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  • 01/24/06:08

05.22.09:08

ドイツ連邦放射線防護庁による原発周辺のガンの危険性

http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=12
南ドイツ新聞 原発周辺のガンの危険性
安藤 多恵子/市民エネルギー研究所
(翻訳協力)田代 和温
「地球号の危機ニュースレター」No.331(2008年1月)掲載

ドイツ連邦放射線防護庁は原発周辺のガンの危険性、特に幼児の確率が高いという調査結果のレポートを発表した。以下の記事は南ドイツ新聞(SuddeutscheZeitung)の記事からの翻訳である。

原発周辺のガンの危険性(ドイツ連邦放射線防護庁)
  重大なのは16の原子炉がある周辺地域で
  幼児がガンにかかる確率が高いことが明らかになったこと

ドイツの原子炉がある場所の周辺では子ども(幼児)が白血病にかかる率が高い。マインツ大学の研究者は、原子炉の5km 以内の周辺で37人の子どもが白血病にかかっている事実をつきとめた。この調査は1980年~2003年の間にされたが、この間の他の地域での平均は17人であるから20人多い。その研究者は「私たちの調査研究では、ドイツで、原発の近くに住んでいれば5才以下の子どもがガンまたは、白血病にかかる可能性が高くなっていることが確認された」と言っている。

調査グループに参加している研究者の1人は(「名前を公表したくない」と言っているが)9ページの図は、もっと多くの危険性のことが言える結果がでていることをあらわしていると言っている。実際、50km以内の地域で、ガンにかかる調査結果の研究が高まっていることを示している。この事実は、昔からあった原発周辺の危険度の議論を再び呼びおこしている。

これまでも専門家が原子炉のそばのガンの調査をしたが、とり分け krummel (クリューメル)が子どものガンを発生させるという発表は議論の対象になった。これまでの調査では研究者同志で結論が分かれたり矛盾した結論や解説があり、原因究明の意見が分かれ、決定できなかった。しかも調査方法についての批判もあった。だからドイツ連邦放射線防護庁は、今回のこの新しい調査に原発推進派も批判派も調査に関
わるようにした。マインツの研究者たちは、調査の範囲規模を大きくした。その1つはドイツには子どものガンは登録されているが、この中の5才以下の子どもたちを引き出して、1980年~2003年までガンにかかった子どもたちと原発の近くで育ってなお、ガンにかかった子どもピックアップした。距離の誤差は25m以下である(25mのメッシュで調査した)。

1980年~2003年の間に1592人のガンにかかった子どもたちに対して、4735人の健康な子どもたちを検査対象グループとし、比較をつき合わせた。比較対象グループは、同じ時期(1980~2003年)に同じ場所で育った子どもたちである。“Fall‐Controll‐ Studie”と呼ばれるこの調査方法は取り分け信頼がおけると考えられている。

子どもたちが原子炉に近ければ近いほどガンにかかるリスクは高く遠ければ遠いほどリスクは少ない。でも、ガンにかかる率が高くなったことに対しての責任が原発にあるとは言えない。というのは、放射線の量が医学的にみて低すぎるから。現在の科学のレベルでは、この結果は放射線生物学の観点からは説明できないので放射線の量との関連性に関しては証明はできていない。

しかし、原発との近ければ近いほどリスクが高いという関連性は証明された。しかも今回の結果は、クリューメルのような1カ所で沢山の白血病が発生したのではなく、全ての原発立地地区でこの結果がでたことである。

調査の確実性

この調査の名称はKiKK「原発周辺での子どものガン」である(“Kinderkrebs in der Umgebung von Kernkraftwerken”)。調査の対象は、1980年~2003年の間の5才以下の子どもがガンにかかる原発周辺の市町村で調査、16基41市町村。ここでは5才以下の1592人の子どもがガンになり、その中の593人が白血病である。この時の比較対象となった4735人の子どもたちは同じ年頃、同じ男女比でしかも原発周辺地域の健康な子どもたちである。この比較グループは原発以外でのガンにかかる原因を調べるためにつくられた。

この調査研究の確かさの1つは25mのメッシュであることである。ドイツでは1980年~2003年の間に13373人の子が5才以下でガンにかかった。そのうち29人の子は原発の5 km 以内に住んでいることでガンになったといえる。1年に1、2人のケースである。5893人の白血病のケースでいえば、その中の20人の子どもが5km以内に住んでいることによってかかった。これは1年に0.8ケースとなる。そうなると16の原発周辺地域の5 km 以内で37名の白血病のケースが実際にあったので、統計的平均は17名であったから、この結果は、ドイツでは明らかに原発周辺との関連が有ると言えることが判った。



どれ位の放射線量があったか?

ドイツの核施設周辺での許容量は0.3ミリシーベルト/年。実際の汚染はこれよりも低い。5 km 周辺の50才の人は、0.00009から0.0003200ミリシーベルトの間であった。自然界の放射線は、1.4ミリシーベルトであり医学の放射線は1.8ミリシーベルトである。

誰が調査したのか?

国の機関(ドイツ連邦放射線防護庁)がやり、原発推進、反対の両者が関わった。マインツ大学の医学的生物学的測定科、伝染病の調査科と情報科の3つの学部と、kinderkrebsregister(子どものガン登録所)が行った。この調査研究は、12人の専門家グループが行った。調査結果は、150ページのレポートで発表されている。

原発周辺の信じられない危険(ドイツ連邦放射線防護庁発表)
  原発推進も反対も調査方法に同意、全く危険がないという地域での低線量被曝の実体
Werner Barten(ベルナー・バルテン)/南ドイツ新聞記者・医者


この健康へのリスクは、原発にたよることを否定してしまうほどのものである。3つのK、kinder(子ども)、krebs(ガン)、kernkraft (核の利用)は、原発周辺に住む人々、原発を推進する側の人々、政治家にとってこの3つに関する問題がおきると、微妙な動揺をさせれられるものである。
ドイツ連邦放射線防護庁が依頼したこの新しい調査によると、原発周辺地域では幼児(6才未満の子ども)がガンにかかり、とり分け白血病にかかる率が高いことが明らかになった。今までも、このような疑いがあるという調査結果は何度か出てきてはいたが、今回は科学的に疑う余地がない、ゆるぎのない結果がでた。
 
どんな調査でも弱点はある。この調査でもある。しかしこの調査の計画とデータの処理の仕方はその専門家が見るとほとんどこの結果について欠陥を指摘することは全くといってよいほどできない。というのも、この調査には放射線防護庁が、原発推進側と反対側両方の立場の言い分を調査方法のkonzeption(同意)とデータ処理の両方に入れた。だからこそ、この調査が信頼できるものであるという事実はこの調査研究の結果が重大性をもつ。
 
なぜ、幼児が原発周辺でガンにかかるのかは誰も理解できない。科学者たちが言うには、これは、周辺住民の公式の放射線許容量の何千分の1のレベルであり、しかも、飛行機に乗ってあびる量よりも又、レントゲン照射の量よりも低く、さらには、地球上の自然界の放射線レベルと比べてもずっと低いのに、なぜ、このような結果になるのかは、ほぼ説明がつかない。
この幼児のガンの罹患率が高いという発表は、原発周辺地域が危険であるという警鐘を鳴らすには充分なものであるが、今、CO2を出さないといわれている原発を温暖化対策に使うことを推進しようとする人たちには大きく出鼻を挫いた。

この調査結果は原発を止めるに値するインパクトを持っている。と同時に、技術に対する一般的な恐怖感をもっと強くするだろう。この調査発表に対する反応は、原発の危険よりももっともっと大きいだろう。それはこの事実は、論理的に考える人にはイヤなことであろう。しかし、科学が原発についての危険を全て分かっているかそうでないということが明らかになってしまった。これまでの原発の危険に対する科学は、間違っていた。

危険性がないということを証明することは不可能である。キューリー夫人は、放射線がある、ペヒブレンデ(瀝青炭ウラン鉱)を手で持って扱っていた。彼女は、放射線の領域ではすぐれた研究者であったが、その危険性は過小評価していた。

「今まで知られていなかった原発の危険性はない」といってしまうこれまでの傲慢さは、この調査の結果で誰も持てなくなった。(了)































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05.21.22:23

知事が県内に太陽光発電所計画 孫社長と連携し

<埼玉県>知事が県内に太陽光発電所計画 孫社長と連携し
毎日新聞 5月21日(土)21時48分配信

 東日本大震災で自然エネルギーが注目される中、埼玉県の上田清司知事は21日、同県内に大規模太陽光発電所を設置する計画を進めていることを明らかにした。同県熊谷市内で記者団の取材に答えた。原発に代わるエネルギー開発構想を掲げているソフトバンクの孫正義社長と連携する。

 上田知事によると、発電能力は約2万キロワット以上。設置費用として見込まれる80億円のうち、孫氏側が79億円、県など地元自治体が1億円をそれぞれ負担する予定という。

 孫氏は4月20日の民主党の会合で、脱原発を提言している。【西田真季子】

05.21.21:06

元東電社員の証言



4月29日に高知市内で行なわれた「原発のない日本へ」パレード後の意見交流会で、元東京電力社員が福島第1原発の現状と東電の実態について語る。

10年前に東電を辞めた木村さんは、福島第1原発の近くに住んでいて地震に遭い、家は全く無事であったが、原発の事故を受けてすぐに家族と避難した。知り合いのところを転­々とし、最終的に高知へ避難することとなった。その避難の際に、どれだけ被曝したかを自分で計算したところ、20ミリシーベルトは浴びていたという。

何故か映像が削除されていますので、文字起こししたものでお伝えします。

「短くお話ししますと、僕は福島原発、第一原発から15キロ真西に住んでました。標高は550ぐらいあったんで、津波は全く問題なく、家も束石方式の基礎の古い家に住んでたんで、平屋の、で、屋根も軽くて、ちょうど本震が来たときは薪の仕事をしとって、で、一服しようかなと思って、3時前だけど、まあ、いっかなと思って、ココアを、薪ストーブに火入れて、ココア飲んで、で、たまたま午前中にデジタル放送のテレビの難聴区域だったんで、光ファイバーみたいなのを大熊町が引いてくれて、その工事が終わって、で、別にテレビとか、全然見たくないんだけど、子供とかがいるんで、テレビ見れるようにしたんですけど、で、ぱっとテレビつけたら、どーんと緊急地震速報が出て、で、これだと思って、すぐ外出て、で、ココア持ってたんだけど、薪割り台のとこに置いて、で、2分、3分弱ですか、本震があって、その間、山がもう、ごーってずっとうなってて。で、ココア、ほとんどこぼれました。そのぐらい。でも、立ってられて、別に這いつくばって腰抜けるようなほどでもなくて、薪ストーブにちょうど火入れたばっかりだったんですけど、中の煙突がちょっと外れたぐらいで、ひっくり返りもせず、何の被害もなかったです。


で、次の日、爆発したんですね、1号機が。その爆発までは、僕はもう、地震、津波、炉心溶融というのはもう予測してたんで、で、嫁はちょっと離れたとこに、たまたまちょっといたんで、迎えに来てくれて、土曜日、で、常葉町っていう35キロのところに嫁の実家があったんで、そこに逃げて、で、2日ほどして、まあ、子供もまだ小学校2年生の女の子なんで、もうちょっと逃げようかって話になって、さらに嫁の親戚筋をたどって、栃木県の那須、70キロぐらいですね。まで逃げて、で、そこに3週間ぐらいいたんですかね。で、高知県の県庁が県営住宅の無料開放を宣言してもらったんで、もともとナカムラのほうに、ほうばい?がおったんで、僕、サーフィンやるんですけど、サーフィンブラザーズがいて、県営住宅あれば、余計行きやすいかなと思って、4月の頭にこっちまで逃げてきました。


実際、じゃあ、放射線、どのぐらい浴びたのかなってぱっと計算したんですけど、20ミリシーベルトありました。放射線量率って単位時間当たりのマイクロシーベルトとか、ミリシーベルトで表示されてますけど、僕は一応、原子力、学校合わせると20年いて、国の日本原子力研究所ってとこで大学の原子炉工学コースのさらに短時間濃縮コースみたいのを半年ぐらいトレーニングを受けた人間なんで、ちょっとした線量率の計算とか、あと、どのぐらい積算で浴びるのかって簡単な計算方法はもう自分でできるんで、で、こっち来て、落ち着いて、計算したら20ミリシーベルトを大体浴びてて。


結局、具合悪くなりました。はっきり言うと。栃木の那須に逃げて、すぐ、だから、4日目ぐらいからもう鼻水、どろどろの鼻水が出て、で、鼻血もとまんなくて、のども痛い。これが低線量障害ってやつなんですね。


だから、実際、100ミリまで行かなくても、恒常的に常に浴びてれば、何らかの障害というのは出てきて、で、国も政府も、当然、原子力安全委員会も、東電も、全く問題ないって言い方してますけど、全く問題あります。というのが1つ、僕の生の証言です。


一応、今日あんまりコピーしてこなかったんですけども、単位時間当たりの線量率をどうやって積算にするのかという計算式を書いたメモ、すごい汚い字なんですけど、書いてきたんで、欲しい方はどうぞ持ってってください。

で、0.24マイクロシーベルトパーアワーって書いてありますよね、新聞に。1時間当たり0.24マイクロ、それを1年間ずっと浴び続けると、2ミリシーベルト、1年間当たり浴びるんです。

ICRPって国際放射線防護委員会が勧告してるのは、一般公衆の被曝線量限度ってのは1ミリシーベルト、わかりますか。その20倍をたった1カ月もたたない3週間ぐらいで浴びちゃったんです、僕は。

で、僕はもう今年47歳なんで、そんなにもう細胞分裂もしてないからいいんですけれども、子供、子供はもう細胞分裂、活発で、自分の原本のDNAをコピーして体でっかくしてるわけですから、壊れたDNAをコピーすることによって発がん率ってのは高まりますんで、まあ、子供もすぐこっちまで避難させたっていういきさつなんですけれども、そんな、ちょっと生々しい感じの話になっちゃんですけど。

で、もう1つ言わせてもらうと、僕は10年前に東電やめたんですね。で、何でやめたかって皆さん、聞いてくるんだけど、理由はね、ほんとに簡単なこと。もう、うそ、偽りの会社、ひどい会社。で、偉くなれるのは東大の原子力出てきた人間、技術系だったら、もしくは東大の法学部出てきた人間が社長とかになりますから。で、もう、そういうエリート官僚主義の最先端行ってるとこなんですね。最先端っていうのかどうかわかんないんだけども。

で、うそばっかついてて、例えば、あるものが壊れましたと、このハンドルが壊れました、壊れた理由は、例えばこうやって日に出しといて、紫外線で劣化して壊れたっていうのが普通の理由なんだけれども、それを経産省、昔でいうと通産省、で、今でいうと保安院と原子力安全委員会に説明するにあたって、自分たちが説明しやすい、しかも、結果ありきでつじつまが合うようにストーリーをつくって、それで保安院に報告してプレス発表するわけです。それを専用のテレビ回線を使って、トラブルをちゃんと収束するまでの間、テレビ会議で延々と、昼夜を問わず、1週間缶詰とか、2週間缶詰は当たり前の中で、どうやって壊れた、ハンドルが壊れた原因を役所で説明しようかってことをやってるわけです。

で、僕はもう17のときからサーフィンやってて、レゲエの神様のボブ・マーリーが大好きで、で、そのせいで、そういううそ、偽りに気がついて、僕は会社いるときにバランス崩しちゃってですね、そういう世界にいたから。いつも自然と触れてて、レゲエが大好きで、ビールも大好きで、で、友達といい波乗って、おいしいビール飲むっていう生活と、その東電のその組織の中での役割っていうギャップですよ、真逆ですから、はっきり言って。

で、それでバランス崩して、もうやめたいって表明して、やめるのに3年かかりました。3年です。もう引きとめに引きとめて、で、最後、もう、僕ちょっと労働組合の仕事とかも少しやってたんで、労働組合の委員長と面談になって、引きとめの面談になって、で、何で、キムラ、やめるんだと、そのほんとうの理由を教えてくれと労働組合の委員長に言われたときに、僕、こう言ったんです。


