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陽・紫空雲舎/ラシクウシャ

ラシクウシャとは、あなたらしく、わたしらしくそんな自然体の人たちの集う場所という意味です。 周りの情報や環境に流されることなく、大人も子供も自分のもともと持っている感覚を信じ、それぞれが安心して自分らしく生きられる、そんな場所を作りたいと思っています。
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  • 05/02/05:28

04.18.23:13

山本太郎×田中優★トークセッション

08.15.11:40

8月13日小出裕章先生in沖縄

08.15.10:13

児玉龍彦 教授 講演 福島原発事故に対する緊急提案









Video streaming by Ustream



今日先生の講演会の動画を観ました。
先生のお話しには愛があり胸にぐっとくるものがあります。
自然育児友の会の方がそんな先生の大切な部分を書き起こして下さいました。

【00:21:00あたりからの書き起こし抜粋】

私は30年来、放射線取扱者としてやってまいりまして、
1965年からは第一種放射線取扱主任として、規制をする側にまわっております。
私どもがやっております規制は、科学技術庁平成12年告示によって
「妊婦可能な女子の内部被ばくは1mS以下」
「妊娠可能な女子の腹部での線量は2mS/年以下」
というふうに決められております。

ところが福島原発の事故が起こってから行われている議論で、
このような子どもと妊婦を守るというような議論がまったく行われていません。
(しばし沈黙…)

私は…
日本の国土というのは、すべからく、
子どもと妊婦を最優先するものにしなければいけないという責務を
科学者も、政治家も、経済人も、マスコミの方も、すべからく負っていると思います。
今は、様々な意見の違いを超えて、日本国民が総力を上げて
この子どもと妊婦が安心できる日本の国土を作り上げる時だと思います。
国会でお願いしたことも、そのことの一点に尽きます。

Last edited by emiko; 2011-08-15 at 11:39 AM.

06.29.13:00

放射能とどう向き合うか?野呂美加さん講演

06.01.09:40

平賀緑さん 講演会 in 京都

「京都の食べ物は、安全やんなぁ~」なんて思っていませんか?
平賀緑さんの「食べ物」のお話を聞いてみましょう~。
これから、子供たちの内部被曝を少しでも減らす為に。
「給食」のことについても話してみませんか?

みんな聞きたい事はいっぱいだと思います。
参加者の「こんな風にしてるよ。こうするのはどうかな?」
などの話もたくさんできれば!カンパ制です。

**********
2011年6月8日(水)am10:00~12:00

「緑さんの食べ物の話を聞いてみよう~」

~私たちどうしたらいいの?これからの日本の食べ物のこと~

場所:アカテレテコベ ソベサーバ 

京都市左京区田中下柳町3-17(ファラフェルガーデン隣)

内容:
放射能に汚染された食べものや飲み物は、私たちを長期間むしばみ続けます。
私たちの身体と心をつくる食べ物、もっと注意しなくて大丈夫?
放射能時代に改めて考えたい、私たちと地球を脅かす今日のフードシステム。
今こそ、食のことをちゃんと考えてみましょう!

講演者:平賀緑
「緑の情報サイト~持続可能な食とエネルギー」
http://midori.info/
京都・丹波の手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」にて、有機菜 園と鴨たちを育て、手づくりバイオディーゼル燃料でワゴン車を走らせてました。
今は下鴨にて、持続可能な食とエネルギー問題に取り組んでます。





私も行こうと思います!

06.01.08:07

田中優さん講演会



最新の田中優さんの講演会です。
危機を危機と認識できる情報と、私たちはどう考えどう行動すればいいのか、さまざまな具体策を提示し、夢と希望を紡ぐ田中優さんのお話しです。

05.27.15:13

放射能から子供達をまもろう!野呂美加さん

子どもを持つお母さん、お父さん必見です。19年以上チェルノブイリの子ども達と関わって来られた野呂さんの言葉には愛があり、説得力があります。
日本の今の現状は私たちが誰ひとり経験したことの無い危機です。
是非、野呂さんのお話しをお聞き下さい。
私たちが今の状況をどう捉え、どう行動していくといいのか知恵と勇気を沢山受け取ることができると思います。


2011年 5月22日(日)小金井市商工会館 (東京都)
NPO法人『チェルノブイリのかけはし』代表 野呂 美加さんによる 
スライド上映とお話会 子どもと未来を守る小金井会議より

食べ方によって体内に蓄積される放射能の量が変わること。子供達の被ばくを予防するにはどうしたらいいか。などと、今の福島の子供たち20ミリシーベルト問題について、関­東圏の子供たちに慢性放射線障害の可能性がある症状が出ていることについてのお話。

※「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」
http://www.kakehashi.or.jp/?p=2261
(略称:「かけはし」)は、チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを日本に招待し転地療養させることによって健康回復を­はかる"保養里親運動"をはじめ、被災地に対して様々な救援活動を行なっている民間ボランティア団体です。





























講演会の中で紹介されている署名活動です。
何度かこのブログでも紹介させてもらっています。
まだの方は是非宜しくお願いします!

