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陽・紫空雲舎/ラシクウシャ

ラシクウシャとは、あなたらしく、わたしらしくそんな自然体の人たちの集う場所という意味です。 周りの情報や環境に流されることなく、大人も子供も自分のもともと持っている感覚を信じ、それぞれが安心して自分らしく生きられる、そんな場所を作りたいと思っています。
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  • 01/27/13:13

03.03.10:18

3月のいちにち商店街

3月1日、陽・紫空雲舎は「いちにち商店街」に出店しました。

用意した品々は…
  ダルスープ(ベジタリアンメニュー)
  ひよこまめのピザ(ベジタリアンメニュー)
  和風ねぎピザ
  トマトとソーセージのピザ
  ハムロール
  和風ねぎ味噌きのこパン
  かぼちゃあんぱん
  抹茶メロンパン
  リンゴパン
  酵素玄米のおにぎり
  メープルクッキー
  マルセイユ石けん
  オリジナル紙飛行機
      など…

前回の商店街でアンパンが美味しかったからと、まとめていろいろ10個も買って下さった方、すみちゃん、陽・紫空雲舎のパンやお菓子など買ってくださった皆さま、本当にありがとうございました!
「美味しかった」の一言を張り合いに、これからも心を込めて作っていきたいと思います。

シタール奏者の南澤さん、エイコンズビレッジの阿部さん、とてもシャープなリーディングと体をほぐすリンパマッサージを出町柳でされている、岡田その子さんも来られ、賑わいました。
 
下鴨亭を設計された平井さんもこの日もおられて、いろいろお話を聞けました。
地元の古民家再生竣工でいちにち商店街の後、駆けつけるとのこと…
その再生住宅の建材は解体された別の古民家の価値あるものを使い、しかもとても安く出来たとの事! どうして???

その仕組みは…
 解体予定の古民家を、別の古民家物件を再生されるお施主さんが解体  費用を持ち、その資材を使うというもの…
 解体される民家の持ち主の方にも、再生されるお施主さんにも
 どちらにもやさしくとてもいい仕組みだと感銘を受けました。

でもその繋ぎが出来るのは平井さんの信頼関係のなせるわざですよね!
平井さんの建築への思い、情熱、誠実さが地元の方たちからの信頼に繋がったのだと感じました。
誰かだけが得をしたり、損をしたりせず、どちらもがお互いにありがとうを云い合える世界… 
そんなジョンレノンのイマジンの中にあるような現実が
もうここまでやってきているのですね!

出店されている、はるやさんやままやさん、AOWさんといろいろお話ができて、その生き方に共感します。
みんな自分の足で大地を踏みしめ、着実に自分らしい歩みをされています。

はるやさんのジャムへの思いや物語をお客さんと一緒に聞かせていただき、感銘を受けました。そんな大変な手間暇は本当に好きじゃないとかけられません! 
ままやさんは帰りに大変だろうと、大きな棚などの荷物をわざわざ家まで届けてくれました。涙がでるほど感謝の気持ちでいっぱいです。


 じゃんさんの青パパイヤのおやき、人参の花びらが舞うちらしずし
 はるやさんのクッキーセット
 ままやさんのべ二こうじのアンパン
 AOWさんのベーグル

みんな、人柄がにじみでる「愛」のある、やさしい美味しさでした!

 集まる人達の醸し出す縄文的空気の中で
 こころと体が喜び、魂の糧にもなるような品々が並び
 ゆったり、まったりした時間が流れる、
「いちにち商店街」に是非皆さんも足を運んで下さいね!




 







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02.20.21:40

春に舞う / 市民邦舞会


明日は京都会館にて、市民邦舞会という日本舞踊の舞台があります。様々な流派のみなさんの演目があり、冬休みこども邦舞体験教室に参加した子ども達も踊ります。

今日は京都芸術センターで最終のお稽古がありました。
2回ほどお稽古をお休みしていたみおも、今日やっと振りを覚え、
なんとか形になりました。
明日の舞台は先生が仰って下さったように、楽しんでもらえたらと思います。
 
小さい子ども達が着物で集い踊る姿は、見ていて本当にこころが和みます。
京都という日本の伝統文化の大切な要の土地にいて、こうして日本舞踊のお稽古を付けてもらえるなんて恵まれているなと思っています。
 
日本の全てのこどもたちにこうした機会があればいいなと思います。
小学校のカリキュラムにならないかしら…??
 
自分に直る所を知る日本舞踊のような伝統文化がもっと普及したら、
日本人がもともと持っている精神やアイデンティティーを取り戻せるかも知れません。

大切な何かを見失ったような今の社会の延長ではない、新しい未来を築く子どもたちが、伝統文化を学ぶことは本当にいいことだと思います。


子ども達みんなが、日本人としての誇りを持つ人に成長していくことを願います…
 


02.18.19:58

いちにち商店街

2月1日の「いちにち商店街」にすみちゃんとまいこさんと出店しました!
クンダリーニヨガのごまちゃんのワークショップもあり、草木染めのワークショップもあり盛りだくさんの内容でした。

当日、雨にも関わらず、思ったよりさくさんのお客さんが来られました。
陽・紫空雲舎では遠赤外線ラジエントヒーターでの石焼きピザと
インドダルスープが好評でした。
お客さんの「美味しい!」の一言はとってもははげみになります!

OL時代、色彩心理学を教えていただいた、色彩心理カウンセラーの
木村千尋先生も商店街に駆けつけて下さり、6年ぶりの再会ができました!
http://www.30ans.com/specialtalk/backnumber/vivi_200308.html
千尋先生の記事です。

この日は私の誕生日、商店街の後、自宅で千尋先生や仲間たちに囲まれてお誕生日のお祝いをしてもらい、特別なお誕生日の夜を過ごしました。

「いちにち商店街」に参加させてもらったことで、ビジョンを共有する仲間、同じ思いを持つ人、徹底して自分の道を追求される他の出店者の皆さんの姿勢に感銘を受け…本当に様々な出会いがあり、一言では言い尽くせません。
ご縁があった皆さま本当にありがとうございました!

             「陽・紫空雲舎」の出店風景です。

また3月1日にも開催される「いちにち商店街」に参加します。
宜しく御願いしま~す!



その1:必要なものが、必要なところに届きますように。
その2:売る人と買う人も、こころのお財布がにっこり笑いますように。
その3:身につけるもの 食べるもの 住むところや道具たち‥
    すべてもとは どこかでつながり合っている大切な自然やいのち
    人とモノのつながりから楽しく心地良く伝わる場となりますように

 日時:2010年3月1日(月)10時~16時
 場所:京都下鴨亭


[今月の出店者]

お山カフェ(山のめぐみ)
風ノ結(こころの家具・言の葉風)
健らいと(自然食品)
米吉(甘酒、米飴)
天使の庭(天然石アクセサリーとハーブティー)
菅原顕悟(粉引の器)
素風Suna(和菓子とお茶)
布絵工房「真心絵macoroe」(布絵・布小物・Tシャツ)
はるや(オーガニック&ビーガンフード)
牧農和田(無・微農薬のお米と野菜)
ままや(手づくりジャム)
やぎのやおや(古代米と野菜)
陽・紫空雲舎(天然酵母パン、フード、石鹸)
吉岡小兵衛商店(日本酒)
AOW(天然酵母パン、子ども服)
CAFE素(手煎り焙煎珈琲、雑貨)

