放出された放射性物質は、風や塵に乗って運ばれ、雨や下降気流により地上に落ちますが、気流や風向き、地形などによって、濃度の高い場所ができる。それがホットスポットです。放射性物質でも特にセシウムは土壌との親和性が高く、土中に溶け込む。そして土中から放射線を発し続けることになる。セシウム137なら、半減期は約30年。塵などと一緒にそれを吸引したり経口から体内に入ったりすれば、体内被曝となり、身体に甚大な影響を受けることになる」(中部大学・武田邦彦教授)


http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/e/c/-/img_ec8ea8d3eca4271af24895a9cb7dabba943926.jpg (拡大)
※各自治体のHPおよび聞き取り
調査をもとに作成。放射性ヨウ素は反映させていない
※セシウム134とセシウム137の合計値を表記(単位は ベクレル/kg)
※水道水は検出されたおもな地点とその最高値を表記


この体内被曝を調査していく際にポイントになるのが土壌や水だが、それらに含まれる放射線量はベクレルという単位が使用される。冒頭にある、東京の汚泥から検出された放射性セシウム・1000ベクレル(/kg・以下略)とはどれほどのレベルなのか。国が定める安全基準値は、飲料水で200ベクレル、野菜類で500ベクレルだ。神戸大学大学院の山内知也教授(放射線計測学)はその危険度についてこう話す。


「私は、チェルノブイリ原発事故を調査した、スウェーデンのマーチン・トンデル氏の論文を参考にしています。彼はチェルノブイリの放射能の影響を受けたスウェーデン北部の住民らのがん発生率を研究しましたが、それによると、発生率が通常の1.1倍に跳ね上がる『危険値』は、セシウム137について100キロベクレル/平方メートル。

 これは、日本のベクレル/kgに換算すると、約1000ベクレルとなる。一般的な日本の調査では、セシウム137と134を合算するので、その場合の危険値は2000ベクレルと考えてよいでしょう。ただし、放射能汚染地帯は土壌だけ汚染されているわけではない。

 水も、空気も一緒に汚染されていると考えるのが実際的なので、私は、それ以下でも放射性セシウムが検出されれば、危険には変わりないと判断します」

 1ページの図でも分かるように、東京都はこれまで土壌検査を実施してこなかったが、6月15日から、都内100ヵ所で一斉調査をスタートさせることになった。このきっかけを作ったのが、山内教授が『江東こども守る会』(石川綾子代表)の依頼で実施した調査だった。

「私には1歳、3歳、4歳の3人の娘がいます。5月に民間が調査した結果、亀戸(江東区)の土壌から高い数値の放射性セシウムが検出されたと新聞で目にし、衝撃を受けました。福島ではなく、東京にもホットスポットはあるのだと思い、山内教授にお願いして、江東区内の11エリアを調査したのです。その結果、江東区内の下水処理施設『東部スラッジプラント』の周辺地域で2000ベクレルもの高い放射性セシウムが計測されました。この地域には子供たちがサッカーや野球をして遊ぶグラウンドもあります。都に除染するよう要望書を出しました」(石川代表)

それは、下水道局の調査で表に示した脱水汚泥のセシウム汚染が明らかになったわけだが、この汚泥を焼却した灰の汚染数値はさらに高かった。石川代表らが問題にした「東部スラッジプラント」で排出された焼却灰からは、1万2000ベクレルのセシウム137と、1万1000ベクレルのセシウム134が検出されたのだ。


「この焼却灰が風に乗って飛び散った結果、東部スラッジプラント周辺の放射線量が都内の平均値よりも数段高い0・25マイクロシーベルト近くになったと思われます」(前出・石川代表)。

局所的な土壌汚染は福島第一原発から200km以上離れた東京にも存在したのだ。

 本誌は今回、福島第一原発から300km圏内に位置する全17都県の、土壌と水の汚染度を調査した。各自治体が発表しているモニタリングポイントで検出された放射性セシウム(セシウム137と134を合算したもの)の量を取材し、まとめたものが1ページの図表だ。各県とも1回もしくは数回しか土壌調査を実施していないが、福島第一原発は爆発後も放射性物質を放出し続けている。

 放射性セシウムがこの3ヵ月間でさらに蓄積されているのは容易に想像できるだろう。各県のホットスポットはどこか。以下、順に見ていこう。

 福島を除いて深刻な数値なのが栃木県だ。150km圏内にある酪農の町・那須塩原市は1826と突出して高い。日光市・1037、矢板市・1128も目を引く。「JAなすの」の担当者が言う。

「酪農家の方たちは、もう怒りを通り越しています。このままいけば、生活できるかどうかも分からない状況ですから。一番困っているのは牧草の問題です。やむを得ず、輸入物の牧草や穀物を使っている農家もあります。せっかく育てた牧草を使えず、悔しい思いをしています」

 同じく福島の隣県で高数値が記録されたのは、宮城県の白石市・684、柴田町・693、丸森町・557。いずれも、8286ベクレルを記録(4月16日)し、現在、放射線量の急上昇でホットスポットとして注目されている福島県伊達市に近い。

200~250km圏にある群馬県も高い数値が出ている。下仁田町・569、嬬恋村・485、高崎市・236など、土壌調査した8ヵ所のうち5ヵ所で200ベクレルを超えた。下仁田町を管轄する「JA甘楽富岡」の担当者がこう話す。

「我々は放射能に関しては素人です。行政に責任をもって対応してもらうしかない。もともと農業は天候に左右されます。悔しいですが、放射能もその一環と考えれば、淡々と業務をこなすだけです。粛々と作り、基準値を超えるものは出荷しない。対応策はそれしかありません」

 茨城県では龍ヶ崎市・496、稲敷市・484、茨城町・395、小美玉市・328、北茨城市・308などが目立つ。同県では3月21日以降、一部の野菜や原乳が出荷停止となっていたが、6月1日ですべて解除された。

 茨城県庁エコ農業推進室は、「農地における土壌調査は4月8日に公表した一度だけですが、その際、一番数値が高かった龍ヶ崎市でも、国が定める5000ベクレルの基準を大きく下回っていました。農作物の安全性については毎週、作物の調査をしています」

 と説明する。この5000ベクレルとは、農林水産省が稲の作付け制限の基準に定めたものだ。が、琉球大学の矢ヶ崎克馬名誉教授は、原子力発電所と政府の都合が優先されていると批判する。