子ども「20 ミリシーベルト」基準の即時撤回および
被ばく量の最小化のための措置を求める緊急要請
http://www.greenaction-japan.org/internal/110523_20m_2nd.pdf


福島原発事故「20ミリシーベルト」署名第2弾 子ども「20ミリシーベルト」基準の即時撤回および被ばく量の最小化のための措置を求める緊急要請

ネットによる署名
https://spreadsheets.google.com/viewform?hl=en&formkey=dHpZWTdLNy0yTGxfV2EtRUFqWHVwdnc6MQ#gid=0

紙の署名用紙
http://e-shift.org/wp/wp-content/uploads/2011/05/20mSv_petition2.pdf




チェルノブイリへのかけはしのHPを見ていて聞き捨てならない事を知りました。
8月3~7日、福島に全国の高校生2万人を集める、ふくしま総文という大イベントがあります。今、どうして福島?
子ども達のしなくてもいい被曝を防ぐ為、私は福島県知事に抗議の手紙を書きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://www.kakehashi.or.jp/?p=2261
チェルノブイリのかけはしHPより転載

何事も起こっていないかのように見せるイベント
5月 25th, 2011 · 5 Comments

チェルノブイリ原発事故は4/26。旧ソ連共産主義の最大の労働者の祭典であるメーデーは5/1.事故がまるでおこっていないかのように、見せるため!子供たちはパレードに動員されて、放射能がわんわん降り注いでいる中を歩かされた。その後の悲劇はみなさん御存じのとおりです。
しかし、小児甲状腺がんになったとしても…IAEAは、10年間放射能との因果関係を認めなかった。
そんな人達に、ペコペコ頭を下げて、救世主と勘違いして、「すべて話します」とか政府が「怪談」していた。
おいおい、その前に国民にすべて話すべきでしょう!!
そんなわけで、「福島まったくなんにもないわけ!」イベント、高校生の全国イベントがあります。
自分たちは関係ねぇと思っていたお父さん、お母さん、高校生が福島に動員されて、汚染物質を食べさせられるこの大会。危険です。
プルトニウムが出ているところもあるんです!文科省はもう自分で何も判断できない組織で、先生たちは子供達を命をかけて守ってくれません。
そして、いちばん大事なこと、福島原発で何かあったらどうするの?
今、福島の子供達を避難させたいのに、外から高校生を呼びこんで、大丈夫と思わせる汚いやり口に、悔し涙。

福島で行われる全国高等学校総合文化祭「ふくしま総文」
http://www.fukushimasoubun.gr.fks.ed.jp/about/index.htm

05.25.17:34

平賀緑さん 講演会 in 京都

2011年5月30日(月)pm1:30~3:00

「これからどうしたらいいの?~放射能時代の食料問題~」

場所:アカテレテコベ ソベサーバ  京都市左京区田中下柳町3−17(ファラフェルガーデン隣)

内容:
放射能に汚染された食べものや飲み物は、私たちの身体を内から近距離で長期間むしばみ続ける。
私たちの身体と心をつくる食べ物に、これほど簡単に「安心」して大丈夫?
放射能時代に改めて考えたい、私たちと地球を怖そうとしている今日のフードシステム。
今こそ、食の自立を取り戻そう!

講演者:
平賀緑
「緑の情報サイト~持続可能な食とエネルギー」
 http://midori.info/
京都・丹波の手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」にて、有機菜園と鴨たちを育て、手づくりバイオディーゼル燃料でワゴン車を走らせてました。今は下鴨にて、持続可能な食とエネルギー問題に取り組んでます。


-AKATELETECOBE SOVESAHVA-
Tomoko Terashita
site: http://www.sovesahva.org
blog: http://sugarmonger.wordpress.com


私も参加させてもらおうと思います!

05.19.14:28

チェルノブイリ医師の思い・菅谷医師の講演



http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/100/82400.html
NHK「かぶん」ブログより

2011年05月18日 (水)

チェルノブイリ医師の思い・菅谷医師の講演全文掲載です


25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松本市長)。

18日のニュースウオッチ9で放送した特集の中で、時間の都合でお伝えできなかった菅谷さんの講演内容を全文掲載します。


「テーマ:子供たちを被ばくからどう守るのか」

2011年5月14日午後1時半から1時間程度 福島市の保育園にて

講師:長野県松本市長/医師 菅谷昭(すげのや・あきら)
   ベラルーシの小児科医 アナスタシア・タルカチョア
   長野県立こども病院副院長 中村友彦(なかむら・ともひこ)




【菅谷医師】
今回、こういう形で、まさか私が保育園のお母さん、お父さん方とお話しするとはゆめゆめ思っておりませんでした。私は元々が外科の医者でありまして、なおかつ私の専門とする領域が甲状腺ということで、私自身1996年から5年半、チェルノブイリの原発事故の後の子供たちの甲状腺がんの手術をしてまいりまして、そんな関係で、ちょうど2001年の6月に日本に帰ってきたわけです。