以下のHPより抜粋しました。
http://blog.livedoor.jp/factory0523/

02.18.13:01

魂の家族

2月14日、旧暦のお正月、八瀬に住まうアーティスト、インド古典音楽のカルロスさん、中村徳子さんと、家族つきあいしている仲間たちとぼたん鍋を囲みました。

カルロスさん、徳子さんとは、お友達を通して知りあいました。
こどもの様に純粋な心と綺麗なあたたかい目をしているカルロスさん
を献身的に支える徳子さんにはいつも頭が下がります。
家の主人も分野は違えど、夢追い人…
主人の人生を掛けてコミットしていることを根底で
理解しているのだけれど、
経済的にもっと何とかならない?
と言ってみたくなる私に比べて
徳子さんの一切を引き受ける、潔い姿勢はすごいです。

お二人の研ぎ澄まされた音楽に触れてみて下さい…

…カルロスさんのバンスリーの深い優しい音色
http://www.youtube.com/watch?v=8gFTScLxjRw

…徳子さんの慈愛を感じる歌声
http://www.youtube.com/watch?v=UvsaDINWgTM

お鍋を囲んでの集まりでは、初めて会うメンバーもいたのに親戚の集まりのように和気あいあいとした会になりました。

今日の集まりがこのお互いを生かし合えるような意識を持つコミニティに発展していくと嬉しいです。
思い描く理想は、そうしたコミニティが小さな台風の目のようになって、
佳きものを巻き込んで、生き物のように少しづつ発展してくこと…

新年を迎えた佳き日に集えたご縁に感謝して…

01.09.15:14

お茶会 

今日は、公民館で地元の女性会の皆さんによるお茶会に、
こども達と参加しました。
 

 
床の間のお飾りです。
お茶の先生は昆布など足らないものもあると言っておられました。
「結柳」が生けられ、お餅ではなく炭が飾ってあって、
そしてかわいい椿の花…
それぞれ、いわれがあるんだろうなって思います。
何より、おもてなしの心に感銘を受けます。



初釜のお菓子は、めでたい竹の絵のおまんじゅうです。
とても上品な美味しさにほっこり。



女性会の会長さんが、お茶をたてて下さいました。
美しいしぐさに見取れます。


仲のいい同級生と隣同士。
お菓子が美味しくて、嬉しそうに笑い合う。

 

お茶を頂くタイミングまでぴったりの、息の合う2人。

畳16目に座ることを、前に参加したこども達から教わりました。

こども達も私たち大人もちゃんとした礼儀作法を覚える、いい機会です。

招いて下さる皆さんがくつろいだ雰囲気を作って下さり、
終始リラックスして、楽しませて頂きました。

本当にお世話になりました!


12.19.02:18

子どもはみな前世を語る


子どもはみな前世を語る

お友達が「是非読んで!」と<子どもはみな前世を語る>という本を貸してくれました。

心理学などを勉強していたとき疑問だった、「カウンセリングをした場合、何をもってクライアントが治癒したというのか?人が本当に癒されたというのはどんな状態か?」の答えのひとつがこの本にあります。

越智啓子先生と10年程前に友人の結婚式で出会って,先生から
<生命の子守唄>という本を頂き、前世療法の世界を知りました。

前世療法というのは専門家がする特別な事だけでなく、何気ない日常の中、子どもたちが知っているはずもないと思われる事を語り始めた時に「否定せず耳を傾ける事の大切さ」を改めて教えてくれるとてもいい本です。

12.04.14:43

いちにち商店街 

「かよちゃんがやりたいことはこんな感じではない?」と友達のすみちゃんが素敵な所へ連れて行ってくれました。
そこは「下鴨亭」という民家を天然素材を使って素敵に改装したスペースで、毎月1日に行われる「いちにち商店街」です。
http://blog.livedoor.jp/factory0523/archives/cat_50035157.html



主催されている方の親ごさんが育てられた立派な野菜が、
何とどれも100円!
自家製酵母で焼かれたベーグル、米粉のみのパン、落雁、ピンクいろのハート形の石けんなど買ってみました。みなさんの手造りの品々に、驚きと発見があり、とってもいい刺激になりました。
創作意欲が湧いてきます!
早速2月1日(私の誕生日なのです)の「いちにち商店街」へすみちゃんと出店を申し込みました。

寒い季節なので、ベジメニューのダルスープ、石焼きピザをラジエントヒーター持参でやってみます。あんパンなどのおやつパン少々&マルセイユ石けん、米油石けん、あとは今からお箸入れを作って出したいなと思ってます。

クンダリーニヨガの先生をしているお友達ごまちゃんも、子ども達、大人向けのヨガのミニワークショップや個人レッスン、ヨギティーというハーブティも出す予定です。

ゆったり、まったりしたいい雰囲気のスペースの中、来ている人達とじっくり話せていい出会いがおこりそう!今からワクワクとても楽しみです。

すみちゃん本当にありがとう!

11.25.19:06

山城眞先生の環境セミナー 

ご縁があって、環境ホルモンや電磁波に詳しい
山城眞先生をご紹介頂きました。
京都で講演会が開催されます。
子ども達の未来の事を思い、熱く解かり易く語って下さると
定評のある先生です。
私達も参加します。


日 時:平成21年12月13日(日) 13:00~

場 所:(財)京都教育文化センター(203号室)
      〒606-8397京都市左京区聖護院川原町4-13
   TEL:075-771-4221 FAX:075-771-4224
   http://www2.odn.ne.jp/kyobun/

講演テーマ
第1部「環境ホルモンと青少年の発達障害」   
13:05~14:35

環境ホルモンと呼ばれる合成化学物質の問題が指摘され続けている。特に、青少年の精神発達障害、免疫の混乱、性の発達障害のメカニズムが説明されるようになってきた。
科学的なメカニズムを分りやすく解説することにより、全ての子供達を守るには、何が必要かを具体的に考える。

第2部「微弱電磁波と青少年の精神発達障害」 
14:50~16:20
電磁波の問題が指摘されだしてから10年以上が経過している。携帯電話、パソコン、ゲーム機、IH、電子レンジなどは現在の日本で日常的に使用され続けている。全て合法的な商品である。一方、微弱電磁波と生体反応に関する脳波測定の研究報告などでは、「筋肉弛緩」現象が説明されている。こうした研究報告について実験をしながら解説し、具体的な対応策を考える。

講師紹介
山城 眞(やましろ まこと)
京都教育大学理学科卒。26年間中学校の理科の教師として勤務し、48歳の時、教頭職にて退職。その間「環境ホルモンが子供たちの発達障害に関与している」と一貫して警告し続ける。その解決策を民間企業にて追求し、ハワイに研究所を設立。合成化学物質による、精神発達障害、免疫の混乱、性の発達障害のメカニズムを追求。2003~2006年宮崎大学客員教授に就任し、全国各地で講演活動を展開。現在、㈱ベストエコロジー代表取締役として活動中。
著書『私の声が聞こえますか』(『サラバ環境ホルモン』改訂版)によって環境ホルモンと青少年の発達障害のメカニズムを説明。腸内環境を整え、デトックス(体内浄化)の必要性を主張。自費出版ながら、すでに3万部以上が販売されている。

お問い合わせ 
株式会社ベストエコロジー
info@b-eco.com

11.19.00:51

新しい未来の地球を描く仲間

私達夫婦がとても親しくさせてもらっている、
吉田遊福さんのことが気になって、
検索してみたら長崎ふわり情報局にゲスト出演しているHPをみつけました。
http://riri.tea-nifty.com/yawaraka/2008/03/13_0611.html

自然体のとても素敵なセラピストです。
大原に居たころ、遊さんが遊びにきてくれて、彼とパートナーのミシェルさんと主催するオーストラリアでのビーイング・ソースというセミナーのことを聞き、参加を考えました。
土壇場で違う方向に導かれ、韓国の慶州に行く事になって、そのセミナーに参加する事は無かったのだけど、ミシェルさんのHPを見つけて私たちの捉えている事と全く同じということを今確認しています。
同じビジョンを思い描く仲間だと感じています。
以下はそのHP中でビーイング・ソースについて、ミシェルさんが書かれています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Being Source
源を生きる

The Way of the Wizard
~魔法使いへの道~


講師:ミシェル・ニューポート


もしも、魔法を使える秘訣が

あなたにわかるなら

どう使いますか?


