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03.28.08:39
ドイツ 脱原発 緑の党 躍進
ドイツの州議会選挙の出口調査結果に喜ぶ90年連合・緑の党支持者(ロイター=共同)
ドイツ、福島事故で反原発党倍増 州議選、与党敗北へ(3/28 05:23)
【ベルリン共同】
ドイツのメルケル政権が「今年の最重要選挙」と位置付けた南西部バーデン・ビュルテンベルク州の州議会選挙の投開票が27日、行われた。
主要テレビの開票予測では、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)など与党側が敗北の公算で、反原発を掲げる90年連合・緑の党の得票率は前回選挙から約2倍に躍進するなど野党側が勝利の見込みだ。
選挙期間中に福島第1原発の事故が発生。州内に4基の原発があることから、エネルギー政策が最大の争点となっていた。
同州はCDUが、1953年から政権を担っている同党の牙城。事故を受けて原発の稼働年数延長の従来計画を再検討しているメルケル政権は、原発政策の大幅な見直しを迫られそうだ。
予測では、CDUと同州で連立を組む自由民主党(FDP)の与党合計得票率は約44%(前回は54・9%)。これに対し、緑の党と社会民主党(SPD)の野党2党は合計約47%(同36・9%)。特に、緑の党が約24%と前回の11・7%から急伸。
また、SPDが州政権を握る西部ラインラント・プファルツ州でも27日、州議会選挙の投票が行われ、緑の党が躍進した。
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