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ラシクウシャとは、あなたらしく、わたしらしくそんな自然体の人たちの集う場所という意味です。 周りの情報や環境に流されることなく、大人も子供も自分のもともと持っている感覚を信じ、それぞれが安心して自分らしく生きられる、そんな場所を作りたいと思っています。
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01.23.05:48

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  • 01/23/05:48

10.25.02:18

「町かどの藝能」

今日は友人家族と家の子ども達と、京都相国寺の「町かどの藝能」に行ってきました。

「町かどの藝能」ってどんなかというと…
江戸時代中期(享保10年)の京の都の町かどには、芸を以てお客様を楽しませた後に商いをする芸商人たちが活き活きと活躍していました。その芸商人の生活と心情(こころ)のありかた、さらに、素晴らしい芸術を立体的に再現したのが、観客完全参加の「町かどの藝能」です。
(おさだ塾HPより
http://www.osada-jyuku.com

  
 
 


江戸の京の町へタイムスリップしたかと思うほど、役者さんたちが役に成りきっておられて、京の昔のたわやかな言葉づかいや雰囲気、やり取りを子ども達もとても楽しんでいました。

粟餅の餅つきが始まるとみんな集まってきて、子ども達もかぶりつきで見物しました。
掛け声や表情などが楽しく、とても盛り上がります。
そうしてつきあがったお餅が300文(300円)でふるまわれます。
会場みんなの分があるわけでないので、子どもたちが買えなくて残念がっていると、後ろに座っておられたお兄さんがお皿をさしだして
「一緒にどうぞ。みんなで味わうのが美味しいんだから、どうぞ。」と言ってくれました。
お気持ちに感謝して、2こ頂いてそれを半分こして、4人の子どもたちは喜んで食べました。
「残り福がございますー!」の言葉に子ども達の目が光り、素早く手を挙げてお友達のそうくんがやっと1皿買う事ができました。
そうくんは澪と同じ2年生。彼は律義にもお餅を分けてくれたお兄さんに「自分たちも買えたから」とお餅を2つ返しに行きました。
残った3このお餅をどうするかと思ったら、半分にして私にもくれて、そうくんのお母さんの分を残して、子ども達も同じように半分づつ仲良く分けました。
口にいれると、ふわっときな粉がほんのり甘くて、とてもやさしい味、そしてどこかなつかしい香りがしました。
このお餅の味と、人とのふれあいとやさしさがひとつになって、とても幸せな気持ちになりました。
きっと、子ども達にも忘れられない思い出の一つになるんだろうと思います。

 
 
 
 

最後の出し物の「あやつり人形」、本当に素晴らしかった!
表情も人形のごとく変わらずに、糸が見えないのは私だけかと思うほど、糸に操られているとしか思えない動きです!
会場のみんなが喜び、笑いがおこります。
もっとみんなに見てもらいたい。世界に出ても恥ずかしくない、素晴らしい日本の芸能です!
何か奥に流れている清らかなものを感じます。

澪の日本舞踊の師匠、若柳金弥先生が入門されていた事もあると聞きます。
金弥先生が「日本舞踊のお稽古を通して伝えて下さっていた事」と通じるものを感じます。

私達が「失くしかけているもの」を思い出させてくれる「町かどの藝能」にまた来年も行きたいと思います。




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