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陽・紫空雲舎/ラシクウシャ

ラシクウシャとは、あなたらしく、わたしらしくそんな自然体の人たちの集う場所という意味です。 周りの情報や環境に流されることなく、大人も子供も自分のもともと持っている感覚を信じ、それぞれが安心して自分らしく生きられる、そんな場所を作りたいと思っています。
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01.23.06:02

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  • 01/23/06:02

07.28.02:28

大原の川の生き物調査

       
 大原里づくり協会の和田野さんにお誘いいただいて、大原学院の子どもたちに交じって、家族で大原の川に住む生き物調査に行ってきました。

京大の竹門先生という環境保全に取り組む素敵な生き物博士のご指導のもと、太田ゆね、宮川、高野川に住む生物を手分けして採取しました。
私たちは低学年の子どもたちと一緒に高野川に行きました。
このところ雨が多く、川が増水していたので子どもたちは川に入れず、大原学院の校長先生をはじめとする先生方、和田野さん、地元の方、しんちゃんがDの形をした生き物採取専用の網で様々な生き物をすくって廻ります。
その後学校に戻り、それぞれの場所で採取した生き物の名前を調べたり、顕微鏡で観察したりしました。

大原では毎年この調査をされていて、今回は大きな変化があったようです。
太田ゆねの造成工事で田んぼを区画整理し、用水路をコンクリートで固めたそうで、その影響が強く出たと先生はおっしゃっていました。

冷たい水を好む上の写真の深山茜(ミヤマアカネ)がずい分減ってしまったとのこと。その代りにフィリピンから帰化して九州地方にはいたが、大原にはいなかったウスバキトンボのやごが今回の調査でたくさん確認されたということです。
前にはいたどじょうも見つからず、生き物にとって住みにくい環境になってしまったことを残念がっておられました。

     

 京都市の区画整理の担当の方も来られ、こうした調査の結果を受け、自分たちも生き物の住める環境にやさしい工事をと思うが、そうすると手間がかかる。最終的にどのような造成にするかは管理をされる地元の人達が決めることになります。というお話をされました。

竹門先生も環境にやさしいという意味について、「コンクリートで固めると草も生えず手入れも楽になる。石組などは草も生え、手間がかかる。そうした手間を惜しまないのがやさしい人ということになります。」とおっしゃっていました。

”大原の素晴らしい環境を保とうという意識ある人”に子どもたちが育つようにという願いが感じられたとてもいい会でした。

和田野さんが今度は是非大原学院と八瀬小も合同でと言ってくれていました。そんな機会があることを楽しみにします。
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