「被曝量には、ここまで大丈夫ですよという〝しきい値〟はありません。何ベクレルまでが安全であるとかの線引きは、あくまで外部被曝だけを考えた数値です。人間の健康面から見た場合、何の参考にもなりません。内部被曝の怖いところは、γ線だけでなくα線やβ線も関係してくるところです。例えば、セシウム137はバリウム137mに変わる時にβ線を発し、その後バリウム137に変わる時にはγ線を発します。その間に身体がやられてしまうわけです。たった一つの原子から何回も放射線が出てくることが、内部被曝が外部被曝よりずっとエネルギーが大きくなる理由の一つです」

 茶葉で出荷制限の被害を受けた埼玉県では、秩父市・109が相対的に高い。県は3月に農地の土壌調査を一度行っただけで、その後はやっていない。埼玉県危機管理課はこう説明する。

「『子供が砂や土を口に入れてしまうかもしれないので調査してほしい』という声が多数寄せられ、7月から学校などの校庭の調査を実施します」

 しかし、事故から4ヵ月目に入ったというのに、いかにも遅い対応ではないか。

 300km圏内の神奈川県では、相模原市・202(露地畑)や海老名市・139(露地畑)が高い。同県では、南足柄市や小田原市などで、5月9~13日に採取した生茶葉から530~780ベクレルの放射性セシウムが検出された。南足柄市の荒茶からは、3000ベクレル検出されている。

「子供の鼻血が……」
 次ページの図表をご覧頂こう。福島県の汚染マップだ。福島第一原発から放射状に拡がっているアミ部分は、放射性セシウムの蓄積量を示す。検出値で見ても、浪江町・2万8957、川俣町・2万9115、飯館村・2万8901など、他県とは2~3桁も違うのが悲しい。

 その一方で目を引くのは、伊達市から福島市にまたがって孤立している60~100ベクレルの汚染エリアの存在。これこそが、ホットスポットだ。『子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク』の代表世話人・中手聖一氏が危惧する。

「4月6日の調査以降、学校の校庭の土壌調査は一切やっていない。モニタリングだと言って、学校に線量計を置いて、積算値を測っている。これは被曝実験じゃないのかと憤りを覚えます。心配なのは、最近、福島市内の複数の親から、『子供が鼻血を頻繁に出すようになった。こんなことはなかった』という相談が続いていることです。本当に福島県内に住んでいていいのでしょうか」

 文部科学省は今月に入って、福島県内11ヵ所の土壌からストロンチウムも検出されたことを発表した。最も多かった浪江町ではストロンチウム90が250ベクレル、ストロンチウム89が1500ベクレル。飯舘村でもそれぞれ120ベクレルと1100ベクレルを検出した。

「ストロンチウムはカルシウムと似た構造をしており、骨にまで到達する。骨髄でβ線を出し続けることになり、白血病になる恐れがある」(前出・山内教授)

 本稿は、各県がこの3ヵ月間に実施した土壌調査を元にまとめたが、やはり注視すべきは、調査後に蓄積されたであろう放射性セシウムの蓄積量である。前出・山内教授がこう指摘する。

「放射能汚染には、汚染地に長く住み続けることで多大な影響を受ける低線量被曝のリスクがある。その危機を避けるためにも、住んでいる地域の実際の数値を知る必要がある」

 現在、市民レベルの調査のほうが行政より先行してしまっている。世界的な事故を前に、このていたらくでよいのか。

06.17.22:19

滋賀県高島市で0.4~0.5

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011
守田敏也さん「明日に向けて」HPより

守田です。(20110617 17:00)

あるメーリングリストを通じて、次のような情報が回ってきました。
「こんな情報が回ってきましたけど・・・。
ショックです。
http://matome.naver.jp/odai/2130819065065265501

守田さーーーん、
どう思われますか?????」

内容は「滋賀県高島市で0.4~0.5、名古屋市守山区で0.4マイクロシーベルト」の放射線が計測されたというものです。
高島市は僕にとっても思いれのあるところ。そこで急きょ、放射線値が
上がったと言う。

ただしこれは僕自身が裏を取った(確かめた)情報ではありません。
いつもなら自分で確からしいと判断できない情報発信はしないように
しているのですが、「守田さん、どう思われますか?」と投げられたので
これはお答えしておかなければならないなと思いました。


まず大前提として、計測器の誤作動等々、数値そのものが、まだ確実なものと僕自身では判断できないなかでの推論であることをお断りしておきたいと思います。

その上で、ありうる可能性を探してみました。
一つは福島由来のものが、滋賀県にも飛散してきていることです。
その場合、他県の場合を考えてみると、やはり汚泥処理施設などで濃縮されそれが焼却されて、周辺環境を汚染していることが考えられます。

汚泥施設からの放射能の検出自身は、大阪府でもおこっていますからより福島に近い距離にある高島市でも検出される可能性はあります。
それで高島市の浄化センターを調べてみると、計測地点から6キロぐらい
北の「高島市衛生センター」が汚泥浄化施設としてあることが分かりました。

高島市に電話して問い合わせたところ、ここでは汚泥の脱水作業のみを行っており、焼却は、今津町途中谷・・・椋川の近くですが・・・にある高島市環境センターで行っているそうです。
衛生センターから西に15キロぐらい。京都から国道367号線を北上して、朽木を抜けたあたりです。
ここまで衛生センターから汚泥を運搬しているそうです。

となるとここで焼却されたものが、計測地点まで流れたとも考えられますがそうすると、むしろこの環境センター周辺が問題になる。
実は、僕の友人がこの近くで山羊を飼って生活しているので、とても
気になります。

まずはこの可能性が一つ。

もうひとつは、敦賀半島のもんじゅや敦賀原発、ないしは若狭湾の原発からの放射能漏れの影響です。実際、5月初旬に敦賀原発が事故を起こし、放射能漏れが起こっています。「ごく微量で、環境への影響は無い」と発表されましたが、こうした発表に信ぴょう性が感じられないのはご存じの通りです。

その場合も、大気中に出た放射能が、地表に落ち、この間の雨でやはり浄化センターに集められ、脱水され、衛生センターで焼却されて濃縮されるとともに大気中に再び放出された可能性がある。つまりいずれの場合でも、浄化センター・衛生センター経由でこうした汚染が高まっている可能性があります。


この点について、高島市の職員の方と電話で話をしました。非常に丁寧に対応してくださいましたが、0.4マイクロという数値にショックを受けていました。
ただこちらとしても機器の精度などを含め、確かな情報かどうか確信が持てていないと断ってお話ししました。