はっきり言って、10年前ですよ。原子力発電とか、原子力エネルギーというのは斜陽、終わってるって。

だって、わかりますよね。皆さん、ほんとに意識が高い人たちだから、プルトニウムの241番が放射能の力が弱まる、半分になるまで2万4,000年かかるんですよ。今この瞬間使ってるエネルギーのために2万4,000年先の子孫にごみを、負の遺産を受け渡すことの解が出てないわけじゃないですか、答えが。なのに、発電し続けてることのその矛盾、だから斜陽なんですよ。

そしたら、労働組合の委員長、こう言いました。キムラ、おまえ、頭が狂ったんだな、気が狂ったんだな。


僕は、あんたが気が狂ってるんだよってはっきり言ってあげました。そしたら、すごい怒って、おまえみたいなやつはもうやめろと、そう言われて、やめられて。

で、またその後におもしろい話があるんですけど、僕はね、原子炉の認可出力ってあるんですよ。例えば福島第一の1号機だったら、1,380メガワットなんですよ、原子炉の出力は。1,380メガワットを電気にすると、46メガワットで、東京ディズニーランドを1日動かすのに必要な電気は57メガワット。だから、福島第一の1号機じゃ東京ディズニーランドは動かないんです。足りないの。


でね、電気の出力ははかれるんですよ、ちゃんと。オームの法則みたいなやつで。「オーム」(ガヤトリー・マントラのたぐい?)ってやつ。なぜかオームなんですけど。

で、1,380メガワットをはかってるんですけども、間接的に、だけど、認可出力が1,380メガワットだから、絶対に超えちゃいけないんです、それは。1時間に1編コンピューターを使って計算して、打ち出しして、保安院に報告するんです。

で、1,380メガワットを1メガでも超えちゃいけないんです。で、誤差っていうのは2.5%なんです。ということは、27メガワットプラマイ誤差があるんですけど、だから、うちらは技術者の判断で、それは誤差範囲だからっていうことで下げるんですよ。1,381にならないように、僕が計算機に、大型コンピューターにアクセスして、裏技なんですよ、これは。アクセスして、超えそうなときに係数を掛けるんですよ、0.995とか。1に対して。それで認可出力を超えないように、打ち出しが、そういう操作をしてたんですよ、僕は。

で、それができるのは東京電力の中でも、4,000人原子力従事者がいるんだけども、社員だけでも、その中でも2人か3人、そんな技を持ってたんで、なかなかやめれなかった。全くやめさせてくんない。

何でかっていうと、やっぱりこうやってね、内部告発みたいなことするわけですからね。あれは間違ってるよって。だって、僕、人並みぐらいには正直な人間ですもん。だから、知りたい人にはこうやってちゃんとアナウンスして、ほんとうの情報だけ、さっきの単位時間当たりの線量率をどうやって年間にかえるのかとか、そういうことも全部レクチャーしますんで。

そういうことを危惧して、東電は僕に、会社やめるときに、850万円退職金上乗せしてくれたんです。そのときに、本店に呼ばれて、副社長に、キムラ君、わかってるよね。何がわかってんだろうって思ったけど、わかってますって。わかってるよねって言われたら、わかってます、わからないとは言えないんで、じゃあ、もう帰っていいよって言われて、面接2分、それで850万上乗せしてくれて、で、1,300万もらって、まあ、親が事業やってたんで、全部そっちに回しちゃって、今はそんなお金持ってないんであれなんですけども。まあ、そんなおもしろい話が1つあって。

で、あんまり、第一の1号機も燃料の全体の燃料の7割が溶けちゃって、で、最近はちょっとデータ見てないんですけれども、原子炉の圧力とかも上がってるし、格納容器内の放射線量率も上がってるし、で、ヨウ素の131番っていうのが減ってない、最近ちょっと減ってきたみたいなんですけども、つい最近までは確実に再臨界になってました。だって、皆さん勉強してるから、ヨウ素の131番というのは放射能の力が半分になるのにたった8日間ですよね。なのに、もう8日たって、もう1カ月近くになってるのにヨウ素131がどんどん増えてる、それ自体がもう再臨界して、臨界にならなければ、ヨウ素というのはできないんです。絶対に。中性子、ぼーんとウラン235番が受けて、割れて、ヨウ素の131番っていうのができるんですよ。原子力っていうのはそういうもんなんで。で、そのうちのアインシュタインの相対性理論の話になっちゃうんですけど、そのうちのほんの1グラムとか、0.何グラムが熱になって、で、水を温めて、蒸気にして、その蒸気をタービンに回して、タービンに直列につながって発電機を回して電気ができるんです。それが発電システムなんで。

で、絶対にヨウ素の131番は中性子が出て核分裂しない限りは、絶対に出ないんです。だから、再臨界してて、そういう、ほんとは再臨界してるのに、原子力安全委員会、認めないでしょう。東電、認めないでしょう。政府も認めないでしょう。これはね、再臨界はしてたんです。つい最近まで。これはもう事実です。プロがほんのちょっと原子炉の物理とか知ってる人間であれば、だれでもわかること。それがまず1つ、うそね。

で、さっき言った、例えば0.24マイクロシーベルトパーアワーというのは安全だとかっつってるのもうそ。うそです。

それが僕は今日、皆さんに伝えたかったことです。で、高知は結構離れてるんでいいんですけど、ドイツの気象局が出してる放射線の、放射能の分布予測、スピーゲルっていうんですか、わかんないですけど、それを見て、北東の風が日本を全体を流れてくるときは、絶対に子供を雨に当てないでください。あと、女の人、これから子供をまだ産む人は出さないでください。それは、おんちゃんらはいいですよ。おれとかも含めて。

何でかっていうと、セシウムの137番というのがあります、今度。それの放射能が半分になるのが30年かかるんです。で、何が危ないかっていうと、セシウムの137番というのは筋肉にたまりやすいんです。男の人は比較的筋量が多いんで、筋肉に薄く、体の中に取り入れたとしても薄く広がっていきます。だけど、女の人は乳腺と、あと子宮、どうしても筋肉がないんで、そういった器官に濃縮しやすいです。そうするとやっぱり乳がんの発生率とかがちょっと上がってしまう可能性があるので、そんなことは知ってれば防げることなんで、で、どうしても外に出なきゃなんないときは、布マスクの中にガーゼ入ってるじゃないですか。それをぬらして、で、マスクして外に出る。

あと、ヨウ素が出てる限りは、ヨウ素はやっぱり昆布とか海草類にヨードとしてたまるので、そのヨウ素なんです。で、髪の毛から吸収されやすいです、人間は。だから、帽子をかぶって、直接雨に触れないようにするっていうのが1つ防げる方法です。

全然そんなことだれも言わないですよね。政府も。だけども、これだけは僕は言いたかったんで、今日、ナカムラから来てみました。

あんまり話が長くなっちゃうとあれなんで、最後に1つだけ。

何かチェルノブイリの30キロ圏内にあるすごいきれいな泉を守った長老たちがいるらしいんです。どうやって守ったかっていうと、僕、こんなに原子力のこと勉強して、物理のこととかもある程度勉強したけども、目に見えない力ってのも絶対あるんです。その30キロ圏内にあった泉を守った長老たちは、逃げなかったんです。逃げずにその泉をどうやって守ったか。祈りです。だから、そう言っちゃうと信じる人も信じない人も、どのぐらいの割合でいるかわかんないけども、もしちょっとでも信じてもらえるんだったら、朝、まず、福島第一が穏やかに眠りにつきますようにって祈りと、あと、出てしまって、僕たちが使った放射能じゃないですか。電気のもとだから。それが、愛と感謝の思いによって消滅して、無毒化するようにという祈りで、何とかみんなで力を合わせて、次の世代に伝えてもらえたらなって思います。

以上です。ありがとうございます。」



1-2 高知より 投稿者 hilooooooooooooo


05.21.18:29

矢ヶ崎克馬氏:依然として最大の脅威は内部被曝のリスク



http://eritokyo.jp/independent/yazaki-okinaqwa-col01.html


内部被曝に関するコメント

琉球大学 矢ヶ崎克馬

2011年3月21日

1. 放射線について

(1)放射線の発射される源は2種類
炉心等にある燃料棒から発射される放射線と炉(1-3号機)と冷却プールから放出される放射性物質(微粒子等)から発射される放射線

(2)退避指示範囲については、燃料棒からの放射線を念頭に置けば、政府の退避指示範囲は妥当。等方的に薄まっていくと考えて正しい。しかし放射性物質から出る放射線については退避指示範囲は必ずしも、妥当だとは思えません。風の効果を考慮すべきです。

(3)原子力発電所では、半減期の長いものと気化しやすいものがたくさん放出されるようですが、セシウム137が検出されたというがありますので炉内で気化していた沃素だけでなく放射性元素の集合体である微粒子が放出されていると思います。

(4)微粒子について考察すると以下のような考察が成り立ちます。

①微粒子は非常にゆっくり落下するので風に乗ってずいぶん遠くまで運ばれます。仮定として放射性微粒子が20m上空に吹きあげられて、風速が4m/sとして、計算すると、飛ぶ距離は直径1μmならば300km、直径4μmならば、20kmまで届いています。実際は様々な大きさの粒子が混じっていますので、到達距離は重いものが先に落ちて軽いものほど遠くまで飛びます。気体の場合はもっと遠くまで運ばれるでしょう。

②風向きが一定である場合は風下に沿って帯状に汚染帯ができてこの帯状の範囲内では濃い放射性物質が空気中を漂うことになります。したがって30kmを円状に囲って屋内退避させている状況ではまともに被曝する恐れがあります。

③政府の指示は何10万という人が実施対象になるので、退避させるには大きな困難が伴うという実施上の困難がありますが、内部被曝を考慮して指示を出してほしいものです。

④福島原発の事故は現段階では、未だ、チェルノブイリの場合とは比較できない規模でありますが、チェルノブイリの場は、放射性降下物からを含む外部被曝だけを考慮すると2万人の被曝者がいるとされます。しかし、内部被曝を考慮すると被曝者は全世界にわたり、2万人の1万倍に当たる20億人規模(全地球規模)となります。

2. 厚生労働省は被曝(ひばく)する放射線量の限度を福島第1原子力発電所に限って250ミリシーベルトに引き上げたことについて。

(1)被曝線量評価は、外部被曝だけを考慮した場合、同一環境では被曝量は時間と比例します。内部被曝の場合は放射性物質が体内に留まるのですから現場から離れても被曝が持続することとなります。この被曝を考慮しなければなりません。

(2)基本的には、労働者が浴びる放射線量は現状にしたままで、労働者数を確保する。他の原発を停止してでも、そこの熟練労働者の協力を得る。 こういう際に安易に決死隊を作るという対応は最悪と思います。

(3)破局が進むと放射線被害は拡大します。最悪の場合は、内部被曝を考慮すると津波の犠牲者と同規模の犠牲者を出す恐れさえあります。そういう意味で何としても冷却を確保する作業が必要です。現場の労働者の皆さんはものすごく頑張っています。しかし、安全確保を現場の労働者の犠牲の上に確保しなければならないとしたら、政治の貧困そのものと理解します。炉心溶融やそれに対処する労働者の犠牲は「安全神話」の人災です。

(4)現実の破局がこのような形で進行し、その対応が事象がおこってから対応する形で進んでいる姿を見ると、まさに安全神話が虚構であったということを物語っています。テレビを見ていると、破局に向かう現象が起きてから「さあどうしよう」と対応を考えている姿です。まさに安全確保の上で、原子力推進者が何の予想も科学的にしていなかったことを物語っています。

(5)世界的に原子力発電所の事象評価が7段階ありますが、安全を確保しようとするならば、それぞれのレベルでどんな事象がおこって、どんな対応方法があるか? これをシミュレーションしていて、設備、機材、方法を確保するのがまじめなやり方です。安全神話の陰でこのような当たり前の備えがされていなかったのは大変な問題です。電気が止まり、その結果、冷却機能が電力でなされなくなった場合の指摘はすでにずいぶん前からなされていて、『想定外』では済まされないことです。そもそも、科学的にも技術的にも、現実対応の検討をなすべき事を、疑問提示者は邪魔者として扱い、「陣営対決」で、力で押し切ってきた原子力推進の姿があったとしたら、大問題です。科学的技術的検討課題を、虚構の安全神話の下に「力の対決」として処理してきたのではないかと危惧します。


3. 内部被ばくのメカニズム

(1)内部被曝は放射性物質を吸い込んだり、飲み込んだりして放射線が体内で発射されて、身体の内部で被曝することです。放射線が体外から飛んでくる場合は外部被曝と言います。

(2)被曝は外部・内部を問わず生物体に害を与えるメカニズムは、電離と言いますが、分子をつないでいる電子を吹き飛ばして、分子を切断することです。分子切断を行う度に放射線はエネルギーを失います。DNAを切断することが最も深刻な被害です。

(3)放射性の埃についてですが、原子炉から出る方射性物質は多種の原子からなります。アルファ線、ベータ線、ガンマ線を放出します。

(4)アルファ線、ベータ線は物質との相互作用が強いので、分子切断を密に行います。したがって短い距離で止まります。これに対してガンマ線は物質との相互作用が小さいので、分子切断を疎らに行います。この場合は切断された場所どうしは遠い距離になります。

(4)外部被曝の場合は主としてガンマ線です。身体の中で疎らに、分子切断を行い、エネルギーを余らせて体外へ抜けます。また、放射性物質が体外にありますので身体の方向に発射されたガンマ線だけ被曝に寄与します。

(5)内部被曝は全ての放射線が被曝に寄与し、同一微粒子からの外部被曝よりはるかに多くの被曝をさせます。放射性微粒子が体内にいる限り被曝を継続させます。また、密度の高い分子切断を行います。被曝の計測性と被曝の集中があります。

(6)被害として与えられる被曝量ですが、例えば、微粒子の平均半減期が50日程度ですと、100万分の1グラムという非常に少ない量が、体内に7日間いると1Syもの被曝線量があります。100万分の1グラムの埃は目には見えない小さなものです。


4. 内部被ばくのデータと関連する科学陣

(1)例えば、東北大学の瀬木医師の小児がんの死亡者の統計では、原爆を受けた後、日本の5歳から10歳の子どもの小児がん死亡者は5年後に3倍に上昇しています。1970年では何と7倍に至っています。地上核実験の放射性降下物による内部被曝が主と考えられます。

(2)チェルノブイリの事故では主として北日本に放射性微粒子が降り、10年後に乳がん死亡者が「10万人当たり10数人」増加しています。北日本だけの婦人の人口が2000万人としたらチェルノブイリの放射性降下物で命を落とした婦人が2000人です。がんで亡くなった方はチェルノブイリが原因とは決して追跡調査できません。

(3)アメリカでは、感染症でストレスを持っている人に対しては、放射性降下物は即効的に免疫力を低下させ、命を奪うデータがとられています。エイズ疾患では1986年の5月の死亡者は前年5月に死亡した数の2倍を記録しています。また年齢別統では、若いほど感受性が高く、25才―34才の年齢層は前年同月の20%増の死亡者を記録しています。

(4)今ほとんどの病院等で使われている放射線被曝評価基準は、国際放射線防護委員会の基準です。ICRPと略称します。
ヨーロッパで活躍する被曝リスクを検討している科学者グループである放射線リスク委員会の試算によれば、戦後6千500万人の放射線犠牲者が出ています。 これをICRPの基準に従って計算すれば、死亡者は117万人です。この違いは内部被曝を勘定に入れるか入れないかの差です。いかに内部被曝が無視されているか、多数の内部被曝による死者が隠されているかが分かります。


5. テレビの解説者や東電担当者等々はなぜ内部被ばくを具体的に語らないのでしょうか?

