01.23.08:59
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03.29.22:54
脱原発 田中優さん講演会
原発に頼らなくても、大丈夫!
自然エネルギー技術は日本が最先端です!
詳しくは田中優さんのお話を聴いて下さいね。
動画が見れない方の為に、お話の内容を記載させてもらいました。
放射能は、細胞分裂している時点が最も被害を受けやすい。
大人より子供、子供より胎児といった具合。
身体の内側から被曝する方がはるかに深刻。
ヨウ素はいたる所に飛んでいるが、微生物が栄養と勘違いして取り込み濃縮される。
植物がそれを吸い上げ、動物や魚がそれを食べ、食物連鎖でどんどん濃縮が進む。
外から浴びるよりも身体の内側に入れる方が危険。
ヨウ素という放射能の気体を吸い込んでしまうと、栄養と勘違いして人間もせっせと甲状腺に貯め込んでしまう。
ヨウ素は地球上に少ない物質で、あらゆる生物はそれを欲している。
だから土の中に入ったヨウ素をまず微生物が取り込み、巡り巡って人間が食べる事になるので、内部被曝が心配となる。
福島市の水道からは177ピコキューリーのヨウ素を含んだ水が出てきている。
そういう水も飲んでは危険。
放射能の被害は、10万人が1ミリシーベルトの放射能を浴びたとして、1人から37人の間でガン患者が増える。
しかしそれを放射能のせいだとは立証出来ないのである。
濃い放射能を浴びた方が、ガンになる確率は増えるが被害が出るのは10年先。
チェルノブイリ事故の時は、大人たちより先に子供たちが死んでいった。
大人たちは既に細胞分裂をあまりしていないからだ。
原発は事故を起こしていなくても、稼働している間中、周囲に住む子供たちが被害を受けているという報告がある。
しかしこのデータを出しても政府も電力会社も無視する。
だがドイツ政府が同じ事を調べたら、原発から5キロ圏内の5歳以下の子供たちが白血病にかかる確率が2倍以上高い事が分かった。
大気圏核実験をやっていた時期、1957年から1990年までの間は国内でも流産の発生率が高かった。
ただちに影響のでるレベルではないとその時も政府は言っていた。
今回、1年間に1.4ミリシーベルト以下なら浴びても大丈夫だと言われているが、ドイツが徹底的に調べた結果は、0.00009ミリシーベルトでもこの様に被害が出ていた。
私たちが選ばなくてはいけないのは、有機無農薬の空気である。
食べ物よりも、更に吸い込む空気の方が重要である。
事故から2~3週間のうちなら、野菜に付いた放射能は乗っているだけなので洗えば落ちる。
しかしそれ以上経ったものは微生物が取り込んだヨウ素を植物が吸い上げているため、野菜も牛乳も危険となる。
自分は、チェルノブイリ事故の頃、その事を知らなかったが為に、妊娠中の妻に牛乳を飲ませてしまった。
結果、自分の子供が病弱で生まれてしまい、我が子も守れないなんて自分は口だけの活動家だと反省した。
そこから自分の活動が変わった。
今回の事故で、ヨウ素剤はどこの自治体でも用意していなかった。
そして、ヨウ素剤は医師が用意するものであるとか、海藻を食べてもかえって害になるので食べないで下さいとか医師が言っていた。
しかし甲状腺の検査をする時は1週間前から海藻を取らないで下さいと医師から言われる。
やはり海藻のヨウ素が溜まるではないか。
専門家を信じてはいけない。
海藻は30グラムまでなら食べる事は確かに効果がある。
ヨウ素剤が配布されるまで待っている事はできない。
テレビではいつもレントゲンと比較するが、24時間365日レントゲンを受けている人はいない。
とても比較できないレベルである。
そして、被曝者は放射線がその人を通り抜けていったのであって、被曝者から放射能が出ているわけではない。
正しい知識を持って欲しい。
新潟の柏崎刈羽原発周辺の住民は今から40年も前に、活断層の上だからといって建設に反対していた。
しかし、建ってしまってから、あの「新潟県中越沖地震」があった時、電力会社側は「想定外」だったと言った。