私が全く考えてもいなかった日本での原発の事故。しかもそれがこの福島県の第一原発ということで、さぞかし、皆さん方が自分のことはさておいて、お子さんたちのことで、大変心配されていらっしゃることは、よくわかりますし、私自身が、5年半現地におりまして、子供の手術をしたり、あるいは、また、手術の終わった後の子供たち、まあ、汚染地からみんな来るわけですけれども。(子供たちを)往診したり、そしてまたお父さんお母さん、あるいは、おじいちゃん、おばあちゃんたちの色んな悲しみ苦しみなどをよくわかっているものですから、私も今回は、ぜひとも日本の子供たちをチェルノブイリと同じようにしてはいけないんだということで、色々お話してきたわけですけれども、ただ、最初に申し上げたいのは、チェルノブイリの原発の事故と今回の福島の事故とは、基本的には大きな違いがありますから、そこで、皆さんがチェルノブイリの話をイコールすぐ福島とは、決して思わないでください。ここを私、まず申し上げておきます。

向こうのドクターに研修してもらうために、長野県の県立こども病院で研修してもらっておりまして、ちょうどそこにいる女医さん(タルカチョアさん)ですけれども彼女、小児科医なんですけれども、ゴメリという一番、汚染された地域の病院でお勤めなんですけれども、その病院で、ことしの一月に3人目なんですけれども、おいでになってそして今研修中、長野県の安曇野市の今、テレビの「おひさま」ありますけれども、あの安曇野市です。

チェルノブイリのことと比較しながら、説明をさせてもらいますので、その辺ご了承願いたいと思っております。ただ、まあ、チェルノブイリで、こういう事実がありますよってことだけは、知っておいても良いですけど、それをイコールすぐ福島、それは決して思わないでください。これを前もってお願いしておきます。

【出席者の男性】
はじめまして、今、2人の子供をこちらの保育園で預かってもらっております。最初に今、お話があった福島の事故とチェルノブイリの事故は根本的に違うということだったんですけれども、この違いというのをご説明いただけますでしょうか。


【菅谷医師】
実は、私単なる外科の医者でございまして、研究者でもなんでもないし、放射線の専門家でもないことをお断りしておきますけれども、で、チェルノブイリの原発の事故と今回の福島の事故の大きな違いというのはですね、チェルノブイリの事故の場合というのは、今まさに原子力発電所が核分裂反応をずっと継続しているときに起こっています。
いいですね、で、原発事故が起こったときに、大事なことは3つあって、最初はまず核分裂反応をストップすることですね。2つ目は、その冷やすこと。冷却、今非常に問題になっていますよね、今福島で。冷却。それからもう1つは、その原子力発電所の中にある、核分裂によって起こった放射性物質、例えば放射性ヨードとか、放射性セシウムとか、あるいは放射性のストロンチウムとか、あるいはまた、プルトニウムとか、その他一杯、核分裂のときにゴミが出るんです。それが放射性物質なんです。で、そういうものが溜まって、結局は、3つ目は、そういう放射性物質を閉じ込めて出さないという状況にあります。で、実はチェルノブイリは、まさに核分裂反応を起こしているときに継続中に起こった事故ですから、結局ものすごい大量の放射性物質が空中に舞い上がったと。

(福島は)地震によるときにストップしましたから、ですから核分裂反応はストップした段階で、ただ残念なことにそのあと、要するに緊急の冷却装置が壊れてしまったと、津波でもって。ですから、そのとき予備の電源がきかなかったということ、ですから冷却が十分されていないということで。

空中に放出された放射性物質の量というのは、チェルノブイリというのは、ちょうど広島型の原発の原爆の、500倍か600倍といわれています。今回の福島の場合は、その政府、東電の報告によりますと、量はその1つ下のオーダー、10分1くらいということでいきますと、空中に出ている量というのは、少ないということ。ただ残念なのは、クーリング、冷やすことと、ある意味では、空中にそういう物質を放出している物質を何とかして防がなければいけないということ、で、それが今日の朝のニュースでもやっていますが、一号機の場合には、あそこにカバーをかけるということですね、あの全体に。それは、まさに空中に放射性物質を出さないようにする。もう1つやってもらわないといけないことは、早く十分に冷やしてもらわないといけないということ。(INESの)レベルっていうのは、福島の場合とチェルノブイリを比較すると、(放出された放射性物質の)量としては、もうはるかに今いったようにチェルノブイリが10倍ほど多いということですから、あるレベル以上の場合は、レベル7にするということですから、7ということでございます。



【出席者の女性】
今、妊娠中で、もうすぐ5ヶ月になるのですけれど、今の福島市の放射線の量で、おなかの赤ちゃんにはどれくらいの影響があって、もし影響があるとしたら、どんな影響が赤ちゃんに出るのかなというのが知りたいので、教えてください。

【菅谷医師】
私自身も産婦人科の医者でないものですから、そこを正しくお伝えすることは難しいかもしれませんが、現在、妊娠中であるということで、福島で出産していいか、このまま継続していいかということでございますけど、少なくとも私は、福島市におきましては、報告されたものを見る限りにおいては、空間線量というのは、今、こういう大気中のですね、汚染されている状況というのは、これは安全だということになっていますから、それはそれでいいと思う。