(1)端的に申しますと、内部被曝が隠されてきたからです。 戦後アメリカは核戦略を維持するために、「核兵器は通常兵器と同じで、破壊力は大きいが放射線で長期にわたって人々を苦しめることは無い」という虚構の世界を作ろうとしました。

(2)その手段は複合的で、3分野の科学操作によります。 第一は広島・長崎の被曝現場から、台風後の測定データを利用して、放射性降下物は無かったという科学操作を行いました(1986年の被曝線量評価体系:DS86)。 第2に原爆傷害研究所(ABCC―後に方影研)の被曝者の被害を統計処理により、内部被曝は無かったという基準でまとめるという操作をしました。
第3は、国際放射線防護委員会(ICRP)の被曝評価体系から内部被曝を排除しました。この内部被曝排除の物差しで内部被曝が見えなくさせられているのです。 最近、「隠された被曝」という単行本を新日本出版社から出版しました。ここに詳しい説明をしています。

(3)フロンガスの使用が国際的に禁止されたのが2002年です。フロンガスはオゾン層を破壊し、放射線を増加させ生物に被
曝の悪影響を与えます。また、温室効果があります。このときは、世界中の環境科学者が声をあげ、マスコミも取り上げ、政府も動き、国際的に禁止されました。しかし放射線被曝、特に内部被曝についてはそうは行っていません。きちんとした認識が必要です。 原爆症認定集団訴訟では第一陣の裁判では全て判決では内部被曝が被害を与えたということが認められました。しかし、放射線科学陣はそうは動いていません。これが大きな問題です。


6. 内部被ばくを防ぐためには

(1)大局的には、核兵器を廃絶することと、原子力発電をやめることが防止策です。

(2)原子力発電ではとくに、放射能漏れは常に「基準以下に希釈されているから人体には被害は無い」といつも言われていますが、これはウソです。内部被曝を認知していないのです。 福島原発破局で、現に進んでいる環境下での注意事項は、生活を維持する立場から、次のようなものが必要ではないかと思います。

① 屋内にできるだけ留まるようにする。屋外の空気は可能な限り屋内に入れない。ドアや窓は閉め、換気扇やエアコンは使わない。

②外に出るときはマスクをする。タオルで口鼻を覆う。水でぬらせば遮蔽効果は上がる。上着は埃の溜り難い、また埃をはたき落としやすい表面のすべすべしたものを利用できる限り利用する。帽子をかぶる。屋内に入るときは外套や靴や帽子などは、マスクを着けたまま埃を払い、ビニール袋に入れる。ビニルに入れたものは次に使う時に、ほこりを散らさないという注意を払って使う。外で顔や髪をはたく。その後マスクを取り、屋内に入りマスクを洗う。可能ならば、頭からシャワーを浴び、身体を洗う。

③放射能の埃は水分子を凝結し、雨を降らせる作用がある。雨や雪はできるだけ直接浴びないようにする。


7. 食べ物や水は安全か

(1)野菜等の汚染は葉の表面に放射能埃が付いていることと、根から放射能の微粒子が吸い上げられて野菜内部に入るレベルとふたつある。当面は表面についた埃を清浄化できるかどうかの段階で、野菜の内部を汚染しているのは未だ起こっていないと判断できると思う。ただこれについては専門家の判断が必要です。 食事に供するときは、薄い表面活性剤の入った水で洗い、その後水道水の流水でいつもより丁寧に洗浄する。

(2)水道水が汚染されている状態ならば、お手上げです。政府は避難命令を即刻出すべきです。

(3)政府は正しく認識し、正確な情報を早く流し、適切に対処すべきです。

★出典URL
http://insidejobjp.blogspot.com/2011/03/blog-post_21.html


05.21.18:06

柏、松戸、流山、三郷のホットスポット

http://takedanet.com/2011/05/post_5c55.html

中部大学の武田邦彦教授より

臨時 ホットスポット情報 子供を守ってください

関東の一部に放射線の強い場所があります。柏、松戸、流山、三郷の4市です。放射性物質は「県境」などは判りませんから、測定値に従って行動することが必要です.







それを示したのはこの図ですが、この方面の汚染は福島から南下した気流に乗って二本松市、郡山市そして白河市まではある程度放射性物質が来ているのですが、宇都宮にはほとんど来ていません。


それがかなり離れた地点で放射性物質が観測されています。

この原因はまだわかりませんが、汚染の程度は福島市、郡山市等より低く、いわき市や白河と同等と見ることができます。

詳しい原因はともかくとして、普通に考えますと放射性物質がちょうどその場所で落ちたと考えられます。


このようなことはチェルノブイリの被曝図でも同じようになっているので、特に極めて奇妙であるということではありません。

・・・・・・・・・

測定値を見ますと、3月末に1時間に0.6マイクロシーベルトぐらいで、現在でも1メートルの高さでも、1時間に0.4マイクロシーベルト近くあります。



大人での被曝量は、1年に3.5ミリシーベルトになり、校庭で運動したり、地面の近くで遊ぶ子供達は、読者からの情報では2倍から4倍のデータもあり、1年に10ミリシーベルトぐらいの被曝になる可能性があります。

日本の法律で定めた(風評ではない)被曝限度1年1ミリシーベルトを大きく上回ります.学校など強制力を伴う公的なところでは、法律違反にならないように万全を期してください。


(文科省が暫定基準で20ミリシーベルトと言っているのは、「非常時だから仕方が無い」ということで、「20ミリシーベルトでも安全だ」ということではありません。日本の法律は1年1ミリシーベルトです。)

茨城県北部の方と同じような注意をしていただきたいと思います。

特にお子さんの健康に関係の深い学校や幼稚園などは福島県中通りと同じように校庭の表土の除去、吹きだまりの清掃などをしていただいた方が、児童の被曝を減らすのに大切と思います。

また給食では、空間の被曝が多いので、負担を減らすために関東の野菜を使わないように注意を御願いします.

(データ:http://www.geocities.jp/environmental_radiation/、 放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング)

(平成23年5月10日 午後3時 執筆)(注)ここで使わせていただいた図は早川由起夫さん、萩原佐知子さんの制作とお聞きしています。早いほうが良いので、お断りをせずに使わせていただきました。もし、ご連絡先をご存じの方がおられましたら、お断りをしたいと存じております.先に使わせていただいて恐縮ですが、お礼を申し上げます。


http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-562.html
こちらもとても分かりやすいHPですのでご覧下さい。

05.21.13:00

原発、3月全停止も 順次検査入り 稼働率50%に低下

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20110518115.html

原発、3月全停止も 順次検査入り 稼働率50%に低下

2011年5月18日(水)08:00
 
電力会社で組織する電気事業連合会が17日発表した4月の原子力発電所の稼働率は50・9%となり、通常時の60~70%を大きく割り込んだ。東京電力福島第1など東日本大震災で被害を受けた原発の停止に加え、定期検査が終了した原発も地元への配慮で再稼働できない状態にあり、稼働率がさらに低下し、来年3月には、国内54基の原発がすべて停止する可能性も否定できない状況になってきた。

 5月に入り、中部電力の浜岡原発4、5号機が政府の要請で停止したほか、関西電力の美浜原発3号機など3基が定期検査や点検で停止。国内にある商業炉54基のうち営業運転中の原発は3分の1以下の17基という異常事態になっている。

 平成15年5月に東電の点検記録改竄(かいざん)問題で同社の全17基が停止し、43・7%となった過去最低記録の更新は時間の問題だ。

 最大のネックは、“浜岡ショック”で定期検査を終えた原発の再稼働が一段と難しくなっていることだ。

 16日に開かれた原発立地自治体の知事ら首長でつくる原子力発電関係団体協議会では、「浜岡を止めているのに、なぜ動かすのか県民に説明のしようがない」(橋本昌茨城県知事)との不満が噴出した。

 協議会では、安全性を判断する基準を明示するよう政府に求めることで一致。それまでは再稼働に同意しないとみられる。

 定期検査終了後の再稼働には、法的に地元同意は必要ないが、電力各社は地元住民の不安に配慮。九州電力では4月下旬を予定していた玄海原発2、3号機の再稼働を見合わせている。検査が終了し、試運転に入った北海道電力泊原発3号機や関電の大飯原発1号機も、営業運転に移れないでいる。

 政府は、非常用電源の多重化など緊急対策により、浜岡原発以外は安全性に問題はないとの立場だが、地元自治体が納得できるような安全基準の取りまとめはこれからで、いつになるのか分からない。

 現在運転中の17基も順次検査に入る。最も遅いのは東電柏崎刈羽原発6号機の来年3月。それまでに停止中の原発が再稼働できる保証はどこにもない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

原発は時限爆弾。
安全安心な原発などありえません。
永久に全停止を、宜しくお願いします!!

05.21.12:48

8兆円もある! 東電が持つ「売れる資産」

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3086.html

8兆円もある! 東電が持つ「売れる資産」 (2011/5/20)

国民はビタ一文払う必要なし

きょう(20日)、2011年3月期決算の発表を行う東京電力。福島原発の事故処理に伴う費用などで1兆円近くの特別損失を計上し、赤字転落は確実とみられている。
それでも東電は余裕シャクシャクだ。
十数兆円に上る原発賠償は「増税」と「電力値上げ」で国民に押し付ける魂胆だから、平然としている。
だが、こんな愚策は絶対に認めてはダメだ。東電には売却資産がたっぷりとあるのだ。

◆送電設備で5兆1400億円
関連会社で2兆5000億円

最もカネを捻出できる手段が「送電網」の分離、売却だ。
東電の財務諸表(第3四半期)をみると、「送電設備」は約2兆1000億円にもなる。共産党の吉井英勝衆院議員によれば、他にも「変電設備」(約8400億円)、「配電設備」(約2兆2000億円)などの送電関連資産がある。これらを売却すれば、5兆1400億円になる。
「資産額は簿価のため、実際に売買する際はもう少し価値が下がるでしょう。
しかし、それでも兆単位のカネを捻出できるのは大きい。欧米では複数の発電会社が送電会社に電気を売るのは当たり前。
これによって競争原理が働けば、電気料金も安くなるから国民も万々歳です」(経済ジャーナリスト)
東電に限らず、日本では、東北、北陸、九州など地域ごとの電力会社が市場を「独占」してきた。
そこで甘い汁を吸い、カネをため込んできたのだ。表向きは「負債も多額」と装っているが、それは本体の話。
儲けは次々とつくられた子会社や関連会社に流れている。天下り先に仕事とカネを振り分けてきた官僚みたいな手口だ。これを切り売りすれば、巨額のカネをつくれる。

「東電の連結子会社は170社近くあります。例えば、『アット東京』(東京)はデータセンター事業、『ユーラスエナジーホールディングス』(東京)は国内外の風力発電事業の投資を手掛けている。ほかにも、有線テレビの『テプコケーブルテレビ』(埼玉)、宿泊施設の管理を行う『当間高原リゾート』(新潟)、訪問介護事業の『東電パートナーズ』(東京)など多業種に及びます。海外進出も盛んで、カナダではウランを採掘する会社、オーストラリアではLNGプラント事業や、ガス田開発事業を手掛ける会社を持っています」(前出の経済ジャーナリスト)
こうした関連会社の株式などを含む「投資その他資産」は約2兆5000億円。送電事業の売却と合わせれば、ざっと8兆円近くをヒネリ出せる計算だ。
そもそも東電の資産は13兆円もあるのだ。
東電など電力会社が加盟する電気事業連合会(電事連)は、資源エネルギー庁あてに「東電だけでなく、国も賠償責任を果たしていくべきと考えます」なんて要望書を出しているが、ブクブク膨れ上がった東電の資産や子会社を温存しておいて、国民にも責めを負わせるなんて冗談じゃない。全国各地にある豪華保養所も含めて、一切合財の資産を売ってからでなければ、国民はビタ一文払う必要はない。

05.21.12:34

「原発は必要悪」ウソだった?“全停止”でも大丈夫なワケ

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110520/dms1105201629028-n1.htm


「原発は必要悪」ウソだった?“全停止”でも大丈夫なワケ
2011.05.20




収束の見えない東京電力福島第1原発の事故を受け、国内54基の原発がすべて停止する可能性が出てきた。各地で稼働中の原発は来年3月までに全基が定期検査に入り、一時的に運転を止めるが、その後の再稼働に対する住民の反発は必至。つまり、いったん止めたら二度と動かせなくなるというのだ。日本の原発がすべて止まったら、どうなるのか? 太陽光や風力などの自然エネルギーで代替できるのか?

 福島第1原発事故の再来を未然に防ぐため、政府は中部電力に浜岡原発の停止を要請。中部電は稼働中の4、5号機を13日から14日にかけて停止した。

 すべての原子炉が停止し、静まりかえった浜岡原発。同じ光景が列島各地で見られるようになるかもしれない。

 現在稼働中の原発は来年3月までの間に順次、定期検査に入る。再稼働を前提とした検査ではあるが、現実には各電力会社は地元住民の不安や反対に配慮し、再稼働できずにいる。九州電力は4月下旬を予定していた玄海原発2、3号機の再稼働を見合わせているほか、北海道電力や関西電力でも検査終了後の原発が営業運転に移れないでいる。他の地元住民からも「すべて止めるべき」との声が上がっており、一度止めたら再稼働は困難な状況なのだ。

 電気事業連合会(電事連)によると、国内の原発は54基、合計出力は4884・7万キロワットに達する。かりに、このすべてが止まったら、日本の電力状況はどうなるのか?

 電事連がまとめた昨年度の電力生産量のうち、最も多い火力は49%、次いで原子力が27%、水力は7%を占めている。原発を止めて何の対策もしなければ、現在の生活から約3割の電力が消えることになる。

 その代替手段として、太陽光や風力など、いま注目のクリーンエネルギーに全電源の3割もの量を転換できるのだろうか。まず風力から検証してみよう。

 巨大な風車を設置した内陸部の一部地域では、住民から「騒音で頭痛がする」といった苦情が寄せられた。そこで検討されたのが海上への設置。茨城県神栖市の風力発電所「ウインド・パワーかみす」では、海岸線から沖合50メートルに直径80メートル(支柱の高さ80メートル)の風車を設置した。運営する小松崎都市開発(水戸市)は「7基を250-300メートル間隔で2キロメートルに渡って設置しました。1基あたり2000キロワット、合計出力は1万4000キロワット」(担当者)という。

 この風車で原発4884・7万キロワット分をまかなうとすると、どれだけの海岸線が必要か。試算すると、総延長は6978キロメートル。青森県の下北半島最北部から太平洋岸に設置していった場合、東京や紀伊半島を経て兵庫県に達する。とても現実的ではない。

 太陽光はどうか。東京電力によると、100万キロワットを発電するのに必要な太陽光パネルの面積は67平方キロメートル。原発の発電能力すべてを置き換えた場合、3272平方キロメートル分が必要になる。これは東京都(2187平方キロメートル)をくまなく覆い、さらに大阪府(1896平方キロメートル)の半分以上を使う計算だ。

 水力発電はどうだろう。新潟県と福島県にまたがる奥只見ダムの奥只見発電所は、国内最大56万キロワットの出力を誇るが、原発の代替にはこの規模のダムが実に87個も必要となる。それ以前に、「コンクリートから人へ」と八ツ場ダム(群馬県)の建設を止めた民主党政権に、ダム乱造の判断はできないだろう。

 そもそも、これらの試算はコストを度外視したものだ。経済産業省によると、発電原価(1キロワット時あたり)は原子力が4・8-6・2円と最も安い。火力では石油が10-17・3円、石炭は5-6・5円、液化天然ガス(LNG)が5・8-7・1円。水力は8・2-13・3円。クリーンエネルギーでは風力は10-14円だが、太陽光はパネル設置に費用がかさむため、46円とダントツに高い。

 結局、危険を承知で原発を使うしかないのだろうか。だが、京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「原発が必要悪と思わされているのは、まったくのウソ」と指摘する。

 「原発の稼働率は60-70%で、他の発電手段よりも高いですが、これは一度動かすと止めるのが難しい性質のためです。実は、最も発電能力の高い火力の稼働率は48%にとどまっている。つまり、原発の発電量をすべて火力に置き換えても、なお火力には約3割の余裕がある。原発からは即刻、抜けられるのです」

 最大6000万キロワットといわれる夏場のピークについても、「火力と水力だけで足りる。夏のピークは真夏の数日、しかも午後の数時間だけのこと。ピンチになったとしても節電で十分にしのげる」というのだ。

 火力発電にはコストに加えて二酸化炭素排出の問題がつきまとうが、少なくとも原発停止で日本の3分の1がいきなり真っ暗になるということはないようだ。原発停止で足りなくなる分を石油の火力でしのぎ、その間にLNGやクリーンエネルギーの発電規模を上げていくのが現実的な策なのかもしれない。

05.21.12:15

古賀茂明/東電にどう責任を取らせる?

http://blogs.yahoo.co.jp/bmb2mbf413/36808358.html

古賀茂明/東電にどう責任を取らせる?

