02.02.19:13
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01.25.02:38
こども芸術大学 制作文 / こどもたちの中の宝物
<こどもたちの中から自然にでてきてくれたのもが最高の宝物>
お誕生日会の次の日のお弁当の時間、となりに座った 理恵さんが1枚の絵を出して来られました。それは昨晩アキちゃんが、書いてくれたものでした。
そこには、にこにこのおひさまパンと、「おひさまパンありがとう」のメッセージが書いてありました。
アキちゃんは今まで人に絵を書いたり、プレゼントするような事がなかったのに、はじめて自分から行動出来た様です。またその絵を書いた後掛かってきた電話にも、アキちゃんは自分から進んで出る事が出来たりしたそうで、その事を理恵さんはとても喜んでいました。
私も、意図していなかったものの、そういう事が結果的に起こってくれて、本当に何より嬉しかった。勇気をもって、やりたい事をやってみて良かったと実感した出来一日でした。
花練ちゃんも、翌日かわいい『おひさまパン』の絵を描いてくれて、てこ、てこ、てこっ…と自分で私のところまで持ってきてくれました。
花練ちゃんの首をかしげて笑う顔がなんとも愛らしくて、きよみさんのメッセージも嬉しくて喜んでいると、その様子を見ていた躍ちゃんがすかさずさらさらっと赤いクレヨンでおひさまパンの絵を描いて満面の笑みで持って来てくれたのです。
私もまた嬉しくなって、「躍ちゃんありがとう」と言うと、躍ちゃんは、「これ火で焼いたから燃えてるねん。」と…。
私が「今日は少し寒かったけど、躍ちゃんのおひさまパンのお蔭で、なんだかぽかぽかしてきたわ。」と言うと、本当にすてきな笑顔を返してくれました。
きらきら光る宝物がこども達の中からたくさん溢れて来て、そうしたこども達の様子に、私は幸せな気持ちでいっぱいになりました。
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