自分自身を幸せにしますか?
周りの人々も喜びで溢れるようにしますか?
優れた人間関係を創りますか?
世界を平和にしますか?
理想のパートナーを創りますか?
健康状態を取り戻しますか?
本当の豊かさを実感できるようにしますか?
これまで、私たちがどうにもできないと感じていた
あらゆる制限から完全に自由にしていきますか?

あなたの夢は何ですか?

実は、こういった夢を本当に現実化し、その理想の人生を
創造する力は、本来私たち全ての人間が持っています。
今現在、もし、あなた自身が、理想の人生をまだ送っていないのなら、
自分に秘めた無限な力へのアクセス方法に、
まだ気づいていないだけなのです。
では、その力へアクセスして使えるようになりたいと
思いませんか?

このビーイング・ソースでは、
5日間を通し、
あなたの存在の源にある不思議な力をあらゆる形で学び、
幅広く意識的に使えるように引き出していきます。


あなたの使命は何ですか?

私たち人間は、どのような存在なのでしょう?
何のために生まれてきたのでしょう?
実は、あなたには、あなたにしか出来ない
使命や役割があります。
そして、あなたの夢がそれを導いてくれるものなのです。

しかし、慌しく感じる現代社会の中で
それを優先しようと思っても
湧き出てくる不安・恐怖・孤独感・怒り・悲しみ・疲れ・絶望感などの
様々な感情に妨げられているように感じる方が
大勢います。

あなたの場合はいかがでしょうか?
こういった感情が自分の力になっているように
感じますか?


これらの感情こそ、苦しまないで大切に扱い
魔法の鍵として活かすことによって
あなたの使命をより明確に導いていくだけではなく
人のためにもなる最もあなたらしい
「活きた人生」に使える力となるのです。
これらの全てを思いっきり
自分の力に変容できる方法を知りたいと思いませんか?

そこから、
この世界でのあなたの役割を全うし
自らがさらに輝き、本当の意味で
あなたから地球全体へと
あなたの理想に沿った
影響を与えることができるのです。
あなたなら、どう選択しますか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ミシェルさんのゲスト出演している長崎ふわり情報局のHPも見つけました。
http://www.voiceblog.jp/nagasakifuwari/
とても素敵なお話です。

彼らと何か一緒に取り組むことがあると感じています。
またこれからご縁がどう繋がっていくのか楽しみです。


10.26.01:52

ハロウインクッキー



昨日の夕方、北山ハロウインに行ってきました。
家に帰るとすぐに、「明日はハロウインクッキーを焼きたい!」と子ども達が言い出しました。
「いいよ。そのかわり朝早く起きなあかんで」
「わかった!」

言葉通り子どもたちは早く起きて私を起こします。
「お母さんクッキー作る!」
「わかったよ。」どんなレシピにしようか練ります。
お料理検索のクックパッドはこういう時にとても役に立ちます。

「ハロウイン クッキー」と検索するとたくさんのレシピが出てきます。
子どもたちはキャーキャーいいながら一つひとつページを見て行きます。
どんなクッキーを作るか二人はスケッチを始めました。
私はその間にクッキーの生地作り。
レシピはよく作るメイプルビスケットをアレンジしました。

薄力粉 160g
オーガニック全粒粉 30g
アーモンドプードル 30g
メイプルシロップ 140g
菜種油 10g
ギ―(ヨーグルトを発酵させて作るインドのバター)30g

もう一種類は
薄力粉30gをブラックココアに変えて同じように作ります。

2種類の生地ができて冷蔵庫で30分寝かせる準備が整って子ども達のスケッチを見に行くと…

かぼちゃおばけ、ドラキュラ、ミイラ男、おばけちゃん、コウモリなどいっぱい書いてます。
こんなに複雑なものできるのかな??

澪は時間をかけて丁寧に仕上げます。
ひろひとはささっと直ぐに出来てしまいました。

その間に私は家の用事…
まだ澪は細かく作っています。

「お母さんできた!」
見に行ってみて、ビックリ。
本当に絵のようにかぼちゃおばけ、ドラキュラ、ミイラ男、おばけちゃん、コウモリが出来上がっているのです。




後は180℃のオーブンで15分ほど焼けば出来上がり。
香ばしいメイプルの香りが漂ってきます。

食べてしまうのがもったいないぐらいのおばけクッキー。
でも家族全員で3時に美味しくいただきました。




澪の将来の夢はお菓子屋さんになることだそう。
ひろひとも一緒にお店をやるそう。
二人とも素質は十分。
これからもお母さんとお菓子作り楽しもうね!
そしていつか一緒にお店を出そうね!







10.25.02:18

「町かどの藝能」

今日は友人家族と家の子ども達と、京都相国寺の「町かどの藝能」に行ってきました。

「町かどの藝能」ってどんなかというと…
江戸時代中期(享保10年)の京の都の町かどには、芸を以てお客様を楽しませた後に商いをする芸商人たちが活き活きと活躍していました。その芸商人の生活と心情(こころ)のありかた、さらに、素晴らしい芸術を立体的に再現したのが、観客完全参加の「町かどの藝能」です。
(おさだ塾HPより
http://www.osada-jyuku.com

  
 
 


江戸の京の町へタイムスリップしたかと思うほど、役者さんたちが役に成りきっておられて、京の昔のたわやかな言葉づかいや雰囲気、やり取りを子ども達もとても楽しんでいました。

粟餅の餅つきが始まるとみんな集まってきて、子ども達もかぶりつきで見物しました。
掛け声や表情などが楽しく、とても盛り上がります。
そうしてつきあがったお餅が300文(300円)でふるまわれます。
会場みんなの分があるわけでないので、子どもたちが買えなくて残念がっていると、後ろに座っておられたお兄さんがお皿をさしだして
「一緒にどうぞ。みんなで味わうのが美味しいんだから、どうぞ。」と言ってくれました。
お気持ちに感謝して、2こ頂いてそれを半分こして、4人の子どもたちは喜んで食べました。
「残り福がございますー!」の言葉に子ども達の目が光り、素早く手を挙げてお友達のそうくんがやっと1皿買う事ができました。
そうくんは澪と同じ2年生。彼は律義にもお餅を分けてくれたお兄さんに「自分たちも買えたから」とお餅を2つ返しに行きました。
残った3このお餅をどうするかと思ったら、半分にして私にもくれて、そうくんのお母さんの分を残して、子ども達も同じように半分づつ仲良く分けました。
口にいれると、ふわっときな粉がほんのり甘くて、とてもやさしい味、そしてどこかなつかしい香りがしました。
このお餅の味と、人とのふれあいとやさしさがひとつになって、とても幸せな気持ちになりました。
きっと、子ども達にも忘れられない思い出の一つになるんだろうと思います。