『モーニング・バード』(テレビ朝日)5月4日、「玉川徹のそもそも総研」より――

原発事故のツケを払うのは国民―― 
ということになるのだろうか・・・?
急ピッチで進む東京電力の賠償問題。
政府は電気料金の値上げを容認する方向で調整に入った。
こうした流れに、危惧を抱く官僚がいる。
古賀茂明氏。
原発問題を所管する経産相の現役官僚だ。
霞が関きっての改革は官僚として知られた古賀氏だが、公務員制度改革を巡り民主党政権と衝突。
ついには大臣官房付として<閑職>に追いやられた。
1年半が経過した現在も据え置かれたままだ。
これまで、経産省内で、カネボウやダイエーの経営再建を手掛けてきた古賀氏。
事業再生のプロフェッショナルが今、提言する電力事業の将来を見据えた古賀プラントは―― ?


玉川:
古賀さんが現役官僚として国の方針に待ったをかけることを言う、それはかなりの覚悟でもってここに出てきていらっしゃるって事ですので、テレビをご覧のみなさんも理解してください。
まず古賀さんのプランを紹介する前に、このポイントでプランはつくらなきゃいけないんだ、というのを見ていただきたいんですが・・・
まず一つ目、「国民の負担を極小化すべき」・・・
これはどういう・・・

古賀:
今、政府は「東電に一義的に責任がある」と言ってますが、その次、それでも払えないなら「政府が責任を持ちます」と・・・ところが政府が責任を持つってことはつまり、国民とか消費者が税金や料金で負担するって意味です。
いきなり、東電から国民に行っちゃうって事ですが、実はその間に、普通の企業であれば株主であるとか債権者・・・こういう、これまで東電でお金儲けしてた人たちがいるワケですが、今の議論ではこういう人たちの責任が問われてない。
その分国民の負担は大きくなります、数兆円単位で。
ですから、そこの順番はハッキリしとかなきゃいけないんじゃないかと・・・

玉川:
二つ目は、「守るべきは被害者と電力供給である」・・・

古賀:
今、大事なのは、補償金をちゃんと支払うということ。
それから停電を起こさない、ということ。
この二つを守ればいいんですが、何故か、その事よりも・・・というか、そのために、東電そのものを守りましょうという議論にすり替わってしまってる。
「東電をちょっとでも苛めると停電が起きるぞ」とか、「補償金が払えないぞ」と言って、脅かされて、何かそこの議論をすり替えられて、今の構造をそのまま温存しようと、いうかたちに今、進みつつある。
大事なのは「被害者」と「電力供給」であって、「東電」でも「銀行」でも「株主」でもない。

玉川:
政府は「一義的には東電の責任」と言ってる。
ところが東電は、「賠償には上限を設けてもらいたい」。
金融機関は、「政府が一定の関与・支援をしてもらわないと金融システムが危うくなる」みたいなことを言ってる。

古賀:
まず東電は、これまで非常にいいビジネスをやってたワケです。
独占で、コストの上に自動的に利潤を上乗せして・・・絶対に儲かるという仕組みで、原発なんかも甘い基準でつくらせてもらって、その利益で役員とかもものすごい給料をもらってる・・・だからこれを温存したい。
そのために補償金を少なくしてくれと・・・「免責」なんてことまで言い始めてます。
それから金融機関は、数兆円単位でお金を貸してます。そして株を持ってます。
ですから、これにキズがつくと自分が非常に損をするということで・・・特に3月末にですね、2兆円近く、みんなで貸したんですね、株が暴落する中で。
東電というのは非常にいいお客さんなんで、将来の取引を細られないようにするための思惑で貸しちゃったんですけども、これがカットされるということになれば経営者の責任問題になりますし、株主代表訴訟で巨額の賠償っていうのを役員が個人で請求される可能性があるので、金融機関の経営陣は非常に心配してる。
だから「今、東電を潰したら金融市場が大パニックに陥るぞ」と脅しをかけてる。
東電は東電で「苛めると停電になるぞ」と言って、両方が脅しをかけてる。
これにに対し政府は、一つは国民との関係で自分たちの責任を問われたくないというのがありますから、初めは東電を当面は悪者にしといたほうが得だという気持ちだったけども・・・ここには事業再生のプロがいないもんですから、電力と金融機関に脅しを真に受けて「大変なの・・・じゃあ政府が何とかします」ということ言い始めている、という構図です。

玉川:
古賀プランには、2段階あります。
まず第1段階のプラン。
『止める!』ということ。
つまり、賠償を補償するため、「東電資産の保全命令」を出さなきゃいけない。

古賀:
今、東電は「停電が起きるぞ」って騒いでる。
それと「金融不安になって取り付け騒ぎが起きるぞ」と言われてるので、
じゃあ、それを止めればいいじゃないかと。
JALなんかの場合は、会社更生法を適用してですね、資産の保全命令が出ましたけど、それと同じような状況にして取り合えず、資金が流出するって事を防ぐ。
とくに、銀行にドンドン借金を返しちゃって、フタを開けてみたら補償金の原資がなくなってた、みたいなことがないように、一部の債権者だけに払うなんてことを、まず止めるって事が必要になります。
一方、東電の場合、キャッシュはかなり潤沢に回る。
JALと違ってお客さんは逃げられない、毎月すごい料金収入が入ってきます。
ですからそんなに苦しくはないんですけど、それでも、一時的に資金がショートするって事もあり得ますので、電力供給のために資金であれば、政府がその資金調達については保証しますと、いう仕組みをつくればいいんです。
JALの場合は、企業再生支援機構を使って、万一の時はそこが支援すると、いう体制を取りました。

玉川:
要するに、破綻処理をするって事ですよね。

古賀:
そうです。だって東電は自分だけで払えないって言い出してるんですから。
賠償金っていうのは借金と同じで払わなきゃいけないものですから、企業が払わなくちゃいけないお金を払えないと、経営者がこれを言うってことは実質的には破綻とみなされてもしょうがない。
ですから、破綻処理と同じ考え方でこういうことをやっていく、ということです。
資産を凍結して、賠償金に充てるお金を守るということです。
止めてはいけないものもあります。
補償金の方はこれから東電と政府の間でどっちの責任だ、って議論が始まりますけど、被災者から見ればどっちでもいいから早く払ってくれとなりますので、これは法律を改正して、東電でも政府でもどちらでも請求できますと、つまり連帯債務にするということにして、東電か、政府かはあとで調整するという、そういうスキームに早く変えた方がいいと思います。
今、株主を守るか、銀行を守るかという議論やってますけど、
そうじゃなくて、まず、被災者に払う。
そのあとで、どこが払うのかをゆっくり議論でも何でもすればいいじゃないかと。
玉川:
で、第2段階は『再生』。
原発の今後を考えるということなんですが、まず賠償の話だけでいきますと、
原発を存続するっていうことになれば、原発は資産になります。
しかし、廃止ということになれば、原発・・・廃炉はコストになる。
これも含めて、ここが決まって初めて、東電がいくら返せるか、同時にこの頃には賠償額も決まってくると思うんです。
ここで古賀さんに伺いしたいのは、原発はどうすればいいとお考えですか?

古賀:
難しいですが、これまではドンドンつくってくことになってましたが、これはもう見直さざるを得ないでしょうね。
少なくとも今までの予定通りに原発を推進していくということにはできないでしょう。

玉川:
原発を今のまま、民間企業が持ち続けることにはどうなんだ、という声には・・・

古賀:
それは原発だけ離して国有化っていうのもあると思いますけども、それも全体のスキームを考えるなかで、時間をかけて決めていけばいいと思いますよ。
慌てて決めようとすると、結局、今のままでいきましょうって事になりますから。

玉川:
で、東京電力のリストラ。
これが決まらないと、いくら返せるかも決まらないワケですが。

古賀:
もちろん東電自身のリストラがあります。
で、それと「株主の責任」と「銀行の債権カット」、これちゃんとやると、おそらく4兆から5兆円出てきます、財源。
ですから、これをやるかやらないかですごく国民負担に差が出てきます。
皆さんね、「被災者のためだから、それはしょうがないだろう」って言われるんですけども、アンケートでも「被災者のために消費税を上げるのはいいですか?悪いですか?」って訊き方しますけど、それはマヤカシでしてね、このまま消費税や電気料金を上げるっていうのは、被災者じゃなくて東電の株主や、銀行を助けることになるんです。
リストラも、まず経営者、恐らく全部辞めていただくことになるでしょうし、退職金を半額にしますとか言ってますけども、それはないんじゃないですかと、全額でしょうと。
あるいは年金を返上しますとか、給料をちょっと下げるとか言ってますけども、どうせ、もうそんなに長くいられないんだから、あとはタダで働いたらいいんじゃないかという議論も出てくるんじゃないですか。
従業員の方も申し訳ないけどリストラされないとしょうがないと思います。
福島の現場で今、やってられる方は別ですけども・・・
株主は「株が紙切れになるから大変だ」って言いますけども、JALの時は何の混乱も起きませんでした。
飛行機も止まりませんでした。
銀行も経営者にとっては大変なことだと思いますが、金融市場がパニックになるってことはありません。
損失もメインバンクで最大でも1兆円いきません、数千億単くらい。
今、業務純益、一行で5000億円くらい毎年出てますから、1、2年で捌(は)ける話なので、金融不安にはなりません。

玉川:
東電以外では、電力供給は守れないんじゃないかって話もあるんですが・・・

古賀:
そんなことはありません。
海外でも競争を自由化して発電会社をいくつかに分けたり、あるいは送電と発電を分けたりしてるトコたくさんあります。
今、日本では発電と送電をひとつの会社が持ってるので、いろいろ地域で電源はあるんですけども、それを使うときにはどうしても東電管内では東電の都合のいうようにしか使えなかった、使わしてもらえなかった。
だから太陽エネルギー、自然エネルギーをやってもですね、なかなかビジネスとして成功しないってことになってた。
ですからは発電と送電を分離して、発電は巨大になってますんでいくつかに分けて競争させると・・・今、東電は競争がないからこんな会社になってしまった。
他の国では電力を消費者から買ってるなんてこともやってるのに日本はかなり遅れてるんです。

玉川:
発送電分離っていうのは経産省でもずっと戦いがあったんですよね。

古賀:
普通なら分離したほうがいいに決まってる。
新ビジネスだって生まれるし、料金も安くなる。
なのに、これまでこういった議論は必ず東電の政治力、資金力に抑え込まれてきた。
それをやろうとした官僚はみんな外に出されていきました。
そういう歴史がありました。
ですから今でも東電は自信満々だと思いますよ。
賠償金の話でも、結局は政府を抑え込めると・・・
今までスマートグリット(※)というのに各国取り組んでたんですが、日本だけ取り組んでこなかった。
スマートグリットというのは発送電分離とか、競争につながるということで、電力会社がものすごく抵抗してたんです。
ですから日本はスマートグリットの取組みがものすごく遅れてます。
ケータイでいう”ガラパゴス化”状況になりつつあった。
ここはとにかく頑張って電力事業の自由化で・・・日本は技術はありますんで、新ビジネスをどんどん興して成長につなげていくというのが大事だと思います。

玉川:
それこそ経産省の仕事ですよね。
電力を守っても組織を守る必要はない。


※・・・スマートグリッド (smart grid) とは、デジタル機器による通信能力や演算能力を活用して電力需給を自律的に調整する機能を持たせることにより、省エネとコスト削減及び信頼性と透明性の向上を目指した新しい電力網。
(ウィキペディア)

05.21.00:56

菅首相、G8で「サンライズ計画」表明へ

菅首相、G8で「サンライズ計画」表明へ

福島第一原発事故を受け、来週、フランスのドービルで開かれるG8=主要8か国首脳会議で、菅総理が表明するエネルギー政策の原案が明らかになりました。2030年を目途に設置可能なすべての屋根に太陽光パネルの設置を目指すなどとした「サンライズ計画」が目玉となっています。

 JNNが入手した原案によりますと、菅総理はサミットで、地震・津波対策を講じ世界最高水準の原子力安全の実現に挑戦することを表明します。また、事故原因を究明し、来年後半、原子力安全に関する国際会議をIAEAと開催したいとしています。

 一方、日本のエネルギー戦略については、従来の原子力と化石燃料に再生可能エネルギーと省エネルギーを加えた「4本柱の育成」に挑戦するとしています。具体的には「サンライズ計画」として、2020年を目途に太陽光の発電コストを3分の1に引き下げ、設置可能な全ての屋根の5割にパネルを設置。2030年を目途にすべての屋根への設置を目指すとしています。

 あわせて、海上での大型風力発電やバイオマス、地熱発電などについても2020年代の本格的導入を目指すとしています。(20日23:14)


菅首相、素晴らしい!
田中優さんの話も聞いて参考にしてもらいたい。
お手紙を書いて紹介しよう!

05.21.00:21

木内鶴彦さんのお話

http://homepage.mac.com/apt.4/kiuchi/Kiuchi.html
皆さんに是非聞いて欲しい「生き方は星空が教えてくれる」の著者、木内鶴彦さんのお話。

何の為に私たちは生まれて来たのか?
それぞれが自分に問いかけ、自分らしい生き方や取り組みを見つけることで自分の宇宙が開くということを教えてくれます。
それぞれが新しい素晴らしい未来の地球を描くパズルのワンピース。
皆が必要で誰が欠けても完成しない。
木内さんがとても優しいバイブレーションで、私たちの魂に語りかけてくれます。

05.20.21:09

エネルギー政策を考える 電力を選ぶ時代へ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011052002000062.html
エネルギー政策を考える 電力を選ぶ時代へ
2011年5月20日


脱原発依存の次は、電力会社が独占していた発電と送電事業を分離する。菅直人首相の言葉は、耳に心地よい。だが、新しい時代を開く気概はあるか。

 発送電を分離する。首相は、その意味を本当に理解した上で発言しているのだろうか。

 それは、十電力事業者の地域独占状態を切り崩し、本格的な電力自由化に移行するということだ。つまり、まず東京電力を解体しなければならない。だとすれば、東電の存続を前提にした福島第一原発事故の被害者賠償案と矛盾する。

◆財閥解体級の大事業
 案の定、枝野幸男官房長官の翌日の会見では「いろいろな考えの一つ」と、トーンダウンした。

 浜岡原発の突然の全面停止要請は、新聞各紙の世論調査でも六割から七割の支持を得た。仮に政権浮揚のため、思いつきの点数稼ぎで発送電分離を持ち出したとすれば、国民を欺くものでしかない。原発の安全神話を信じた揚げ句、ふるさと喪失の縁に立たされた福島の被災者が許さない。

 首相は先に、総発電量に占める原発の割合を二〇三〇年までに50%に引き上げる、としていたエネルギー基本計画を白紙に戻し、太陽光や風力など再生可能エネルギーも基幹エネルギーの柱に据える方針を打ち出した。

 そのためには、発送電を分離して、自由化を進め、新規参入の競争原理を呼び込まなければ、何も変わらないだろう。

 首相が口にしたこと、日本がやらなければならないことは、エネルギー政策の歴史的転換であり、戦後の財閥解体や農地解放並みの大事業なのである。

 地域独占を基本とした従来のエネルギー政策には、この国の過去が二重写しになっている。

 パワー、すなわち電力の一極集中、大量生産、大量消費を守りたい。そのためには、効率良く大量に、しかも安価に発電できる原子力という図式が描かれた。原発依存は、国策とともに大電力会社の地域独占を守る鎧(よろい)になっていた。

 ところが、今も先が見えない福島第一原発の惨状が、すべてを変えた。原発は安全でも、安価でも、クリーンでもない。事故が起きれば無数の人々と大地を危険にさらし、後始末は容易ではないことを、私たちは思い知らされた。

 このような危険を子孫に残さないために、少しずつでも原発への依存を減らしていくべきだ。化石燃料には限りがあるし、環境への負荷も高い。将来、画期的なエネルギー源が見つかるまでは、再生可能エネルギーを増やし、改善していくしかない。

◆電力の“地産地消”へ
 風力や太陽光はまさしく天候頼みで不安定、個々の出力にも限りがあり、電力の“質”が保てない、従って主流にはなり得ない、というのが、電力会社のかねての主張である。それを克服できそうな方策がないわけではない。例えば、小規模電力の分散配置、電力の“地産地消”は有力だ。

 日本にも豊富な地熱や小水力を開発し、都市部には出力一万キロワット程度の小規模液化天然ガス(LNG)火力を分散配置した上で、電力と温排水の同時供給網を張り巡らせて、再生可能エネルギーの弱点をカバーする-。

 名古屋大大学院環境学研究科の竹内恒夫教授は「十年かけて小規模地域分散の電力網を張り巡らせれば、原発ゼロでも大都市圏の電力は十分賄えて、温室効果ガスも大幅に削減できる」と指摘する。

 このような電力の地産地消、電力事業者の新規参入を阻んできたのが、発送電、そして配電の網を一手に握ってきた十電力の地域独占体制だ。

 これまでにも電力自由化を求める動きは何度も起きた。しかし、既存の大電力会社の送配電網が使えない以上、どうしても新規参入の割高感は強くなり、その上に、さまざまな制約をかけられて“不自由”に陥った。新エネルギーが見つからないわけである。

 欧州では一九九〇年に英国で始まった発送電分離の波が、欧州連合(EU)全体に広がった。それは、需要者、消費者が、電力を選べるようになったということだ。自由でなければ、料金は上がり続けたことだろう。自由化は原発でつくった電気を買わない自由も生んだ。電力種別という選択肢ができれば、政府が目標を掲げなくても、省エネや節電に身が入るはずである。

◆腰砕けは許されない
 「電気には色がつけられないから、選べない」。そんな不満をよく耳にする。発送電を分離し、自由化の時代を開くということは、電気に色をつけるということでもある。どんな電気を、どのように使いこなすかは、国民自身が決めるということだ。電力網からこの国の形は変わる。政策の腰砕けは許されない。


菅総理素晴らしい!!!
早速、感謝のお手紙を書きます!