高島市役所では、原発が近いこともあり、市議会での答弁に放射能問題が
頻繁に出て来て、市職員が対応に追われているそうです。そのためもあり、市内各地にモニタリングカーを走らせているそうですが、今のところ、いずれからも、0・04マイクロぐらいの数値しか報告されておらず、0.4マイクロという値は
聞いたことがないとのことでした。

また市の側にも、衛生センターにも確認しましたが、どちらでも汚泥については放射線の計測を行っていないそうです。「大阪でも微量ですが発見されたらしいです」と伝えると、「えっ」と驚いておられました。今後、計測が進むことを期待したいです。


以上、今回の高島市の0.4マイクロという計測値が、正しいかどうか、まだ僕には分かりません。また少なくとも、市の側ではそのような情報を持っているようには思えませんでした。何人かとお話しましたが、みなさん対応が丁寧で、何かを隠し持っている感じはまったくしませんでした。

「今後も、市民の側からつかんだ情報をお届けします」とお話しすると、ぜひお願い
しますとのことでした。ただしどの担当部署で何を受け持つのか、まだ混乱しているのだそうです
。健康課なのか、環境課なのかなどなど線がなかなか弾けないのだ
とか。それで情報は市役所全体を統括する、0740-25-8000にかけてくださいとのことでした。

いずれにせよ、大阪の汚泥から放射能が検出されたことにより、そうした値が出ても、不思議には思えない面もあるのが、ある意味で現状の厳しさを物語っているように思えます。ただし、大阪の値を追跡調査したところ、少なくとも市の側は非常に微量であることを強調しており、この点も継続的なウォッチが必要です。


とにもかくにも、「一家に一台、ガイガーカウンター」の時代が本当に来たのだと思います。なかなか手に入りませんが、なんとかそれぞれで入手して、できるだけ共同で、広範囲で使用し、計測を重ね、情報を交換しあっていくことが大事だと思います。測ったら、行政にも積極的に伝えるといいと思います。

0.4マイクロシーンベルトは、1日では9.6マイクロシーンベルトに相当します。
放射線管理区域に近い値であり、かなり高いです。そうした地域には、放射性物質の微粉末が浮遊している可能性があります。もしこの数値が正しければ、当該地域は、マスクを着用した方がいいです。

またおそらくすべてこれまでの雨でいったんは地面に落ちたと思いますが、雨のあとに晴れて乾きだしたときに、また多少は飛ぶので、雨のときの水たまりと、雨があがって晴れ間が出て、水分が蒸発するときにより気を付けた方がよいです。
また空間線量が高い場合は、周辺により高濃度のホットスポットがあると思った方がよいです。その場合は、福島での放射能除染・回復プロジェクトがやっているような除染を行った方が良いですね。

ただまだ高島市の場合は、計測を行って、はっきりとした値をつかむこと大事だと
思います。・・・時間の余裕が取れるかどうか分かりませんが、一度、ガイガー
カウンターを持って、高島市を訪ねてみたいと思っています。


みなさんも、自分の地域で高い放射線量の報告があったときは、ガイガーカウンターを持っている人をみつけて、まずは測るとともに、地域の汚泥浄化センター、焼却場所を特定し、その上で行政に積極的に尋ねてみると良いと思います。

みんなで放射能への積極的なウォッチを行っていきましょう!

05.22.09:19

中学校 原発・放射能 安全洗脳教育

http://www.radi-edu.jp/「らでぃ」HP

放射線教育が本格開始されるまであと314日というタイムカウントがあります。

「“らでぃ”とは」
 新学習指導要領において中学校理科「放射線」に関する内容が組み込まれることになりました。
約30年ぶりに復活するその指導内容は理科第一分野「科学技術と人間」の「エネルギー資源」に関わる項目において「放射線の利用とその性質についても触れる」と表記されているものの、総合学習などで「エネルギー」に関する教育実践に取り組んだ中学校の事例を除き、現職の理科教師のほとんどがこの項目について実際の指導経験が無い状況にあります。
 日本教育新聞社では中学校理科新学習指導要領に記載された「放射線」にかかわる教育の支援を同ホームページを通じて行って参ります。

「教育現場で子どもたちの指導をされている皆様」
東日本大震災に伴う原子力発電所の事故以降、テレビや新聞では連日放射線に関するさまざまな情報が報道されております。しかしながら放射線に関する報道は専門的な表現・内容が多く含まれており、一般の方々にはわかりにくい分、不安を感じられることもあると思われます。
“らでぃ”では、教育現場において子ども達の指導に携わる先生方に対してテレビや新聞で報道されている「放射線」に関する情報をFAQ形式で発信させていただきます。子どもへの正しい教育、保護者の方々への正しい理解をしていただくための一助になれば幸いです。


放射線教育推進委員会概要
新学習指導要領において中学校理科「放射線」に関する内容が組み込まれることになりました。
 約30年ぶりに復活するその指導内容は理科第一分野「科学技術と人間」の「エネルギー資源」に関わる項目において、「放射線の利用とその性質についても触れる」と表記されているものの、総合学習などで「エネルギー」に関する教育実践に取り組んだ中学校の事例を除き、現職の理科教師のほとんどがこの項目について実際の指導経験が無い状況にあります。
  日本教育新聞社では教育現場にかかわりの深い以下の有識者のほか研究機関や研究会、学会などからのご協力をいただき、下記メンバーによる放射線教育推進委員会を結成し、「放射線」にかかわる教育の支援を同ホームページを通じて行って参ります。

放射線教育推進委員会構成員(敬称略)

監修 有馬 朗人 (学校法人根津育英会 武蔵学園 学園長・公立大学法人 静岡文化芸術大学 理事長・
(財)日本科学技術振興財団 会長(非常勤)・科学技術館館長(非常勤)・元文部大臣)
推進委員 清原 洋一 (文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官)
宮下 彰 (全国中学校理科教育研究会会長・中野区立第九中学校校長)
網屋 直昭 (川崎市教育委員会指導主事)
飯本 武志 (東京大学准教授)
掛布 智久 (日本科学技術振興財団)
事務局 日本教育新聞社内
〒105-8436 東京都港区虎ノ門1-2-8虎ノ門琴平タワー8F