 
 
 
 

最後の出し物の「あやつり人形」、本当に素晴らしかった!
表情も人形のごとく変わらずに、糸が見えないのは私だけかと思うほど、糸に操られているとしか思えない動きです!
会場のみんなが喜び、笑いがおこります。
もっとみんなに見てもらいたい。世界に出ても恥ずかしくない、素晴らしい日本の芸能です!
何か奥に流れている清らかなものを感じます。

澪の日本舞踊の師匠、若柳金弥先生が入門されていた事もあると聞きます。
金弥先生が「日本舞踊のお稽古を通して伝えて下さっていた事」と通じるものを感じます。

私達が「失くしかけているもの」を思い出させてくれる「町かどの藝能」にまた来年も行きたいと思います。




10.01.18:07

安心、安全、健康を形にした遠赤外線ヒーター

私が「遠赤外線スーパーラジエントヒーター」を知ったのは昨年7月。
きっかけは、家のマンションに引っ越してくる、友達家族のキッチンにIHヒーターが入っていたことでした。
「IHヒーターで毎日お料理するなんて大変!友達が電磁波被爆しちゃう。なんとかしなくちゃ!」と他に何かいい電気ヒーターはないかとネットで探しまわって出会ったのです。

10年以上前、毎日パソコンを使って図面を書く仕事をしていた時に、ひどく首や肩が凝り、ある日整体に行っても治らないひどい痛みの寝違え状態になって、身をもってそのつらさを感じていました。
あるところで波動測定装置というもので健康状態を調べてもらうと、「電磁波障害」と出ました。
ガウスメーターを借りで職場の電磁波を測ってみると、針が振り切れて測定不能状態!それから電磁波について調べて、いろいろ解かってきました。

電気製品からはそれぞれ電磁波がでていて、製品によって30cmから2m離れれば大丈夫なのです。ただし調理の場合(携帯電話もです。)器具からそんなに離れることはできません。
調理する時の電磁波被爆だけでなく、IHヒーターや電子レンジで調理したものは、食品の細胞が破壊されていて活性酸素が多く酸化した、自然界にない状態になっていてるそうです。

私は知識よりも先に電子レンジで加熱したものは美味しくないので、ほとんど使っていませんでした。
その点、遠赤ラジエントヒーターで加熱したお料理はじんわりと美味しいのです。
感覚、直感派の私は「美味しい」というのが一番の答えです。

縁あって遠赤ラジエントヒーターを扱う方と出会ったので紹介させていただきます。

フィールドビレッジ
http://fieldvillage.jp/index.html

私がこれまでまなざしを向けてきた先にあり、必然的に出会ったものだと感じるので、このヒーターを伝えていくことを仕事の一つとしようと決めました。

縁ある人たちの健康と幸せを心から願って!

09.15.01:26

満たされた心


今朝9時ごろ「買い物に行くけど、どうする?」
ブロックで遊んでいるヒロヒトに聞くと
「いく!」元気に答えます。
「公園にも行く?」「やったー!こうえんいく!」大喜びです。

酵素玄米のおにぎりを自分で握って、かばんを用意して
ちゃんと靴下もはいて準備完了!
「お母さん、まだ?」
出かける時の支度はヒロヒトがいつも一番です。

自転車に乗り、ヒロヒトがヘルメットをかぶったのを確認して
「さあシュッパツするよ!」「いいよー!」
ヒロヒトのニコニコ嬉しそうな様子にわたしも幸せな気分になります。

公園は貸し切り状態。ヒロヒト一番のお気に入り、サッカーボール型のジャングルジムに真っ先に登ります。
そばに寄り、下からヒロヒトを見上げると秋の澄んだ空をバックに
満面の笑みです。
踏切の音がする度に、公園の電車が一番よく見えるところに
走って行くヒロヒト。
一緒にブランコに乗ったり鉄棒をしたり、
ヒロヒトが運転する宇宙船に乗ったりして
この時間をゆったり楽しみます。

…あー、こういう何気ないけれど豊かな時間、
このごろ持っていなかったな…
木陰で涼しくなった風に心地よさを感じながらしみじみと思います。

ひとしきり遊んだヒロヒトは満足した顔でやってきて
「こうえんはもういい。」と言います。「じゃあ次に行こうか。」

買い物に向かう途中、この間、定休で買えなかったお肉屋さんのコロッケを思い出して
「コロッケ欲しい?」「ほしい、ほしい!」
お店に入ったヒロヒトはすかさず「このボウのついたのがいい!」
「えーフランクフルトやん。」たまにはいいかと思って「いいよ。」
というと「やったー!いってみるもんや。」と大喜び。

2人で商店街のベンチに腰掛けてヒロヒトは満足そうにフランクとコロッケをおかずにしておにぎりを食べます。
「お母さんとデートやな。」ヒロヒトか言います。「そうやね。」顔を見合わせて微笑み合います。

その後、洗濯石鹸を買いに行ったドラックストアで、
何とかレンジャーのポケットティッシュが目に入ってヒロヒトに
「いる?」と聞くと「いる!」目を輝かせて嬉しそうに答えます。
レジを通りシールを貼ってもらったティッシュを「自分で持つ!」
ヒロヒトは何度も出しては眺めて大切そうにまた仕舞います。

普段は喧嘩ばかりなのに「みおちゃんのおみやげも買ってあげて」
何度も私に訴えるヒロヒト。いいとこあるね。

家に帰るとお父さんに今日の事を、さっそく嬉しそうに報告するヒロヒト。
こんなささやかなことで、こんなに喜べるなんて子どもの素直さ、
純粋さを感じます。

夜、いつもは抱っこして一緒に寝てほしいとせがんだり、
「ねむれない」とずっとガサゴソしているのに、
気が付いたらコトンと寝ていました。
すやすやと満足そうな寝顔です。

ヒロヒトの心に今日の日はどんな風に残るのかな?
お母さんの心に余裕があると、あなたはこんなにも満たされるのね。
そう思うと、子どもたちが切なくなるほど愛おしいー

明日も一緒にいい1日にしようね。
いい夢見てね。おやすみなさい…

07.28.02:28

大原の川の生き物調査

       
 大原里づくり協会の和田野さんにお誘いいただいて、大原学院の子どもたちに交じって、家族で大原の川に住む生き物調査に行ってきました。

京大の竹門先生という環境保全に取り組む素敵な生き物博士のご指導のもと、太田ゆね、宮川、高野川に住む生物を手分けして採取しました。
私たちは低学年の子どもたちと一緒に高野川に行きました。
このところ雨が多く、川が増水していたので子どもたちは川に入れず、大原学院の校長先生をはじめとする先生方、和田野さん、地元の方、しんちゃんがDの形をした生き物採取専用の網で様々な生き物をすくって廻ります。
その後学校に戻り、それぞれの場所で採取した生き物の名前を調べたり、顕微鏡で観察したりしました。

