01.23.05:45
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07.01.17:15
放射性物質の汚泥 新たな基準
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110624/k10013755421000.html
東日本を中心に各地の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出されている問題で、農林水産省は放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり200ベクレル以下のものについては、流通ルートなどを管理したうえで、肥料として利用できるとする新たな基準をまとめました。
この問題は、東日本を中心に各地の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が相次いで検出されているものです。
政府は、先週、放射性物質が検出された汚泥などの取り扱いについて、肥料用としては一律に「出荷を自粛する」とした方針を示しましたが、農林水産省は、24日、新たに肥料に使う場合の基準をまとめました。基準では、放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり200ベクレル以下の汚泥や汚泥の焼却灰は肥料として利用できるとし、不法投棄を防ぐため、帳簿などを作成して、流通を管理するとしています。基準以下であれば、長期間、農地にまいたとしても、土の中の放射性セシウムの濃度は過去40年程度の変動の範囲内に抑えられるということです。一方、再来年3月までの特例として、集落排水などで発生した汚泥で放射性セシウムの濃度が周辺の農地の土壌よりも低く、1キログラム当たり1000ベクレル以下であれば地域内に限って、肥料としての利用を認めるとしています。農林水産省は「肥料の製造業者への立ち入り検査の際に放射性物質の濃度についても検査を行い、基準が守られているかチェックしていく」と話しています。
農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/caesium/index.html
子ども達を守る為、抗議の電話を!
03-3502-8111(代表)
私も2回電話しましたが、抗議の電話が殺到していて繋がりません。
農林水産省に国民の声を反映させるべく、みんなで電話を鳴りっぱなし状態にしましょう!
関東方面ではすでに汚染腐葉土が出回っている!?
投稿者の方からのコメント
ホームセンターで売っている腐葉土から強い放射線が出ていると聞き測定してきました。
確かに、2μSv/hオーバーのものがあり、これは使いたくないです。
学校や幼稚園に卸していたら危険だと思います。
機種はSOEKS-01M(Ver1.3L) 6/24
埼玉県内のホームセンターです。
測定値12回測定し、最大値最小値を除いた数値を平均しています。
β線遮蔽アルミ板は2.4mmの物を使用
・ホームセンター入り口空間 0.17μSv/h
・バーク入り腐葉土 直置き 2.54μSv/h
・バーク入り腐葉土 1m離れた地点 0.38μSv/h
・バーク入り腐葉土 1m離れた地点 0.37μSv/h(アルミでβ線遮蔽)
・ゴールデン粒状培養土 直置き 0.87μSv/h
・鹿沼土(バーク入り腐葉土と同メーカー) 直置き 0.19μSv/h
バーク入り腐葉土と、ゴールデンは近づいただけでカウント数が跳ね上がります。他の腐葉土、培養土などは少し調べたところでは通常と変わらなかったように思い
ますが、しっかり平均取ると違いが出るかもしれません。
福島第1原発事故 都内の下水処理場の汚泥から放射性物質
国は明確な処分方法示せず 放射性物質の影響が、下水処理で生じる汚泥にも及んでいる。
東京・立川市の下水処理場で、下水を処理して発生した汚泥から放射性物質が検出され、再利用などができず、敷地内に積まれたままとなっている。
白い防護服を着た作業員。家庭などから排出された下水を処理する、東京・立川市の下水処理場。
立川市は5月、下水を処理して発生した汚泥から、1kgあたり1,161ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。
放射性物質は、現在も検出されている
。放射線量を計測すると、0.1マイクロシーベルト前後を推移していた。
この汚泥の処理をめぐって、今、新たな問題が起きている。
汚泥は焼却炉で焼却され、セメントなどに再利用されてきたが、放射性物質が検出されたため、引き取り手がなく、袋に詰められ、積まれたままの状態になっている。
通常、家庭で排出される下水は、その一部が、水洗トイレなどの洗浄用水として再利用されている。
そして、一方の汚泥は焼却されて、その灰がセメントや有機肥料の原料としてリサイクルされている。
しかし、錦町下水処理場の服部敏之場長は「セメント会社で受け入れをしてくれなくなりました。
現在63袋で、21.5トン入ってます。(この部屋は)6月いっぱいで、いっぱいになるという状況です」と話した。
こうした光景は、別の下水処理場でも見られる。
神奈川・川崎市の施設では、汚泥を焼却した焼却灰から放射線が検出されたため、搬送ができずに、敷地内に積まれた状態になっている。
川崎市・入江崎総合スラッジセンターの大河内 孝所長は「6月6日時点で,263.5トン仮置きしています。
この焼却炉の建屋内で、今週いっぱいで仮置きの場所がなくなってしまいます」と話した。
深刻化しつつある、放射線に汚染された汚泥の処理問題。
立川市の下水処理場から出た灰をリサイクルする業者は、「安全性というか、そういった基準がきちんと示されない以上はですね、なかなか使用するのが難しいという状況なのかと思います」と話した。
リサイクルの見通しが立たないまま、焼却された灰を袋に詰める作業員。
作業員は「今はまだいいですけど、暑くなってくると熱中症が心配されるので。
ずっと...、と考えると、困りますよね。置き場の問題もありますし」と話した。
さらに、放射性物質に汚染された汚泥をめぐっては、新たな現実も。
長野・諏訪市の下水処理場「クリーンレイク諏訪」では、2008年以降、汚泥を焼却した灰に、 1トンあたり、最大およそ2kgの金が含まれていることが判明した。
処理場で出る煙は灰を含んでいて、最終的に装置で灰を取り除く。
金は、その中に濃縮されて含まれていた。
なぜ、灰の中に金が含まれているのか、くわしいメカニズムはわかっていないが、長野県では、この金を含んだ灰を売却して、毎年、数千万円の利益を上げてきた。
ところが、福島第1原発の事故を受け、5月に汚泥を調べたところ、放射性セシウムを検出。
それにより、汚泥を売却できず、倉庫に保管されたままだという。
これらの下水処理施設で発生した汚染された汚泥について、国は明確な処分方法を示せていない。
諏訪建設事務所流域下水道課の降幡成敏さんは「早めに基準が出れば対応できるが、対応もできない状況なので、そのへんを早めにしていただきたい」と話した。
7日、枝野官房長官は会見で、関係省庁と検討していて、自治体と相談したいと述べるにとどめている。
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国は放射能汚泥の処理に困りに困った上で決めた基準だとは思いますが、他の方法を再検討して欲しいです。
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