洗脳教育そのもの。
子どもたちが原発や放射能は安全だと学校で先生から教わるの?
信じられません。
上記の先生がたの良心に訴える手紙を書きます。


05.21.12:48

8兆円もある! 東電が持つ「売れる資産」

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3086.html

8兆円もある! 東電が持つ「売れる資産」 (2011/5/20)

国民はビタ一文払う必要なし

きょう(20日)、2011年3月期決算の発表を行う東京電力。福島原発の事故処理に伴う費用などで1兆円近くの特別損失を計上し、赤字転落は確実とみられている。
それでも東電は余裕シャクシャクだ。
十数兆円に上る原発賠償は「増税」と「電力値上げ」で国民に押し付ける魂胆だから、平然としている。
だが、こんな愚策は絶対に認めてはダメだ。東電には売却資産がたっぷりとあるのだ。

◆送電設備で5兆1400億円
関連会社で2兆5000億円

最もカネを捻出できる手段が「送電網」の分離、売却だ。
東電の財務諸表(第3四半期)をみると、「送電設備」は約2兆1000億円にもなる。共産党の吉井英勝衆院議員によれば、他にも「変電設備」(約8400億円)、「配電設備」(約2兆2000億円)などの送電関連資産がある。これらを売却すれば、5兆1400億円になる。
「資産額は簿価のため、実際に売買する際はもう少し価値が下がるでしょう。
しかし、それでも兆単位のカネを捻出できるのは大きい。欧米では複数の発電会社が送電会社に電気を売るのは当たり前。
これによって競争原理が働けば、電気料金も安くなるから国民も万々歳です」(経済ジャーナリスト)
東電に限らず、日本では、東北、北陸、九州など地域ごとの電力会社が市場を「独占」してきた。
そこで甘い汁を吸い、カネをため込んできたのだ。表向きは「負債も多額」と装っているが、それは本体の話。
儲けは次々とつくられた子会社や関連会社に流れている。天下り先に仕事とカネを振り分けてきた官僚みたいな手口だ。これを切り売りすれば、巨額のカネをつくれる。

「東電の連結子会社は170社近くあります。例えば、『アット東京』(東京)はデータセンター事業、『ユーラスエナジーホールディングス』(東京)は国内外の風力発電事業の投資を手掛けている。ほかにも、有線テレビの『テプコケーブルテレビ』(埼玉)、宿泊施設の管理を行う『当間高原リゾート』(新潟)、訪問介護事業の『東電パートナーズ』(東京)など多業種に及びます。海外進出も盛んで、カナダではウランを採掘する会社、オーストラリアではLNGプラント事業や、ガス田開発事業を手掛ける会社を持っています」(前出の経済ジャーナリスト)
こうした関連会社の株式などを含む「投資その他資産」は約2兆5000億円。送電事業の売却と合わせれば、ざっと8兆円近くをヒネリ出せる計算だ。
そもそも東電の資産は13兆円もあるのだ。
東電など電力会社が加盟する電気事業連合会(電事連)は、資源エネルギー庁あてに「東電だけでなく、国も賠償責任を果たしていくべきと考えます」なんて要望書を出しているが、ブクブク膨れ上がった東電の資産や子会社を温存しておいて、国民にも責めを負わせるなんて冗談じゃない。全国各地にある豪華保養所も含めて、一切合財の資産を売ってからでなければ、国民はビタ一文払う必要はない。

05.18.22:59

チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染


被害者というとらえ方では悲しすぎる痛ましすぎる現実、敢えて困難な道を歩く事を決めてきた魂たちと捉え直し、その取り組みに敬意を表したいと思います。
いまだに汚染地に住むしかない人たちを、汚染の少ない地域に移住できるように国を超えて支援できないのでしょうか?
核や原発など地球を汚し人もすべて滅ぼす恐怖の時代は終わりにして、今まで傷ついてきた人々に寄り添い、いたわり、国境を無くし、人々が助け合い分かち合う新しい時代に変えて行きたい。そう強く祈ります。

20年以上経っても無くなることのない大地の汚染、その土で育てたものを食べることで起こる体内被曝、子どもたちの甲状腺がんの発症…今のままだと福島もこの映像に出てくる人々と同じ未来を選択することになります。
福島の皆さんは、汚染の低い地域に移ったり、食べ物に気をつけたり、大変だけど、自分自身で考え被曝をできるだけ低く防いで欲しいです。
政治家の方たち、原発産業に関わる人たちにも観てもらいたい。
自分たちのしていることの結果が、今の福島に、もしかして日本の各地にどんなことを引き起こす可能性があるのかを過去の教訓から知ってもらいたい。
その上で今までのような事をまだ続けるのか自分に問いかけてもらいたい。
今すぐ福島の人たちに正確な情報を伝えて、汚染のひどい所から出してあげて下さい。
すべての原発を今すぐ止めて廃炉にして下さい。
微力ではあるけど、その為に私に出来る事をしていきます。
皆で力を合わせれば必ず出来ます。
心をひとつに皆で手を繋ぎ、新しい未来に進んでゆこう。









05.18.10:19

文科省「放射能を正しく理解するために」に精神科医抗議

京都の菊池さんから連絡頂きました。
全く同感の内容ですので、お伝えさせて下さい。


以下転載
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
精神科医からの大切な問題提起だと思いますので、本MLにも転載させていただこうと思います。

………………………………………………………………………………
「放射能を必要以上に心配するとPTSDに」という文科省に対して、精神科医が抗議
 http://bit.ly/m7SlpY(Eisbergの日記) 
 
以下は、Facebook にて得た情報である。ご本人が「転載しても構わない」と仰っているので、ここに
転載する。


大阪で精神科医をしています。
原発問題には以前から関心があり、今回の福島原発の事故も気が気ではなく、事態の展開を見守っていました。
最近になり、精神科医としても黙っていられない状況となり、以下のようなメールを友人の精神科医たちに送っています。
文科省が教育関係者に向けて「放射能を正しく理解するために」という文書を4月20日に発表しています。
精神科領域に関係することが書いてあるとのことでしたので、
目を通してみたのですが、なんてことだと頭を抱えてしまいました。

「放射能を正しく理解するために」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/21/1305089_2.pdf