大原では毎年この調査をされていて、今回は大きな変化があったようです。
太田ゆねの造成工事で田んぼを区画整理し、用水路をコンクリートで固めたそうで、その影響が強く出たと先生はおっしゃっていました。

冷たい水を好む上の写真の深山茜(ミヤマアカネ)がずい分減ってしまったとのこと。その代りにフィリピンから帰化して九州地方にはいたが、大原にはいなかったウスバキトンボのやごが今回の調査でたくさん確認されたということです。
前にはいたどじょうも見つからず、生き物にとって住みにくい環境になってしまったことを残念がっておられました。

     

 京都市の区画整理の担当の方も来られ、こうした調査の結果を受け、自分たちも生き物の住める環境にやさしい工事をと思うが、そうすると手間がかかる。最終的にどのような造成にするかは管理をされる地元の人達が決めることになります。というお話をされました。

竹門先生も環境にやさしいという意味について、「コンクリートで固めると草も生えず手入れも楽になる。石組などは草も生え、手間がかかる。そうした手間を惜しまないのがやさしい人ということになります。」とおっしゃっていました。

”大原の素晴らしい環境を保とうという意識ある人”に子どもたちが育つようにという願いが感じられたとてもいい会でした。

和田野さんが今度は是非大原学院と八瀬小も合同でと言ってくれていました。そんな機会があることを楽しみにします。

02.11.11:42

ゆうごくんの手袋

昨日の朝、澪が学校に持って行く水筒の支度が間に合わなくて、
朝の集合場所に持って行きました。
澪に無事に水筒を渡した後、
誰かが来てマンションのオートロックの扉が開くのを待っていました。

子どもたちといろいろ話しながら待っていると、
急に「あ、手袋が片っぽ無い!」ポケットを探る2年生のゆうごくん。
「どうしよう…」

「お母さんに聞いてみたらいいやん。」
子ども達が口々に言います。
インターフォンの所に行って子どもたちに囲まれながら
お部屋番号を押してゆうごくんはお母さんと話します。

「お母さん、手袋が片っぽ無い。」
「お部屋に落ちてたよ。」
「持って来て…」
「今日は忙しいから行けないの。今日は無しで行ってね。」

電話を切った後、振り返り片方の手袋を持って立ちすくむゆうごくん。
その様子を見ていて、澪やそうくんが
「家まで取りに行ってあげる!」と走り出しました。

私はあわてて「今から行くと時間が間に合わなくなるから。」
と子どもたちを止めます。

「ゆうごくん、今日はお母さんの言うようにしようね。
その片方の手袋お母さんのところに持って行こうか?」
「……」
ふと、ゆうごくんの表情を見ると涙ぐんでいます。
「手袋がどうしてもあったほうがいいの?」
うなずくゆうごくん。

そうか、手袋がないことはゆうごくんにとってはそんなにショックなことなんだ…
手袋のことで行く道沈んだ気持ちのままではかわいそうかな?と思い、
「じゃあ私が取りに行って来るから」
と走ってゆうごくんの家に向かいます。
手袋を預かって戻った時にはまだ全員集まっていなくて
なんとか時間に間に合いました。

ゆうごくんに手袋を渡しながら、
「元気で、行ってらっしゃーい!」と言うと
「ありがとう。」ゆうごくんは笑顔になっていました。
ふと澪やそうくんの顔を見ると自分の事のように嬉しそうな満面の笑顔でした。

子どもは子どもどうし、お互いの気持ちがよくわかって、
お友達のことが自分のことのように感じられるのだなと
ほのぼのした嬉しい気持になりました。

家への帰り道、
子鳥と子どもは存在そのものがとても似ているなと感じました。
どちらも平和の象徴そのもの…
でも子鳥のさえずりのように、そこに意識を向けないとその声は聞こえない…
いつもその声にならないような声を聞いて
こどもたちが心から望むささやかなこと
叶える事ができたら嬉しいな…
静かに自分のそんな気持ちを感じていました。















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01.30.09:32

澪の前髪

今朝、学校へ行く支度をしている時の話です。

澪の髪を結ぼうと洗面で髪を梳かしていると、別の櫛で前髪をとかしていた澪が

「お母さん、こうすると前髪が目に入るから切って。」と言います。

いつもより少し時間に余裕があったので「いいよ」とお風呂場に移ってもらいます。

普段はお風呂に入っている時に切るので、切った髪の毛のことをあまり気にしないでいいのですが

今日は服を着ているので髪の毛がつかないように、椅子に腰かけて屈んだ姿勢になってもらいました。

加減が分かりにくかったせいもありちょっと切りすぎたなとは思ったけれど

「出来たよ。ちょっと短くなったよ。」

 

鏡を見た澪の顔色が変って

「いやや。短すぎる。」

と座り込んでがっくり項垂れて泣き出してしまいました。

「澪ちゃんごめんね。2週間もしたら伸びるから」

「いやや」

「澪ちゃんもお姉ちゃんになったね。短いのがそんなに気になるんや…」

「お母さんは澪の眉毛が大好きやから、短いのもいいと思うよ」

「いやや」

慰めは効果なし…

 

ずっと澪の気持がおさまらなくて

とうとう布団のところまで行って、うつぶせになってしくしく泣き出しました。

時計を見るとあと5分ぐらいで出る時間です。

 

このままじゃ収拾がつかないどうしよう…

 

「澪ちゃん、ごめんね。でも謝ってもだめだよね。」

………

「学校はどうする?前髪が短くて嫌やから行かない?」

「学校は行きたい!でも行きたくない」

こういうやり取りを何度か繰り返しました。

 

私が何か発想を変えないと…

 

澪は前髪が丁度いい長さになるのが望みなのです。

それは現実には叶えられません。

もしも魔法があったら…

はっといいことを思いつきました。

 

「澪ちゃん、髪の毛が伸びるいい方法があるよ」

すくっと起き上がって、私をしかと見つめる澪。

「どんな?」

「あのね、ワカメを食べるの。ワカメを食べて、前髪さん早く伸びてねってお願いするの。」

「お母さんワカメちょうだい!」

「晩御飯に出すからね。」

「今すぐちょうだい。」

「今すぐ?」

「そう!今すぐ!」

 

時間はぎりぎりだけど、澪の気持ちが収まるならと

「わかった。」

冷蔵庫から出したワカメを塩抜きして刻む作業をずっと澪は見つめます。

カップに入れてだすと直ぐにもぐもぐむしゃむしゃ…

あっという間に口の中に入れて無くなります。

洗面に行ってもまだもぐもぐしている澪に

「飲み込める?もう!口の中に入れすぎ!」

もう目が笑っている澪に、こちらも笑いがでます。

「お水持ってくるよ。」

お水を飲みながら何とか全部飲みこむと、今度はワカメのお歯黒状態…

「鏡見て!」

また二人で笑い合います。

 

歯磨きして、鏡で前髪を見た澪が

「お母さん、まだ伸びてないよ」

「今、澪の中に入ったワカメが髪の毛の栄養になるには半日ぐらいかかるかな?」

「半日って1日の半分のこと?えーー」

「ワカメの栄養が来たら、頑張るよって前髪さんも言ってるよ。」

「わかった。」

歌をうたいながらやっと着替えをして、何とか朝の集まりの時間に間に合いました。

ふー。よかった。よかった。

01.27.08:30

あったらいいな、こんな学校

八瀬小学校に今まで無かった体育館が、地域の皆さんのたゆまね努力でやっとできることになりました。
体育館の用地は現在の学校から子どもの足で片道10分と離れているので、体育の授業の半分は往復に使われてしまうし、休み時間にも気軽に使えないので、校舎もできるだけ早い段階で近くに立て直すことが望まれています。

