01.23.05:40
[PR]
05.17.23:26
守田敏也さんの講演会行ってきました。
今日は出町柳アカテレテコベソベサーバで開催された、守田敏也さんの講演会に行ってきました。
守田敏也(もりたとしや)さんのご紹介。
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。
守田さんは『明日に向けて』というブログにとても詳しく事故の状況や被災地に取材に行かれたことを書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011
今日のお話は驚くことが沢山ありました。
福島の原発事故の汚染が広がり、グアム、ハワイ、米西海岸などで、アメリカ政府機関・環境保護局の環境放射性物質モニタリングシステムによって、ウラン、プルトニウムなどの固体の放射性物質が検出されたという報告が入ってきたそうなのですが、福島原発周辺でのプルトニウムやアメリシウム、キュリウムなど(ウランに中性子をあてたことから出てくるこれらの物質は、超ウラン元素とも言われます)による汚染が懸念されている中、これが一向に計測されている気配がなく、どうしてか調べられたそうです。
なぜかと探るうちに、原子力安全委員会によって作成され、2008年に改定された「環境モニタリング指針」にいきあたり、なんとそこに、敷地外の超ウラン元素は測る必要がないと書いてあるのだそうです。
変ですよね!
「プルトニウムなどの数値を測って下さい」と、安全委員会や政府にみんなで電話などで要請してくださいと仰っていました。
小佐古氏の辞任劇にはもうこれ以上、住民を被ばくさせる共犯者になりたくないと思って、涙したのではなかったか・・・と仰っていました。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110430k0000m010073000c.html?inb=yt
([福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任]小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。 )
政府の放射能は怖くないキャンペーンと被災地におられる方たちの「多数派同調バイアス」と「正常性バイアス」という心理の結びつきのお話もなるほどと思いました。
文部科学省が各学校に4月20日付で配っている「放射能を正しく理解するために」という書面の中でチェルノブイリの事故を引き合いに出しているのですが、その少なすぎる被害報告の数値のからくりや、放射能はそれほど害はないけれど、放射能を不安に思うストレスの害の方が大きいと結ぶやり方に、ほんと~~にびっくりしました。
以下が、その「放射能を正しく理解するために」です。
あほらしい、子供騙しの内容をみんなで笑い飛ばしましょう。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/21/1305089_2.pdf
明日もう少し続きを書きたいと思います。
政府方たちも起きてしまった大きすぎる原発事故にとても動揺していて、どうしていいかわからないのが本音のところであり、小佐古さんのように、良心に目覚められる例もあるので諦めずに、一人ひとりが行政を動かすように働きかけて下さいと仰っていました。
やりますよ~!皆で一緒にがんばりましょう!!
守田敏也(もりたとしや)さんのご紹介。
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。
守田さんは『明日に向けて』というブログにとても詳しく事故の状況や被災地に取材に行かれたことを書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011
今日のお話は驚くことが沢山ありました。
福島の原発事故の汚染が広がり、グアム、ハワイ、米西海岸などで、アメリカ政府機関・環境保護局の環境放射性物質モニタリングシステムによって、ウラン、プルトニウムなどの固体の放射性物質が検出されたという報告が入ってきたそうなのですが、福島原発周辺でのプルトニウムやアメリシウム、キュリウムなど(ウランに中性子をあてたことから出てくるこれらの物質は、超ウラン元素とも言われます)による汚染が懸念されている中、これが一向に計測されている気配がなく、どうしてか調べられたそうです。
なぜかと探るうちに、原子力安全委員会によって作成され、2008年に改定された「環境モニタリング指針」にいきあたり、なんとそこに、敷地外の超ウラン元素は測る必要がないと書いてあるのだそうです。
変ですよね!
「プルトニウムなどの数値を測って下さい」と、安全委員会や政府にみんなで電話などで要請してくださいと仰っていました。
小佐古氏の辞任劇にはもうこれ以上、住民を被ばくさせる共犯者になりたくないと思って、涙したのではなかったか・・・と仰っていました。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110430k0000m010073000c.html?inb=yt
([福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任]小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。 )
政府の放射能は怖くないキャンペーンと被災地におられる方たちの「多数派同調バイアス」と「正常性バイアス」という心理の結びつきのお話もなるほどと思いました。
文部科学省が各学校に4月20日付で配っている「放射能を正しく理解するために」という書面の中でチェルノブイリの事故を引き合いに出しているのですが、その少なすぎる被害報告の数値のからくりや、放射能はそれほど害はないけれど、放射能を不安に思うストレスの害の方が大きいと結ぶやり方に、ほんと~~にびっくりしました。
以下が、その「放射能を正しく理解するために」です。
あほらしい、子供騙しの内容をみんなで笑い飛ばしましょう。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/21/1305089_2.pdf
明日もう少し続きを書きたいと思います。
政府方たちも起きてしまった大きすぎる原発事故にとても動揺していて、どうしていいかわからないのが本音のところであり、小佐古さんのように、良心に目覚められる例もあるので諦めずに、一人ひとりが行政を動かすように働きかけて下さいと仰っていました。
やりますよ~!皆で一緒にがんばりましょう!!
PR
- トラックバックURLはこちら