活断層は現実にいくらでもある。
六ヶ所村の再処理工場、ここはたくさんの放射性物質が眠っている。
そこにも活断層は見つかっている。
しかし政府はそれを認めていない。
万が一の事があれば、北半球は人が住めなくなる。
再処理工場は電気を生みだす所ではない。電気を消費する施設だ。
私たちの電気料の3.5パーセントは利益として電力会社が得ている。
利益を増やすには架空のニーズと無駄な施設を増やすといい。
2兆4千億円もかけた「もんじゅ」がいい例だ。
2回も「もんじゅ」は試運転中に事故を起こし、現在停止している。
こんなにお金をかけて失敗したら、普通の会社だったらつぶれる。電力会社はかえって儲けになる。
広告料も必要な経費だから、その分を上乗せして電気料を取る事ができる。
そのお陰で日本ではメディアの中で最高のスポンサーとなっている。
さらにテレビ・ラジオ・新聞が全部同じ資本の我が国で、その最大のスポンサーが電力なのである。
そのせいで、まともな情報は流れて来ない。
原子力が一番安いと電力会社は言う。
しかしそこには核燃料のゴミの管理料は入っていない。
しかも日本はアメリカの3倍電気料金が高い。
先進国の中でもずば抜けて高い。
そのため、日本は国際競争力を失った。
電気料が高くて産業が外国に移ってしまったからだ。
だから原発に反対しなければならないのは産業界だ。産業界こそが反対しなければならない。
日本は毎年、原子力に5千億円という補助金を出している。
すでに50年間出し続けている。
1基3千億円で原子炉は作れる。
今54基あるが、全部補助金で作ったのと同じ。
何故こんなにも優遇するのか。
電力会社の最大のコストは発電所ではない。
送電・変電・配電である。
実は送電線の部分が最もコストが高い。
なのに東電は青森の東通原発から東京まで高圧線を引こうとしていた。
その額3兆円。
各地域で電気を作ってしまえば送電線の費用を無くす事ができる。
電力料金を安くしたかったら、各地域で発電すればいい。
自然エネルギーで小さくやっていくのが一番合理的なのに、それをやっていない。
原発のコストがどんどん上がる一方で、自然エネルギーの中では一番高くつくと言われていた太陽光発電がどんどん値段が下がってきている。
そして去年、とうとう同じになってしまい、何と現在では原子力発電よりも太陽光発電の方が安くなっていることが分かった。
だったら原発ではなく、太陽光発電や、もっと安い風力や水力を使えばいいではないか。
2009年、ヨーロッパとアメリカでは自然エネルギーが最も盛んな発電所となった。
特にヨーロッパでは新設の発電所の60パーセントが自然エネルギーである。
それは安いから。
日本では自然エネルギーなんて、高くて不安定で役に立たないとメディアでは必ず言う。
メディアは本当の事を全く紹介しない。
日本だけが自然エネルギーを認めていないのだ。
そして東京電力が東京大学に委託して調査したある面白いデータがある。
千葉県銚子市の犬吠埼の沖合いに風車を建てたらどれくらい発電するかを調べてもらったのだ。
その結果、世界最大の電力会社であり、日本の3分の1の電気を消費する東京電力の電気は、犬吠埼の沖合いに風車を並べると全部足りることが分かった。
ただし水深500メートルを超える海域にあり、経済的に利用が難しいと報告書には書いてあるが、それは従来風力発電は浅瀬に立っているからである。
ところが九州大学がこんなものを作った。
カーボンファイバーで作ってあるので海に浮く。
海に浮かんで勝手に発電する。
仕方なく、東電も25年くらい先には何とかしようと言っているが、真面目に取り組む気が無い。それが大問題。
アイスランドは地熱発電をやっている。
地熱発電で発電し終わった後、各家庭にお湯を配っている。
それでもお湯が余るので広大な温泉も作っている。
その発電所を見に行ったら日本製だった。
世界で一番優れた地熱発電は日本が作っていた。
日本は各国に地熱発電を送っている。