前半は、あの「年間20mSVまでは安全」というとんでもない基準について
述べられていて、これだけでもかなり不愉快なのですが、我々精神科医に
直接関係してくるのは後半です。12ページの一番下に「放射線の影響そのものよりも、『放射能を受けた』という不安を抱き続ける心理的ストレスのほうが大きいと言われています」と書き、13ページ以降にその説明として、心理的な強いストレスの受けたときの子供の反応を解説し、「PTSD」について述べ、「放射能のことを必要以上に心配しすぎてしまうとかえって心身の不調を起こします」と結論付けて、「からだと心を守るために正しい知識で不安を解消!」と結んでいます。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は過去の心的外傷が原因で発症しますから、現在進行形の事態に対してPTSDを持ち出すことはそもそもおかしな話です。
また、あたかも「放射能を心配しすぎて」PTSDになるかのような説明は
間違っています。
「心配しすぎて」PTSDになったりすることはありません。

PTSDはレイプ、虐待、戦争体験、交通事故などなど、生命が危険にさらされる現実の出来事の後に生じる疾患です。
今、原発被害に関してPTSDを論じるのであれば、PTSDの予防ですから、
「安全な場所に避難すること」と「事実を伝えること」が必要です。
ところが文科省のこの文書は「年間20mSVでも安全という間違った情報」を与え、「避難の必要はない」と言っていますから、PTSDの予防としても間違っています。

そもそも放射線の被曝による生命の危機を認めていません。
あまりのお粗末さにあきれてしまい、開いた口がふさがりません。
福島原発の事故の責任は国にあります。
この文章は加害者である国が、被害者の口を封じ、あたかも被害の責任が
被害者側にあるかのような論述を組み立てています。
これは、レイプでも幼児虐待でも加害者側がよくやるやり方です。
このやり方を繰り返されているうちに、被害者は被害を受けたという事実が見えなくなり、自分を責め、PTSDであることすらわからなくなってしまいます。
PTSDという疾患概念は、被害者が自分の症状と過去の出来事との関連に
気づくためのものです。
それを被害者の口封じのために利用していることに腹立ちを感じます。

こんな内容の文書を信じる人はいないだろうと思っていたのですが、先週末に福島出身の作業療法士さんと話をしたら、「そんなことありませんよ。信じてしまいます。肩書のある偉い先生や、政府の人が言ったら、一般の人はそうかなって信じてしまいますよ。
福島は混乱しています」と言っていました。事態は切迫していて、黙っていたら加害者側に立つのと同じになってしまいます。
時間も気力も限られていますので、まずは伝わりそうな人に伝えています。
この文書の作成に協力している小児心身医学会とメールのやり取りをしているのですが、なかなか動こうとしません。
トラウマティックストレス学会には原発事故の際の心のケアについてちゃんとした文章が載っていました。

原発事故による避難者/被災者のメンタルヘルス支援について
http://www.jstss.org/pdf/konishi0324.pdf

以上です。
福島の皆さんにこのことを知らせたいと思っています。
文科省に文書を撤回させることはできなくても、知識を広めることで文書を無効化してしまえたらと思います。
転送等していただけたらありがたいです。
チェルノブイリの事故の後、心身の不調を訴える人々に対してソ連が
「放射能恐怖症」という精神科的な病名をつけて、放射線被曝の後遺症を認めようとしなかったことがありました。
それと同じことが日本でも起こるのではないかと心配しています。
放射線被曝の被害を矮小化しようとする国の態度は正さなければなりませんし、そのために精神医学が利用されることを防ぎたいと思っています。

………………………………………………………………………………
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/a8b451d39996f03c2f24e43c274ba719
ジャーナリスト 木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」HPに2011-05-17 付で原文が載っています。
昨日私たちがこのお話を聞いて、びっくりし信じられないような思いにたったのですが、同じ思いを持って抗議して下さる方が同時に居る事を嬉しく、みんな繋がっていると心強く思います。

子どもたちが通っている小学校の校長先生に昨日電話をし、福島の子どもたちの20ミリシーベルト撤回の要請書のことを一緒に考えてもらうため時間を設けてもらうようにお願いしました。
来週時間を取って下さることになったので、正気の沙汰とは思えない「放射能を正しく理解するために」についても、精神科医の先生の文章をプリントアウトし、チェルノブイリに関してもこちちらで正しい資料を用意し、お伝えしたいと思います。

05.17.08:35

福島第一原発3号機の爆発についての解説

コメント欄から情報を頂きました。ありがとうございます。
その映像をご紹介します。
様々な情報がありますが、自分の感覚に聞いてみて、フィットするものをこのブログで紹介させてもらっています。

解説者:米国 
フェアウィンズ・アソシエーツ社チーフエンジニア アーニー・ガンダーソン氏は、米国のスリーマイル原発事故の際、事故調査団のメンバーでもあったそうです。
爆発の映像や世界各地に飛んでいる汚染物質の計測などだけで、とても詳しく解説して下っています。
日本の政府はもっと詳細な情報を持っているはずなので、私たちをもっと信じてチキンとした情報を伝えて欲しいものです。





映像がご覧になれない方の為に、映像のコメントを起こしたものを紹介されているHPを見つけましたので、転載させていただきました。
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/05/blog-post_03.html

こんばんは。フェアウィンズのアーニー・ガンダーソンです。フェアウィンズにはいろいろなテーマについてたくさんの電子メールが寄せられます。今とりわけ多くの質問と懸念、いくつかの良く考えられた発言が寄せられたのが、「福島第一原発の3号機に何が起きたのか」という問題です。3号機の爆発のしかたは1号機ともほかの原子炉とも違います。なぜでしょうか。そこで今日は、確実にわかっている事実に基づきながら、3号機で何が起きた可能性があるかを考えてみたいと思います。

まず最初にいえるのは、3号機の爆発は1号機よりはるかに大規模だということです。工学の専門用語に「デトネーション(爆轟)」と「デフラグレーション(爆燃)」というのがあります。どちらも平たく言えば「爆発」ということですが、「デフラグレーション」で生じる衝撃波は音速を超えません。一方、「デトネーション」のほうは衝撃波が超音速で伝わります。したがって、デフラグレーションよりデトネーションのほうが被害は大きくなります。専門的なニュアンスの問題と思われるかもしれませんが、この2つの違いこそが1号機と3号機の爆発の違いを生んだのです。

1号機が爆発したときの噴煙を見てください。3号機のときと比べるとゆっくりした速度で建屋から広がり出ています。では、3号機で起きた客観的事実をいくつか踏まえた上で、私の考えを述べてみましょう。