ただ、問題はですね、被ばくというのは2種類に分けます。1つは外部被ばくということですね。もう1つが内部被ばくということ。外部被ばくというのは、皆さんが一番よくわかるのは、胸部のレントゲン撮影とか、あるいはCTなんかの検査です。あれは、体の外からいわゆる放射線を浴びるということ、これは外部被ばくです。もう1つは内部被ばくというのは、とりあえず放射性物質、細かいこういうところにあるのを体の中に取り込んで、その取り込んだ放射性物質が、組織とか細胞の中に入って、そこでもって今度は、色んなα線、β線とかいろんな種類の放射線を出して、それが細胞レベルで影響を受けるという風に言われております。

で、今回の場合には、いわゆる内部被ばくをしないように注意することは、必要だと思うんです。これは皆さん同じです。大人も子供も、特に子供さんは注意した方が良いだろうと。ですから、それは何をするかというと、内部被ばくの場合に、体の中に放射性物質を取り込む経路は3つございます。1つがこの大気がかなり汚染されたときに、息をしますから、そうするとその息をしたものが鼻とか口から入って、それが気管を通して、肺に入ります。粘膜とか、そういうところからやっぱり、放射性物質が取り込まれて、血液の中に入る。もう1つが一番ご存知の通り、経口的、口からですね、これが、食物とかミルクとか、水とか、その他色んなものがあると思いますが、この3つの経路がありますから、ですから、内部被ばくを防ぐためには、この3つの経路を何とかして皆さん方、入れないようにしてください。

大気の汚染がひどくなったようなときには、外に出るときには、マスクをしてもらう。マスクの場合には、その下に、濡れたガーゼか何かを入れたほうが良いだろう。

雨とか、今は雪はないですけれど、そういう場合は上から落ちてきますから、(放射性物質は)空中に浮遊している。下に落ちてきますから、それを浴びないようにして欲しい。それには傘を差す。それから濡れてしまった場合には、頭を洗うとか帽子をかぶるとか、そういう形で持って経皮的な摂取を防ぐ。



この辺、僕が複雑な思いがあるんですが、ここで経口的な摂取ということで、お子さんたちに、これ明らかに汚染されているよっていうできるだけ口にしない方がいいと思う。で、それは妊産婦さんも同じなんです。で、例えば、妊婦さんが、妊娠している方がそういう(放射性物質の濃度が)高いものを食べるとそれが体に入って、そしてそれが胎盤を通して、胎児の方に行ってしまうとそういうことがあるものですから、できるだけ、妊婦さん、赤ちゃんも今、ミルクをやっている方も、これやっぱり汚染されたものを高度の場合、それがミルクに出て、それが赤ちゃんに行ってしまう。そういう意味でいったら、今言ったような3つのことをできれば、防いでいただきたいなと。それに代わるものを食べたりすればいいわけですから。で、最後に一般の大人の方はあまり気にしないで持って、大丈夫なものは、口からとってもいいのではないかと思っております。

【中村医師】
お母さんの質問を聞いていたんですけれども、(タルカチョアさんが言うには)当時の25年前のときには、何も正確な情報が住民には伝わっていなくて、ただ1つだけ、その汚染された地域からの野菜と水とミルクは、食べてはいけませんという情報だけが住民にされて、先ほど先生がおっしゃったような、マスクをするとかそういうことは何も情報として与えられなかった。

【出席者の女性】
今まで、年間1ミリシーベルトと年間の基準を定めていたところを20(ミリシーバルト/年)まで上げて、それもすべて乳幼児にまで適用されているということが、不安を覚えていて、その基準が本当に安全なのかっていうところがまず1点と、今チェルノブイリの方で今、安全の基準内で過ごされていたという方がいるということだったんですけど、チェルノブイリの安全基準と福島の安全基準と何か違いというか、年間何ミリシーベルトとかいうわかっているところがあれば。

【菅谷医師】
皆さんも色んな情報で、お読みになっていますけれども、年間で大人の人が許されるのが、1ミリシーベルトということになっていますよね。パーイヤー、1年間に。で、そのときに、今回のような原発の事故が起こったようなときには、もう少し基準を上げていいよというのが、この国際の放射線防護委員会の規程があるICRP。今回の場合には、今、福島の場合には、そういう緊急事態ですから、1ミリではとても無理ですから、20ミリまで上げているんです。ただ、私は先ほど言いましたように放射線の専門家ではありませんから、それがいいかどうかはいえませんけど、ただ、これは学者間でもってご承知のとおりそれはやっぱりちょっと高すぎるのではないかと、今おっしゃったように、子供、大人なのにそれを子供に当てはめていいのかなっていうことで、ご承知のとおりこういう放射線というのは、子供は非常に影響を受けやすいですから、そういうわけで学者によってかなり(考え方が)違うわけですね。

