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こども芸術大学 制作文 / こども芸大に出会う前夜 何のために生まれてきたのか?
2005年、京都造形芸術大学に「こども芸術大学」が開校しました。
就学前の子どもとお母さんが一緒に通う他にないものです。
開校してから2年間、家族4人で通いました。
そこでは様々な出会いがあり、体験があり
学びがあり、とても貴重な体験をさせていただきました。
1年目に創作活動で文章をまとめて本にしたものを紹介させていただきますね。
第1章 こども芸術大学に出会う前夜
<何のために生まれてきたのか?>
「私は何のために生まれてきたのか?もし何か私にさせて貰えることがあるなら、そのお役を果たしたい。」
星空を見上げては感じる、自分の奥からふつふつと湧き上がってくる抑えられない思いがありました。
その答えは見つかっていなかったけれど、その突き動かされるような感覚にいてもたってもいられなくて、1998年の春、それまで勤めていた会社を辞めようと決めました。
経済的にはめどがなくなるけれど、不安はなく、むしろわくわくする感じがあります。
他の人の問題を自分の問題として抱えて苦しみぬき、自分の恐怖や不安と正面から向き合い、本当の自分の姿を見る事でその問題が一瞬にして自分の中から消え去った経験をし、その10年をかけた業が完了したと実感できた時から、徐々に芽生えた感覚です。
その様に実感できた時、同時に、<魂で決めてきた人と出会い、共に成長します>と自己宣言をしました。すると、そのすぐ後に、直感の働く知人から「こんな人が出雲に居るから電話してみて。」と、彼(今の夫)名前と電話番号が書いたメモを渡されました。
彼と電話で話すうちに、彼のそれまでの人生とわたしの歩いてきた道のりがあまりにも連動している事がわかって、とても驚きました。
不思議にも、彼は直感により、ずっと待っていた相手が私だと、出会う前から確信していました。
私も、彼が生まれる前に決めてきた相手だと自然に受け止めます。
彼は自分のことを『触媒』だと捉え、関東で様々な人との交流やその人達の活動きとつながりを持っている<普通と全く違う視点と意識を持つ>飛んだ人でした。
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