まず、3号機の爆発はご覧の通り1号機と比べてはるかに大規模です。また、大量のエネルギーがまっすぐ上に向かって放出されたのがわかります。専門用語でいえばベクトルです。3号機の爆発では、1号機の時にはなかった上向きのベクトルが見られます。これは重要な手がかりですので、のちほどまた詳しく説明します。次に、3号機の場合は明らかに爆発が起きたことがわかります。建屋の南側、つまり右側を見れば、黒煙が上がる前に黄色い閃光が確認できるからです。これも重要な手がかりですのでのちほど説明します。

もうひとつの事実は、核燃料棒の破片が原発から2マイル(3.22キロメートル)以上はなれた地点で見つかっていることです。前にもお話した通り、4号機では燃料棒が乾燥[水に浸かっていない状態?]していましたが、燃料ラックは壊れていませんでした。したがって、数キロ飛んだ燃料棒の破片が4号機の燃料プールからのものとは考えられません。だとすれば3号機から飛んできたことになります。

そしてもうひとつ、アメリカのハワイと西海岸でウランの微粉末が、また原発の敷地内ではプルトニウムの微粉末が検出されています。アメリカ北東部のニューイングランド地方でもアメリシウムが確認されています。これらの元素はすべて「超ウラン元素」と呼ばれ、ウランより重いのが特徴です。超ウラン元素が発見されたとすれば、福島原発で核燃料が損傷して揮発化した可能性があるということです。

3号機の写真を見ると、爆発後に建屋のかなりの部分が失われています。とくに南側が顕著です。ところが、同じ3号機建屋の赤外線写真を見てみると、爆発後も南側に熱源が残っているのがわかります。データを見るかぎり、3号機の格納容器自体、原子炉自体が損傷していないことは確かです。じつに不思議です。原子炉も格納容器も壊れていないのに、建屋は粉々に吹き飛んだ。なぜでしょうか。私の考えはこうです。縦15m×横15m×深さ15mの燃料プールが空になっていたのです。そこに気体が充満し、上方に吹き飛んだ。プールの上には蓋がなく、側面には壁があるために、エネルギーは上に向かうしかなくなって物質を噴き上げた。そう考えればほかのいくつかのことにも説明がつきます。たとえるならば燃料プールは銃の銃口のようなものです。銃口が上を向いていたので、上に向かって発射されたわけです。

映像からわかる点はもうひとつあります。爆発のあとで大量の瓦礫が降ってきているということです。これらは燃料ラックや燃料棒であり、ウランやプルトニウムのかけらです。原発から何キロも離れたところでウランやプルトニウムが発見されたのはそのためです。それから、煙が黒いことにも注目してください。これはウランやプルトニウムが揮発したしるしです。言い換えれば、エアロゾルと呼ばれる非常に細かい微粒子になったということです。だから風に乗って太平洋を越え、ハワイや西海岸に、そして今やこのニューイングランドにまで達することができたのです。

では、上向きのエネルギーを生じさせたものは何でしょうか。ただの水素爆発だとしたら、水素と酸素が反応して水ができます。そうすると、爆発が起きてもその衝撃波は音速を超えません。つまり「デフラグレーション」です。1号機で起きたのはこれです。見た目は派手ですが、激しい爆発ではありません。では、3号機が爆発した原因は何でしょうか。実際に爆発があったことは間違いありません。理由はふたつあります。ひとつは噴煙がかなりの高さまで噴き上がっていること。もうひとつは建屋の側面に閃光が見えたことです。「デフラグレーション」であれば閃光が起きることはありません。閃光を生じさせるのは「デトネーション」です。

では、デトネーションを起こした原因は何なのか。水素と酸素が反応するだけでは不十分です。ほかにも何かあったに違いありません。まだ確たる結論は出ていませんが、水素爆発が起きたためにその衝撃波でプール内の燃料棒が動いて歪んだ。そのせいで即時に核反応が起き、プール内のものを粉々にして上向きの噴煙として噴き上げたと考えれば辻褄が合うのではないでしょうか。それによって生まれたエネルギーが、私たちが3号機で目にした凄まじい光景を作り出したのです。

この仮説を確かめる方法がひとつあります。噴煙に含まれる同位体の種類を調べるのです。アメリカ軍の飛行機が上空を飛んでサンプルを採取していることは分かっています。すでに研究所で調べていることでしょう。キセノンには2種類の同位体があり、それらの比率を調べれば、燃料プールで即発臨界が生じたかどうかがわかります。つまり証拠はあるのですが、まだ私たちには開示されていない。ですが、おそらくアメリカ政府は証拠をつかんでいるものと私は想像しています。

ご清聴ありがとうございました。新たな情報が入り次第またお知らせします。

05.16.21:44

NHK ETV特集 「ネットワ―クで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」

流石!
昨日のNHKのETV特集 「ネットワ―クで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」をアップして下さっている方がおられました。
放射能汚染の現状がわかります。
悲しみと憤りと怒りを感じます。
でもこの感情を未来を良くしていく原動力に変えたいと思います。























05.03.16:11

バズビー教授 チェルノブイリと 同じくらい 深刻 それ以上の人口が被曝

田中優さんの京都の講演会スタッフメーリングリスト、由紀さんからの情報です。

バズビー教授 チェルノブイリと 同じくらい深刻 
それ以上の人口が被曝




今日は精華大の、「ワクワクキャンプ・プログラム」に参加する福島のお母さん茂木さんと、キャンプをサポートしているゆみさんのお誘いで、お会いすることができました。
茂木さんはプログラムに参加せずにあと3日間は京都にて待機するつもりらしいです。
理由は、今後の「学童疎開」を見据えて、子供達だけで知らない場所で過ごす体験をしてほしいと言う真剣な思いがあってのことだそうです。
いろいろお話を聞いて驚きました。
今の福島の人たちは大変深刻な状況に置かれているのに、それをきちんと知らされず、また震災前の生活を続けたいという皆の気持ちも強く、正しい情報を伝えようとしても、聞き入れる余地を持っていらっしゃらないということ。
子ども達の放射能規制20ミリシーベルト以下が下がったとしても、だからと言って、みんなはどうすればいいのかわからないということ。
計画避難指示の出ている飯館市などの18歳以下の子ども達の居る家庭の100件近くが、どうして出て行かないといけないのか、私たちは出ないと仰っているということ。
その場に身を置いてみないと分からないことが、たくさんあることに気づかされました。
私たちにできることは、何なのだろう…
改めて考えさせられました。

でも、出来ることを見つけて、私の出来る限り、茂木さんのようなお母さんたちを応援したいです。




http://www.fmu.ac.jp/home/lib/radiation/
福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値