05.20.10:09

文部科学省科 高木義明大臣への手紙

以下のようなメールをたみさんから頂きました。
私も早速、高木義明大臣の東京事務所にメールしました。
是非皆さんの思いや意思を大臣に伝えて下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆☆転送歓迎、拡散希望☆☆

あまりの事態に、福島の親たちが立ち上がりました!
5月23日(月)、東京に来ます。
しかし、高木大臣は彼れらには会わない!!

みなさん、どうぞ抗議の声を上げてください。
全国から、高木大臣にファックスを送って、「せめて、福島の親たちに会
うべきだ」と伝えてください。ツイッターでこうした事情を流してください。

こうしている間にも、子どもたちは放射線の被ばくにさらされています。時間は限られています。

皆様のご協力を、再度お願いいたします!
 
高木義明大臣の国会事務所 FAX(03) 3503-5757
高木義明大臣の長崎事務所 FAX (095) 826-0445

ーーーー
以下詳細:

5月23日、20ミリシーベルトの撤回と、子どもたちの被ばく最小化を求めて、福島県の親たちが、バス2台をつらねて高木大臣との面会を求めて、文科省にやってきます。親たちは、高木大臣に直接、福島の子どもたちの窮状を訴えることを希望しています。

(転送歓迎、拡散希望)
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/27

5月23日、20ミリシーベルトの撤回と、子どもたちの被ばく最小化を求めて、福島県の親たちが、バス2台をつらねて高木大臣との面会を求めて、文科省にやってきます。親たちは、高木大臣に直接、福島の子どもたちの窮状を訴えることを希望しています。
http://blog.canpan.info/foejapan/daily/201105/15

しかし、昨日、政務三役会合で決まった回答は「ノー」。
大臣はおろか、5人いる三役(大臣・副大臣・政務官)誰ひとり、福島の親たちに会おうとしません。(向こうが23日に対応する人として連絡してきたのは、文部科学省科学技術・学術制作局次長の渡辺氏でした)。

福島の置かれた状況、20ミリシーベルト問題に関する内外の批判とその深刻さを考えた時、これは、あまりに非礼で、心無い対応ではないでしょうか。

高木大臣は、せめて自分の口から、なぜ、20ミリシーベルトを撤回しないのか、その理由を親たちに説明すべきではないでしょうか?

みなさん、どうぞ抗議の声を上げてください。
全国から、高木大臣に電話やファックスを送って、「せめて、福島の親たちに会うべきだ」と伝えてください。ツイッターでこうした事情を流してください。

こうしている間にも、子どもたちは放射線の被ばくにさらされています。時間は限られています。

皆様のご協力を、再度お願いいたします!

※参考 高木義明大臣の事務所
http://www.y-takaki.jp/place.html
●東京事務所 〒100-0014  東京都千代田区永田町2-1-2
       衆議院第二議員会館401号室
TEL (03) 3508-7420  FAX(03) 3503-5757
E-mail:g02653@shugiin.go.jp (議員会館)

●長崎事務所 〒850-0035  長崎市元船町7-6元船ビル1F
TEL (095) 826-0446  FAX (095) 826-0445
E-mail:y-takaki@viola.ocn.ne.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

高木義明大臣殿

おはようございます。
5月23日に子ども達を守りたい切実な思いをもつ福島の親御さんたちが、高木大臣に会いに行かれるそうですね。

私も2人の子どもと持つ母親として、放射能によって大変高レベルに汚染された環境の中で日常生活を送り、被曝を重ねて行くことを余儀なくされる福島の子ども達のこと、そんな中に子どもを居させるしかない親御さんの気持ちを思うと、胸がかきむしられるように痛く、涙が止まりません。

かつてない非常事態なので、高木大臣は様々な山のようなお仕事があって大変な毎日を送っていらっしゃると思います。
国民の幸せと安全を実現する大臣としての一番大切なお仕事の一つ、「国民の声を聞く」ことをお願いしたくご連絡いたしました。
福島の親御さんたちの声を聞いて下さい。
そして福島で今何が起こり、みんなどんな気持ちでいるのかを大臣に知って欲しいです。
その現実を受け取った上で、今後の事をもう一度見直していただけませんでしょうか?

その見直しをしていただく際、是非「国民の声を聞く」ことをお願いします。
この大きな問題をおさめようとみなさんだけで悩まずに、私たちにも分かち合って下さい。
私たち国民も知恵を絞り、出せる力を出し、なんとかこの危機を乗り越える為のお役に立ちたいと考えます。
そう思っている沢山の人たちの力を役立てて下さい。
そうした力のまとめ役を国政を担っている方たちにしていただきたいです。
日本人は素晴らしい力を持っています。
その力を信じて下さい。
世界にも誇れるものだと私は信じています。

その素晴らしい日本魂が高木義明大臣にあることも信じています。
どうか、心をまっさらにして高木大臣の魂からの声に従って下さい。
私たちはその声を称賛します。
今のこの激動の時をみんなで心をひとつにして乗り越えましょう!
それは歴史に残る素晴らしい取り組みになると思います。
私たちにできない大変なお仕事を担って下さって、本当にありがとうございます。
どうぞ宜しくお願い致します。
本当にありがとうございます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上のようなメールを先程しました。
メールがパンクしてチェックしないかな?FAXの方がいいのかな?
やっぱりプリントアウトしてFAXもしようと思います。

先日首相にメールで手紙を送りました。
今日そのお返事が返ってきました。

「ご意見等を受領し、拝見しました。
  首相官邸ホームページ「ご意見募集」コーナー担当」

なにはともあれちゃんと1意見として受理されたのは嬉しいことです。
今日も私に出来る事をしますよ!
              

05.20.08:45

ツイッター オノヨーコさんからのダイレクトメッセージ

「能動的に世の中を良い方向にシフトしていきたいという同じ意識と動きを持った人と繋がれるのかな?」と昨日からツイッターを始めてみました。
まだどういうものかよくわかっていないので、どきどきです。

いろいろ検索して、繋がりたいなと思う人たちをフォローしました。
そうしたら、今朝フォローさせていただいたオノヨーコさんから、なんとダイレクトメッセージを頂きました。

「フォローいただきありがとうございます!ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる ~ヨーコ 」

ヨーコさんと繋がった嬉しさと、素晴らしいメッセージに私の魂を震え、胸が熱くなり、涙が止まりませんでした。
私にとって”夢”はキーワードなのです。

「ヨーコさんのメッセージに私の魂が震え、涙が止まりません。ヨーコさんとジョンレノンさんの描いた未来、イマジンの世界を実現する一人として、素晴らしい地球の未来を夢に描きます。ヨーコさんと同じ時代を生きられることに深く感謝します!!」

私もダイレクトにメッセージをお返ししました。

オノヨーコさんのHPでツイッターのことを分かりやすく伝えて下っているのでご紹介します。

「140文字以内の文章を自分のページに投稿することから「ツイッターはミニブログのようなもの」と言われています。スーパー・ライヴのツイッターのページでは、オノ・ヨーコさんからのメッセージが毎日投稿されています。ライヴやヨーコさんの活動の最新情報も投稿されます。たしかに、短い投稿が並んでいて、ミニブログのようですね。ただ、これだけでは、ツイッターの楽しみを表現しきれていません。

オノ・ヨーコさんはツイッターを何に例えますか?という質問に「最高のコミュニケーションです」と答えています。そうなのです。ツイッターは、ブログと同じように自分が伝えたいことを一方的に発信することにも使えますが、みんなで繋がり合ってコミュニケーションしあうことにツイッターの楽しみがあるのです。

まず、140文字以内で投稿するだけなので、書き込むのがとても簡単です。思いついたときにいつでも書き込めます。なので、ブログと違って、みんな気楽に投稿をしてコミュニケーションしあっています。ちなみに、ツイッターでは投稿のことを「つぶやき」といい、投稿することを「つぶやく」といいます。

さらに、ツイッターでは誰とでも簡単に友だちになることができます。あなたの知り合いでも、有名人(たとえば、オバマ大統領や鳩山首相)でも簡単に友だちになれてしまいます。友だちになると、自分のページに友だちの「つぶやき」がリアルタイムに表示されるようになります。なので、ブログと違って、友だちの「つぶやき」にすぐにお返事をすることができるのです。ちなみに、ツイッターでは友だちになることを「フォローする」「フォローされる」といいます。

色々書きましたが、「まだよくわかりません」と言われそうですね…。ツイッターとは何かということを理解するのに、一番よい方法は実際に経験してみることだと思っています。みなさんも、ツイッターに参加して、自分のページを持ってみてください。みなさんと、ツイッターでコミュニケーションできることを楽しみにしています。」

ヨーコさんがツイッターで上がった質問に答えるページがあったので、ご紹介します。
ヨーコさんの美しい哲学が感じられます。
大きな震災で揺れる私たちの心を、ふっといい所に納めることが出来る素晴らしいメッセージが沢山あります。
是非下記のHPをご覧になって下さい!!

color_musico
私は生まれた時からずっと自分の居場所を探してるような気がします。沢山の友人や仲間もいて幸せですがどこかジプシーな所が有り違和感をもちながら毎日の今を生きています。ヨーコさん、居場所って見つけるもの?それとも築いてゆくものでしょうか?
2011/05/03
あなたが今いるところが、あなたの居場所なのです。昔、武士が茶道というものを作ったのは、飲むときにこれが最後の茶になるかもしれないと、丁寧に飲むことによって、茶道というものができたのです。居場所を探すのではなく、作るのでもなく、一瞬一瞬、自分の居ることになったところがあなたの居場所だと知って、その場所を、その時々に大事にしましょう。ヨーコ

ダイレクト・メッセージ
原子力発電所の賛成派と反対派の意見がまったく同じという、おかしな現象が日本では起きています。現状は危機的状況で、政府の事故処理の方法は間違っているということ。しかも、今すべきことも賛成派と反対派の意見が一致しています。なぜ、これだけ有能な科学者が日本にはいるのに、それを政府はいかせないのでしょうか?
2011/05/03
政府は政府を守っているのでしょう。科学者が一団となって、政府に強いステートメントをだすのが理想的ですが、科学者のみなさんも人間ですから家族もあるでしょうし、実際政治的に、危険な口出しをあんまりしたくないのではないでしょうか。気をつけないと、責任を負わされる危険がありますから。あなたの役は、また、そのことをハガキでよいから科学者に出して頼むことです。自分のしていることの鏡がないので、案外ハガキでよいことを言ってもらうと、それをないがしろにしないものです。脅かしたり、嫌みをいったりするハガキはよくありません。必ず丁寧に愛をもって、謙虚な気持ちを表すアドバイスをしましょう。ヨーコ

AtsushiInoue38
わたしたち、ひとりひとりが、原発の問題を世界に伝えるためにできる具体的な行動はなんでしょう?
2011/04/26
いろいろな方法があると思いますが、結局、コミュニケーションということです。もちろん被災者の方たちの発言の本を出版することは大事だと思います。また、原子力発電所で今、命がけで働いてくださっている方たちの経験を書いた本も大事だと思います。科学者の発言はとっても大事だと思います。政府の発言も、世界の保守的な人たちに解ってもらうためには、必要かもしれません。ひとりひとりの日本人が自分が大地震のあと、どういう風に暮らしているかということを世界に知らせる本を出すのもよいと思います。それは、何百年後に読んでも興味のある本になるでしょう。ただ、黙って世界に向かって謝る姿勢をとったり、原発のメルトダウンを起こした原子力発電所に怒りを向けたりするときではないと思います。広島に原爆が落とされたときのことを考えてみてください。あのとき、そのすぐ後に、日本の国にいた人間がみんな、自分の日記的な記録を人類の歴史のために書いてとっておいたとしたら、それは人類にとって大事な記録になっていたでしょう。だれの責任だったというようなこととは別に、今、日本にいる人たちのこの一年の日記は世界にとって、とっても大事な記録になると思います。ヨーコ

mocamoca777
自分の行動が誤解されて捉えられた時、あなたはどう対処されますか?
2011/04/12 格納先:Q&A
私の場合は、世界中が 私を誤解して憎んでいたので、いちいちそれに応えているわけにはいきませんでした。それはある意味では幸運だったと思います。そのため、誤解を解くことに熱中する代わりに、自分の人生を生産的なポジティブなものにすることに熱中したのです。ヨーコ

ダイレクト・メッセージ
ヨーコさんの思い描いているのは、どんな情景ですか?
2011/04/06 格納先:Q&A
こんなことが可能なのかと世界が驚くような素敵な日本になってほしいと思います。そしてほかの国々が見習えば、この私たちが大好きな美しい星は、そこに住んでいる人間も動物も幸福にしてくれるでしょう。ヨーコ

ダイレクト・メッセージ
原発の状況のニュースには不安があります。「直ちに健康に〜 」など結局、国民を守ろうというのではなく自分たち(東電、政府、保安院)を守っている。まず人の心が正されなければ、技術がいくら進歩してもまた同じことが起こると思うと哀しくて仕方ありません。ちいさな私たちに何ができるでしょう?
2011/04/06 格納先:Q&A | 地震
私たちは小さな人間ですが、あなた方のしていることは、はっきり解るだけの頭を持っています。今までいろいろごまかしをしてきて、それでよい結果はなかったのが今度解ったわけですから、どうぞ、もうごまかしはやめてください。世界があなた方のごまかしによってひどいことになると、あなたたちの子どもや孫まで苦しむのです。というきわめて理屈にかなったことを機会があるごとに言ってください。テレビにハガキを出すのもよいでしょう。駅にポスターを出すのもよいでしょう。いろいろ工夫して、あなたのできるだけの発言をしてください。ヨーコ

blackstone_nao
こんな時「もし、ジョン・レノンがいたらどんなメッセージをくれたか」と思います。
2011/03/29 格納先:Q&A | 地震
愛していますのひと言だと思います。そして、がんばってくれと叫ぶでしょう。ヨーコ

foolinie
「IMAGINE PEACE」ってなんですか?
2011/03/29 格納先:Q&A
戦争ばかりして、原子力発電所の不完全さを無視していた世界が今、慌てています。あらゆる勉強をしてからでなければ、平和な世界は来ないのです。この勉強はひどすぎると思いますが、やはり、しなくてはならなかった勉強でしょう。地震が私たちの社会の本当の姿を見せてくれているのです。やはり「IMAGINE PEACE」の過程だと思います。ヨーコ

mori_isamu01
初めまして、原発の是非を国民投票で決められるよう世論に訴える必要があると思っているのですが…。どうでしょうか?
2011/03/29 格納先:Q&A | 地震
国民投票をして、その結果を記録に残すのはよいことだと思います。それを政府が無視した場合、それも記録に残りますから。少し時間がかかったら、国民投票の結果の方に動くでしょう。ヨーコ


http://www.dreampower-jp.com/dearyoko/index.html
ジョン・レノン スーパー・ライブ世界の子どもたちに学校を贈ろう!HPオノ・ヨーコ Q&Aより抜粋

05.19.23:42

6.11 脱原発100万人アクション

http://nonukes.jp/wordpress/

6.11 脱原発100万人アクション

6月11日は、福島原発震災から3ヶ月。

今なお放射能の放出は続いています。

私たちは、人や自然を傷つける電気はいりません。

全国各地域の人々とともに、

6月11日に脱原発を求める100万人アクションを呼びかけます。

6月11日は、声をあげましょう!