20ミリにしてあるわけですけれども、そういう専門家の中でもって、やっぱり考え方が違うとなると、これはやっぱり、よくわかっていないんだってことなんです。10ミリでよくて、20ミリじゃいけない、10ミリでよくて、これ安全かといわれると、誰も答えを持っていないんですね。だけど、今まで経験的に言うと、10ミリだったらまあいいんじゃないかとだから、そういう意味で行きますと、今回の場合に20ミリというよりは、子供に対しては、もう少し下げておいた方がいいのかなと思うのはありますよね。これはもう、誰も知っているように、子供のほうがより、小さいから、小さいから小さいほど放射線の影響を受けやすいから、20ミリからということに関していえば、学者の中には、参与を辞めた先生は、やっぱりこれは自分の子供だったらこの値は私は...って言われたように、それは国は今回そういう風に決めていますけれど、できれば、だから何をするかというと、できるだけ子供さんにはそうなれば、20ミリでいいとはいうものの、内部被ばくを防ぐようなことをお父さん、お母さんがやって欲しいということしかいえないと思うんです。

彼女(タルカチョアさん)もそうですけど、今もそこで生活していますから、その意味では私は、理想を言えばきりがないわけです。これだけ皆さんにもう1つ、ご理解願いたいのは、今までは僕は日本に帰ってきてからは、全国でチェルノブイリの話をさせてもらいました。で、そのときに僕が話をしても、正直言って、日本の皆さんは、誰も自分のことしか考えてくれなかったです。どこかの対岸の火事のように私全然、関係ないわっていうように聞いていた。これは今回起こったときに、急に私にいろんなことを言ってくるときに、あれだけ言ったじゃないのという風に私言っているんです。これは日本国民が、ある意味では、これを逃げるんじゃなくて、正面から、まさに日本は、海外から見ますと汚染国になってしまったので、この事実だけは、しっかり捉えてください。逃げられません。いいですね、ですからそういう中で、そういう事実を知った上で今後、我々がまたどうやって生活を立て直していくか、っていうことを考えて欲しいんです。

ただし大人の場合は、これあまり気にしてもいけないと私は思っております。これだけは、これもご理解お願いしたいと思っております。

【出席者の女性】
3歳の男の子の母親なんですけれども、今福島市、安全と聞いて少し安心したのですけれども、でもやっぱりあの、こちらの保育園でもまだ外遊びをさせていませんし、私も自分の子供を外遊びさせていません。で、いくら政府が安全といっても、させたくない気持ちで、なのでこちらの保育園では、それは安心しています。ただ、今後、少しでも外で遊ばせたいという気持ちはありますし、どのくらいの基準を目安にしたらいいのかなっていうことと、それと、週末、自分が休みのときには、子供を外に、少しでもマイクロ(シーベルト)が少ないところにいって遊ばせているんですけれども、そういう風にすると、何か(土を)浄化させるというのを聞いたことがあるのですけれども、そういったのは本当なんでしょうか。

この質問、多分、今日お見えのお母さん方、お父さんも心配されていると思いますけれども、基本的に先ほど言いましたように、内部被ばくを基本的にブロックして欲しいということなんです。で、内部被ばくというのは、今、お話にあったように幼稚園で遊び、あるいはまた、散歩でもしてほこりが舞い上がると今問題になるのは、放射性ヨードはもう半減期からいきますと、だいぶ薄らいできていますから、セシウム、また僕政府の報告で、今回ストロンチウムがどれだけ出ているかはわかりませんし、そういうようなことがあるものですから、今の状況では、県は土壌の状況はもう出していると思いますから、そこを皆さん方、是非ともきちっと把握していただきたいと思います。

けれど、ただご承知のとおり、昨日の話でいきますと、第一号機がメルトダウンといいまして、炉心の問題が出てきたとか、政府が言ったまだまだ予断を許さない状況にありますから、そういう意味では日常生活の中でもって、政府や福島県とか、福島市が出す、そういう値、レベルは注意していただきたいと思います。で、そういう中で、じゃあ、遊ばしてもいいかというときには、福島県、あるいは福島市の中でも、場所によって結構違います。ですから高いようなレベルのところでは、申し訳ないけど、できるだけ遠くへいって、で遊ばしてくる、これしょうがないんです。大変ですけど、お母さんお父さん方、やってください。お子さんを遊ばせたいんだと、そのときには、ここのエリアが大丈夫だったらそこへ連れて行って遊ばしてやってあげたいと思います。ただ、期間はいったいどれくらいになるんですかと、それは僕も聞きたいくらいですよね。実は。これも政府は困っているんです。

だからまさに今、福島はある意味で皆さん方が、さあどういいましょうかね、ある意味で初めて経験する、日本はもちろんですけれども、世界でもチェルノブイリをのぞけば初めての経験ですから、もうそれをやっぱり注意して、放射線の被ばくに関しては、自分で注意して見ていくしかないのかなと、私見て思っています。

セシウムだと半減期が30年という状況ですから、かなり長いです。ですから、こういう状況を長期にわたってやっていくしかないんです。ここだけはお願いしたいんです。これ短期で見ないでください。短期というのは、気が短いという意味ではなくて、期間が短いという意味ですけど。だから少し長期的になりますよって、そういう心構えをしたうえでもって対応していくことが僕は大事だと思うんですよ。海外から見ますと今、彼女(タルカチョア)もいっていますけれども、この間も、他の外国の方が日本人はとても落ち着いて、状況を把握しながら、パニックにならないですばらしい国民であるってことは海外から高い評価を得ているんです。