04.25.07:35

全国の公的機関等における放射線情報


孫さんが持ち歩いているガイガーカウンターの値でいつも放射能を測定されいて、東京は0.1マイクロシーベルト(通常の2倍)前後だそうです。 所用で関西に行ったとき、0.22マイクロシーベルトあり、放射能汚染は、関東、東北だけの問題ではなく、西にも広がっている。「自然エネルギー財団」設立の発表の場でそうコメントされていました。

放射能の濃度がわかる信頼できる情報がないかと探してみました。
光化学スモッグは注意報が出たときの対応について、学校からお知らせがありました。
放射能についても、風向きによって放射能濃度が高い日には、学校としての対応をどう考えておられるか、京都市の教育委員会に、質問をしてみようと思います。


http://smc-japan.org/?p=1112
一般社団法人 サイエンス・メディア・センターHP

全国の公的機関等における放射線情報リンクです。


http://www.witheyesclosed.net/post/4169481471/dwd0329

ドイツ気象庁(DWD)による粒子分布シュミュレーションです。





「ミリシーベルト」「マイクロシーベルト」とはどんな単位なのか、どのくらいから危険なのか?放射線量計測単位のまとめ


「放射線量が基準値を超えた」「被ばく者が出た」といった言葉を聞いて不安が高まっている人も多いのではないでしょうか?焦って行動する前に報道で耳にする「ミリシーベルト」「マイクロシーベルト」とはどんな単位なのか、実際にはどれくらいから危険なのか確認しておきましょう。

詳細は以下から。


◆短期間被ばくの致死線量

人間は地球上のどこに住んでいても常に放射線を浴びています。世界で平均すると、人体は年間およそ2.4ミリシーベルト(2.4mSv:1シーベルトの1000分の1×2.4)の自然放射線に常にさらされています。放射線を短期間に全身被ばくした場合の致死線量は、5%致死線量(被ばくした人の20人に1人が死に至る線量)が2シーベルト(2000ミリシーベルト)、50%致死線量が4シーベルト、100%致死線量が7シーベルトと言われ、200ミリシーベルト以下の被ばくでは、急性の臨床的症状(急性放射線症)は認められないとされています。

ここで言う「短期」とは約1時間ほどと考えてください。普通に生活していて1年間に吸収する放射線量の1000倍の量を1時間で吸収すると、20人に1人が亡くなる程度の危険性ということです。1シーベルトだと吐き気を感じる、2~5シーベルトで頭髪が抜ける、3シーベルトを超えると30日以内に50%の人が亡くなる、とも言われます。

◆「シーベルト」と「シーベルト毎時」

報道では「毎時」が省略されている場合がありますが、シーベルトとは「ある期間に被ばくした量の合計」をあらわす単位であり、1時間その場所で過ごした人が1シーベルト「被ばく」することになるという状態が「1シーベルト毎時(Sv/h)」です。もちろん「毎秒」や「毎年」といった表現もできますが、特に説明のないかぎりテレビなどの報道で省略されているのは「毎時」のようなので、例えばある地域で「1マイクロシーベルトが観測された」という報道があれば、人間がそこで1時間過ごすと1マイクロシーベルトを「被ばく」することになる、と考えてください。「2.4ミリシーベルト毎時」であれば、普通に過ごしていて1年間に浴びる放射線量を1時間で浴びる、というレベルです。

「通常の○○倍の数値が測定された」といった表現の報道が多いですが、1年は8760時間(24×365)なので、おおまかに「普通に過ごしていて1000年間に浴びる量を1時間で浴びると致死率5%」と考えると、「毎時」単位の測定値が普段の876万倍になったところで防護なしに1時間過ごすと20人に1人が死亡する程度、と考えてください。

◆「400ミリシーベルト毎時」ってどのくらい?

2011年3月15日11:00に発表された福島第一原発3号機付近の「400ミリシーベルト毎時」という数字ですが、ここで何の防護もなく1時間過ごした場合の被ばく量が、5%致死線量(2シーベルト=2000ミリシーベルト)の5分の1にあたります。つまりこの5倍の線量に約1時間さらされた場合、20人に1人が死に至る可能性があります。また、この数字が観測されたのはあくまで原子炉からごく近い場所であるということにも注意が必要です。

◆「ミリ」と「マイクロ」の違いを頭にたたきこみましょう

ニュースで「8217マイクロシーベルト(μSv)」「1941マイクロシーベルト」などと聞くととてつもなく大きな数のような気がするかもしれませんが、「マイクロ」というのは「ミリ」のさらに1000分の1。1マイクロシーベルトは1シーベルトの100万分の1です。200万マイクロシーベルトで5%致死線量なので、2000マイクロシーベルトでも5%致死線量の1000分の1です。

つまり分かりやすく表現すると以下のようになります。

1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)

大量の放射線は人体に有害ですが、微量なら人体に影響はありません。万一の場合を考えて、できる限りの対策を取ることは重要ですが、関東などに住んでいる人は「マイクロシーベルト」というのはとても小さな単位であるということを心にとめて、むやみに焦って行動しパニック状態におちいらないよう気をつけたいものです。

放射線被ばくと健康への影響の関係。単位はマイクロシーベルト(左の「8217」「1557」という値の単位は「マイクロシーベルト毎時」)ですが、10万マイクロシーベルト(100ミリシーベルト)を超えるとガンになる人が増加するとされています。


「ガンになる人が増加」と聞くとドキッとするかもしれませんが、すべての人が高い確率でガンになるというわけではなく、発がんリスクが高まるという意味です。「発がんリスクが高まる」と言っても、例えばいわゆる「発がん物質」というものを習慣的に摂取してもすべての人が発がんするわけではない、喫煙者の全員が肺がんとなるわけでなく、肺がんとなった人の全員が死亡するわけではないということを思い出して、必要以上に不安にならないようにしてください。

◆そもそも「シーベルト」とは何をあらわす単位なのか

目に見えない放射線の人体への影響をはかる単位「シーベルト」とは一体何をどう表しているのか、もやもやしている人も多いのではないでしょうか?少し長くなりますができるだけ直観的に把握できるよう説明していきたいと思います。

「シーベルト」(Sievert、Sv)というのは放射線防護についての研究で大きな功績のあるスウェーデンの物理学者ロルフ・マキシミリアン・シーベルトにちなんで名付けられた単位で、これを理解するにはまず「グレイ」(Gy)という単位について知っておいた方がわかりやすいかもしれません。

「グレイ」という単位は、放射線を照射された物質が吸収する質量(kg)あたりのエネルギー(J:ジュール)をあらわし、1kgあたり1ジュールの吸収線量を1グレイ、と定義します。

ジュールというのは「質量×加速度×距離」などで求められる仕事量をあらわす単位で、電力の話題でよく聞く「キロワット時(kWh)」と同じ次元の単位です。1ジュールは1ワット秒(Ws)で、これは1キロワット時を1000(キロ)で割ってさらに3600(1時間は3600秒なので)で割った量。洗濯機を3回運転すると1kWhと言われるので、1Wsというとかなり微量の電力量です。1ジュールは小さなリンゴ(約102g)を重力に逆らって1メートル持ち上げる時の仕事量に相当する、と聞くとイメージしやすいでしょうか?