今こそ脱原発へ!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もちろん賛同です!!!

05.19.14:28

チェルノブイリ医師の思い・菅谷医師の講演



http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/100/82400.html
NHK「かぶん」ブログより

2011年05月18日 (水)

チェルノブイリ医師の思い・菅谷医師の講演全文掲載です


25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松本市長)。

18日のニュースウオッチ9で放送した特集の中で、時間の都合でお伝えできなかった菅谷さんの講演内容を全文掲載します。


「テーマ:子供たちを被ばくからどう守るのか」

2011年5月14日午後1時半から1時間程度 福島市の保育園にて

講師:長野県松本市長/医師 菅谷昭(すげのや・あきら)
   ベラルーシの小児科医 アナスタシア・タルカチョア
   長野県立こども病院副院長 中村友彦(なかむら・ともひこ)




【菅谷医師】
今回、こういう形で、まさか私が保育園のお母さん、お父さん方とお話しするとはゆめゆめ思っておりませんでした。私は元々が外科の医者でありまして、なおかつ私の専門とする領域が甲状腺ということで、私自身1996年から5年半、チェルノブイリの原発事故の後の子供たちの甲状腺がんの手術をしてまいりまして、そんな関係で、ちょうど2001年の6月に日本に帰ってきたわけです。

私が全く考えてもいなかった日本での原発の事故。しかもそれがこの福島県の第一原発ということで、さぞかし、皆さん方が自分のことはさておいて、お子さんたちのことで、大変心配されていらっしゃることは、よくわかりますし、私自身が、5年半現地におりまして、子供の手術をしたり、あるいは、また、手術の終わった後の子供たち、まあ、汚染地からみんな来るわけですけれども。(子供たちを)往診したり、そしてまたお父さんお母さん、あるいは、おじいちゃん、おばあちゃんたちの色んな悲しみ苦しみなどをよくわかっているものですから、私も今回は、ぜひとも日本の子供たちをチェルノブイリと同じようにしてはいけないんだということで、色々お話してきたわけですけれども、ただ、最初に申し上げたいのは、チェルノブイリの原発の事故と今回の福島の事故とは、基本的には大きな違いがありますから、そこで、皆さんがチェルノブイリの話をイコールすぐ福島とは、決して思わないでください。ここを私、まず申し上げておきます。

向こうのドクターに研修してもらうために、長野県の県立こども病院で研修してもらっておりまして、ちょうどそこにいる女医さん(タルカチョアさん)ですけれども彼女、小児科医なんですけれども、ゴメリという一番、汚染された地域の病院でお勤めなんですけれども、その病院で、ことしの一月に3人目なんですけれども、おいでになってそして今研修中、長野県の安曇野市の今、テレビの「おひさま」ありますけれども、あの安曇野市です。

チェルノブイリのことと比較しながら、説明をさせてもらいますので、その辺ご了承願いたいと思っております。ただ、まあ、チェルノブイリで、こういう事実がありますよってことだけは、知っておいても良いですけど、それをイコールすぐ福島、それは決して思わないでください。これを前もってお願いしておきます。

【出席者の男性】
はじめまして、今、2人の子供をこちらの保育園で預かってもらっております。最初に今、お話があった福島の事故とチェルノブイリの事故は根本的に違うということだったんですけれども、この違いというのをご説明いただけますでしょうか。


【菅谷医師】
実は、私単なる外科の医者でございまして、研究者でもなんでもないし、放射線の専門家でもないことをお断りしておきますけれども、で、チェルノブイリの原発の事故と今回の福島の事故の大きな違いというのはですね、チェルノブイリの事故の場合というのは、今まさに原子力発電所が核分裂反応をずっと継続しているときに起こっています。
いいですね、で、原発事故が起こったときに、大事なことは3つあって、最初はまず核分裂反応をストップすることですね。2つ目は、その冷やすこと。冷却、今非常に問題になっていますよね、今福島で。冷却。それからもう1つは、その原子力発電所の中にある、核分裂によって起こった放射性物質、例えば放射性ヨードとか、放射性セシウムとか、あるいは放射性のストロンチウムとか、あるいはまた、プルトニウムとか、その他一杯、核分裂のときにゴミが出るんです。それが放射性物質なんです。で、そういうものが溜まって、結局は、3つ目は、そういう放射性物質を閉じ込めて出さないという状況にあります。で、実はチェルノブイリは、まさに核分裂反応を起こしているときに継続中に起こった事故ですから、結局ものすごい大量の放射性物質が空中に舞い上がったと。

(福島は)地震によるときにストップしましたから、ですから核分裂反応はストップした段階で、ただ残念なことにそのあと、要するに緊急の冷却装置が壊れてしまったと、津波でもって。ですから、そのとき予備の電源がきかなかったということ、ですから冷却が十分されていないということで。

空中に放出された放射性物質の量というのは、チェルノブイリというのは、ちょうど広島型の原発の原爆の、500倍か600倍といわれています。今回の福島の場合は、その政府、東電の報告によりますと、量はその1つ下のオーダー、10分1くらいということでいきますと、空中に出ている量というのは、少ないということ。ただ残念なのは、クーリング、冷やすことと、ある意味では、空中にそういう物質を放出している物質を何とかして防がなければいけないということ、で、それが今日の朝のニュースでもやっていますが、一号機の場合には、あそこにカバーをかけるということですね、あの全体に。それは、まさに空中に放射性物質を出さないようにする。もう1つやってもらわないといけないことは、早く十分に冷やしてもらわないといけないということ。(INESの)レベルっていうのは、福島の場合とチェルノブイリを比較すると、(放出された放射性物質の)量としては、もうはるかに今いったようにチェルノブイリが10倍ほど多いということですから、あるレベル以上の場合は、レベル7にするということですから、7ということでございます。



【出席者の女性】
今、妊娠中で、もうすぐ5ヶ月になるのですけれど、今の福島市の放射線の量で、おなかの赤ちゃんにはどれくらいの影響があって、もし影響があるとしたら、どんな影響が赤ちゃんに出るのかなというのが知りたいので、教えてください。

【菅谷医師】
私自身も産婦人科の医者でないものですから、そこを正しくお伝えすることは難しいかもしれませんが、現在、妊娠中であるということで、福島で出産していいか、このまま継続していいかということでございますけど、少なくとも私は、福島市におきましては、報告されたものを見る限りにおいては、空間線量というのは、今、こういう大気中のですね、汚染されている状況というのは、これは安全だということになっていますから、それはそれでいいと思う。

ただ、問題はですね、被ばくというのは2種類に分けます。1つは外部被ばくということですね。もう1つが内部被ばくということ。外部被ばくというのは、皆さんが一番よくわかるのは、胸部のレントゲン撮影とか、あるいはCTなんかの検査です。あれは、体の外からいわゆる放射線を浴びるということ、これは外部被ばくです。もう1つは内部被ばくというのは、とりあえず放射性物質、細かいこういうところにあるのを体の中に取り込んで、その取り込んだ放射性物質が、組織とか細胞の中に入って、そこでもって今度は、色んなα線、β線とかいろんな種類の放射線を出して、それが細胞レベルで影響を受けるという風に言われております。

で、今回の場合には、いわゆる内部被ばくをしないように注意することは、必要だと思うんです。これは皆さん同じです。大人も子供も、特に子供さんは注意した方が良いだろうと。ですから、それは何をするかというと、内部被ばくの場合に、体の中に放射性物質を取り込む経路は3つございます。1つがこの大気がかなり汚染されたときに、息をしますから、そうするとその息をしたものが鼻とか口から入って、それが気管を通して、肺に入ります。粘膜とか、そういうところからやっぱり、放射性物質が取り込まれて、血液の中に入る。もう1つが一番ご存知の通り、経口的、口からですね、これが、食物とかミルクとか、水とか、その他色んなものがあると思いますが、この3つの経路がありますから、ですから、内部被ばくを防ぐためには、この3つの経路を何とかして皆さん方、入れないようにしてください。

大気の汚染がひどくなったようなときには、外に出るときには、マスクをしてもらう。マスクの場合には、その下に、濡れたガーゼか何かを入れたほうが良いだろう。

雨とか、今は雪はないですけれど、そういう場合は上から落ちてきますから、(放射性物質は)空中に浮遊している。下に落ちてきますから、それを浴びないようにして欲しい。それには傘を差す。それから濡れてしまった場合には、頭を洗うとか帽子をかぶるとか、そういう形で持って経皮的な摂取を防ぐ。



この辺、僕が複雑な思いがあるんですが、ここで経口的な摂取ということで、お子さんたちに、これ明らかに汚染されているよっていうできるだけ口にしない方がいいと思う。で、それは妊産婦さんも同じなんです。で、例えば、妊婦さんが、妊娠している方がそういう(放射性物質の濃度が)高いものを食べるとそれが体に入って、そしてそれが胎盤を通して、胎児の方に行ってしまうとそういうことがあるものですから、できるだけ、妊婦さん、赤ちゃんも今、ミルクをやっている方も、これやっぱり汚染されたものを高度の場合、それがミルクに出て、それが赤ちゃんに行ってしまう。そういう意味でいったら、今言ったような3つのことをできれば、防いでいただきたいなと。それに代わるものを食べたりすればいいわけですから。で、最後に一般の大人の方はあまり気にしないで持って、大丈夫なものは、口からとってもいいのではないかと思っております。

【中村医師】
お母さんの質問を聞いていたんですけれども、(タルカチョアさんが言うには)当時の25年前のときには、何も正確な情報が住民には伝わっていなくて、ただ1つだけ、その汚染された地域からの野菜と水とミルクは、食べてはいけませんという情報だけが住民にされて、先ほど先生がおっしゃったような、マスクをするとかそういうことは何も情報として与えられなかった。

【出席者の女性】
今まで、年間1ミリシーベルトと年間の基準を定めていたところを20(ミリシーバルト/年)まで上げて、それもすべて乳幼児にまで適用されているということが、不安を覚えていて、その基準が本当に安全なのかっていうところがまず1点と、今チェルノブイリの方で今、安全の基準内で過ごされていたという方がいるということだったんですけど、チェルノブイリの安全基準と福島の安全基準と何か違いというか、年間何ミリシーベルトとかいうわかっているところがあれば。

【菅谷医師】
皆さんも色んな情報で、お読みになっていますけれども、年間で大人の人が許されるのが、1ミリシーベルトということになっていますよね。パーイヤー、1年間に。で、そのときに、今回のような原発の事故が起こったようなときには、もう少し基準を上げていいよというのが、この国際の放射線防護委員会の規程があるICRP。今回の場合には、今、福島の場合には、そういう緊急事態ですから、1ミリではとても無理ですから、20ミリまで上げているんです。ただ、私は先ほど言いましたように放射線の専門家ではありませんから、それがいいかどうかはいえませんけど、ただ、これは学者間でもってご承知のとおりそれはやっぱりちょっと高すぎるのではないかと、今おっしゃったように、子供、大人なのにそれを子供に当てはめていいのかなっていうことで、ご承知のとおりこういう放射線というのは、子供は非常に影響を受けやすいですから、そういうわけで学者によってかなり(考え方が)違うわけですね。

20ミリにしてあるわけですけれども、そういう専門家の中でもって、やっぱり考え方が違うとなると、これはやっぱり、よくわかっていないんだってことなんです。10ミリでよくて、20ミリじゃいけない、10ミリでよくて、これ安全かといわれると、誰も答えを持っていないんですね。だけど、今まで経験的に言うと、10ミリだったらまあいいんじゃないかとだから、そういう意味で行きますと、今回の場合に20ミリというよりは、子供に対しては、もう少し下げておいた方がいいのかなと思うのはありますよね。これはもう、誰も知っているように、子供のほうがより、小さいから、小さいから小さいほど放射線の影響を受けやすいから、20ミリからということに関していえば、学者の中には、参与を辞めた先生は、やっぱりこれは自分の子供だったらこの値は私は...って言われたように、それは国は今回そういう風に決めていますけれど、できれば、だから何をするかというと、できるだけ子供さんにはそうなれば、20ミリでいいとはいうものの、内部被ばくを防ぐようなことをお父さん、お母さんがやって欲しいということしかいえないと思うんです。

彼女(タルカチョアさん)もそうですけど、今もそこで生活していますから、その意味では私は、理想を言えばきりがないわけです。これだけ皆さんにもう1つ、ご理解願いたいのは、今までは僕は日本に帰ってきてからは、全国でチェルノブイリの話をさせてもらいました。で、そのときに僕が話をしても、正直言って、日本の皆さんは、誰も自分のことしか考えてくれなかったです。どこかの対岸の火事のように私全然、関係ないわっていうように聞いていた。これは今回起こったときに、急に私にいろんなことを言ってくるときに、あれだけ言ったじゃないのという風に私言っているんです。これは日本国民が、ある意味では、これを逃げるんじゃなくて、正面から、まさに日本は、海外から見ますと汚染国になってしまったので、この事実だけは、しっかり捉えてください。逃げられません。いいですね、ですからそういう中で、そういう事実を知った上で今後、我々がまたどうやって生活を立て直していくか、っていうことを考えて欲しいんです。

ただし大人の場合は、これあまり気にしてもいけないと私は思っております。これだけは、これもご理解お願いしたいと思っております。

【出席者の女性】
3歳の男の子の母親なんですけれども、今福島市、安全と聞いて少し安心したのですけれども、でもやっぱりあの、こちらの保育園でもまだ外遊びをさせていませんし、私も自分の子供を外遊びさせていません。で、いくら政府が安全といっても、させたくない気持ちで、なのでこちらの保育園では、それは安心しています。ただ、今後、少しでも外で遊ばせたいという気持ちはありますし、どのくらいの基準を目安にしたらいいのかなっていうことと、それと、週末、自分が休みのときには、子供を外に、少しでもマイクロ(シーベルト)が少ないところにいって遊ばせているんですけれども、そういう風にすると、何か(土を)浄化させるというのを聞いたことがあるのですけれども、そういったのは本当なんでしょうか。

この質問、多分、今日お見えのお母さん方、お父さんも心配されていると思いますけれども、基本的に先ほど言いましたように、内部被ばくを基本的にブロックして欲しいということなんです。で、内部被ばくというのは、今、お話にあったように幼稚園で遊び、あるいはまた、散歩でもしてほこりが舞い上がると今問題になるのは、放射性ヨードはもう半減期からいきますと、だいぶ薄らいできていますから、セシウム、また僕政府の報告で、今回ストロンチウムがどれだけ出ているかはわかりませんし、そういうようなことがあるものですから、今の状況では、県は土壌の状況はもう出していると思いますから、そこを皆さん方、是非ともきちっと把握していただきたいと思います。