【中村医師】
(タルカチョアさんは)18歳までゴメリというところに住んでいたんですね、で、今聞きましたら、福島と同じ、今の福島と同じような環境というか、場所というか。で、(チェルノブイリ事故)当時彼女3歳で(★正しくは2歳)、18歳までそこで過ごして、で大学はミンスクというところで、大学を卒業してから、またゴメリに戻って、今、そこにずっと住んでいらっしゃる。で、3歳のころからずっと外で遊んでいたそうです。で、このように何もなく、立派な医師になっています。



【参加者の女性】
もし、松本市長さんが、福島市長さんだったら、原発事故後から、現在までの間、どんな風な対応をとっていたと思いますか。それから、今後、どのように福島市内を除染なりしていくとか、考えをお持ちだったりとか、伺いたいです。

【菅谷医師】
大変、答えづらいご質問でございますが、きっと、佐藤知事、それから福島市の市長さん、うんとご苦労されたと思うんです、私は。私自身が先ほどから言いましたように、僕がこう皆様の前に出るときには、市長として出た方が、楽なんですけど、僕自身が医者として、しかもチェルノブイリで仕事をしてきたということでもって、とても心が揺れているんですよね。で、理想だけ言っていられないものですから、福島市では、福島市長さんがもし私だったらどうしますかっていうけれど、私自身、特別なことはしない、とにかく経過を見て、一番思ったのがですね、やはり内部被ばくだけはさせない方がいいってことを一番言っています。だから、私、長野県松本市にいたとき、というか時は、かなり早い段階でもって、もう内部被ばくですよって言って、外部被ばくでないですよってずっと言ったんですけれども、で、ようやく内部被ばくというのが上がってきていますが、それが僕が、チェルノブイリで経験してやはり、(放射性物質を)取り込んだことによって、それが長い年月にわたって、いろいろな問題がしばらく出てくる可能性があるんです。で、実際にチェルノブイリの場合でも、かなりこちらは濃度が高いですけれどもそれが内部被ばくによって、結構いろんなことが出始めつつあって、チェルノブイリはまだ終わっていないんです、実は。今、進行形なんです。ですから、そういうのを現時点でもって、チェルノブイリを見れば、福島の皆さんには、できれば、さっきも言いましたようにくどいようですけども、内部被ばくの経路だけは、できるだけ注意してください。マスクされてますけど。



【出席者の女性】
年間20ミリシーベルトとか話がありますが・・。

【菅谷医師】
私、放射線の専門医ではないものですから、今のような形というのは、私は正確にお答えできませんが、例えば累積といって毎年10だったら、2年目は20で、3年目は30という考えですよね。そうではないはずです。これがあったらえらいことだと思います。だから1年間でもって、20なら20までは大丈夫だというときに、一方で、今度は体の影響というのは取れていくのは取れていくのですね。だから新しいとしにはまた、20ミリ受けても良いよと考えていいと思います。累積は1年間の累積は、いいですけども、それが年にわたって来年が20でどうするのって、そういう話ではないと思います。もしそうだったらえらいことになってしまいますから。

α線、β線、γ線、X線というのがあります。それから、中性子線とか、色々な種類がある。で、α線っていうのは、影響を及ぼすのが数十ミクロンというから、1ミリの千分の1が1ミクロンですから非常に短い。β線っていうのが数ミリなんですね、出すのが。でγ線っていうのが数十センチなんです。そうしますとセシウムっていうのは、β線とγ線を出しますから、セシウムの場合ってのは、こう地面からみなさんが言われるように地面にある。こういうところやっぱりγ線がでているから、そういう被ばくはあります。これは外部被ばくです。今問題なのは内部被ばくなのですよね。皆さん方、今心配されているのは、もしがんが出たらって言う、これは、外から浴びるのがものすごい大量でしたら、これは問題ですけど、今ここで空間線量を見たらそれでは起こりませんよ。むしろ将来を考えたら、これは放射性物質を取り込んで、細胞の中でもってその放射性物質がα線とかβ線を出して、そうするとそれはずーっと(放射線を)出しているわけですね。そうすると細胞のレベルにそういう放射線がぶつかるから、細胞の中に細胞の核がありまして、その核の中に、いわゆる遺伝子、DNAというのがあって、そこに影響を及ぼすから、がん遺伝子が元気になって、そこでもってがんが発生する。ですから内部被ばくをできるだけやらないように、そういう注意で、あとの普通の生活は基本的にはいいと今考えている。

定期的な、多分国はやると思いますけれども、健康診断のシステムをつくるとかですね、ベラルーシも先ほど彼女(タルカチョアさんが)、言いましたが、チェルノブイリの事故の後、非常にたくさんの健康、調査プログラムができたそうです。それから毎年、子供さんは、例えば当初、甲状腺の超音波の検査とか、あるいはまた血液の検査とか、免疫機能の検査とか、色々な検査をしているそうですから、それだけは今後、もし心配であれば、皆さん方は定期的な検査を多分僕は、福島県や国から出てきて、出てくると、国でやっぱりそういう機関を設立して、そしてそういう方々は、子供さんを定期的に検査、あるいはまた、若いお父さんお母さん方もそうですね。これだけは日本の場合は、非常に(医療技術が)きちっとしていますから、ありがたいと思ってください。



