01.23.03:21
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08.17.10:06
五山送り火
16日、家族で五山の送り火の観賞に行って来ました。
家で焼いたガーリックラスクとシナモンラスク、飲み物を持って出かけました。
私の自転車に乗りたがるヒロヒトにミオが「お父さんの自転車はしんかんせんみたいに早いでー!」と言うと、機嫌よくヒロヒトはお父さんの自転車に乗ってくれることになりました。
「ヤッホー!しんかんせんさーん!」ミオがそう言って手をふると、前を走るヒロは振り向いて嬉しそうに手を振ります。
ヒロはお父さんの後ろで「おかーさん!やっほー」と振り向いて手を振ったり「あー、タクシー!」「カンコーバスー!」とすれ違う車を指差して叫んだり、ミオも「ヒロしんかんせーん!」と2人とも夜の外出におおはしゃぎ。今日は特別、大目に見てもらおう…
北山通りのカフェなども軒先でビールや焼き鳥など売っていてお祭りムードです。
浴衣姿のお姉さん、小さい子供のいる家族、お友達どうし、おじいちゃんおばあちゃんとたくさんの人たちが繰り出しています。
上賀茂橋に15分くらい前に着きました。主人がちょっと待ってとビールやスナックを買ってきました。
このあたりの眺めは最高で、京都で一番と言っていいくらい私のお気に入りの場所です。
橋の上はすごい人だけど、川沿いのちょっといい場所を主人が見つけてくれました。心地いい川風が吹いて、星がまたたいて最高に本当に気持ちがいい。
腰掛けていろいろ飲んだり食べたりしながら8時の点火を待ちます。
大の文字がオレンジ色に輝きだしました。
何度見てもこのときは感動します。
私たちのいるところからは木の陰になっていて上半分ぐらいしか見えないので、主人が子供たち順番に高く抱き上げて「大、見えるかー?」と聞くとミオが「見えたー、見えたー!」ヒロヒトも「大ー!」と喜んでいました。
「いいなーぼくらもあんなふうにしてほしいなー」小学3,4年ぐらいの男の子の2人組が話しているのを聞いて、一瞬やってあげようかと思ったけどやっぱり大きすぎて無理だなーと思って、首をかしげて笑いかけると、2人もやっぱり無理だよねーと言うように笑いながら川沿いを歩いて行きました。
しばらくすると船形の点火が始まりました。こどもたちを順番によく見えるところに連れて行きました。
これは近いせいもあって本当に見事です。
元いた場所に帰ってくると船形に向かって年配のご夫婦が手を合わせてお経を唱えておられました。
その姿はお祭り気分で浮かれていた私に、送り火の本来の意味を思い出させてくれました。
抱っこしていたヒロに「お手てをあわせてご先祖さんになーむーってしようか?」
私も手を合わせてご先祖さまに思いをはせ、今こうして幸せに過ごさせてもらっていることに感謝しました。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/index.html
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