けれど、ただご承知のとおり、昨日の話でいきますと、第一号機がメルトダウンといいまして、炉心の問題が出てきたとか、政府が言ったまだまだ予断を許さない状況にありますから、そういう意味では日常生活の中でもって、政府や福島県とか、福島市が出す、そういう値、レベルは注意していただきたいと思います。で、そういう中で、じゃあ、遊ばしてもいいかというときには、福島県、あるいは福島市の中でも、場所によって結構違います。ですから高いようなレベルのところでは、申し訳ないけど、できるだけ遠くへいって、で遊ばしてくる、これしょうがないんです。大変ですけど、お母さんお父さん方、やってください。お子さんを遊ばせたいんだと、そのときには、ここのエリアが大丈夫だったらそこへ連れて行って遊ばしてやってあげたいと思います。ただ、期間はいったいどれくらいになるんですかと、それは僕も聞きたいくらいですよね。実は。これも政府は困っているんです。

だからまさに今、福島はある意味で皆さん方が、さあどういいましょうかね、ある意味で初めて経験する、日本はもちろんですけれども、世界でもチェルノブイリをのぞけば初めての経験ですから、もうそれをやっぱり注意して、放射線の被ばくに関しては、自分で注意して見ていくしかないのかなと、私見て思っています。

セシウムだと半減期が30年という状況ですから、かなり長いです。ですから、こういう状況を長期にわたってやっていくしかないんです。ここだけはお願いしたいんです。これ短期で見ないでください。短期というのは、気が短いという意味ではなくて、期間が短いという意味ですけど。だから少し長期的になりますよって、そういう心構えをしたうえでもって対応していくことが僕は大事だと思うんですよ。海外から見ますと今、彼女(タルカチョア)もいっていますけれども、この間も、他の外国の方が日本人はとても落ち着いて、状況を把握しながら、パニックにならないですばらしい国民であるってことは海外から高い評価を得ているんです。

【中村医師】
(タルカチョアさんは)18歳までゴメリというところに住んでいたんですね、で、今聞きましたら、福島と同じ、今の福島と同じような環境というか、場所というか。で、(チェルノブイリ事故)当時彼女3歳で(★正しくは2歳)、18歳までそこで過ごして、で大学はミンスクというところで、大学を卒業してから、またゴメリに戻って、今、そこにずっと住んでいらっしゃる。で、3歳のころからずっと外で遊んでいたそうです。で、このように何もなく、立派な医師になっています。



【参加者の女性】
もし、松本市長さんが、福島市長さんだったら、原発事故後から、現在までの間、どんな風な対応をとっていたと思いますか。それから、今後、どのように福島市内を除染なりしていくとか、考えをお持ちだったりとか、伺いたいです。

【菅谷医師】
大変、答えづらいご質問でございますが、きっと、佐藤知事、それから福島市の市長さん、うんとご苦労されたと思うんです、私は。私自身が先ほどから言いましたように、僕がこう皆様の前に出るときには、市長として出た方が、楽なんですけど、僕自身が医者として、しかもチェルノブイリで仕事をしてきたということでもって、とても心が揺れているんですよね。で、理想だけ言っていられないものですから、福島市では、福島市長さんがもし私だったらどうしますかっていうけれど、私自身、特別なことはしない、とにかく経過を見て、一番思ったのがですね、やはり内部被ばくだけはさせない方がいいってことを一番言っています。だから、私、長野県松本市にいたとき、というか時は、かなり早い段階でもって、もう内部被ばくですよって言って、外部被ばくでないですよってずっと言ったんですけれども、で、ようやく内部被ばくというのが上がってきていますが、それが僕が、チェルノブイリで経験してやはり、(放射性物質を)取り込んだことによって、それが長い年月にわたって、いろいろな問題がしばらく出てくる可能性があるんです。で、実際にチェルノブイリの場合でも、かなりこちらは濃度が高いですけれどもそれが内部被ばくによって、結構いろんなことが出始めつつあって、チェルノブイリはまだ終わっていないんです、実は。今、進行形なんです。ですから、そういうのを現時点でもって、チェルノブイリを見れば、福島の皆さんには、できれば、さっきも言いましたようにくどいようですけども、内部被ばくの経路だけは、できるだけ注意してください。マスクされてますけど。



【出席者の女性】
年間20ミリシーベルトとか話がありますが・・。

【菅谷医師】
私、放射線の専門医ではないものですから、今のような形というのは、私は正確にお答えできませんが、例えば累積といって毎年10だったら、2年目は20で、3年目は30という考えですよね。そうではないはずです。これがあったらえらいことだと思います。だから1年間でもって、20なら20までは大丈夫だというときに、一方で、今度は体の影響というのは取れていくのは取れていくのですね。だから新しいとしにはまた、20ミリ受けても良いよと考えていいと思います。累積は1年間の累積は、いいですけども、それが年にわたって来年が20でどうするのって、そういう話ではないと思います。もしそうだったらえらいことになってしまいますから。

α線、β線、γ線、X線というのがあります。それから、中性子線とか、色々な種類がある。で、α線っていうのは、影響を及ぼすのが数十ミクロンというから、1ミリの千分の1が1ミクロンですから非常に短い。β線っていうのが数ミリなんですね、出すのが。でγ線っていうのが数十センチなんです。そうしますとセシウムっていうのは、β線とγ線を出しますから、セシウムの場合ってのは、こう地面からみなさんが言われるように地面にある。こういうところやっぱりγ線がでているから、そういう被ばくはあります。これは外部被ばくです。今問題なのは内部被ばくなのですよね。皆さん方、今心配されているのは、もしがんが出たらって言う、これは、外から浴びるのがものすごい大量でしたら、これは問題ですけど、今ここで空間線量を見たらそれでは起こりませんよ。むしろ将来を考えたら、これは放射性物質を取り込んで、細胞の中でもってその放射性物質がα線とかβ線を出して、そうするとそれはずーっと(放射線を)出しているわけですね。そうすると細胞のレベルにそういう放射線がぶつかるから、細胞の中に細胞の核がありまして、その核の中に、いわゆる遺伝子、DNAというのがあって、そこに影響を及ぼすから、がん遺伝子が元気になって、そこでもってがんが発生する。ですから内部被ばくをできるだけやらないように、そういう注意で、あとの普通の生活は基本的にはいいと今考えている。

定期的な、多分国はやると思いますけれども、健康診断のシステムをつくるとかですね、ベラルーシも先ほど彼女(タルカチョアさんが)、言いましたが、チェルノブイリの事故の後、非常にたくさんの健康、調査プログラムができたそうです。それから毎年、子供さんは、例えば当初、甲状腺の超音波の検査とか、あるいはまた血液の検査とか、免疫機能の検査とか、色々な検査をしているそうですから、それだけは今後、もし心配であれば、皆さん方は定期的な検査を多分僕は、福島県や国から出てきて、出てくると、国でやっぱりそういう機関を設立して、そしてそういう方々は、子供さんを定期的に検査、あるいはまた、若いお父さんお母さん方もそうですね。これだけは日本の場合は、非常に(医療技術が)きちっとしていますから、ありがたいと思ってください。



【出席者の女性】
内部被ばくの検査についてなのですが、あまり期間がたってしまうと、検査してもあまりどれだけ被ばくしているとか、わからないっていうのをきいたことがあるのですが、一部避難区域にあたっている地域については、内部被ばくの検査を国や県は考えるかも知れないのですけど、避難地域以外っていと安全って言うことで国がいっているので、その個人で内部被ばくの検査を受けた方が、いいのかどうかをお聞きしたい。

【菅谷医師】
チェックできますかっていうけど、実はみなさん、こういう携帯のサーベイメータお持ちだと思いますけど、あの機械を含めて簡易的なのは、基本的にガンマ線を見ているわけですね。γ線、いいですね。ですからγ線っていうのは距離が数十センチですからいいのですけど、先に言いましたように、α線、β線っていうのは、非常に距離が短いから、体の中に入ったとき、それチェックできないのです。ですから、内部被ばくの場合には、その程度は、実は普通の測定ではわかりません。ですから、やるのであれば、ホールボディーカウンターって、非常に精度の高いものをですね、これは先ほど福島県立医大に行きましたら、あるそうですから、当然、県の最後の砦ですから、福島の場合はあるし、広島、長崎にもあります。

できるだけ内部被ばくをされないような努力をしてくださいっていっているわけです。



【中村医師】
(タルカチョアさんは)ゴメリというところにずっと住んでいらっしゃる、まさに福島と同じようなところに住んでいらっしゃるっていいましたけども、私はラジオアイソトープ、放射線の検査はしたことがないそうです。チェルノブイリでは、その土地にある放射性セシウムというのは、野菜とか食べ物、ミルクに移って、それを食べることによって、体に取り込まれるということがほとんどなのです。



【出席者の女性】
内部被ばくのことで、私たちが気をつけなければいけないこととして、国や県とかで出している暫定基準というものがクリアしたものが市場に出ているということで、私たちはそれを信用して、摂取していくことしかないと思うのですけども、それでよろしいのでしょうか。どうしても暫定基準というあいまいな数字が出ているので、どこまで信用できるのかというのが多分、不安に思っていると思うのですが。基準を超えれば、私たちは地元のものを食べていますし、他から葉物とかを持ってきているわけではないので、そこだけお願いいたします。

【菅谷医師】
実は私、今回の日本の暫定基準の食品安全委員会の参考委員として呼ばれまして、国に行ってきまして、今回の暫定の基準値をですね、急きょ厚生労働省が決めたんです。この値が本当にいいかどうかを今度は日本の食品安全委員会にかける、そしてOKだったらそれでいきたいということだったんですけども、基本的には日本の場合、大変厳しい値を、まあ暫定ですけどもとったのは、これは実は日本じゃなくてですね、国際放射線防護委員会、あるいはまた、WHOとか、IAEA、国際原子力機関って、これが出している値を参考にして、日本が暫定的につくって、つくったものです。それがいいかどうかってことで、私は委員として申し上げたのは、できるだけ厳しくしてくださいってことを申し上げました。ですからある意味で、今回のこの暫定の基準値って言うのは、厳しい値になっています。ですから、その基準よりも以下であれば、以下であれば一応、食べてもいいと、摂取しても良いと。それから超えた場合はやめてくださいと。ただここで僕が気になることが、これは難しいのですけれども、生産者の立場から言えば、基準値を決めた以下であれば、是非食べて欲しいというのは、当たり前と僕は思うんです。これは。だけれども、例えば、お子さんの水の場合に、100Bq/l、100Bqというのを決めていくときに、110はいけなくて、90はいいかっていうと、これ、皆さんにお聞きしたい。これ、どう思います。これが、僕が今、悩んでいるところなんです。ですから、ちびちゃんというかお子さんとか妊産婦さんだけは、もし汚染されている土壌がはっきりしているならば、できるだけ口にしないのが良いだろうと。ただし、僕らみたいに老人はみんなもう気にしないで食べるように。だから僕が言っているのは、子供だけ守ろうと、それから日本の将来を担っていく、その赤ちゃんたちを産んでくれるそのお母さん方の中でも、妊産婦さんだけは、国民全体で持って守ってあげようと。あとの方はいいだろうというのが私の基本的な考えでございます。ですから、それは基準値がありますから、それ以下であれば、理想を言ったらきりがありません。こういう現実だって言うことは皆さん、これは思ってください。



【タルカチョア】<和訳>
私はアナスタシア・タルカチョア、ベラルーシ人で、出身はゴメリ州。ゴメリ・クリニック医院で働いています。もちろん皆さんが自分やこどもの健康を心配されていることを理解しています。もちろん、ここ日本では事故の状況が進んでいて、とても恐ろしいことです。私だけでなく、すべてのベラルーシ人も状況を心配しています。私は皆さんに心から皆さんにお見舞いを申し上げます。日本は高度に発展した国でありながら、このような深刻な災害を防ぐことは難しい。今、私は日本に来て、今回の事故をチェルノブイリの事故と比較することができます。私もすべてのベラルーシ人も日本での対応がいかに組織だっているかを見て取れます。日本政府の対応は、合理的で適切で、理にかなって組織立っています。日本の人たちは、みんながみんなのことを心配し、自分たちの安全のためにできるあらゆることをしようと努力しています。日本人は、強くパワフルな国民だと、感じます。私もすべてのベラルーシ人も、日本人はこの困難な問題をすべて打開できると信じています。



【中村医師】
僕は、小児科医でありまして、もし何か、これから福島のお子さん方のために力になれることがありましたら、これからずっと支援していきたいと思いますので、どうか遠慮なく、声ををかけていただきたいと思います。



05.19.13:16

菅首相、再生エネルギー普及に意欲

菅首相、再生エネルギー普及に意欲


とても嬉しいニュースです。
菅首相がいい方向を向いて下さってこんな嬉しいことはありません。
感謝とエールのお手紙を書こうと思います!

05.19.06:55

エアコンに頼らない家

今朝、みのもんたの朝ズバッ!で、地中の一定した温度を家に取り込む空調による省エネ法「地中熱利用換気システム」が紹介されていました。
以前、所さんのビフォーアフターでも使われていて気になっていました。

http://www.geo-power.co.jp/

地中熱利用換気システム「GEOパワーシステム」は、私たちの最も身近にある「自然の恵み」と現代人の知恵「最新の技術」との融合で実現した、省エネシステムです。
外気中の粉じんを約95%除去し、特に花粉については約99%除去できるそうです。
今、飛来している放射能汚染物質や中国の黄砂が気になるところですが、粉じんの一つとして除去してくれるでしょう。
家の中は鍾乳洞に居るような清浄な心地いい空気に満たされる感じでなのでしょうね。





地域に新しく建つ小学校にも提案したいです。
田中優さんの300年長持ちする天然住宅にこのシステムも取り入れたらますます素晴らしいでしょうね。
そんな家が集まるコミニティを創るのが私の大きな夢のひとつです。

05.18.23:52

2011.5.22 京都でのイベントが目白押し

◎5月22日(日)
UNIチャリティーフェスティバル
http://npouni.net/event/

日時・場所・主催者

場所:京都市国際交流会館(蹴上)の前庭
日時:5月22日(日曜日) 11 : 00 ~17 : 00
主催:NPOユニ
後援:浄土宗平和協会・グリーンアクション・MIDIレコード・山水人

本イベントについて

本イベントは、東日本大震災支援チャリティとして開催されます。
イベント内で発生する純益100%が支援金に使われます。

入場無料・小雨決行です。
集計結果およびイベントによる支援活動についてはHP上で公開致します。

イベントスケジュール

11:00  イベント開始
11:30  [講演] アイリーン・美緒子・スミス 
12:30  [LIVE] 岡野 弘幹
13:30  [講演] 平賀 緑
14:30  [LIVE] 三結(みゆ)(Jazz)
15:30  [LIVE] 遠藤りょうきゅう & LAMANI
17:00  イベント終了

http://npouni.net/event/

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『幸せの経済学』
http://www.shiawaseno.net/

⇒ 予告編

上映会開催場所と上映時間及びスケジュールについて
http://www.shiawaseno.net/archives/1262

【主催】   Forest Book Store&カルメン 
【日にち】  2011/5/22
【場所】   social kitchen(京都市上京区相国寺北門前町699)
【料金】   1000円
【人数】    40人
【お申し込み】 fbs.carmen@gmail.com 090-6966-9475

【イベント詳細】  
18:30 開場
19:00 上映
20:20 終了+休憩
20:40 スペシャルトーク(守田敏也)
21:10 フリータイム
21:30 閉場
アクセス
京都市上京区相国寺北門前町699 Social Kitchen
地下鉄「鞍馬口」徒歩5分
http://hanareproject.net/

*ご近所に迷惑がかかるので、自転車での来場は御遠慮下さいませ。
お車で来場の際は、近くのコインパーキングを御利用下さい。
なお、会場は2階ですが階段のみです。不便をおかけ致します。

【メッセージ】 
地域の人が年齢、性別、趣味、興味、人種、国籍で溝を作ることなく、お互いが気持ち良くつながりを持って交流できる社会にしていきましょう。なるべく肩ひじ張らずゆるく(笑)。
今回の必要経費を差し引いた売り上げは全額「みちのく応援隊」へ寄付します。みちのく応援隊について
http://sites.google.com/site/michinokuoentai/

だぶるけど上映会会場「ソーシャルキッチン」↓のアクセス
http://hanareproject.net/

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『幸せの経済学』上映会
 5月22日(日)13時(12時半開場)、京都市下京いきいき市民活動センター3F
(京都市下京区上之町38。JR「京都」より徒歩10分。周辺に有料Pあり)
TEL075・371・8220。

上映作品=『幸せの経済学』
 人や自然のつながりを取り戻す暮らし方を探るドキュメンタリー。今、問われる幸せとは? 真の豊かさとは?

