01.23.05:41
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01.25.02:36
こども芸術大学 制作文 / おやつ作り
ブルーベリースコーンのおやつ
<スコーン作り>
朋子さんが、「ブルーベリーのジャムがあるけど、なにかに使える?」と聞いてくれました。
私は、「えー!いいね。何にでも使えるやん。なんかおやつ作ろう!」と喜んでいると、そこに聖美さんが来て、「スコーンはどう?マクロビのいい本があるよ。」「わー、いいね。お願い。」
…ということで、次の日ブルーベリースコーンを作る事になりました。
家に帰って、家でスコーンを作るときに使う、丁度良い大きさのグラスを2つ用意していると、ふっと、「聖美さんは石鹸のワークショップの後だし、この間は少し風邪ぎみだって言ってたし、ゆっくりしたいんじゃないかな?小さい陽くんがいて大変なのに、本を持ってくるために早く学校に行かないととか、それだけでもかなりプレッシャーをかけるんじゃないか?」…と思いました。
でも、それに気がついたのは夜中の11時で、今さら電話もできないし、インターネットでマクロビのレシピを検索するとでてきたので、聖美さんにレシピみつけたので大丈夫とメールをしました。
朝8時半ごろ、メールを見ていない可能性もあるので、電話すると聖美さんたちは、すべてを用意してちょうど家をでるところでした。朝のあわただしいなか、電話してかえって悪かったかなと思っていると、聖美さんから、「花練が佳代子さんのお菓子づくりお手伝いしたい。」と言ってくれていると聞いて嬉しくなりました。
前に2チームに分かれて子供たちとピザづくりをした時、花練ちゃんは、みんなのトッピングが終わった後、みんなに見守られながら、本当に丁寧に素晴らしく仕上げてくれたのでした。
「花練はそれが楽しかったみたい。」と聖美さんが言ってくれましたが、実はもう一つ、後で知る事になる別の大切な訳があったのでした。
朝、学校に着くと、花練ちゃんは玄関のところでゆっくり腰をおろして靴を脱いでいました。そして嬉しそうに、「今日はお父さんのお誕生日。」と教えてくれました。
聖美さんが持ってきてくれたのは、マクロビオティックをされている中島デコさんの本と、レシピにでているりんごジュースの変わりのりんごとくず粉とオートミール。陽くんをおぶって、かれんちゃんを後ろに乗せて、自転車に乗って来ていてそれでなくても大変なのに、快くそうしてくれる頑張り屋さんの聖美さん。
央飛人が自転車で寝てしまったので、出来る時に出来る事をと、山から帰ってきた朋子さんと一緒に朝から生地作りを始めました。
すると、興味を持ったこども達が集まって来ます。澪はいつも家でしているから、今日はいい。と自転車に乗って遊びます。季穂ちゃんがおかあさんと材料を計るのを手伝ってくれます。論くんと芙耶ちゃんがりんごをミキサーにかけるのを手伝ってくれます。そういう時のこども達の目は真剣でとても輝いています。
その日は、京都タワー体操のお姉さんたちがやって来て、こども達と交流して下さる日で、白い衣装に身を包んだ3人のかわいいお姉さんたちと楽しそうに体操しているこどもたちを見ながら、朋子さんと生地をこねたり、後片付けをしたりしているのもいい感じです。
お昼ごはんを食べた後に生地を繰り抜こうと言い合っていたけれど、央飛人が少し風邪気味だったせいもあり、ご機嫌が悪く私は作業にはかかれません。ごめんねー。と聖美さんと花練ちゃんが生地を伸ばしたりするのを見守ります。
すると朋子さんがやってきて一緒に作業しているとまた、ほかのお母さんやこども達が入れ替わり立ち代り、スコーンが完成していきます。朋子さんと躍ちゃんや論くんや季穂ちゃんが並んで作業している姿は本当にほほえましく素適でした。
焼き上がると、躍ちゃんが来てその仕上がりに満足そう。
わたし達3人が主体になりそれぞれ自然に出来ることを出来る時にして、みんなが楽で、みんなに感謝できて、こども達もやりたい事が出来て、満足のゆく進め方が出来た、うれしい出来事でした。
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