どういう体育館や校舎が希望かアンケートで聞いて下さる機会があったので、構想をまとめたものを提出しました。

「あったらいいなこんな学校!」

地元八瀬の方たちが大切に育てられてきた木材を使った、木造建築。
内装にも天然素材のみを使った子ども達が安心して気持ち良く過ごせる体育館や校舎。
お昼は電気をつけなくていいように、屋根の一部をドーム建築などで使われているテント張りにしてやわらかな自然の光が入るようにしたり、南側に広葉樹を植えたりゴーヤや朝顔のグリーンカーテンを施したり、風が自然に建物の中を抜けるようにしたりして夏場はクーラーなどを使わずに済むようにする。
太陽光発電や風車、水車など、場所に一番合った効率のいいエネルギーの自給設備を取り入れておくと、災害時に特に安心だと思います。

<体育館>

子どもたちが思いっきり体を動かして遊べる場、地域の人たちも健康増進の場としても機能し、世代間の交流や学びが起こるような施設になればいいと思います。

具体的には子ども達の球技コートの脇にボールよけのネットを張って、未就学の子達が遊べるような遊具設備、大人も楽しめるアスレチックやロッククライミングの施設があるといいなと思います。

体育館側から防音のガラスで仕切った側面鏡張りのスタジオを23室設けフラダンス、ジャズダンス、ヨガ、ヒップホップ、インド舞踊、日本舞踊、和太鼓教室など大人も子ども集い、豊かに楽しめるような教室がたくさんできるといいですね。

子ども達の顔を知った地域の大人の方が出入りすることで、子ども達の安全も地域で守れるとういい面があると思います。

 

<新校舎>

新建材を使ってのシックスクールによる多動症や集中力欠如を防ぐためにも、校舎は木造建築にし珪藻土など天然素材のみを使ったものにすると安全で心地よく、勉強にもいい影響がでると思います。
(今とても困っておられる科学物資過敏症の子達が安心して勉強できる環境だと八瀬に移って来られることもできます。)

教室も天井を張って四角い空間にしてしまわずに木造の梁や屋根の形状を生かし、自然な光や空気の流れを取り入れ、見た目にも変化のある気持ちのいい空間になるといいと思います。

和室の裁縫室やお茶室などを設け、日本の伝統文化を学べたらいいと思います。

木工室や陶芸室などがあれば素敵ですね。

パブリックスペースに図書館を設け、地域の人たちで運営管理できるといいですね。

子ども達の放課後に合わせて地域の人たちの文化教室や集い(お茶、お花、書道、囲碁、将棋など等)があり、子どもたちがそれぞれ興味のあるものを学べるようになればいいなと思います。

学校が地域と密着した結びつきを持つ場所になるといいですね。

 

<旧(現)校舎の利用>

八瀬の生きた文化ミュージアムとして、八瀬童子の歴史や赦免地の起こり、灯篭や衣装などを展示したり、灯篭に飾られている切り絵の体験ができるというのはどうでしょう?

八瀬に伝わる昔ながらの衣食住も体験としては、

大原女の格好をして薪を拾いに行き、おくどさんにくべ、お米を炊く…

お米を植え、世話をし、収穫し、藁を活かし草履やしめ縄にする…
昔の水車を再現するのも素敵ですね。

実際に米や麦を挽き、石がまを作ってその粉を使ってパンを焼く…

各教室は八瀬に在住されるアーティストのスタジオや工房として利用し、訪れた人達が見学したり体験できるような場になっても面白いですね。

新旧織り交ぜた文化が共生し育まれる地域として、大学の教授や学生さんとの関わりも生まれたらますます活気が出てきますね。

 

こうあったらというアイデアは泉のように湧き出てきます。

01.25.02:59

こども芸術大学 制作文 / こども芸大に出会う前夜 何のために生まれてきたのか?

2005年、京都造形芸術大学に「こども芸術大学」が開校しました。
就学前の子どもとお母さんが一緒に通う他にないものです。

開校してから2年間、家族4人で通いました。
そこでは様々な出会いがあり、体験があり
学びがあり、とても貴重な体験をさせていただきました。

1年目に創作活動で文章をまとめて本にしたものを紹介させていただきますね。


       

第1章 こども芸術大学に出会う前夜

<何のために生まれてきたのか?>

「私は何のために生まれてきたのか?もし何か私にさせて貰えることがあるなら、そのお役を果たしたい。」

星空を見上げては感じる、自分の奥からふつふつと湧き上がってくる抑えられない思いがありました。

その答えは見つかっていなかったけれど、その突き動かされるような感覚にいてもたってもいられなくて、1998年の春、それまで勤めていた会社を辞めようと決めました。

経済的にはめどがなくなるけれど、不安はなく、むしろわくわくする感じがあります。

他の人の問題を自分の問題として抱えて苦しみぬき、自分の恐怖や不安と正面から向き合い、本当の自分の姿を見る事でその問題が一瞬にして自分の中から消え去った経験をし、その10年をかけた業が完了したと実感できた時から、徐々に芽生えた感覚です。

その様に実感できた時、同時に、<魂で決めてきた人と出会い、共に成長します>と自己宣言をしました。すると、そのすぐ後に、直感の働く知人から「こんな人が出雲に居るから電話してみて。」と、彼(今の夫)名前と電話番号が書いたメモを渡されました。

彼と電話で話すうちに、彼のそれまでの人生とわたしの歩いてきた道のりがあまりにも連動している事がわかって、とても驚きました。

不思議にも、彼は直感により、ずっと待っていた相手が私だと、出会う前から確信していました。

私も、彼が生まれる前に決めてきた相手だと自然に受け止めます。

彼は自分のことを『触媒』だと捉え、関東で様々な人との交流やその人達の活動きとつながりを持っている<普通と全く違う視点と意識を持つ>飛んだ人でした。

そんな彼と、自分達のするべき事をする旅の船に乗り込みました。

01.25.02:54

こども芸術大学 制作文 / パートナーシップ









<パートナーシップ>

私達二人の本質は、水と火のように交わることがなく、また互いの強い自我や自身を守ってきた殻、それまでの信念がすべてぶつかって、どちらも一歩も引かず、毎日いやになるくらい、お互いを磨ぎあいました。

どちらも相手を見ていて気になるところを変えてもらいたいと伝え合い、小さな1ステップをクリアーすると、また次のセッションがまた浮上してくる…。そんな毎日でした。

大原で元ペンションの建物を預かり、『陽・紫空雲舎』(らしくうしゃ)を主催してからも、一言では語れないほど、いろんな状況が揃えられ、私たちの魂の成長にとって必要な貴重な経験をたくさんさせてもらいました。