 上映後、シェアリングあり。映画鑑賞のみの参加可。
 監督=ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーヴン・ゴアリク、ジョン・ペイジ
 出演=ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、ヴァンダナ・ジヴァ、辻信一 ほか (2010年/アメリカ、ニカラグア、フランス、ドイツ、イギリス、オーストラリア、インド、タイ、日本、中国/68分)

 600円。定員100人。※予約・当日可
 申し込み・問い合わせTEL090・3782・5930/shiawase_kyoto@yahoo.co.jp
(「幸せの経済学」プロジェクトin京都:森)。

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ピースウォーク京都
【日時・場所】 2011年5月22日(日)
 14:00 三条河川敷 集合
 15:00 デモ出発~(雨天決行)
【コース】 三条大橋下(西側)→ 河原町通
 → 河原町通四条を南へ一筋目で折り返し → 市役所前 解散
(※プラカードなどを持参してください)
【主催】 原始力の会 と ピースウォーク京都
【連絡先】 橋本 080-5356-2140

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この22日、京都は町中が凄いですね。
子ども達と相談して、どのイベントに参加するか決めたいと思います。
輝く未来への祈りを込めて。

05.18.22:59

チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染


被害者というとらえ方では悲しすぎる痛ましすぎる現実、敢えて困難な道を歩く事を決めてきた魂たちと捉え直し、その取り組みに敬意を表したいと思います。
いまだに汚染地に住むしかない人たちを、汚染の少ない地域に移住できるように国を超えて支援できないのでしょうか?
核や原発など地球を汚し人もすべて滅ぼす恐怖の時代は終わりにして、今まで傷ついてきた人々に寄り添い、いたわり、国境を無くし、人々が助け合い分かち合う新しい時代に変えて行きたい。そう強く祈ります。

20年以上経っても無くなることのない大地の汚染、その土で育てたものを食べることで起こる体内被曝、子どもたちの甲状腺がんの発症…今のままだと福島もこの映像に出てくる人々と同じ未来を選択することになります。
福島の皆さんは、汚染の低い地域に移ったり、食べ物に気をつけたり、大変だけど、自分自身で考え被曝をできるだけ低く防いで欲しいです。
政治家の方たち、原発産業に関わる人たちにも観てもらいたい。
自分たちのしていることの結果が、今の福島に、もしかして日本の各地にどんなことを引き起こす可能性があるのかを過去の教訓から知ってもらいたい。
その上で今までのような事をまだ続けるのか自分に問いかけてもらいたい。
今すぐ福島の人たちに正確な情報を伝えて、汚染のひどい所から出してあげて下さい。
すべての原発を今すぐ止めて廃炉にして下さい。
微力ではあるけど、その為に私に出来る事をしていきます。
皆で力を合わせれば必ず出来ます。
心をひとつに皆で手を繋ぎ、新しい未来に進んでゆこう。









05.18.22:31

放射線のための栄養素とサプリメント

先生方のお話を聞いて、福島の放射能汚染について知れば知るほど、もう私たちは放射能とともに生きるしかないという覚悟をした方が良いと思っています。
どうずれば放射能から身を守ることが出来るのかもう一度見つめる中で以下の情報に出会いました。

http://www.yyokota.net/training-site/radiation-exposure.html
HPより転載させていただきました。


放射線のための栄養素とサプリメント
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放射線は日常生活においても我々の周りにあるものであり、携帯電話、X線、核医学、パソコンのモニター、テレビ、煙感知器、火災警報機、電子レンジなど人工的に作られたもの、太陽や宇宙線、ラドンから生じる放射性ガスなど自然界にあるものに分けられる。さらにいうと全ての食べ物、自身の身体そのものもから発している。

放射線はDNAの切断、体内の水分と反応し活性酸素を発生させる。

この際の活性酸素はフェントン反応、除草剤・パラコートなどの化学物質代謝、ステロイドホルモンの合成、アミン系ホルモンの分解、過酸化脂質の亀裂の際に出るものと同様ヒドロキシラジカル(と一重項酸素)である。

本来は自然放射線よりフリーラジカルの働きによっておこるDNA切断が起こる方が頻度が高いのだが、著しく放射線を浴びる際はこの作用が大きくなってしまう。

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放射性元素は構造的には非放射性元素と類似しており、違いは原子に含まれる中性子の数だけである。放射性ヨウ素の吸収を抑えるためにヨウ素を取るように、全ての栄養素が満たされていることは放射線被ばくの影響を最小限に抑えるために非常に重要である。


例えば、カルシウムの摂取が十分であれば、放射線ストロンチウム90とそれに類似した放射性物質の吸収を抑えることが出来るし、カリウムの摂取が十分であれば、放射性セシウム137とそれに類似した放射性物質の吸収を抑えることが出来る、といった具合である。

栄養素:18歳以上は以下の摂取量を、12歳から17歳までは3/4を、6歳から12歳は1/2を、6歳以下は1/4を摂取量とする。以下の数値は一日当たりとする。

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●カルシウム 1500mg、マグネシウム750mg: 放射性物質の吸収を防ぐ

●CoQ10 100mg: 放射線から体を保護する。

●コエンザイムA(ラベルに記載されている量): CoQ10と共に働き、免疫機能、血流内の解毒

●グルタチオン、L-システイン、L-メチオニン(500mg): 放射線から体を保護する。50mgのビタミンB6、100mgのビタミンCを一緒にとると吸収がよくなる。逆に牛乳は吸収を阻害する。

●ケルプ(1000mg~1500mg): 放射線から体を保護する。海藻類などにも含まれる。

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●グレープシード抽出物(ラベルに記載されている量): 強力な抗酸化物質として。 

●SOD(ラベルに記載されている量): 強力な抗酸化物質として

●セレン(200mg): 抗酸化物質として

●ビタミンB5(照射の前後に200mg、以後50mg): 放射線の弊害から身体を保護する

●ビタミンC、ルチンを含むバイオフラボノイド(5~20g): 強力な抗酸化物質として

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●レシチン(1200mgを一日3回): 放射線から細胞膜を守るため

●ビタミンA、アスタキサンチンやベータカロテンを含む混合カロテン(25000IU)、ビタミンE(200IU): ビタミンAと共に高い免疫機能を保つため

●ビタミンB群(50mgを一日3回。イノシトール(100mg): 放射線の弊害から身体を保護する

●亜鉛(50~80mg): 高い免疫機能保持のため

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食品、またはそれに含まれる成分(サプリメントの形で摂取しても良い)

●リンゴ(ペクチン):リンゴに含まれるペクチンは放射性粒子と結合してくれるため

●そば(ルチン):そばにはルチンが豊富に含まれる。ルチンは放射線から身体を保護するのに効果的なバイオフラボノイドである。

その他にも抗酸化作用を持つ、ガーリック、αリポ酸、緑茶、オリゴメリックポリアントシアニジン(OPCs)、ビルベリー、クルクミン、フラボノイド、ギンコビロバ、メラトニン、NADH、シリマリン、抗酸化物質を豊富に含むマルチビタミンミネラルの摂取
なども効果がありそうだ。

また体内においては、微少な放射線であれば細胞内で修復酵素群が働くことによってDNAの障害が修復される事が分かっている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

毎日の食事でバランス良く栄養を摂るのが理想ですね。
ミネラルのことで言うと、粒子が大変細かく吸収率が良く、様々なミネラルがバランス良く摂れるのでお勧めは植物ミネラル(液体)です。
家では疲れると足がつってしまう主人の為に常備していて、彼は毎日愛飲しています。
ゼネシスやエンジェビティやシービスケットなど様々なメーカーが扱っています。たまにヤフーオークションなどで安くでていますのでお試しあれ。
ケルプなど、海外のものを安く購入したいなら、456ショッピングがお勧めです。
http://www.456.com/pages/search.php4

05.18.16:47

原発「安全神話」溶融 小出裕章先生

05.18.15:48

【オペレーションコドモタチ】山本 太郎 メッセージ



山本太郎さん、良く言って下さいました。
福島の汚染の高い地域の皆さんに生き方を変える選択肢を持つ勇気を与えてくれるメッセージだと思います。
一人でも多くの方にこのメッセージが伝わり、行動を起こせる人が増えますように。

05.18.10:19

文科省「放射能を正しく理解するために」に精神科医抗議

京都の菊池さんから連絡頂きました。
全く同感の内容ですので、お伝えさせて下さい。


以下転載
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
精神科医からの大切な問題提起だと思いますので、本MLにも転載させていただこうと思います。

………………………………………………………………………………
「放射能を必要以上に心配するとPTSDに」という文科省に対して、精神科医が抗議
 http://bit.ly/m7SlpY(Eisbergの日記) 
 
以下は、Facebook にて得た情報である。ご本人が「転載しても構わない」と仰っているので、ここに
転載する。


大阪で精神科医をしています。
原発問題には以前から関心があり、今回の福島原発の事故も気が気ではなく、事態の展開を見守っていました。
最近になり、精神科医としても黙っていられない状況となり、以下のようなメールを友人の精神科医たちに送っています。
文科省が教育関係者に向けて「放射能を正しく理解するために」という文書を4月20日に発表しています。
精神科領域に関係することが書いてあるとのことでしたので、
目を通してみたのですが、なんてことだと頭を抱えてしまいました。

「放射能を正しく理解するために」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/21/1305089_2.pdf

前半は、あの「年間20mSVまでは安全」というとんでもない基準について
述べられていて、これだけでもかなり不愉快なのですが、我々精神科医に
直接関係してくるのは後半です。12ページの一番下に「放射線の影響そのものよりも、『放射能を受けた』という不安を抱き続ける心理的ストレスのほうが大きいと言われています」と書き、13ページ以降にその説明として、心理的な強いストレスの受けたときの子供の反応を解説し、「PTSD」について述べ、「放射能のことを必要以上に心配しすぎてしまうとかえって心身の不調を起こします」と結論付けて、「からだと心を守るために正しい知識で不安を解消!」と結んでいます。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は過去の心的外傷が原因で発症しますから、現在進行形の事態に対してPTSDを持ち出すことはそもそもおかしな話です。
また、あたかも「放射能を心配しすぎて」PTSDになるかのような説明は
間違っています。
「心配しすぎて」PTSDになったりすることはありません。

PTSDはレイプ、虐待、戦争体験、交通事故などなど、生命が危険にさらされる現実の出来事の後に生じる疾患です。
今、原発被害に関してPTSDを論じるのであれば、PTSDの予防ですから、
「安全な場所に避難すること」と「事実を伝えること」が必要です。
ところが文科省のこの文書は「年間20mSVでも安全という間違った情報」を与え、「避難の必要はない」と言っていますから、PTSDの予防としても間違っています。

そもそも放射線の被曝による生命の危機を認めていません。
あまりのお粗末さにあきれてしまい、開いた口がふさがりません。
福島原発の事故の責任は国にあります。
この文章は加害者である国が、被害者の口を封じ、あたかも被害の責任が
被害者側にあるかのような論述を組み立てています。
これは、レイプでも幼児虐待でも加害者側がよくやるやり方です。
このやり方を繰り返されているうちに、被害者は被害を受けたという事実が見えなくなり、自分を責め、PTSDであることすらわからなくなってしまいます。
PTSDという疾患概念は、被害者が自分の症状と過去の出来事との関連に
気づくためのものです。
それを被害者の口封じのために利用していることに腹立ちを感じます。

こんな内容の文書を信じる人はいないだろうと思っていたのですが、先週末に福島出身の作業療法士さんと話をしたら、「そんなことありませんよ。信じてしまいます。肩書のある偉い先生や、政府の人が言ったら、一般の人はそうかなって信じてしまいますよ。
福島は混乱しています」と言っていました。事態は切迫していて、黙っていたら加害者側に立つのと同じになってしまいます。
時間も気力も限られていますので、まずは伝わりそうな人に伝えています。
この文書の作成に協力している小児心身医学会とメールのやり取りをしているのですが、なかなか動こうとしません。
トラウマティックストレス学会には原発事故の際の心のケアについてちゃんとした文章が載っていました。

原発事故による避難者/被災者のメンタルヘルス支援について
http://www.jstss.org/pdf/konishi0324.pdf

以上です。
福島の皆さんにこのことを知らせたいと思っています。
文科省に文書を撤回させることはできなくても、知識を広めることで文書を無効化してしまえたらと思います。
転送等していただけたらありがたいです。
チェルノブイリの事故の後、心身の不調を訴える人々に対してソ連が
「放射能恐怖症」という精神科的な病名をつけて、放射線被曝の後遺症を認めようとしなかったことがありました。
それと同じことが日本でも起こるのではないかと心配しています。
放射線被曝の被害を矮小化しようとする国の態度は正さなければなりませんし、そのために精神医学が利用されることを防ぎたいと思っています。

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http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/a8b451d39996f03c2f24e43c274ba719
ジャーナリスト 木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」HPに2011-05-17 付で原文が載っています。
昨日私たちがこのお話を聞いて、びっくりし信じられないような思いにたったのですが、同じ思いを持って抗議して下さる方が同時に居る事を嬉しく、みんな繋がっていると心強く思います。

子どもたちが通っている小学校の校長先生に昨日電話をし、福島の子どもたちの20ミリシーベルト撤回の要請書のことを一緒に考えてもらうため時間を設けてもらうようにお願いしました。
来週時間を取って下さることになったので、正気の沙汰とは思えない「放射能を正しく理解するために」についても、精神科医の先生の文章をプリントアウトし、チェルノブイリに関してもこちちらで正しい資料を用意し、お伝えしたいと思います。

05.17.23:26

守田敏也さんの講演会行ってきました。

今日は出町柳アカテレテコベソベサーバで開催された、守田敏也さんの講演会に行ってきました。

守田敏也(もりたとしや)さんのご紹介。
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。

守田さんは『明日に向けて』というブログにとても詳しく事故の状況や被災地に取材に行かれたことを書かれています。

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011

今日のお話は驚くことが沢山ありました。

福島の原発事故の汚染が広がり、グアム、ハワイ、米西海岸などで、アメリカ政府機関・環境保護局の環境放射性物質モニタリングシステムによって、ウラン、プルトニウムなどの固体の放射性物質が検出されたという報告が入ってきたそうなのですが、福島原発周辺でのプルトニウムやアメリシウム、キュリウムなど(ウランに中性子をあてたことから出てくるこれらの物質は、超ウラン元素とも言われます)による汚染が懸念されている中、これが一向に計測されている気配がなく、どうしてか調べられたそうです。
なぜかと探るうちに、原子力安全委員会によって作成され、2008年に改定された「環境モニタリング指針」にいきあたり、なんとそこに、敷地外の超ウラン元素は測る必要がないと書いてあるのだそうです。
変ですよね!

「プルトニウムなどの数値を測って下さい」と、安全委員会や政府にみんなで電話などで要請してくださいと仰っていました。

小佐古氏の辞任劇にはもうこれ以上、住民を被ばくさせる共犯者になりたくないと思って、涙したのではなかったか・・・と仰っていました。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110430k0000m010073000c.html?inb=yt
([福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任]小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。 )


政府の放射能は怖くないキャンペーンと被災地におられる方たちの「多数派同調バイアス」と「正常性バイアス」という心理の結びつきのお話もなるほどと思いました。

文部科学省が各学校に4月20日付で配っている「放射能を正しく理解するために」という書面の中でチェルノブイリの事故を引き合いに出しているのですが、その少なすぎる被害報告の数値のからくりや、放射能はそれほど害はないけれど、放射能を不安に思うストレスの害の方が大きいと結ぶやり方に、ほんと~~にびっくりしました。
以下が、その「放射能を正しく理解するために」です。
あほらしい、子供騙しの内容をみんなで笑い飛ばしましょう。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/21/1305089_2.pdf

明日もう少し続きを書きたいと思います。

政府方たちも起きてしまった大きすぎる原発事故にとても動揺していて、どうしていいかわからないのが本音のところであり、小佐古さんのように、良心に目覚められる例もあるので諦めずに、一人ひとりが行政を動かすように働きかけて下さいと仰っていました。

やりますよ~!皆で一緒にがんばりましょう!!
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