そして彼らが言った。
同じ島国で同じ火山国でこれだけの技術のある日本には、さぞかし地熱発電があるんでしょうね、と。
いいえ、ほとんどない。
日本がもし真面目に地熱発電をやると、今消費している電気の30パーセントをまかなえる。
犬吠埼の沖合いだけでも33パーセント、それ以外にも風力の適地なんていくらでもある。
特に海の上はものすごく効率がいい。
日本は自然エネルギーだけでおつりがくる。
輸出もできる。そういう国になれる。
小規模水力というものもある。
4.5メートルの長さがあったら、4人家族の家一軒が自給できる。
ところがこの電気、自分で使う事は許されていない。
敷地内に水が流れていればいいのだが、敷地の外だと絶対に使ってはいけない。
なぜならば私たちは電力会社からしか電気を買う事が許されていないからだ。
それは電力会社という巨大な権力を許してきたツケとなっている。
日本にはこんな風力発電もある。
風力発電はこれまで、鳥がぶつかる、低周波騒音が出ると言った難点があった。
ところが、秋田のメカロと言う小さな会社が作ったスパイラルマグナス風車。
世界初の方式で、通常のプロペラの代りにフィンを付けたスパイラル円柱翼により風車を回す。
一般のプロペラ型風車の1/4程度の低い回転数のため、騒音レベルは、風の音と区別がつかないほど静か。
ドイツ人が考案したが、作ったのは日本人。
さらにこの風車は風速50メートルの台風の風にも耐えられる。
こんなすごいものを日本人は作っている。
神戸大学院が作ったのは高効率ジャイロ式波力発電システム。
たった9メートル×15メートルという小さな発電機を海に浮かべて回すだけで、太陽光発電の15倍の45キロワットを発電する。
波があればずっと発電する。
日本の国土は狭い。しかし、海を含めると12倍になる。
海の上の波と風を活用したら日本はエネルギーの輸出国になれる。
そして省エネ製品に替えると今の電気消費の半分までに減らせる。
それだったら畳8畳分の屋根の広さの2キロワットの太陽光発電で足りる。
これにあとバッテリーさえあれば自給できる。
原発で、こんなに高い電気を命がけで作る必要はなくなる。
送電線もいらない。
スマートグリッドがこれからどんどん伸びていく。
その時に必要な省エネ製品・自然エネルギー・IT・電気自動車・バッテリーはどれも日本が世界一である。
だから、電力会社を離れてスマートグリッドで地域ごとに電気を足らしていく仕組みにしていけばいい。
電力会社に牛耳られるのでなく、日本がこれを契機に再生していくといい。
今、私たちは電気のせいで命を脅かされるという事態になっている。
電気が必要だと思い込まされているが、私たちが本当に必要としていたのは電気だったんではない。
明るさ・ぬくもり・便利さなのだ。
それを実現させる為にここから社会を変えていきたい。
今は本当に悲惨な事態になっているが、これを糧にしてこれからは安全な社会を作っていきたい。
子供たちのためにもっといい未来を残してやりたい。
その時に必要なのは特別な人の能力ではなく、いろんな人の小さな能力を組み合わせる事。
小さな力が結集する事によって社会が変わっていく。
<まとめここまで>
いかがですか?
私たちが知らない素晴らしい発電方法が、こんなにたくさんあるのです。
私たち日本人は世界に誇れる技術を持っているのです。
原発に反対しない方がいるのは、原発が無かったら電気が作れないと電力会社と政府に洗脳させられているからです。
でも、原発が無くても日本は立派に電気が作れます。
原発の呪縛から、どうか目を覚まして下さい。
原発がどんなに危険なものかを理解して下さい。
多くの人の命と引き替えに、利権だけで成り立っている原発なんて、私たちには一番いらないものなのです。
http://ameblo.jp/aries-misa/day-20110323.html
misaのブログより転載
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