【出席者の女性】
内部被ばくの検査についてなのですが、あまり期間がたってしまうと、検査してもあまりどれだけ被ばくしているとか、わからないっていうのをきいたことがあるのですが、一部避難区域にあたっている地域については、内部被ばくの検査を国や県は考えるかも知れないのですけど、避難地域以外っていと安全って言うことで国がいっているので、その個人で内部被ばくの検査を受けた方が、いいのかどうかをお聞きしたい。

【菅谷医師】
チェックできますかっていうけど、実はみなさん、こういう携帯のサーベイメータお持ちだと思いますけど、あの機械を含めて簡易的なのは、基本的にガンマ線を見ているわけですね。γ線、いいですね。ですからγ線っていうのは距離が数十センチですからいいのですけど、先に言いましたように、α線、β線っていうのは、非常に距離が短いから、体の中に入ったとき、それチェックできないのです。ですから、内部被ばくの場合には、その程度は、実は普通の測定ではわかりません。ですから、やるのであれば、ホールボディーカウンターって、非常に精度の高いものをですね、これは先ほど福島県立医大に行きましたら、あるそうですから、当然、県の最後の砦ですから、福島の場合はあるし、広島、長崎にもあります。

できるだけ内部被ばくをされないような努力をしてくださいっていっているわけです。



【中村医師】
(タルカチョアさんは)ゴメリというところにずっと住んでいらっしゃる、まさに福島と同じようなところに住んでいらっしゃるっていいましたけども、私はラジオアイソトープ、放射線の検査はしたことがないそうです。チェルノブイリでは、その土地にある放射性セシウムというのは、野菜とか食べ物、ミルクに移って、それを食べることによって、体に取り込まれるということがほとんどなのです。



【出席者の女性】
内部被ばくのことで、私たちが気をつけなければいけないこととして、国や県とかで出している暫定基準というものがクリアしたものが市場に出ているということで、私たちはそれを信用して、摂取していくことしかないと思うのですけども、それでよろしいのでしょうか。どうしても暫定基準というあいまいな数字が出ているので、どこまで信用できるのかというのが多分、不安に思っていると思うのですが。基準を超えれば、私たちは地元のものを食べていますし、他から葉物とかを持ってきているわけではないので、そこだけお願いいたします。

【菅谷医師】
実は私、今回の日本の暫定基準の食品安全委員会の参考委員として呼ばれまして、国に行ってきまして、今回の暫定の基準値をですね、急きょ厚生労働省が決めたんです。この値が本当にいいかどうかを今度は日本の食品安全委員会にかける、そしてOKだったらそれでいきたいということだったんですけども、基本的には日本の場合、大変厳しい値を、まあ暫定ですけどもとったのは、これは実は日本じゃなくてですね、国際放射線防護委員会、あるいはまた、WHOとか、IAEA、国際原子力機関って、これが出している値を参考にして、日本が暫定的につくって、つくったものです。それがいいかどうかってことで、私は委員として申し上げたのは、できるだけ厳しくしてくださいってことを申し上げました。ですからある意味で、今回のこの暫定の基準値って言うのは、厳しい値になっています。ですから、その基準よりも以下であれば、以下であれば一応、食べてもいいと、摂取しても良いと。それから超えた場合はやめてくださいと。ただここで僕が気になることが、これは難しいのですけれども、生産者の立場から言えば、基準値を決めた以下であれば、是非食べて欲しいというのは、当たり前と僕は思うんです。これは。だけれども、例えば、お子さんの水の場合に、100Bq/l、100Bqというのを決めていくときに、110はいけなくて、90はいいかっていうと、これ、皆さんにお聞きしたい。これ、どう思います。これが、僕が今、悩んでいるところなんです。ですから、ちびちゃんというかお子さんとか妊産婦さんだけは、もし汚染されている土壌がはっきりしているならば、できるだけ口にしないのが良いだろうと。ただし、僕らみたいに老人はみんなもう気にしないで食べるように。だから僕が言っているのは、子供だけ守ろうと、それから日本の将来を担っていく、その赤ちゃんたちを産んでくれるそのお母さん方の中でも、妊産婦さんだけは、国民全体で持って守ってあげようと。あとの方はいいだろうというのが私の基本的な考えでございます。ですから、それは基準値がありますから、それ以下であれば、理想を言ったらきりがありません。こういう現実だって言うことは皆さん、これは思ってください。



