01.23.05:52
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11.15.21:50
六ヶ所村ラプソディ
京都造形大学のこども芸術大学内で、六ヶ所村ラプソディを観ました。
青森県の六ヶ所村に核処理廃棄工場が建設され、来年2月に稼動予定です。
この工場についてそれぞれの立場の人にインタビューし、ドキュメンタリーとしてまとめられた映画です。
私自身が映画を観て心に残ったのは東北の貧困や就職難などの背景でした。
核廃棄物処理工場が建設されるのをベストとは思っていないけれど、住民の人達は生活していくために、そこでの新しい仕事が生まれることを期待して合意しているのを見て取りました。
幸せを求めて青い鳥を探しているんだけど、核は青い鳥になりえない。
無くしていくもの、失うものがあまりにもおおきすぎて、胸がしめつけられる想いがします。
核を推進して利権を貪る一部の人達は刹那的な捉え方をし、自分の感覚を麻痺させているように感じます。
このまま行けば、地球が汚れて生命の相続が危うくなるのは目に見えています。
自分達のこども、孫、後世の事を考えれば、どうすればいいかの答えはみんなそれぞれの中にちゃんとあると思います。
私も自分のこととして核について、また今常識とされていることについても見直し、見極め、真実を知り、一つ一つをどうしていくかの道を勇気を持って選択し、意識的に生きていきたいと思います。
それぞれが、操作された情報による不安や幻想から目覚めて、現状を明らかにし、これからどのようにしていきたいのか自分自身に問い、その方向を持って意識を向ければ、答えはすぐ目の前にあるように感じます。
核に変わる安全なエネルギーはもう既に用意されていると思います。
私達の意識が高まるのをじっと待っているように感じます。
それぞれが、それぞれの立場で考え、具体的に何らかの行動を起こそうという原動力を与えてくれる映画だと思います。
たくさんの人に見てもらいたいと思います。
以下は核廃棄物処理工場とはどういうものか、六ヶ所村ラプソディで語られているものを友人がまとめたものです。
参考にされてくださいね。
1)稼動中は毎日毎日、汚染物質を空気と海に流して汚染しつづける、 しつづける~。
・「原発」の1年分を「再処理工場」は1日で出すー!
・会社(原燃)側は、空気中で海水で薄まる(!?)から大丈夫だと 言ってますー。
・「生協」レベルで言うと、東北(多分、東日本)の農・海産物はもう 食べられないー!
2)万が一、事故が起きて汚染物質が流出した場合。・ヨウ素に関しては、「原発」から出るものは半減期が8日で「再処理 工場」から出るものは半減期が1600万年以上ー!永久汚染。
3)六ヶ所村では、既に事故で内部の人が亡くなっている!(正規に公表した?)
4)先輩のイギリスの再処理工場付近では、病気(癌や白血病)が増加、土地は汚染され、汚染物質は遠く北極でも検出されている。
(この(事故じゃなくて普段の)汚染の範囲は、日本を覆い尽くすだけの範囲なの!!!)
そして、内部の放射能漏れにより今後イギリスは完全撤退する。
5)そして、「中立」とは黙って見ていて、すべてを容認して
いる「賛成」であること。
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