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陽・紫空雲舎/ラシクウシャ

ラシクウシャとは、あなたらしく、わたしらしくそんな自然体の人たちの集う場所という意味です。 周りの情報や環境に流されることなく、大人も子供も自分のもともと持っている感覚を信じ、それぞれが安心して自分らしく生きられる、そんな場所を作りたいと思っています。
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02.02.18:39

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  • 02/02/18:39

04.17.18:06

シェーナウの想い

ドイツ、黒い森(シュヴァルツヴァルド)の街、シェーナウ。どこにでもあるような、静かで穏やかで、皆が顔なじみの美しい街。

1986年、ウクライナのチェルノブイリで起った悲劇を発端に、穏やかなシェーナウの人々の暮らしは一変します。チェルノブイリと同様、近くに原発を臨むこの街で、子ども­の未来に不安を持つ親たちが集まり、住民運動を始めたのです。

「原子力のない未来を求める親の会」。かれらの最初の活動は、小さなテントをたてて情報センターにし、放射線物質を防ぐための生活情報を発信することでした。何を食べてよ­くて、何がだめなのか。被ばくによって何が起るのか。その危険は、私たちのすぐ近くの原発からも、もたらされるのでは?

彼らはまた、チェルノブイリ村の人々——とくにその子どもたちをほおっておくことができませんでした。被ばくした子どもの癌検診のためにと資金を送り、さらに村の子どもた­ちをシェーナウの森に招待しました。彼らはチェルノブイリの子どもたちに伝えたかったのです、「シェーナウは、あなたたちを忘れない。ずっとあなたたちの側にいる」と。

それは、原子力と闘うことを意味していました。

原子力のない未来を願う親たちの、小さな住民運動は、やがて電力革命を巻き起こし、ついにドイツの電力史を塗り替えます。これはそのシェーナウの人々の思いを綴ったドキュ­メンタリーです。

シェーナウの電力網を握る「ラインフェルデン電力」。シェーナウにはこの発電所に頼る以外に、電力を得る手段が一つもありませんでした。

「原子力のない未来を目指す親たちの会」のメンバーはこのモノポリ会社に、「脱原発」、「自然エネルギー発電への転換」そして「電力を消費すればするほど安くなる料金プラ­ンを見直すように」と訴えるのですが、冷たく門前払いされてしまいます。この巨大会社の関心は、とにかく安く発電し、それをできるだけ多く売りさばくことにしかなかったの­です。

「原子力と闘う——それは、国の巨大モノポリと闘うことなのだ・・・」

どうしようもない無力感が、彼らを襲います。しかしその先に湧いた怒りが、子どもを持つ親たちを動かしました。彼らは「原子力による電力をなるべくつかわない」という方法­でラインフェルデンに抵抗の意思を示そうと、町を挙げての節電キャンペーンを実施。たった一年で、街全体で10%の節電効果をたたき出します。

この効果に力を得た彼らは、「シェーナウを自然エネルギーで生きる街にしよう」とさらなる夢を描きます。

1991年。ラインフェルデン電力との独占契約の継続更新を4年後にひかえていたこの年、シェーナウの町議会は、ラインフェルデン電力から100,000マルクのお金と引­き換えに一つの提案を受けます。「4年後をまたずにいま、今後20年間の電力供給について早期の独占契約を結ばないか。」100,000マルク?——小さな街の議会は湧き­ました。

それはしかし住民グループにとって「脅迫」以外の何者でもありませんでした。こんなお金で、シェーナウはまた原子力に依存する道を選ぶのか?彼らは必死に100,000マ­ルクをかき集め、それを全て議会に寄付し、早期契約に反対をとなえました。

しかしたとえ早期契約の話が4年後に流れても、ラインフェルデン電力が独占企業である限り、4年後、街は結局また契約更新をするしかないのです。原子力エネルギーに頼り続­ける生き方はもうあり得ない、しかしラインフェルデン電力の他に一体誰がシェーナウに電力を供給できるというのだろう?

彼らの出した答えは、「それなら、自分たちで電力網(グリッド)を買い取ってしまおう」というものでした。

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原子力のない未来を願う親たちの、小さな住民運動は、やがて電力革命を巻き起こし、ついにドイツの電力史を塗り替えます。これはそのシェーナウの人々の思いを綴ったドキュ­­メンタリー。


http://d.hatena.ne.jp/masashi50/20110502/1304346498








友達から以下の案内を頂きました。
観に行こうと思います!

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映画「シェーナウの想い」
~自然エネルギー社会を子どもたちに~
 上映会&講演会

日時:2012年5月13日(日)
開演9:30~
上映会 10:00~11:00
講演会 11:10~11:50
講師   朴 勝俊(関西学院大学准教授)
会場   ひと・まち交流会 京都
      3階 第4会議室

参加費 組合員 300円
      組合員外 500円

申し込み締め切り 5月10日

申し込み先
コープ自然派組合員サービスセンター 0120-408-300
    携帯  088-603-0080
受付 月~金 9:00~18:00

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