【タルカチョア】<和訳>
私はアナスタシア・タルカチョア、ベラルーシ人で、出身はゴメリ州。ゴメリ・クリニック医院で働いています。もちろん皆さんが自分やこどもの健康を心配されていることを理解しています。もちろん、ここ日本では事故の状況が進んでいて、とても恐ろしいことです。私だけでなく、すべてのベラルーシ人も状況を心配しています。私は皆さんに心から皆さんにお見舞いを申し上げます。日本は高度に発展した国でありながら、このような深刻な災害を防ぐことは難しい。今、私は日本に来て、今回の事故をチェルノブイリの事故と比較することができます。私もすべてのベラルーシ人も日本での対応がいかに組織だっているかを見て取れます。日本政府の対応は、合理的で適切で、理にかなって組織立っています。日本の人たちは、みんながみんなのことを心配し、自分たちの安全のためにできるあらゆることをしようと努力しています。日本人は、強くパワフルな国民だと、感じます。私もすべてのベラルーシ人も、日本人はこの困難な問題をすべて打開できると信じています。



【中村医師】
僕は、小児科医でありまして、もし何か、これから福島のお子さん方のために力になれることがありましたら、これからずっと支援していきたいと思いますので、どうか遠慮なく、声ををかけていただきたいと思います。



05.17.23:26

守田敏也さんの講演会行ってきました。

今日は出町柳アカテレテコベソベサーバで開催された、守田敏也さんの講演会に行ってきました。

守田敏也(もりたとしや)さんのご紹介。
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。

守田さんは『明日に向けて』というブログにとても詳しく事故の状況や被災地に取材に行かれたことを書かれています。

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011

今日のお話は驚くことが沢山ありました。

福島の原発事故の汚染が広がり、グアム、ハワイ、米西海岸などで、アメリカ政府機関・環境保護局の環境放射性物質モニタリングシステムによって、ウラン、プルトニウムなどの固体の放射性物質が検出されたという報告が入ってきたそうなのですが、福島原発周辺でのプルトニウムやアメリシウム、キュリウムなど(ウランに中性子をあてたことから出てくるこれらの物質は、超ウラン元素とも言われます)による汚染が懸念されている中、これが一向に計測されている気配がなく、どうしてか調べられたそうです。
なぜかと探るうちに、原子力安全委員会によって作成され、2008年に改定された「環境モニタリング指針」にいきあたり、なんとそこに、敷地外の超ウラン元素は測る必要がないと書いてあるのだそうです。
変ですよね!

「プルトニウムなどの数値を測って下さい」と、安全委員会や政府にみんなで電話などで要請してくださいと仰っていました。

小佐古氏の辞任劇にはもうこれ以上、住民を被ばくさせる共犯者になりたくないと思って、涙したのではなかったか・・・と仰っていました。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110430k0000m010073000c.html?inb=yt
([福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任]小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。 )


政府の放射能は怖くないキャンペーンと被災地におられる方たちの「多数派同調バイアス」と「正常性バイアス」という心理の結びつきのお話もなるほどと思いました。

文部科学省が各学校に4月20日付で配っている「放射能を正しく理解するために」という書面の中でチェルノブイリの事故を引き合いに出しているのですが、その少なすぎる被害報告の数値のからくりや、放射能はそれほど害はないけれど、放射能を不安に思うストレスの害の方が大きいと結ぶやり方に、ほんと~~にびっくりしました。
以下が、その「放射能を正しく理解するために」です。
あほらしい、子供騙しの内容をみんなで笑い飛ばしましょう。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/21/1305089_2.pdf

明日もう少し続きを書きたいと思います。

政府方たちも起きてしまった大きすぎる原発事故にとても動揺していて、どうしていいかわからないのが本音のところであり、小佐古さんのように、良心に目覚められる例もあるので諦めずに、一人ひとりが行政を動かすように働きかけて下さいと仰っていました。

やりますよ~!皆で一緒にがんばりましょう!!

05.13.16:53

これからどうなるの?どうすればいい?ー守田敏也さんを迎えて

http://sugarmonger.wordpress.com/

講演会のお知らせです。


「これからどうなるの?どうすればいい?ー守田敏也さんを迎えて」
~明日に向けて  福島原発事故…ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかにいきればよいのか。共にかんがえましょう。~

今も放射能を出し続ける福島第一原発。
メディアからは今、どういう状態なのかよく分からない。
だんだん危機感も薄れてくる。京都はけっこう離れてるし。
それでも原発では今も決死の作業を続けてくださってる人がいる。放射能をいっぱいあびながら。
守田さんに、今原発で起こってる現状やこれから起こりうる可能性などについてお話していただいた後、質疑応答、みんなでこれからどうすればいいのか、一緒に考えたいと思います。
お子様がいらっしゃる方にもぜひ来ていただきたいので、平日の昼間と夜の2回、行います。
参加無料。

2011.5.17(火) ①pm1:30~3:00  ②pm6:30~8:00
出町柳アカテレテコベソベサーバ 京都市左京区田中下柳町3-17

*守田敏也(もりたとしや)
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。

問い合わせはこちらまで
sovesahva@sovesahva.org

http://www.sovesahva.org


17日のお昼の部に私も参加させてもらおうと思います。
より良い方向に向くため何が出来るかを考えて動きたいと思います。
同じ考えを持つ人たちと繋がり、一人一人の力を重ねて、大きな力にしていきたいです。