「被ばくする」というのは、放射線により仕事をされるということ。放射線を浴びた人体組織が質量1kgあたり1ジュールの仕事をされれば、1グレイ被ばくした、ということになります。「仕事をされる」という表現になじみがないという人は、例えばストーブに当たって指先が温まった時は、その温度上昇分(内部エネルギー変化分)の「仕事をされた」ということであり、お母さんが重力に逆らって赤ちゃんを抱き上げるときも、お母さんが赤ちゃんに対し、抱き上げた高さ分(位置エネルギー変化分)の「仕事をした」ということになる、と考えてください。

「シーベルト」も「グレイ」と同じように「J/kg」の次元の単位なのですが、放射線にはさまざまな種類があり、「物」ではなく「人」が放射線を浴びた場合は、その放射線の種類(アルファ線、ガンマ線など)により受ける影響が異なります。

同じ1グレイの吸収線量でも、人体組織が吸収した場合、例えばアルファ線で1グレイの吸収線量だとベータ線で1グレイの場合の20倍ほど影響が大きいとのことで、これに応じて放射線荷重係数をかけて、アルファ線で1グレイの被ばくなら人体への影響は20シーベルト(Sv)ということになります。物理量ではなく「人体への影響」を基準に考えた等価線量という概念にもとづく単位なのです。

また、「質量の大きなものほどたくさんエネルギーを吸収する」というのは事実ですが、同じ場所にいれば体重40kgの人より80kgの人の方が危険なのかというと、そんなことはありません。なので「1kgあたり」で考える「グレイ」や「シーベルト」が意味を持ちます。

04.24.08:13

「原発は安い」は本当か

マル激トーク・オン・ディマンド 第523回(2011年04月23日)
「原発は安い」は本当か

ゲスト:大島堅一氏(立命館大学国際関係学部教授)

これまで政府や電力会社は、「原発は安全でクリーン、他の発電方法よりも安く、原発を使用しなければ電力が不足する」などと説明をしてきた。福島第一原発が事故を起こした今、原発が安全だという点への信頼はもろくも崩れ去った。では、喧伝されてきた「原発は安い」は、本当なのだろうか。環境経済学の専門家で立命館大学教授の大島堅一氏と共に、ジャーナリストの武田徹と宮台真司が議論した。

大島氏は、原発の商用利用が始まった1970年以降に原発にかかったコストの実績値を計算した。その結果、「原発が安い」のは電力会社から見れば本当なのだが、われわれ利用者にとっては間違っていると話す。一体どういうことか。
発電にかかるコストとしてよく電力会社が出す数値は、たとえば04年に電気事業者連合会が経産省の審議会に提出した資料では、1キロワット時あたり、水力(揚水発電を除く一般水力)は11.9円、石油10.7円、天然ガス6.2円、石炭5.7円、そして原子力は5.3円としている。これは、稼働率を80%に設定するなど、ある一定の条件を想定して計算した値だ。この数値はあくまでモデル計算の結果であり、本当にかかったコストはこの方法ではわからない。
さらに、われわれ利用者の負担という観点で考える時に重要なのは、「見えないコスト」と「バックエンド費用」だという。「見えないコスト」とは、国からの財政支出だ。技術開発費や立地対策費がエネルギー特別会計の中から支出されるが、電源別に集計されていない交付金もあり、知らない間に原子力にお金が出ている状態が作られていると大島氏は話す。大島氏が集計したところ、1970年~2007年の交付金の約7割が原子力に支出されており、ほとんど「原子力交付金」だということがわかったという。つまり、原発は国の優遇策を受け、必要なコストは国、つまり国民の税金で負担してきた。そのために、電力会社にとっては「原子力は安い」のだと大島氏は言う。

大島氏は1970年~2007年の約40年間について、想定のモデル計算ではなく、実際に発電にかかったコストを、財政支出の国民負担についても合算して計算した。その結果、1キロワット時あたりのコストは、原子力10.68円、火力9.90円、水力7.26円と、原子力はもっとも高かった。
もう一つの「バックエンド費用」とは、原子力特有の使用済み燃料の再処理費などのことで、これは燃料費など発電に必要な費用と共に、電気料金に算入されている。つまり、われわれ利用者が電気料金の中で負担させられている。大島氏は、たとえば使用済み燃料の再処理に11兆円以上が掛けられているが、そこで得られるプルトニウムはウランで購入した場合の9000億円分でしかないなど、バックエンド費用には今の原子力政策が抱える不合理が多々あり、それをわれわれが知らされないまま、原子力を選択してきたのではないかと指摘する。

後半は、再生可能エネルギーのコスト面での評価と、1980年に科学技術庁のクレームを受けた文部省からの求めで、検定を通過した中学校社会科(地理)の教科書の原発に関する記述を書き替えた経験のある元教科書執筆者の大谷猛夫氏のインタビューを交え、原発をめぐる言説がいかに作られてきたのかについて議論した。

今週のニュース・コメンタリー
・今週の福島原発
基本情報の公開なき楽観論には注意が必要
解説:小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)
・東電賠償スキームで電気料金は大幅値上げへ
解説:町田徹氏(経済ジャーナリスト)
・政府は私有財産への立ち入りを禁止できるのか

<ゲスト プロフィール>
大島 堅一(おおしま けんいち)立命館大学国際関係学部教授
1967年福井県生まれ。92年一橋大学社会学部卒業。94年同大学大学院経済学研究科修士課程修了。97年同博士課程単位取得退学。経済学博士。97年高崎経済大学経済学部助教授などを経て、08年より現職。著書に『再生可能エネルギーの政治経済学』など。