01.23.05:48
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10.10.00:13
赦免地踊り
10月10日、今日は八瀬のお祭り「赦免地踊り」の日です。
灯籠踊(とうろうおどり)ともいわれ,透彫りの見事な切子灯籠(きりことうろう)を頭にのせた女装の青年(灯籠着(とろぎ)という)や美しく化粧した少女の踊り子たちが行列を組んで天満宮社まで音頭を囃しながら練り歩き、夜通し唄を歌いながら踊り続けた(現在は、10時まで)という風情あふれる祭りです。
花笠をかぶった少女たちの踊りも行われ、これも中世の風流踊りの伝統を受け継ぐもので、京都市登録無形民俗文化財に指定されています。
延元元年(1336年)、後醍醐天皇が比叡山への行幸の際、警護を務めた八瀬童子(やせどうじ)が誉められ、永久に八瀬の土地租税を赦免され、それへの感謝の念で始まりました。宝永4年(1707年)八瀬村と比叡山との争いの際、老中、秋元但馬守(あきのもとたじまのかみ)の裁断で救われ、この恩に感謝して、秋元神社を建立し踊りを奉納したのが由来と伝えられています。
でも雨が降ったら無くなってしまうと聞きました。
天気予報では雨と出ています。
よく知っている子達が、踊り子として出られるし、
余興で、日舞を一緒にお稽古している男の子たちが
「一寸法師」を凛々しく踊る予定です。
この日の為に子どもたちはお稽古をがんばってきました。
晴れて、お祭りができるようにと祈るばかりです…
夜中にブログの記事を書いて眠りました。 朝になり、すぐに天気予報を見ると、なんと
晴れに変わっていました!
きっと祈りが通じたのですね!!
そして赦免地踊りのお祭りが無事、行われました。
お囃子が響き、神社への参道を美しい灯篭がゆらゆらと行列し進んでいく様は、幻想的で夢の中にいるようです。
赦免地踊りをみていると、過去現在未来が永劫繋がっているような感覚になります。踊り子さんがみんな知っている子たちで嬉しくなります。
素直さのびやかさがつたわり、とってもかわいかったです。
余興では日本舞踊をお稽古している男の子たちによる「一寸法師」、
とても元気に上手に踊れていました。
「日本の伝統を子どもたちに」と八瀬の子どもたちにずっと日本舞踊のお稽古をつけて下さっていた、若柳金弥先生の思いが重なって、感無量になり、涙があふれました。
天国から、子どもたちの様子を観にきて下さっていたのだと思います。
娘の澪と手をつなぎ、幸せな気持ちで歩いた参道の美しいパノラマを
ずっと覚えていたいです。
ありがとうございました!
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