そうした中、2人の心の奥底のどうしても譲れない最後の砦までいきついたのは、大原から上賀茂へ移って、澪がお腹にいた時でした。

私にとって自分でも解っていながらも、なんともならないところを辛らつに指摘されて、私は、彼に強く反発する気持ちしか感じることができませんでした。

自分の言う事を素直に聞き入れない頑固な私に彼は猛烈に憤慨して、「出て行け!」と物を投げて怒りを爆発させました。

その時わたしは、「お腹の子がびっくりするやろ!何するねん!」とそんな彼に怒りを反しました。

それと同時に、感情を溜め込む癖のある彼にとって、内在していたものが、一揆に表面に出てくるのを観て、彼自身その事を感じているのを確信して、「やった!」と彼を祝福している私もいました。

その後もいろいろやりとりがあり、このプロセスを通じて、自分の一番弱いところと彼の一番弱いところを知り、その両方を認めました。

この様にして、私と全く対極にいた彼をよく理解できる様になりました。

この出来事を境に私たちの関係は変わり、とてもスムーズに気持ちを伝え合える様になりました。そして、彼の悲しみや怒りの気持ちを自分のことのように感じ、自然と彼の喜ぶ事をしたいと思える様になりました。
「もう一人の自分」という感覚です。

同時に、2人の魂の奥底から望む<人生をかけて取り組む事>についても、足並みを揃え、互いに協力し合える準備が整った…とも感じました。

01.25.02:52

こども芸術大学 制作文 / 新しい魂







   <新しい魂>
 

業の消化にエネルギーを使うのは私たちの代で終わり、次の世代の魂はそうした修行の必要のない存在達だと感じています。

青い鳥の未来の部屋のワンシーンのように、それぞれが新しい地球の為に、重要な役割を担い、使命を持ってやって来た私達よりも一歩先を行く使者(新たな魂)だと感じています。

ピュアにそれぞれの魂が自分らしく成長するように見守ることを、普段から私達二人は意識しています。
 そのように意識してこども達と接していていると、<今までの古い常識に毒されている自分>を感じたり、ときには<親の都合を押しつけている自分>にも気づかされます。

 新しい魂と毎日を共に生きる機会に恵まれた私達は、新しい魂から多くを学び、できれば<これからの新しい世界を築く、新しい魂たちのための環境造りをしていきたい>と願います。

01.25.02:51

こども芸術大学 制作文 / 光の天使の絵本

<光の天使の絵本>

まだ、澪や央飛人(ひろひと)が私達のところに来てくれる前、大原で『陽・紫空雲舎』(『貴方らしく私らしく在る集いの場所』の願いを込めた二人の活動の名前)を主催していた時、私たち夫婦は絵本作りに携わりました。


その内容は…

お母さんや先生の言うような何でもできる子やいい子になれなくて、このままでは自分を失ってしまいそうで、以前から気になっていた森に女の子はその答えを探しにでかけます。

その行く道をお月様が照らし、天使がずっと見守ってくれています。

女の子はその森で清々しい朝を迎え、光の天使に出会います。その光はあたたかく体がリラックスし、心も軽くなってきます。そこで女の子は気づきます。

周りに無理に合わせたり、いい子になろうとしなくても良い、心から望む好きな事をすれば良い、自分の奥()からの感覚を信じて自分に正直に生きて良いのだと…。

森から帰り、お母さんにその事を伝えて、それで良いのだと確認し合います。



 「生きる希望を持てないこどもが増えてきている」…そういう衝撃的なニュースが伝わってくる時代にあって、大人の価値観や社会の常識やなどに自分を合わせ過ぎて自分自身が見えなくなり、苦しんでいるこども達に、なんとかエールを送りたいとう願いを込めてできた絵本です。


それは私達大人も同じで、それぞれが自分自身を取り戻す事の大切さを改めて感じています。



      












01.25.02:50

こども芸術大学 制作文 / こどもにとって輝く時間とは?

 


  

<こどもにとって輝く時間とは?>

こどもにとって輝く時間は?どんな環境がこどもにとって良いのか?

私にとっては、虫、土、花、木々、水、光、空、星、動物達、友達や周りの大人と対話して、探検、冒険、興味、憧れ、という自分を駆り立てる<わくわくするような感覚に沿って、目を輝かせて遊んでいる時間>…がそうでした。

いろいろな種類の土や砂を集めてきて、素材を生かし自分で工夫して、何層にもなった、泥団子をよく作りました。それを大きな葉っぱに盛り付けて、丸くきれいに形のそろったお団子を満足いくまで眺めた後、その葉っぱでくるんで切り株の秘密の隠し場所にしまっておくのです。

お母さん達が集まって井戸端会議をしている脇で、私達こどもは家の前の広場で、その様にして自由に土や水や草を採ってきて友達や兄弟で集まって遊んでいたました。

「蟻はお菓子のかすを持ってどこへ行くんだろう?」
「お月様はどうして私についてくるんだろう?」
「夕焼けって本当に綺麗だな!」
「ザリガニって進み方が面白い!」…

自然と自分が集中して向き合うための自由な時間や、それを共有できる友達がいて、大人は見守るだけで介在しない環境が私のこども時代には自然とありました。

そして、人と人があたたかい絆で結ばれ、暮らす環境もありました。

「妹がドブに落ちた」「池にはまった」…ちょっとやんちゃな妹が危ない目にあう度に、私はあわてて大人を呼びに行きました。

お母さんでなくても必ずそばに誰かがいてくれて、助けてくれました。ドブ臭い妹を沸かしたばかりのお風呂に入れてくれるおばちゃんに、こども心にその暖かさを感じました。
妹が夕方暗くなっても遊んでいてなかなか帰って来ず「親を心配させた」と隣のおばちゃんが、妹を外の柱に紐でくくりつけたこともありました。妹をかわいそうに思う気持ちも強かったけど、怒られている理由もちゃんと理解していました。

絵の上手な大きいお姉ちゃんの家の戸をたたき、絵を描いて欲しいと頼みにいったこともあります。そのときの私にとっては憧れの存在でした。

大好きなお兄ちゃんの後をついて公園に行くと、めんこや駒が上手で見とれていました。やり方を教えてもらってやってみると、お兄ちゃんのように上手にはできないけれど、とても楽しかったのを覚えています。

近くの神社の境内が遊び場所になっていて、ポコペンや鬼ごっこ、はないちもんめ、かごめかごめなど、何人か集まると自然と大きい子も小さい子も一緒になってみんなで遊んでいました。

編み物の上手なおばちゃんの家にもよく遊びに行きました。

いろんな機械が置いてあって興味津々で、これ何?これは?という質問にやさしく答えてくれていました。

よく声をかけてくれるおばちゃんの家にこどもだけで遊びに行ってお菓子やお茶をご馳走になったり、お買い物に一緒についていったりもしました。

十五夜のお月見はゴザを敷いて、みんなでお団子を食べお月様を眺めました。普段は夜にそんな風に集まることないので特別な感じがして、わたしたち子供はとても、はしゃいでいました。

おばちゃんたちが落ち葉を掃き集めて焼いていると、なんだかいいにおいがしてきます。落ち葉が灰になると中からホイルに包まれたおいもがでてきます。墨のように焦げていても、中のお芋の色は鮮やかな黄色でほくほくとても美味しかった。

 私は毎日今日はどんなことに出会うのかと、わくわくして生きていました。

 

小学校に入学してまもない頃に私は母に、
「保育園も嫌やった、幼稚園も嫌やった。でも学校はもっと嫌や。」
と言ったそうで、娘のために良いと思って保育園や幼稚園に行かせていいた母には「そんな気持ちだったの?」と、とてもショックだったそうです。

