01.23.09:02
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01.25.01:55
こども芸術大学 制作文 / おじいちゃん、おばあちゃんとの触れ合い
<おじいちゃん、おばあちゃんとの触れ合いと、生活の知恵を学ぶ>
私は小学生の頃、おじいちゃん、おばあちゃんと暮らす経験をしました。
家の側には、天然の鮎の獲れる愛知川が流れていて、そこに行くまではうっそうとした藪がありました。
おじいちゃんは藪に行っては、アケビや栗を取ってきたり、竹を切って来てそれを裂いて、籠を編んだりしました。竹馬を作ってくれたり、わらじを編んでくれたりもしました。
私はおじいちゃんってすごいな、どうしてそんな事が出来るなかなと思って見ていました。
おばあちゃんも畑仕事が上手で、夏に食べた青い香りのするトマトや瑞々しい胡瓜のおいしさは今でも忘れられません。
桃の木を植え、最初の年はまずくて食べる事が出来なかったのに、おばあちゃんが肥えをやったり、一つひとつ新聞紙でカバーをかけたりして丹念に世話をした事で、何時しかその桃も他では味わえない様な美味しいものになりました。
お手玉なども作ってくれたり、お人形の着物を作ってくれたりもしました。
おばあちゃんは髪を結って着物を着た人の絵を描いてくれて、何でこんな絵が描けるのか、いつも関心して見ていました。
「やっぱり、おばあちゃんってすごいな。」と尊敬していました。
山村で自然の恩恵を活かして暮らす知恵を持つおじいちゃんおばあちゃんから、私は多くのことを学びました。
京都にも昔から大切に引き継がれている、生活の知恵がたくさんあると思います。
そうした生活の知恵をおじいちゃんおばあちゃんから学び、受け継いでいければと思っています。
例えば地元のおばあちゃんに、切干大根の煮物やちりめん山椒、昆布の佃煮など、京のおばんざいを学びたいです。
わらじ作り、竹篭編み、竹のおもちゃづくり、お手玉なども教わり作ってみたいです。
こども達もおじいちゃんおばあちゃんと接する事で、親しみと尊敬の念を持ってもらえたら、とても嬉しいです。
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