当の本人は全く覚えていなくて、自分がどんな気持ちでそんなことを言ったのかと、母がその話をするたびに思いました。

保育園や幼稚園の先生は優しかったし、友達もたくさんいたし、いじめられたとか、特別嫌な経験はしていないので、何か具体的な問題があったわけではないのです。

しばらく検証してみて、思い当たったことは、わくわくするような感覚を持って目をきらきらさせて自由に遊んでいた時間が輝き過ぎていて、園や学校で過ごす管理された時間と比べると雲泥の差があったという事です。

お遊戯や折り紙、油粘土遊びなど、決まった時間にみんないっせいにやりたくてもやりたくなくても決まったことをする事での<やらされている>という感覚や<出来るか、出来ないか><上手くできているかどうか>で表面的なことで評価される事への違和感もありました。

粘土ひとつとっても、べたべたする感じやにおいなど油粘土は好きではありませんでした。粘土を土の層から自分で見つけて、集めて捏ねてお団子を作っていた時の手の感触の心地良さを知っているからです。
そうした学び場には自分の感覚にフィットした、「衝動を持って、本当にやりたい事をやる」時間がそう多くは無かったのだと思います。


      
       「かえるさん…かわいい。 かえるさん、だいすき!」


こども芸大の制作文のご紹介の場を借りて、今現在のことを重ねさせていただきたいと思います。


ここ八瀬は比叡山の麓、鹿が鳴き、猿がいて、ホタルも飛び交う高野川が流れ「自然との対話が日々できるような環境」があります。
地域のお祭りや行事も盛んで人の心が絆で結ばる清らかな善き土地だと感じます。
今私たちが住んでいる所には深く共感しあえる仲間が次々と集まってきていて「人と人が繋がる、あたたかいぬくもり」の中で、子どもたちを皆で共に育むという環境がここにあります。

ここで日々子どもたちと感動や喜びがいっぱいの「輝く時間」を周りの皆と一緒に味わっています。

子ども達が大人になったとき、そうして蓄積された「輝く時間」は宝物となって「内なる力」となる事と思います。

自分の「内なる力」と繋がっていると、いつも屈託なく素の自分自身でいられて、自分が奥で何を欲しているか、何をしたいのか自分の感覚に聞けるようになると思っています。

本当に心からやりたいことをしていると、「人生そのものが輝く時間の連続!」です。

他に寄らず皆が自分の「内側の力」の源を起点とする、心からやりたいことをするシンプルでしなやかで力強い生きかたが、大人も子どももできるような環境づくりが私たち夫婦のしたいことです。


私は「自分の感覚」を信じ、子どもの頃に培った「内なる力」と繋がり、日々「魂の衝動から行動する」生き方を自分のペースで始めています。

見た目には何も変わったことのないシンプルなことなのですが…
例えばそれはお料理をすること、パンやお菓子を作ること、手作りの石けんを作ること、家のお掃除をすることなど日常の暮らしの中にもちりばめられ、子どもたちとお話する事、一緒に遊ぶ事、会いたい友人との手作りお菓子でのティータイム、お料理を持ち寄ってのパーティ、友人家族の家でのお泊り合宿、畑での野菜やハーブ作りなど全てが串刺しのように一貫しての魂からの私のやりたいことで、言葉を換えれば私の愛の表現です。
八瀬のこんな場所があったらいいなの拠点づくり、八瀬学校の今までになかったような体育館の構想などむくむくとやりたい事が湧いてきます。

こども達と共に「輝く時間の連続」の中に日々居させてもらっている喜びと感謝の気持ちを、このブログで少しでもお伝えできればと思っています。








         
            
         























01.25.02:48

こども芸術大学 制作文 / こども芸大との出会い



<こども芸術大学との出会い>

「私が育った時の様に、自然と向き合い、自由に興味のある事を深めていける様な、また、人との豊かな繋がりを感じられるような環境をこども達に与えてあげたい。」

そう思っていたところ、仲のいい友人から、こども芸術大学の開学を教えてもらいました。

そのタイミングは澪の年齢とぴったり合っていて、説明会でお話や作成された映像を見ていると、<私達の目指しているものとぴったり連動している>と感じ、嬉しくて夫婦揃って涙が込み上げて来ました。

こども芸術大学を作ることを祈願して努力を重ねてこられた、徳山理事長、坂本先生はじめ準備に関わってくださった皆さんへはもちろんの事、どこにどう感謝していいのかと云うぐらい、こども芸術大学に出会えたことが本当に嬉しかったのです。

 
     











01.25.02:47

こども芸術大学 制作文 / こども芸大へ通う日々 わたしのしたい事

第2章こども芸術大学に通う日々

2月のお誕生日会にて/おひさまパン

<わたしのしたい事は…>

2月のお誕生日会は私一人のみと聞いた時、せっかくだから、それまで暖めていた<ここで是非表現できたら…>と願っていた事をしたいと思いました。

それは「おひさまパン」という絵本を読んで、おひさまの形をしたパンを焼いて、みんなにプレゼントするという事でした。

おひさまパンという絵本は、すべてが凍ってしまったような世界におひさまを呼び戻したくて、犬のパン屋さんがおひさまパンを焼いたら、みんなの心の氷も解けて、おひさまも顔をのぞかせ、すべてが色づき、心が浮き立つ春がきたというお話です。

そこに語られていると感じる事は…、

-----犬のパン屋さんが希望を持って、自分なりに行動した事。

-----その希望が、パン屋さんの取り組みを通して、みんなの心に伝わった事。

-----そして、みんなが心から望むその願いがかなった事。

-----最後には、みんなで一緒にその希望に向かって取り組める喜びがある事…。

私がこのこども芸術大学でしたい事と重なっていて、このおひさまパンを焼こう…と決めた時、なんだかとてもわくわくしてきました。

しかし、こうした積極的な今の私も、こどもだった頃は照れ屋で、はずかしがり屋な一面もありました。

大人になっても、自分からは人前に立ちたいと思う方ではなかったので、そうすることを自分にかせたとき、ちょっぴりその感覚が残っていました。

でも、澪や央飛人、侃くんや論くんや理久くんが絵本を大好きで、「これよんでー」とせがまれてひざの上に乗せて読んであげると、とてもうれしそうにしてくれる事と、こども芸大の仲間の朋子さんにおひさまパンの話をすると、「それはいいね。」と目を輝かせてくれた事が、私の力となってそうした感覚も一掃されて、ますます体の中から力がわいてくるのを感じました。



 










01.25.02:44

こども芸術大学 制作文 / おひさまパンを作る

   

<おひさまパンを作る>

お誕生日会の前日にパン作りに取り掛かりました。

本に書かれているレシピより少しヘルシーなものがいいなと、卵をたっぷり入れる代わりに、かぼちゃのマッシュにしておひさまの色をだしました。

バターの量も半分に減らして、代わりにスキムミルクでみるくの甘い香りをだす様にしました。

おひさまの形にするのも、とても手間がかかることだけれど、出来上がったおひさまの顔にそれぞれ個性があって、いとおしく、こどもたち一人一人の笑顔と重なって、たくさん作るその作業も喜びにかわります。

そして、大きな大きなおひさまパンも作りました。それは、わたしたちが一番感謝している人にプレゼントしたいと思っての事です。

それは、何年も掛けてこのこども芸大を作って下さった徳山理事長にです。

 

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